暗黒の王子の魔力に未曾有のブーストがかかる!オジーでしかあり得ない強烈無比のラインナップが結集した12thアルバム。 暗黒の王子の魔力に未曾有のブーストがかかる!オジーでしかあり得ない強烈無比のラインナップが結集した12thアルバム。

Ozzy Osbourne
- Patient Number 9 (Official Music Video) ft. Jeff Beck

2020年のアルバム『オーディナリー・マン』で劇的なカムバックを果たしたものの、衝撃の病の公表にコロナ・パンデミック、自身の感染やバイク事故の後遺症など、表舞台での活動がままならない2年半を送っていた。だが、災い転じて福となすのが“MADMAN”オジーである。前作で組んだアンドリュー・ワット(第63回グラミー賞「最優秀プロデューサー賞」受賞)がその見事な手腕を発揮し、唯一無二のオジー・ワールドを絶妙にモダナイズすると同時に全米・全英共に3位というキャリア史上最高のチャート・アアクションをもたらしたことは、オジーの創作意欲にさらなる火を付ける結果となった。そして、圧倒的に密度の濃い、ロック史上稀に見る強力なコラボレーションがここに実現した。ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、マイク・マクレディ(パール・ジャム)、ロバート・トゥルヒーヨ(メタリカ)、ダフ・マッケイガン(ガンズ・アンド・ローゼズ)、クリス・チェイニー(ジェーンズ・アディクション)、チャド・スミス(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、そしてオジーのアルバムとツアーの多くでギターのポジションを担ってきたザック・ワイルドの3作ぶりの復帰や生前最後の録音となった故テイラー・ホーキンス(フー・ファイターズ)、さらには、オジーのソロ作品にはこれが初参加となる盟友トニー・アイオミ(ブラック・サバス)と、まさにオジーでしかあり得ないギター・レジェンド、スター・ミュージシャンたちがこの『ペイシェント・ナンバー9』に華を添えている。プロデューサーには「相性が抜群に良かった」とオジーが絶賛するアンドリュー・ワットが再び起用されている。オジーに敬意を表して結集したこれらアーティストの顔ぶれを見れば、オジーの音楽的魅力がヘヴィ・メタルの枠を優に超えていることがわかるだろう。“全てのロック・ファン必聴”とはこのことだ。

オジー・オズボーン
『ペイシェント・ナンバー9

【通常盤CD】

SICP 31569 ¥2,750(税込)

2022年99日(金)発売

♰高品質Blu-spec CD2仕様 ♰ジュエル・ケース仕様 ♰解説・歌詞・対訳付

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オジー・オズボーン
『ペイシェント・ナンバー9

【初回生産限定盤CD】

SICP 31579 ¥2,750(税込)

2022年99日(金)発売

♰トッド・マクファーレン・イラスト・ジャケット仕様 ♰高品質Blu-spec CD2仕様 ♰大型ソフトパック仕様 ♰両面プリント・ポスター封入 ♰解説・歌詞・対訳付

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両面プリントポスター絵柄

【TRACK LISTING】
( )=主な参加ミュージシャン

  • 1. Patient Number 9 (ft. Jeff Beck) /
    ペイシェント・ナンバー9 (feat. ジェフ・ベック)

    (G=Jeff Beck, Andrew Watt, Zakk Wylde / B= Robert Trujillo / Dr= Chad Smith)

  • 2. Immortal (ft. Mike McCready) /
    イモータル (feat. マイク・マクレディ)

    (G=Mike McCready, Andrew Watt, Zakk Wylde / B=Duff McKagan / Dr=Chad Smith)

  • 3. Parasite (ft. Zakk Wylde) /
    パラサイト (feat. ザック・ワイルド)

    (G solo=Zakk Wylde, G=Andrew Watt / B=Robert Trujillo / Dr=Taylor Hawkins)

  • 4. No Escape From Now (ft. Tony Iommi) /
    ノー・エスケイプ・フロム・ナウ (feat. トニー・アイオミ)

    (G=Tony Iommi / B=Andrew Watt / Dr=Chad Smith)

  • 5. One Of Those Days (ft. Eric Clapton) /
    ワン・オブ・ゾウズ・デイズ (feat. エリック・クラプトン)

    (G=Eric Clapton, Andrew Watt / B=Duff McKagan / Dr=Chad Smith)

  • 6. A Thousand Shades (ft. Jeff Beck) /
    ア・サウザンド・シェイズ (feat. ジェフ・ベック)

    (G=Jeff Beck, Andrew Watt, Zakk Wylde / B=Andrew Watt / Dr=Chad Smith)

  • 7. Mr. Darkness (ft. Zakk Wylde) /
    ミスター・ダークネス (feat. ザック・ワイルド)

    (G=Zakk Wylde, Andrew Watt / B=Robert Trujillo, Jeff Beck / Dr=Taylor Hawkins)

  • 8. Nothing Feels Right (Zakk Wylde) /
    ナッシング・フィールズ・ライト (feat. ザック・ワイルド)

    (G solo=Zakk Wylde, G=Zakk Wylde & Andrew Watt / B=Chris Chaney / Dr=Chad Smith)

  • 9 . Evil Shuffle (ft. Zakk Wylde) /
    イーヴル・シャッフル (feat. ザック・ワイルド)

    (G=Zakk Wylde, Andrew Watt / B=Robert Trujillo, Andrew Watt / Dr=Chad Smith)

  • 10. Degradation Rules (ft. Tony Iommi) /
    デグレデイション・ルールズ (feat. トニー・アイオミ)

    (G=Tony Iommi, Andrew Watt / B=Robert Trujillo / Dr=Chad Smith / Harmonica=Ozzy)

  • 11. Dead And Gone /
    デッド・アンド・ゴーン

    (G=Andrew Watt, Zakk Wylde / B=Robert Trujillo / Dr=Chad Smith, Andrew Watt)

  • 12. God Only Knows /
    ゴッド・オンリー・ノウズ

    (G=Josh Homme, Zakk Wylde, Andrew Watt / B=Andrew Watt / Dr=Chad Smith, Andrew Watt)

  • 13. Darkside Blues /
    ダークサイド・ブルース

    (G=Andrew Watt / Harmonica=Ozzy / Dr= Chad Smith)

♰ Produced by Andrew Watt (Guitar, Bass, Drums, Keyboards, Piano, Backing Vocals)
♰ Mixed by Alan Moulder
♰ Mastered by Matt Colton (Metropolis Studios, London)

【アナログLP】
♰スタンダード・ブラック盤
初回のみ日本制作「帯」付輸入盤

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【アナログLP】
♰クリスタル・クリア盤
初回のみ日本制作「帯」付輸入盤

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【アナログLP】
♰レッド&ブラック・マーブル盤
初回のみ日本制作「帯」付輸入盤

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【アナログLP】
<2022/9/16発売>
♰スーパー・デラックス・ヴァイナル・ボックス
(コミック・ブック、スリップマット、ポスター入り)
※帯無し輸入盤

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【アナログLP】
♰クリスタル・クリア盤+スリップマット付
※帯無し輸入盤

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【アナログLP】
<2022/9/16発売>
♰トッド・マクファーレン・カヴァー・ヴァリアント
(イラスト・ジャケット)盤
※帯無し輸入盤

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ニュー・アルバム
『ペイシェント・ナンバー9』には、
ロック界を代表する
伝説的ミュージシャンたちが
参加している。

ここ数年、オジーは予期せぬ事態にも見舞われている。例えば、彼はパーキンソン病であると診断されていた。2020年1月にアメリカのテレビ番組『Good Morning America』にシャロンと共に出演した際、パーキンソン病と診断されて、重症度はⅡ(両手足の震え、両側の筋肉のこわばりなど)だと話している。同2月に『Los Angeles Times』の取材に応じたオジーは、最初の診断は2003年だったと告白している。パーキンソン病といえば亡くなったMR. BIGのパット・トーピーや、闘病中のJUDAS PRIESTのグレン・ティプトンも同じ病気である。『Los Angeles Times』の中でオジーは「俺はパーキンソン病で死にはしないし、人生の大半でこの病気と付き合っている」と語っていた。因みに、2018年には死に至る可能性のあるブドウ球菌感染症で手の手術を受け、翌年には上気道感染症の合併症のために入院している。「ORDINARY MAN」完成後には新型コロナに感染。2022年6月には、「残りの人生を左右する非常に大きな手術を受けた」(シャロン・オズボーン)。

(中略)

ニュー・アルバムには、ロック界を代表する伝説的ミュージシャンたちが参加している。プロデューサーのアンドリューが中心となってアイディアを出したものだったらしい。俗に3大ギタリストと呼ばれる、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジに声をかけている。「“オジー・オズボーンだって?あり得ないだろ!”と言われると思ったが、エリックとジェフが参加してくれることになった」とオジー。ジミーは「最近、ギターを弾いていない」という理由で断ったらしいが、そういう報道が出ると、「自分のプロジェクトがあるから参加しなかった」というコメントを出した。ロンドンにいるオジーのビジネス・マネージャーがジェフのマネージャーをやっていて、そのルートからアプローチしたら、「曲を送ってくれ」という返事が来た。最初のリード・トラックになった“Patient Number 9”と“A Thousand Shades”の2曲で、そのジェフが素晴らしいプレイを聴かせてくれている。「気に入らなかったら、また演るから言ってくれ」とオジーに伝言したらしい。一方、エリックは“One Of Those Days”で独特なタッチのプレイを聴かせてくれる。昔、オジーはニューヨークでエリックと会ったらしいが、雲の上の人ながら、近づきやすい雰囲気で、チャーミングで素敵な人だったと、彼は回想している。そして、朋友、トニー・アイオミの参加も特筆すべきニュースだろう。第2弾のリード・トラック“Degradation Rules”には、BLACK SABBATH時代のフリーキーなジャズのフレイヴァーを入れ込み、どこまでもヘヴィなグルーヴが渦巻いている。さらに、もう1曲、“No Escape From Here”における、静と動が交差する劇的展開に、トニーとオジーの融合の妙が見て取れるのが嬉しい。

▲オジー・オズボーン『ペイシェント・ナンバー9』ライナーノーツ(文・伊藤政則/MASA ITO)よりテキスト抜粋。フル・ヴァージョンは実際の商品でお楽しみください。

Ozzy Osbourne
- Degradation Rules (Official Vizualizer) ft. Tony Iommi

OZZY OSBOURNE
(オジー・オズボーン)

DISCOGRAPHY

♰ 『ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説』 - BLIZZARD OF OZZ(1980)
♰ 『ダイアリー・オブ・ア・マッドマン』 - DIARY OF A MADMAN(1981)
♰ 『月に吠える』 - BARK AT THE MOON(1983)
♰ 『罪と罰』 - THE ULTIMATE SIN(1986)
♰ 『ノー・レスト・フォー・ザ・ウィケッド』 - NO REST FOR THE WICKED(1988)
♰ 『ノー・モア・ティアーズ』 - NO MORE TEARS(1991)
♰ 『オズモシス』 - OZZMOSIS(1995)
♰ 『ダウン・トゥ・アース』 - DOWN TO EARTH(2001)
♰ 『アンダー・カヴァー』 - UNDER COVER(2005) *カヴァー・アルバム
♰ 『ブラック・レイン』 - BLACK RAIN(2007)
♰ 『スクリーム』 - SCREAM(2010)
♰ 『オーディナリー・マン』 - ORDINARY MAN(2020)

1948年12月生まれ。英国バーミンガム出身。
1970年ブラック・サバスのヴォーカルとしてアルバム『黒い安息日』で2月13日の金曜日にデビュー。瞬く間に人気を獲得し2ndアルバム『パラノイド』で早くも全英1位を獲得するなど、ヘヴィ・メタルの始祖的バンドのフロントマンとしてシーンの第一線で活躍するも1978年暮れにブラック・サバスを脱退(アルコールとドラッグ依存が酷く解雇)。1980年(日本は’81年)の1stアルバム『ブリザード・オブ・オズ~血塗られた英雄伝説』、翌年の2ndアルバム『ダイアリー・オブ・ア・マッドマン』でソロとしても早々に成功を収め、“ヘヴィ・メタルの帝王”としての地位を不動のものとする。鳩やコウモリを食いちぎるなどロック史に残る奇行の数々とは裏腹に、楽曲はメロディックかつキャッチーでソングライターとしても高く評価されている。ランディ・ローズ、ジェイク・E・リー、ザック・ワイルド、ガス・Gなど、名ギタリストをこれまで多数輩出してきたことでも有名である。これまでブラック・サバスで9枚、ソロとして11枚のオリジナル・アルバムを発表している。ブラック・サバス時代の作品を含め、全世界のトータル・アルバム・セールスは1億枚を超える。愛称は“OZZY” “MADMAN” “PRINCE OF DARKNESS”。

●オジー・オズボーン 日本公式サイト https://www.sonymusic.co.jp/artist/OzzyOsbourne/