石原詢子自身大ファンだと公言するレジェンド・アーティスト三浦和人との初のコラボ作品。
三浦和人は結成していたフォーク・デュオ「雅夢」時代から、ソロとして活躍する現在も、その温かく繊細な歌声と、切なく描かれる出逢いと別れのドラマを歌う世界観が、石原詢子にとって、長らく憧れ続けるアーティストである。今作は、そんな石原詢子の「いつかきっと、三浦さんのメロディーを歌いたい」という思いが叶った夢のコラボレーション。三浦和人が、石原詢子のためにメロディーを書下ろし、石原自身が歌詞を載せ、編曲には音楽プロデューサーとしても名高い樫原伸彦を迎え、作家・ボーカリスト石原詢子として新たな第一歩を踏み出す。カップリングには石原の愛唱歌でもある名曲、三浦和人作詞・作曲、雅夢の「愛はかげろう」をカバー。令和に生まれた、切なさが心に染み入るフォーク・歌謡ドラマにそっと耳を傾け、優しい時を感じて欲しい。

■石原詢子

1988年CBSソニーよりデビュー。気さくで天真爛漫なキャラクターと詩吟の家元、師範でもある確かな歌唱力で演歌、カラオケファンに支持され続け、NHK紅白歌合戦出場2回。これまでにもテレビ・ラジオの司会やテーマソングを担当し、CMやゲームキャラクターにもなるなど親しみやすい演歌歌手として活躍。冠ラジオ「しあわせ演歌・石原詢子です」は2005年にスタートし、20年を迎える長寿番組。

■いとう冨士子

石原詢子の作家ネーム。これまでにも自身のシングル「逢いたい、今すぐあなたに・・・。」「五島椿」「風花岬」などのスマッシュヒットの作詞、作曲を手掛ける。

■三浦和人

1958年6月10日生まれ、兵庫県宍粟郡（現・宍粟市）出身のシンガー・ソングライター。フォーク・デュオ“雅夢”（がむ）を結成し、80年に「愛はかげろう」でレコード・デビュー。同曲の大ヒットで一躍その名が知られ、解散後はソロ活動を開始。現在も楽曲制作やライヴ活動を精力的に展開し続け、2025年デビュー45周年を迎えた日本を代表するレジェンド・アーティスト。

■樫原伸彦

音楽プロデューサー、作・編曲家として幅広いジャンルで活躍。これまでに尾崎豊、柳ジョージ、世良公則、JAYWALK等の音楽プロデュースを担当。他、西田敏行・堀江淳・やしきたかじん・椎名恵・中森明菜・中山美穂・本田美奈子・SMAPなど多くの作・編曲に携わる。三浦和人とはライブバンドのメンバーとしても共演。

■雅夢「愛はかげろう」

1980年5月に開催された『第19回ヤマハポピュラーソングコンテスト』にて優秀曲賞を受賞。
1980年9月25日にテイチクレコード / ユニオンレコードから発売された雅夢のデビューシングル。
発売翌年1981年に入ってから、オリコンチャート週間3位まで上昇し、61.9万枚を売上げる大ヒットとなった。
三浦和人ソロとしてもセルフカバーされ、これまでに、中森明菜や増田恵子などにもカバーされるなど、時代を超えて今もなお愛される名曲。