マイケルが心に描いた「最先端」のヴィジョンは世界を変え、「普遍」となった。
Thriller 40th

全世界売り上げ累計1億枚超。
〈人類史上最大セールス〉を記録した
モンスター・アルバムが、
新たな興奮と共に今再び甦る!
発売!!

Michael Jackson Thriller 40

マイケル・ジャクソン|スリラー
40周年記念エクスパンデッド・エディション

Michael Jackson Thriller 40th Logo

《マイケル・ジャクソン『スリラー』が打ち立てた偉業の数々》

■全世界売り上げ累計1億枚超。(1985年、ギネスブック「史上最も売れたアルバム」に認定)
■ビルボード・アルバムTOP10に80週エントリー。
■ビルボード・アルバム・チャート、通算37週ナンバー1。
■1984年グラミー賞12部門ノミネート。最多8部門受賞(ALBUM/SONG OF THE YEAR含む)。
・最優秀アルバム賞
・最優秀レコード賞(「ビート・イット」)
・最優秀男性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス(「スリラー」)
・最優秀男性ロック・ヴォーカル・パフォーマンス(「ビート・イット」)
・最優秀男性R&Bヴォーカル・パフォーマンス(「ビリー・ジーン」)
・最優秀R&Bソング(「ビリー・ジーン」)
・最優秀プロデューサー(クインシー・ジョーンズとマイケル・ジャクソン)
・最優秀アルバム技術賞- クラシック以外(ブルース・スウェディエン)
■シングル・カット曲7曲全てビルボード・シングルチャートTOP10入り(うち2が曲ナンバー1)。
■1984年オリコン・年間LP、カセットテープ、CDチャート(現在の総合アルバム)3部門でナンバー1。
■2009年、米国議会図書館のアメリカ国立フィルム登録簿に、MVとして唯一「スリラー」が選出
Michael Jackson Thriller 40th 2CD

マイケル・ジャクソン『スリラー』
40周年記念エクスパンデッド・エディション

発売

CD2枚組/SICP31586-7/¥4,400(税込)
●シルバー・スリーブケース仕様
●28Pカラー・ブックレット
【日本盤のみの追加仕様】
●高品質Blu-Spec CD2
●68P日本語ブックレット
◎ライムスター宇多丸、『スリラー』のMV革命を語る!
◎『スリラー』 ストーリー:“ボーダレス” な音楽を手にいれるまで+『スリラー』全曲解説(高橋芳朗)
◎『スリラー』 1982年初発売時ライナーノーツ(湯川れい子)
●英文ライナーノーツ訳
●歌詞・対訳付

CD 1

『THRILLER』スリラー:オリジナル・アルバム【全9曲】

  1. WANNA BE STARTIN’ SOMETHIN’ *|スタート・サムシング
    (Michael Jackson) 全米5位
  2. BABY BE MINE|ベイビー・ビー・マイン
    (Rod Temperton)
  3. THE GIRL IS MINE (with Paul McCartney)*|ガール・イズ・マイン(withポール・マッカートニー)
    (Michael Jackson) 全米2位
  4. THRILLER|スリラー
    (Rod Temperton) 全米4位
  5. BEAT IT*|今夜はビート・イット
    (Michael Jackson) 全米1位
  6. BILLIE JEAN*|ビリー・ジーン
    (Michael Jackson) 全米1位
  7. HUMAN NATURE|ヒューマン・ネイチャー
    (Steve Porcaro and John Bettis) 全米7位
  8. P.Y.T.(Pretty Young Thing)|P.Y.T(Pretty Young Thing)
    (James Ingram and Quincy Jones) 全米10位
  9. THE LADY IN MY LIFE|レディ・イン・マイ・ライフ
    (Rod Temperton)
Original Album Produced by Quincy Jones / * Co-Produced by Michael Jackson
Recorded and mixed by Bruce Swedien
CD 2

『Previously Unreleased & Rare Tracks』完全未発表 & レア音源【全10曲:6曲が完全未発表音源】

  1. STARLIGHT|スターライト
    (Rod Temperton) 完全未発表音源

    世界が「スリラー」として知る曲には、最初違うタイトルと歌詞が付いていた。元々、書かれた時のタイトルは「スターライト」だったが、もっと怖い雰囲気を出してほしいとマイケルとクインシーから依頼されたロッドは歌詞を書き直し、タイトルも「スリラー」に一新。この原曲「スターライト」はこれまで発表されたことがない。

  2. GOT THE HOTS(DEMO)|ガット・ザ・ホット〈デモ〉
    (Rod Temperton)

    これもロッド・テンパートンが『スリラー』のために書き下ろしたものの、収録されなかった曲だ。最終的には2008年、世界各国ごとの収録曲で発売されたベスト・アルバム『キング・オブ・ポップ』のいくつかのエディションに収録されている。

  3. WHO DO YOU KNOW(DEMO)|フー・ドゥ・ユー・ノウ〈デモ〉
    (Michael Jackson) 完全未発表音源

    マイケルがこの曲の作曲と制作に初めてとりかかったのは1980年だったが、1982年2月の段階でもまだ作業は続いており、『スリラー』収録曲の候補にあがったが、最終的に収録されなかった。このデモは完全未発表音源である。

  4. CAROUSEL|カルーセル(メリーゴーランド)
    (Michael Sembello, Don Freeman)

    マイケル・センベロが共作し、『スリラー』収録曲9曲のうちの1曲になる予定だったこの曲だが、新たに候補に上がった「ヒューマン・ネイチャー」が代わって収録されることになった。

  5. BEHIND THE MASK -MIKE’S MIX(DEMO)|ビハインド・ザ・マスク〈デモ〉
    (Michael Jackson, Chris Mosdell and Ryuichi Sakamoto) 完全未発表音源

    イエロー・マジック・オーケストラがオリジナルの、この曲のインストゥルメンタル・レコーディングを耳にしたマイケルは、歌詞付きのヴァージョンを作らせてもらえないかとグループに連絡を取る。快諾を得たマイケルは歌詞を書き、デモを録音。自宅スタジオにクインシー・ジョーンズ、ロッド・テンパートン、グレッグ・フィリンゲインスを招いての試聴会で、「ビリー・ジーン」、「ビート・イット」、「スタート・サムシング」と共に、このデモも披露された。残念ながら「Behind The Mask」はアルバム『スリラー』には収録されず、その後、マイケルは何年も作業を続けていたが、最終的にはアルバム『MICHAEL』(2010)で完成ヴァージョンが発表された。このマイケルによるオリジナル・デモはこれまでリリースされたことがない。

  6. CAN’T GET OUTTA THE RAIN|キャント・ゲット・アウタ・ザ・レイン
    (Michael Jackson and Quincy Jones)

    マイケルとクインシーによって共作されたこの曲は『スリラー』には収録されず、アルバムからの1st シングル「ガール・イズ・マイン」のB面曲としてリリースされた。

  7. THE TOY(DEMO)|ザ・トイ〈デモ〉
    (Michael Jackson) 完全未発表音源

    リチャード・プライヤー主演の同名映画にインスパイアされた曲。『スリラー』には収録されなかったが、マイケルは制作を続け、「I Am Your Joy」という曲が出来上がった。その後、何年間もマイケルは曲に手直しを加え、最終的には、アルバム『MICHAEL』(2010)に「ベスト・オブ・ジョイ」というタイトルで収録された。この曲の原型となるオリジナル・ヴァージョンがリリースされるのは今回が初めて。

  8. SUNSET DRIVER(DEMO)|サンセット・ドライヴァー〈デモ〉
    (Michael Jackson)

    元々はマイケルがアルバム『スリラー』のために書いた曲。『バッド』への収録も検討されたが、完成には至らず、2004年の『アルティメット・コレクション』にボーナストラックとして収録された。

  9. WHAT A LOVELY WAY TO GO(DEMO)|ホワット・ア・ラヴリー・ウェイ・トゥ・ゴー〈デモ〉
    (Michael Jackson) 完全未発表音源

    元々、この曲をマイケルは1970年代後半に書いたのだが、アルバム『スリラー』のための曲作りをしていた時に再び取り上げた。結局、アルバムには収録されず、現在までリリースされたことがなかった。

  10. SHE’S TROUBLE(DEMO)|シーズ・トラブル〈デモ〉
    (Terry Britten, Bill Livsey and Sue Shifrin) 完全未発表音源

    『スリラー』への候補曲として、ソングライターであるテリー・ブリテン、スー・シフリン、ウィリアム・リヴジーはこの曲をクインシーに提出。マイケルはデモを録音したものの、アルバムには収録されず、その後ソングライターたちから他のアーティストの手に渡り、レコーディングされ、リリースされた。マイケルのデモが公開されるのは今回が初めて。

THRILLER 40 CREDITS
Executive Producers: John Branca and John McClain
Project Supervising Executive: Karen Langford
Mastered by Brian “Big Bass” Gardner at Brian Gardner Mastering Lake Arrowhead, CA

人類史上最も売れたアルバム、
キング・オブ・ポップ=マイケル・ジャクソン 『スリラー』 の
40周年記念盤が11月18日に発売!

〈人類史上最も売れたアルバム〉であるマイケル・ジャクソン『スリラー』 の発売40周年を記念して、『スリラー』のオリジナル盤に、アルバム制作当時の未発表曲などファン待望のサプライズ満載のディスクを加えたCD2枚組の40周年記念盤、『Michael Jackson Thriller 40』『スリラー〈40周年記念エクスパンデッド・エディション〉』) が11月18日にリリースすると発表。

『スリラー』は現在までに全世界で1億枚を超える売上を記録している。

マイケル・ジャクソン『スリラー』

米国では、Walmart(ウォルマート)とTarget(ターゲット)が、『スリラー』オリジナル・アルバムの限定アナログ盤をヴァージョン違いでそれぞれ発売する。Walmartでは、40周年記念ジャケット仕様、Targetでは『Thriller 40』特製ターンテーブルマット付きのヴァージョンとなっている。またMobile Fidelity社からは、オリジナル・アナログ・マスターテープからリマスターを行い、高音質RTIプレスによる、4万枚限定のシリアルナンバー入りUltraDisc One-Step/33回転/180g重量盤の1LP、さらにはハイブリッドSACDの『スリラー』オリジナル・アルバムが発売予定となっている。(『スリラー』のUltraDisc One-Step/45回転/180g 重量盤2LPセットも後日リリース予定)。

グラミー賞史上最多の8部門受賞の他、あらゆる音楽ジャンルの垣根を打ち破り、ポップミュージックと音楽ビデオの概念を永久に変えることになったマイケルの壮大なる作品に敬意を表し、これから年末にかけて、数々のキャンペーンが予定されている。マイケル・ジャクソンの『スリラー』は、1982年11月30日の発売以来、ビルボード・アルバム・チャートに500週以上ランクインし、累計1億枚以上のアルバム・セールスを記録している。その40周年記念キャンペーンの第1弾として、現在 『Thriller 40』特別ロゴ入り新商品が、MichaelJackson.com https://www.michaeljackson.com のウェブストアで独占販売中だ。

『スリラー』は、ビルボード・アルバム・チャートで通算37週間にわたって1位を独走するという輝かしい記録を達成。また、発売からの80週間、アルバム・チャートのTOP10内にとどまり続けた史上初のアルバムであり、この偉業を『スリラー』以外で達成したタイトルは、その後の40年間でたった1枚しか存在しない。ビルボード・アルバム・チャート112週目(1984年10月30日)には、全米レコード協会(RIAA)による史上初の20xプラチナ・アルバムに認定。2015年には史上初のx30プラチナ・アルバムに、現在は34xプラチナ・アルバムに認定されている。

世界的に見ても『スリラー』は、イギリス、フランス、イタリア、オーストラリア、デンマーク、ベルギー、南アフリカ、スペイン、アイルランド、ニュージーランド、カナダ、アパルトヘイト下の南アフリカなど、事実上、世界すべての国で1位を獲得。日本でも1984年のオリコン総合アルバム・チャートで年間1位となり、現在までに200万枚以上の国内セールスを記録している。1985年には「史上最も売れたアルバム」としてギネスブックに認定され、1億枚以上のセールスを誇る〈人類史上最も売れたアルバム〉であり続けている。このアルバムからの7曲がトップ10シングルになり、「ビート・イット」、「ビリー・ジーン」がナンバーワンに輝いた。

MICHAEL JACKSON「Billie Jean」1983(Official Video)

『スリラー』の音楽は、それまでのロック、ポップ、ソウルのどんな定義をも覆す、当時としては、他に類を見ないユニークなものだった。ポップとロックの新たな融合の形を示す「ビート・イット」でのエディ・ヴァン・ヘイレンの煽情的なギターは、黒人音楽と白人音楽の長年にわたる隔たりをかき消すかのようである。2人の男──1人は白人、もう1人は黒人──がある女の子をめぐって軽口を叩き合う「ガール・イズ・マイン」 (with ポール・マッカートニー)。同時に、アフリカに根ざした「スタート・サムシング」や、R&Bをベースにした「ビリー・ジーン」のような曲も収録されている。

MICHAEL JACKSON「Beat It」1983(Official Video)

マイケルは、映像を通じて物語を伝え、壮大なスケールで楽しませるという改革に取り組むが、壁にぶつかる。官能的な映像美にドラマティックなストーリー、華麗な振り付けを誇る「ビリー・ジーン」だったが、ほぼ白人のロック・アーティストのビデオだけを流していた、登場まもないMTVは放映を拒否。エピックは粘った。いったんその壁が崩れると、MTVの視聴率は急上昇し、アフリカ系アメリカ人アーティストの世代にとっての扉は開かれた。「マイケルはMTVのジャッキー・ロビンソンだった」と文化評論家のトゥーレは言う。

MICHAEL JACKSON「Thriller」1983(Official Video)

続いて公開された、短編映画のような忘れ難い「ビート・イット」のビデオで、マイケルは音楽とダンスの力で対立する2組のギャングを一つにした。そして「スリラー」だ。1983年にロサンゼルスAVCOシアターでプレミア公開され、3週間にわたって連日ソールドアウトを記録。後にも先にも、これほどの興奮を呼んだビデオは他にはなく、40年後の今もなお、多くの人々の記憶に残り、心を捉えて離さない。米国議会図書館のアメリカ国立フィルム登録簿に、ミュージックビデオとして唯一、「スリラー」が選出されたことがそれを物語っている。

Thriller off shot
Photo:Stephen Vaughan

『スリラー』 とマイケルの他のヒットアルバムからの音楽は、ラスヴェガス、マンダレイ・ベイ・リゾート&カジノ内マイケル・ジャクソン・ワン・シアターで上演中の 『マイケル・ジャクソンONE』、さらにはニューヨーク、ニール・サイモン劇場で絶賛を浴び、トニー賞10部門にノミネートされた(主演男優賞ほか4部門を受賞)ブロードウェイ・ミュージカル 『MJ The Musical』 で楽しむことができる。マイケルは累計10億枚以上のレコードを売り上げ、現在も世界で最も音楽がストリーミングされるアーティストの一人だ。

Thriller Back

マイケル・ジャクソン

1958年8月29日、米インディアナ州ゲイリー生まれ。’66年、兄弟とともにジャクソン・ファイヴを結成、モータウンからデビューすると「帰ってほしいの」「ABC」など次々にヒットを飛ばして70年代初めの音楽シーンを彩る。EPICに移籍してソロ転身後、’82年に発表した『スリラー』はMTV時代を象徴する凝ったミュージック・ビデオの効果も手伝って1億枚以上の驚異的なセールスを記録。その後も『BAD』『デンジャラス』とモンスター・ヒットを連発し、“キング・オブ・ポップ”として世界のポピュラー・ミュージック・シーンの頂点に君臨。シンガーとしてだけでなく、パフォーマーとして、コンポーザーとして、ダンサーとして、音楽プロデューサーとして、ビジュアル・プロデューサーとして、あらゆる分野でPOPミュージックの最高到達点を示し、後年のアーティストやクリエイターたちに計り知れない影響を与え続けている。

2009年6月25日、ロサンゼルスにて急逝。享年50歳。死後も人気は衰えず、マイケルの音楽的な偉業と、パフォーマーとしてのかけがえの無い存在感への評価、彼が生涯放ち続けたメッセージへの理解、そして何よりその人間的な魅力への共感は、国籍・人種・性別も超えたあらゆる世代に及んでいる。


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