荒内 佑 (cero) × 柳樂光隆 スペシャル対談 『エスペラント』『GREAT TRACKS』が持つ重層性と普遍性 こちら▶

柳樂光隆 × 門脇綱生 スペシャル対談 現在的な視点から再解釈する『エスペラント』『GREAT TRACKS』 こちら▶

レーベルのために選曲、レーベル名を冠した坂本龍一の
ニュー・コンピレーションアナログ盤

GREAT TRACKS

レーベル“GREAT TRACKS”のために選曲された4曲を、12インチ45回転のアナログ盤にコンパイルしたコンピレーション・アルバム。
1985年ラジオ番組に送られたデモ・テープが切っ掛けで制作された『STEPPIN’ INTO ASIA』
1986年に発売されたアルバム『未来派野郎』から『黄土高原』、『Ballet Mécanique』の2曲
1987年NEOGEOツアー直後にバンド・メンバーをスタジオに集め収録された『BEHIND THE MASK』の4曲を収録

Mastered by Bernie Grundman
株式会社ソニー・ミュージック ソリューションズ静岡工場プレス

プロデュース:坂本龍一

吉村栄一氏による2020年最新楽曲解説 & GREAT TRACKSプロデューサー滝瀬茂氏による『教授との仕事』収録

2020.7.22 release

3,300yen+tax

完全生産限定

MHJL-139

Sony Music Shopで購入

- 収録曲 -

Side A

  1. 黄土高原 (1986年発売)
  2. Ballet Mécanique (1986年発売)

Side B

  1. BEHIND THE MASK (1987年発売)
  2. STEPPIN’INTO ASIA (1985年発売)

実験作にして最高傑作、ハイテクでテクノなエスニック・ミュージック
1985年発表『エスペラント』をアナログ盤でリイシュー

エスペラント

前衛舞踏家モリサ・フェンレイの依頼によって制作された「架空の民族音楽」というコンセプトを反映する楽曲で構成されるアルバム。
フェアライトCMIを徹底的に駆使して作られた人工美あふれる民俗音楽に、アート・リンゼイのノイジーなギターを要所で取り入れ、それらが渾然一体となった形式にとらわれない音楽は、坂本龍一が目指したハイテクでテクノな普遍的エスニック・ミュージック。
電子音楽、前衛音楽としての近年の再評価進む本作は、坂本龍一もフェイバリットの1枚に挙げる自身のキャリアにおける重要作。
(オリジナル・リリース:1985年ミディレコードより)

Sony Music Studios Tokyoでのカッティング
株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ静岡工場プレス

プロデュース:坂本龍一

吉村栄一氏による2020年最新解説書&坂本龍一コメント収録

2020.7.22 release

3,700yen+tax

完全生産限定

MHJL-138

Sony Music Shopで購入

- 収録曲 -

Side A

  1. A WONGGA DANCE SONG
  2. THE "DREAMING"
  3. A RAIN SONG
  4. DOLPHINS
  5. A HUMAN TUBE

Side B

  1. ADELIC PENGUINS
  2. A CARVED STONE
  3. ULU WATU

荒内 佑 (cero) × 柳樂光隆 スペシャル対談

『エスペラント』『GREAT TRACKS』が持つ重層性と普遍性

坂本龍一『エスペラント』『GREAT TRACKS』の幅広く、入り組んだ音楽性を誰に語ってもらおうかと考えた時に、その普遍性だけでなく、今の音楽を聴いているリスナーのために語ることができる人にお願いしたいと思っていた。例えば、それは“フライング・ロータスとつるんでいたり、サンダーキャットにサンプリングされている坂本龍一”も語ってくれそうな人、とでも言えばいいだろうか。そんな基準で考えたときにceroの荒内佑の名前が出てくるのはceroのファンにとっても少し意外な人選かもしれない。

現在の日本を代表するバンドでもあり、アルバムをリリースするごとにその音楽を変化/進化させているceroのインタビューを読んでいると荒内さんが語るceroの音楽に込めた意図や構造の話はいつも示唆に満ちていたし、あらゆるジャンル/時代の音楽について言及する中でクラシックや現代音楽の話も織り交ぜる人だった。なので、僕はもし彼が坂本龍一の音楽をあまり聴いていなかったとしても、今回聴いてもらってそこで感じたことを話してもらえば、それだけで面白い記事になるんじゃないかと考えた。ただ、実際に話を聞いたら予想外の展開で、僕としてはうれしい誤算ばかりだった。

柳樂光隆 × 門脇綱生 スペシャル対談

現在的な視点から再解釈する『エスペラント』『GREAT TRACKS』

坂本龍一の『エスペラント』、そして80年代の楽曲をまとめた『GREAT TRCKS』がレコードで再発された。それらに収録された名曲群は様々な切り口で語ることができるものばかりで、これまでにも散々語られてきた。ただ、それらはいつの時代でも現在とも接続できるポテンシャルを秘めているのは誰の目にも明らかだった。

ここでは『エスペラント』『GREAT TRACKS』を門脇綱生さんに語ってもらうことにした。門脇さんは2020年7月にリリースされた『ニューエイジ・ミュージック・ディスクガイド』の監修者で、京都にあるレコード・ショップ「Meditations」のスタッフ/バイヤーだ。1993年生まれの門脇さんは近年、バレアリックやヴェイパーウェイヴといったムーヴメントを経て、再評価が起き、ニューエイジ・リヴァイヴァル的な新譜もリリースされたニューエイジの動向を一冊にまとめている。そこでは80年代の日本の音楽も再発見もされていた。

ここでは門脇さんに『エスペラント』『GREAT TRACKS』を軸に語ってもらうことで現在的な視点からの坂本龍一の再解釈を試みています。

坂本龍一 アナログ盤リイシュー記念対談第3回 藤井丈司(音楽プロデューサー)× 滝瀬茂(GREAT TRACKSプロデューサー)

坂本龍一 アナログ盤リイシュー記念対談第2回 藤井丈司(音楽プロデューサー)× 滝瀬茂(GREAT TRACKSプロデューサー)

記念対談 第1回はこちら


坂本龍一、84年発表のアルバムをアナログ復刻!

音楽図鑑

従来までのはっきりしたコンセプトに基づいて制作する方法とは異なり、
スタジオにて先入観なしに出てくる音を記録していく手段を取って制作された。
1年8か月の時間をかけ制作された本作は無国籍的な美しい雰囲気と気品が漂う。
(オリジナル・リリース:1984年ミディレコードより)

Mastered by Bernie Grundman
株式会社ソニー・ミュージック ソリューションズ静岡工場プレス

参加ミュージシャン:高橋幸宏、細野晴臣、大村憲司、近藤等則、山下達郎
清水靖晃、ムーンライダーズ白井良明、武川雅寛など

吉村栄一氏による2020年最新解説書&坂本龍一コメント収録

2020.3.25 release

3,700yen+tax

完全生産限定

MHJL-137

Sony Music Shopで購入

- 収録曲 -

Side A

  1. TIBETAN DANCE
  2. ETUDE
  3. PARADISE LOST
  4. SELF PORTRAIT

Side B

  1. 旅の極北
  2. M.A.Y.IN THE BACKYARD
  3. 羽の林で
  4. 森の人
  5. A TRIBUTE TO N.J.P

坂本龍一、80〜81年発表のアルバムシングル3作をアナログ復刻!

左うでの夢

1981年発売の坂本龍一の3作目のソロ作品。
「歌はうまさじゃなく声色、ヘタでも自己表現としては音楽の中で最高のもの」
坂本龍一ヴォーカルが大々的にフィーチャーされた作品となっている。

Vinyl Mastered by Bernie Grundman at Bernie Grundman Mastering/静岡プレス

プロデュース:坂本龍一、ロビン・スコット
参加ミュージシャン:エイドリアン・ブリュー、仙波清彦、高橋幸宏、細野晴臣ほか

坂本龍一最新取材テキストを交えた書き下ろしライナーノーツ(執筆:吉村栄一)付属。

2019.11.27 release

3,700yen+tax

完全生産限定盤

MHJL-122

Sony Music Shopで購入

- 収録曲 -

Side 1

  1. ぼくのかけら
    作詞:糸井重里 / 作曲:坂本龍一
  2. サルとユキとゴミのこども
    作詞:糸井重里 / 作曲:坂本龍一
  3. かちゃくちゃねぇ
    作詞:矢野顕子 / 作曲:坂本龍一
  4. The Garden Of Poppies
    作曲:坂本龍一
  5. Relâché
    作曲:坂本龍一、ロビン・スコット、エイドリアン・ブリュー

Side 2

  1. Tell'em To Me
    作詞:矢野顕子 / 作曲:坂本龍一
  2. Living In The Dark
    作詞:かしぶち哲郎 / 作曲:坂本龍一
  3. Slat Dance
    作曲:坂本龍一
  4. Venezia
    作詞:かしぶち哲郎 / 作曲:坂本龍一
  5. サルの家
    作曲:坂本龍一

WAR HEAD

1980発売の坂本龍一の第1弾ソロ・シングル。
発売当時の6面ポスター仕様、クリアパープル・カラーヴァイナルを再現

Vinyl Mastered by Bernie Grundman at Bernie Grundman Mastering/静岡プレス

クリス・モスデル、細野晴臣、高橋幸宏、大村憲司が参加。

- 収録曲 -

Side 1

  1. WAR HEAD

Side 2

  1. LEXINGTON QUEEN

2019.11.27 release

1,800yen+tax

完全生産限定盤

MHKL-21

Sony Music Shopで購入

「WAR HEAD」解説 吉村栄一

開封の儀


Front Line

1981発売の坂本龍一の第2弾ソロ・シングル。
本作品の録音はYMOの『BGM』と同時期に行われた。クリアブルー・カラーヴァイナル仕様にてリイシュー

Vinyl Mastered by Bernie Grundman at Bernie Grundman Mastering/静岡プレス

ボーカルは坂本龍一、ドラムスに高橋幸宏が参加

- 収録曲 -

Side 1

  1. Front Line

Side 2

  1. Happy End

2019.11.27 release

1,800yen+tax

完全生産限定盤

MHKL-22

Sony Music Shopで購入

「Front Line」解説 吉村栄一

開封の儀

RIUICHI SAKAMOTO

坂本龍一

B-2 UNIT

2019.9.25 release

Photo by zakkubalan ©2017 Kab Inc.

「この『B-2 UNIT』は、世界的にはぼくの作品の中で映画音楽ほどは知られていないと思います。今回再発されて、世界の人にあらためて知って、聴いてもらえたらどんな感想を持たれるのか楽しみです」

坂本龍一


「坂本龍一という音楽家が、のちにポストパンクと言われるあの時代、自らの精神と肉体をぎりぎりまで追いつめつくり上げたアルバム。彼はその時、あらゆる意味で‟パンク”そのものを生きていた。」

共同プロデューサー
後藤美孝


「自分にとってもランド・マークの一枚がこの『B2-UNIT』。アナログとデジタルの端境期で、機材はアナログ、デジタル両方を使い、レコーディング、ミキシング、ダブ処理にも先端の技術を使った。未来の音楽を作っている、ダビング・トゥ・ザ・フューチャーだという意識があったんだ。」

エンジニア
デニス・ボヴェル


「1980年当時のオリジナル1/4インチ・アナログテープにドルビー・ノイズ・リダクションをかけつつ、テープスピード15ips(38cm/s)にて丁寧に再生された音源を、私のコンソールのアナログ回路でマスタリングしました。その際、この作品の音の温かみ、ダイナミックス、豊かでありながらすっきりした空間を保つことを意識しました。この先駆的なアルバムに携わることができたことを光栄に思います。」

2019リマスタリング・エンジニア
ヘバ・カドリー


坂本龍一 1980年発表 2ndソロ作品を
アナログ/SACDハイブリッド/ハイレゾ【96kHz・24bit】/通常配信
でリイシュー

1980年YMO人気が過熱する中発売された坂本龍一の2作目のソロ作品。
「音」や「音色」そのものに焦点をあて制作された今作は、時代をこえ今もなお革新的な輝きを放ち続ける過激な意欲作である。

Remastered by Heba Kadry

Disc cutting by Bernie Grundman
at Bernie Grundman Mastering/静岡プレス

プロデュース:坂本龍一、後藤美孝

参加ミュージシャン:アンディ・パートリッジ(XTC)、組原正、大村憲司

エンジニア:デニス・ボヴェル、スティーヴ・ナイ、小池光夫、寺田康彦 ほか

坂本本人をはじめ共同プロデューサーの後藤美孝(よしたか)、エンジニアを務めたデニス・ボヴェルの最新取材テキストを交えた10,000字を超える書き下ろしライナーノーツ(執筆:吉村栄一)が付属。


アナログLP

3,700yen+tax

完全生産限定盤

MHJL-101

Sony Music Shopで購入

SACDハイブリッド

3,000yen+tax

紙ジャケ仕様

MHCL-10122

Sony Music Shopで購入

ハイレゾ配信

【96kHz・24bit】

Download / Streaming

通常配信

Download / Streaming


- 収録曲 -

アナログLP

SIDE A

  1. differencia
  2. thatness and thereness
  3. participation mystique
  4. E-3A

SIDE B

  1. iconic storage
  2. riot in Lagos
  3. not the 6 o'clock news
  4. the end of europe

SACDハイブリッド/ハイレゾ/通常配信

  1. differencia
  2. thatness and thereness
  3. participation mystique
  4. E-3A
  5. iconic storage
  6. riot in Lagos
  7. not the 6 o'clock news
  8. the end of europe

Heba Kadry Photo by Daniel Dorsa.

Heba Kadry (Mastering Engineer)

エジプト出身、ブルックリンを拠点に活躍するマスタリング・エンジニアであるへバ・カドリーが手がけた作品のアーティストにはスロウダイヴ、坂本龍一、ディアハンター、ビーチ・ハウス、ケイト・ル・ボン、アレックス・G、バトルス、ジョン・マウス、Serpentwithfeet、ブロンド・レッドヘッド、スザンヌ・シアニ、ディアマンダ・ガラス、LIGHTNING BOLT、ブラック・リップス、ルーシー・ダッカス、キャス・マコームス、デスティニー・フラスケリ、マーズ・ヴォルタなどがあげられる。また「ミッドソマー」、「ジャッキー」(2017年オスカー、ベスト・オリジナル・スコア賞ノミネート作品)、「パターソン」、「ザ・デッド・ドント・ダイ」など、映画オリジナル・サウンドトラックにも数多く携わっている。

2017年、アイスランドのレジェンダリー・アーティスト ビョークの指名により、アルバム「ユートピア」のリミックスをアイスランドおよび彼女のNYスタジオで行った。ディスコグラフィ詳細に関してはこちらをご覧ください。(英語サイト:www.hebakadry.com