落語の“今”を伝える毎日新聞落語会「渋谷に福来たる」から『毎日新聞落語会名演集』が登場。

毎日新聞落語会名演集

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毎日新聞落語会名演集 壱毎日新聞落語会名演集 弐毎日新聞落語会名演集 参

毎日新聞落語会 第壱集

毎日新聞落語会名演集 第壱集
CD3枚組 / MHCL2744~6 / ¥4,630+税
写真:横井洋司・橘蓮二 解説:濱田元子(毎日新聞学芸部編集委員)
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Disc1 柳家さん喬

抜け雀 36:49 2014/3/2 渋谷に福来たるSPECIAL2014 大吟醸vol.3収録

棒鱈 26:17 2017/4/1 渋谷に福来たるSP2017 大吟醸vol.5収録

Disc2 五街道雲助

死神 22:25 2017/4/1 渋谷に福来たるSP2017 大吟醸vol.5収録

ずっこけ 26:56 2014/3/2 渋谷に福来たるSP2014 大吟醸vol.3収録

Disc3 柳家権太楼

猫の災難 31:14 2013/3/23 渋谷に福来たるSP2013 大吟醸vol.2収録

くしゃみ講釈 33:39 2017/4/1 渋谷に福来たるSP2017 大吟醸vol.5収録

柳家さん喬柳家さん喬
プロフィール

五街道雲助五街道雲助
プロフィール

柳家権太楼柳家権太楼
プロフィール

柳家さん喬(やなぎや さんきょう)

柳家さん喬

円熟の境地にありながら、瑞々しさにあふれるさん喬師匠の高座。噺の深いところを掘り下げ、しっとりと情感あふれる語り口で、新しい世界へと導いてくれる。進化しつづける話芸は、常に「今」が聴き時である。

  • 1948年8月4日生まれ 出身:東京都墨田区本所 出囃子:鞍馬獅子
  • 1967年 5代目柳家小さんに入門、前座名「小稲」。
  • 1972年 二ツ目昇進。「さん喬」と改名。
  • 1981年3月 真打昇進。
  • 1984年 国立演芸場金賞受賞。
  • 1987年 文化庁芸術祭賞受賞。
  • 1994年 浅草芸能大賞新人賞受賞。
  • 2013年 芸術選奨文部科学大臣賞大衆芸能部門受賞。
  • 2014年 国際交流基金賞 受賞。浅草芸能大賞奨励賞受賞。
  • 2017年 紫綬褒章受章。

五街道雲助(ごかいどう くもすけ)

五街道雲助

重厚な語り口で、長編噺のみならず、軽妙な滑稽噺においても独自の世界観を紡ぎ出す。通底するのは、いつの世にも変わらないダメで愛すべき人間への温かい眼差しである。ハマると中毒になること請け合い。

  • 1948年3月2日生まれ 出身:東京都墨田区 出囃子:箱根八里
  • 1968年 10代目金原亭馬生に入門、前座名「駒七」。
  • 1972年 二つ目昇進時に「五街道雲助」と改名。
  • 1979年 「第2回 にっかん飛切落語会」努力賞受賞。
  • 1980年 「第3回 にっかん飛切落語会」若手落語家奨励賞受賞。
  • 1981年3月 真打昇進。
  • 2009年 文化庁芸術祭優秀賞受賞。
  • 2014年 芸術選奨文部科学大臣賞大衆芸能部門受賞。
  • 2016年 紫綬褒章を受章。

柳家権太楼(やなぎや ごんたろう)

柳家権太楼

爆笑派の”称号”を欲しいままにする。こってり演じながらも、心理描写の緻密さはピカいち。愛嬌たっぷりの笑顔とともに、客席を何度もひっくり返す。古典落語の奥深さを味わわせてくれる高座は必聴もの。

  • 1947年1月24日生まれ 出身:東京都北区 出囃子:金毘羅船々
  • 1970年 5代目柳家つばめに入門、前座名「ほたる」。
  • 1974年9月 師匠つばめが他界、大師匠5代目柳家小さん門下に。
  • 1975年 二ツ目昇進。「さん光」と改名。
  • 1978年 NHK新人落語コンクール優秀賞。
  • 1980年 演芸大賞ホープ賞。
  • 1982年 真打昇進。柳家権太楼に。
  • 1987年 若手演芸大賞。
  • 2002年 浅草演芸大賞金賞。
  • 2012年 芸術選奨文部科学大臣賞大衆芸能部門。
  • 2013年 紫綬褒章を受章。

毎日新聞落語会 第弐集

CD2枚組 / MHCL2747~8 / ¥3,241+税
写真:横井洋司 解説:濱田元子(毎日新聞学芸部編集委員)
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Disc1

妾馬 30:26/春風亭一朝  2016/4/2 渋谷に福来たるSP2016収録

おすわどん 15:24/柳家喜多八 2012/3/3 渋谷に福来たるSP2012収録

ぞめき 18:55/柳家喜多八 2012/3/3 渋谷に福来たるSP2012収録

Disc2

夢の酒 26:12/入船亭扇辰 2017/4/1 渋谷に福来たるSP2017収録

子別れ 34:18/橘家文蔵 2017/4/1 渋谷に福来たるSP2017収録

春風亭一朝春風亭一朝
プロフィール

柳家喜多八柳家喜多八
プロフィール

橘家文蔵橘家文蔵
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入船亭扇辰入船亭扇辰
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春風亭一朝(しゅんぷうてい いっちょう)

春風亭一朝

江戸っ子とは、まさにこの師匠。トントントンと、さっぱりしたキレのいい口調で、落語の面白さを真っすぐに伝えてくれる。「妾馬」もしんみりさせ過ぎず、ガラッぱちの八五郎に粋がある。これぞ落語、という一席だ。

  • 1950年12月10日生まれ 出身:東京都足立区千住 出囃子:菖蒲浴衣
  • 1968年 5代目春風亭柳朝に入門、前座名「朝太郎」。
  • 1973年 二ツ目昇進。「一朝」と改名。
  • 1982年 真打昇進。
  • 1984年 国立演芸場花形演芸大賞受賞。
  • 1986年 若手花形落語会で芸術祭賞受賞。
  • 2013年 第30回浅草芸能大賞奨励賞受賞。

柳家喜多八(やなぎや きたはち)

柳家喜多八

けだるい空気から醸し出す、得も言われぬ色気と愛嬌。唯一無二の存在であっただけに、2016年、芸盛りでの早世が惜しまれる。珍しい噺を好んでかけた喜多八。「おすわどん」「ぞめき」から、そんな意気が感じられる。

  • 1949年10月14日生まれ 出身:東京都練馬区 出囃子:梅の栄
  • 1977年 10代目柳家小三治に入門、前座名「小より」。
  • 1981年 二ツ目昇進。「小八」と改名。
  • 1993年 真打昇進。「喜多八」と改名。
  • 2016年5月17日 逝去。享年66歳。

橘家文蔵(たちばなや ぶんぞう)

橘家文蔵

2016年に師匠の名跡の二代目を継いで、貫禄が増し、高座にもますます磨きがかかる。豪快で大胆かつ、緻密で繊細。そのアンビバレントなところが文蔵の魅力である。そんな文蔵ならでは、情愛あふれる「子別れ」が心に染みいる。

  • 1962年3月25日生まれ 出身:東京都江戸川区小岩 出囃子:三下りかっこ
  • 1986年 2代目橘家文蔵に入門、前座名「かな文」。
  • 1990年 二ツ目昇進。「文吾」と改名。
  • 2001年 真打昇進。「文左衛門」と改名。
  • 2004年 彩の国落語大賞殊勲賞受賞。
  • 2016年 3代目橘家文蔵を襲名。

入船亭扇辰(いりふねてい せんたつ)

入船亭扇辰

巧さが際立つ扇辰も、円熟期に差しかかり充実ぶりと勢いがさらに増す。師匠扇橋の噺を受け継ぎ、珍しい噺も手がける。緻密な人物造形、情景描写が鮮やかな「夢の酒」は、扇辰の真骨頂と言えるだろう。

  • 1964年2月13日 出身:新潟県長岡市 出囃子:から傘
  • 1989年 9代目入船亭扇橋に入門、前座名「扇たつ」。
  • 1993年 二ツ目に昇進。「扇辰」と改名。
  • 1998・99年 にっかん飛切り落語会努力賞受賞。
  • 2001年 にっかん飛切り落語会奨励賞受賞。
  • 2002年 真打に昇進。
  • 2007年 国立演芸場花形演芸大賞銀賞受賞。
  • 2008年 国立演芸場花形演芸大賞金賞受賞。

毎日新聞落語会 第参集

毎日新聞落語会名演集 第参集
CD2枚組 / MHCL2750~1 / ¥3,241+税
写真:横井洋司 解説:濱田元子(毎日新聞学芸部編集委員)
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Disc1

短命 24:41/古今亭菊之丞 2017/4/1 渋谷に福来たるSP2017収録

臆病源兵衛 22:45/隅田川馬石 2014/9/9 渋谷に福来たるvol.14収録

Disc2

化物使い 30:27/桃月庵白酒 2015/8/20 渋谷に福来たるSP2015収録

大安売り 21:07/三遊亭兼好 2017/4/2 渋谷に福来たるSP2017収録

古今亭菊之丞古今亭菊之丞
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桃月庵白酒桃月庵白酒
プロフィール

隅田川馬石隅田川馬石
プロフィール

三遊亭兼好三遊亭兼好
プロフィール

古今亭菊之丞(ここんてい きくのじょう)

古今亭菊之丞(ここんてい きくのじょう)

華あり、色気あり、口跡もよしとくれば、歌舞伎役者ならさしずめ千両役者。若旦那や幇間はもちろん、間抜けな男や、クセのある男も冴えた話芸で活写する。菊之丞演じる「短命」は、話に上がるだけの美人も鮮やかに浮かぶ。

  • 1972年10月7日生まれ 出身地:東京都渋谷区西原 出囃子:元禄花見踊り
  • 1991年 古今亭圓聴くに入門。前座名「菊之丞」。
  • 1994年 二ツ目昇進。
  • 1998年 北とぴあ若手落語家競演会北とぴあ大賞受賞。
  • 2002年 NHK新人演芸大賞落語部門大賞受賞。
  • 2003年 真打昇進。
  • 2008,9,11年 国立演芸場花形演芸会金賞。
  • 2013年 第63回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
  • 2017年 第71回芸術祭賞 優秀賞受賞。

桃月庵白酒(とうげつあん はくしゅ)

桃月庵白酒(とうげつあん はくしゅ)

さわやかな口跡で、さらりと毒を放つ。噺を深く掘り下げ、現代をうがつ鋭い視線が、古典落語に新たな息吹を与え、爆笑を誘う。「化物使い」はそんな白酒の真骨頂が詰まった1席。聴き慣れた噺が、なんと新鮮なことか。

  • 1968年12月16日生まれ 出身地:鹿児島県 出囃子:江戸
  • 1992年 五街道雲助に入門、前座名「はたご」。
  • 1995年 二ツ目昇進。「喜助」に改名。
  • 1999年 第71回 芸術祭賞 優秀賞受賞。
  • 2005年 第10回 林家彦六賞 受賞。
  • 2005年 真打昇進。「三代目桃月庵白酒」を襲名。
  • 2008年 国立演芸場花形演芸会銀賞受賞。
  • 2010年 国立演芸場花形演芸会金賞受賞。
  • 2011年 国立演芸場花形演芸会大賞受賞。
  • 2011年 彩の国落語大賞受賞。
  • 2018年 第68回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。

隅田川馬石(すみだがわ ばせき)

隅田川馬石(すみだがわ ばせき)

実力派ぞろいの五街道雲助一門にあって、三遊亭円朝の長編から滑稽噺までみっちり聴かせる本格派。関西出身ながら、江戸の粋を感じさせる端正な高座で引きつける。師匠ゆずりの「臆病源兵衛」は、その魅力が遺憾なく発揮される。

  • 1969年7月14日生まれ 出身地:兵庫県西脇市 出囃子:め組の合方
  • 1991年 石坂浩二主宰劇団急旋回に入団。
  • 1993年 五街道雲助に入門、前座名「わたし」。
  • 1997年 二ツ目昇進、「佐助」に改名。
  • 1999年 平成11年度北とぴあ若手落語家競演会奨励賞受賞。
  • 2007年 真打昇進。「隅田川馬石」襲名。
  • 2007年 第12回 林家彦六賞受賞。
  • 2012年 第67回文化庁芸術祭大衆芸能部門新人賞受賞。

三遊亭兼好(さんゆうてい けんこう)

三遊亭兼好

軽妙でひょうひょうとした語り口で、繰り出される毒も、瞬く間に楽しい笑いに変えてしまう。客席の空気をつかむセンスの良さは天性のもの。「大安売り」のような滑稽噺の小品にそんな持ち味が遺憾なく発揮される。

  • 1970年1月11日生まれ 出身地:福島県会津若松市 出囃子:さんげさんげ
  • 1998年 三遊亭好楽に入門、前座名「好作」。
  • 2002年 二ツ目昇進、「好二郎」に改名。
  • 2006年 にっかん飛切落語会若手落語家表彰努力賞受賞。
  • 2007年 にっかん飛切落語会奨励賞受賞。
  • 2008年 第13回 林家彦六賞受賞。
  • 2008年 真打昇進。「兼好」と改名。
  • 2014年 彩の国落語大賞受賞。

★今年も開催!!★

渋谷に福来たるSPECIAL2018 ~落語フェスティバル的な~

2018年4月13日(金)~15日(日)

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