ピンク・フロイド 原子心母 (箱根アフロディーテ50周年記念盤) 箱根アフロディーテロゴ

日本が世界に誇る音楽遺産――ピンク・フロイドの“聖杯”初来日映像フィルム歴史的発掘!

2021年8月4日発売!!原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)

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ピンク・フロイドの初来日公演『箱根アフロディーテ』から50周年記念!

奇跡の日本独自企画――『原子心母』の7インチ紙ジャケにCDと
新たに発見されたフィルムをBDに収録した2枚組!!

●今鮮やかに甦る幻のピンク・フロイドの初来日公演『箱根アフロディーテ』映像!

●最新技術を駆使し16mmフィルムからデジタル化 、3年の月日を経てレストア

●パッケージ:『原子心母』の7インチ紙ジャケにCDと新たに発見した映像ライヴ15分+B-roll 3分をBDに収録した2枚組

●アフロディーテ50周年記念<5大特典封入>

①「未発表写真満載全60Pオールカラー・フォト・ブック」②「1971箱根アフロディーテ・パンフレット」復刻③「箱根アフロディーテ・会場案内図チラシ」復刻④「箱根アフロディーテ・チケット」復刻⑤「1971大阪公演ポスター」復刻

●デジタル・ブックレット:『追憶の“箱根アフロディーテ1971”』

(商品封入のアドレスからアクセスしていただくと、箱根アフロディーテの関係者や目撃者たちの証言、体験談、貴重秘話、血と汗と涙の物語を収録したスペシャル・ブックをご覧いただけます)

1971年夏。ピンク・フロイドの初来日公演=日本初の野外ロック・フェスティヴァル『箱根アフロディーテ』

今から50年前。1971年(昭和46年)8月6日、7日、箱根芦ノ湖畔北斜面特設ステージ(成蹊学園所有の広大な敷地「乗風台」)で日本初の野外ロック・フェスティヴァル「箱根アフロディーテ」が開催された。ヘッドライナーはピンク・フロイド。これがピンク・フロイドの初来日公演だった。

初来日のライヴ・ステージや日本に滞在するピンク・フロイドの姿を捉えた「原子心母」の映像は、これまで数多くのブートレッグにも収録され、ファンにとっては有名な映像だったが、『The Early Years』(2019年)のボックスに収録されたものも含めてクォリティの低いものしか存在せず、そのマスターの行方やこの映像が撮影されたいきさつも含めて長年の間“謎”に包まれていた。しかし、ついに当時のオリジナル・フィルムを発見、初来日から50周年となる2021年、『原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)』で、美しい映像となって鮮やかに蘇る

60年代後半、海外ではモンタレー・ポップ・フェスティバルやウッドストックが開催され、日本でも1971年、数多くの海外アーティストが来日……そんな時代背景の中、ニッポン放送は、海外アーティストを招聘した日本初の大規模野外ロック・フェスティヴァル『箱根アフロディーテ』の開催を決断。しかし、実現に至るまでの様々な困難と努力、大変なご苦労があったということはあまり知られていない……。特典のフォト・ブックにはこちらも新たに発見された数多くの未発表写真満載、そして、デジタル・ブックレット『追憶のアフロディーテ』には、当時の関係者や目撃者たちの証言と血と汗と涙の物語を収録。1971年ピンク・フロイドの初来日はいかなるものだったのか? そして、伝説の『箱根アフロディーテ』とは何だったのか? 50年前、日本のロック・ファンが初めて体験したロックフェス『箱根アフロディーテ』に関わった方々の物語から紐解き、フジロックやサマーソニックなど日本のロックフェスの原点がここにあったという歴史的事実を再検証する。

『原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)』は、ピンク・フロイドの当時最新作であった『原子心母』のCDとともに、新たに発見した『原子心母』のオリジナル・フィルムをデジタル化、レストア、Blu-rayに刻印。さらに特典として当時のパンフレット、チラシ、チケット、ポスターのレプリカ復刻し、7インチの紙ジャケットに収録。日本が世界に誇る音楽遺産ともいえる新発見映像、当時の空気感を詰め込んだスペシャル・ブックレットやパッケージとともに、半世紀前の“聖杯”に想いを馳せて欲しい。

(今回のプロモ用映像には音声を収録しておりませんが、実際の商品映像の背景には「エコーズ」が使用されています)。
ピンク・フロイド『原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)』
ピンク・フロイド『原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)』
2021年8月4日発売  SICP-6396~7   ¥6,600(税込)
CD+BD 2枚組/7インチ紙ジャケ仕様/5大特典付/<完全生産限定盤】>
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【収録内容】

  • DISC1 CD:『原子心母』Atom Heart Mother
  • 1.原子心母 Atom Heart Mother
  • a)父の叫び Father's Shout
  • b)ミルクたっぷりの乳房 Breast Milky
  • c)マザー・フォア Mother Fore
  • d)むかつくばかりのこやし Funky Dung
  • e)喉に気をつけて Mind Your Throats, Please
  • d)再現 Remergence
  • 2.もしも If
  • 3.サマー'68 Summer '68
  • 4.デブでよろよろの太陽 Fat Old Sun
  • 5.アランのサイケデリック・ブレックファスト Alan's Psychedelic Breakfast
  • a)ライズ・アンド・シャイン Rise and Shine
  • b)サニー・サイド・アップ Sunny Side Up
  • c)モーニング・グローリー Morning Glory
  • DISC2 Blu-ray Disc:
  • 1.原子心母(箱根アフロディーテ1971)Atom Heart Mother (Hakone Aphrodite 1971)
  • 2.スコット&ワッツ(箱根アフロディーテB-roll)Scott & Watts

5大特典

特典①「未発表写真満載全60Pオールカラー・フォト・ブック」

特典②「1971箱根アフロディーテ・パンフレット」復刻

特典③「箱根アフロディーテ・会場案内図チラシ」復刻

特典④「箱根アフロディーテ・チケット」復刻

特典⑤「1971大阪公演ポスター」復刻

特典①「未発表写真満載全60Pオールカラー・フォト・ブック」
特典①「未発表写真満載全60Pオールカラー・フォト・ブック」
特典②「1971箱根アフロディーテ・パンフレット」復刻
特典②「1971箱根アフロディーテ・パンフレット」復刻
特典③「箱根アフロディーテ・会場案内図チラシ」復刻
特典③「箱根アフロディーテ・会場案内図チラシ」復刻
特典③「箱根アフロディーテ・会場案内図チラシ」復刻
特典④「箱根アフロディーテ・チケット」復刻
特典⑤「箱根アフロディーテ・チケット」復刻
特典⑤「1971大阪公演ポスター」復刻
特典④「1971大阪公演ポスター」復刻

デジタル・ブックレット

<デジタル・ブックレット:『追憶の“箱根アフロディーテ1971”』)>(商品封入のアドレスからアクセスしていただくと、箱根アフロディーテの関係者や目撃者たちの証言、体験談、貴重秘話、血と汗と涙の物語を収録したスペシャル・ブックをご覧いただけます)
①まえがき(日本初の野外ロックフェス箱根アフロディーテとは?)
②『「箱根アフロディーテ」覚書 』―亀渕昭信(当時オールナイトニッポンDJ/アフロディーテ Aステージ進行担当)
③『Summer of 1971~アフロディーテの伝説』― 立川直樹
④『PINK FLOYDを目の前で観た興奮と、全く醒めることのない強烈な余韻』― 伊藤政則
⑤『1971年ピンク・フロイド大阪フェスティバルホール公演体験談』
証言者1:松居功(元イベンター、プロデューサー)当時21歳大学生。
証言者2:瀬古英男(元レコード会社宣伝)当時19歳浪人中。
証言者3:南部裕一(現イベンター)当時15歳高校生。
⑥『「箱根アフロディーテ」回想録』 ―佐々光紀(当時ニッポン放送制作部副部長/箱根アフロディーテ制作総合プロデューサー)
⑦『「アフロディーテ」命名秘話』 ―井村文彦(当時ニッポン放送事業部主任)
⑧『日本におけるコンサート音響と箱根アフロディーテ』―日比野宏明(ヒビノ株式会社取締役会長)
⑨『1971年のピンク・フロイド』――鮎沢裕之
⑩あとがき――白木哲也(幻のフィルム発見の経緯について)

箱根アフロディーテ公演 ―― 幻のフィルムを奇跡の発掘!!

ピンク・フロイド 初来日公演!箱根アフロディーテ公演 ―― 幻のフィルムを奇跡の発掘!!

『原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)』のBlu-rayに収録された映像の物語は、このフィルムを撮影した山田文明さんと永谷憲明さんに、2018年2月にお会いしてお話を聞いたところからスタートします。

ピンク・フロイドのラスト・アルバム『永遠(TOWA)』(2014年)リリース時、朝日新聞に掲載されたニック・メイスンのインタビューで箱根アフロディーテについて語っていたのを読んで、このフィルムの存在を思い出したとのことでした。「当時ボーヤ(クルー)と仲良くなって、それで急遽撮影させてもらえることになった」(当時のSound EngineerのPeter WattsとRoad managerのBrian Scott)そうで、お話を聞くにつれ、お持ちのフィルムが箱根アフロディーテのあの「原子心母」のオリジナル・フィルムであることを確信しました。

16mmフィルムの入ったフィルム缶を手渡され、そのフィルムを再生できるところに持ち込み、最初に内容を確認した時のことも鮮明に覚えています。今まで見てきた映像のクォリティとは段違い、あまりにも鮮やかで美しい、箱根アフロディーテのライヴはもとより、空港、ホテルでの記者会見、新幹線、空の色や当時の日本の風景……まさに歴史の1ページが鮮やかに蘇る、あの瞬間の何とも言えない感動は一生忘れられません。

じつは『The Early Years』のボックス・セットが計画された際、ピンク・フロイド側のアーカイビストがあらゆる手を尽くして日本のテレビ局や関係者に頼んで、この映像探しまくったが、結局見つからなかったという話を聞いていました。そのオリジナル・フィルムが現存していたということは、ピンク・フロイドにとっての歴史的な発見であると同時に、日本にとっても、世界に誇る音楽遺産となることは間違いない。まだ商品化できるかどうかもわからない中ではありましたが、とにかく早くこれを保存、デジタル化すべきだと判断し、その後16mmフィルムから一コマずつデジタル化して、 さらにノイズやゴミなども丁寧に取り除く作業も行い長い時間をかけてレストアしました。

商品化への道のりは山あり谷あり。フィルムを受け取ったのが2018年、そこから細かい部分の修復作業や、音を何度も差し替えるなど、3年以上の月日を経て完成することができました。ライヴ音源は元々がオーディエンス録音のため、通常の商品クォリティまでには至ってはいないということは重々承知しております。でも、この映像にはなんとしても初来日公演のドキュメンタリーとして、当時の音のまま行きたいという強い希望がありましたので、何卒ご了承していただけますと幸いです。

ピンク・フロイド2度目の来日公演の時にホテルでメンバーにこの映像を見せた当時の写真

ちなみに、翌年ピンク・フロイド2度目の来日公演の時にホテルでメンバーにこの映像を見せたという新事実も今回の新発見でした。その時の写真も発見され、スペシャル・ブックレット最終ページに掲載しております( リチャード・ライトが写っていませんが、リックもこのあと部屋に来てしっかり見たそうです)

残念ながら箱根アフロディーテにて撮影したフィルムはこれ以上残っていないそうですが、今回もう一つ「Scott & Watts」と題された、ピンク・フロイドのクルーを追いかけた短いドキュメント映像が発見されました。

大雨のためトラックが泥濘にはまり、動けなかったところを現地の皆さんがブルドーザーなどを駆使して動かしている様子

宿泊ホテルから、機材を積んで、トラックで箱根へ向かう模様。現地で前日の大雨のためトラックが泥濘にはまり、動けなかったところを現地の皆さんがブルドーザーなどを駆使して動かしている様子や、前日のステージの設営の模様なども垣間見ることができます。また最後の方で映る写真は1971年8月9日に行われた大阪公演時のライヴ写真。この映像はお世話になった 当時のSound EngineerのPeter WattsとRoad managerのBrian Scottのために、記念として、わざわざ編集してプレゼントした全くプライベートな映像だったそうです。3分くらいの短い映像ですが、当時の会場設営風景などの映像を見ることができるのは史上初だと思いますし、短いながらも大変歴史的価値ある映像といえるのではないかと思います。

―― 「スペシャル・ブックレット」あとがきより
白木哲也(ソニー・ミュージックレーベルズ/ピンク・フロイド現担当ディレクター)

【歴史的発見】鮮やかに蘇る50年前のピンク・フロイド

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ピンク・フロイド バイオグラフィーはこちら:http://www.pinkfloyd.jp/profile/

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