2021年5月24日、ボブ・ディランは80歳を迎える。

1960年代から2020年代に至る60年間に渡って繰り広げられた
ロックで魅惑的なディランの物語は、今もなお続いています。

同じ時代を生きている事に感謝を込めて、
いつまでも若くありますように。

生誕80年記念SINCE 1991

The Bootleg Seriesボブ・ディラン|ブートレッグ・シリーズ

ブートレッグ・シリーズは1991年の第一回発売から今年で30周年を迎える長期に渡るシリーズで、発表の度に高い評価を得てきた。生誕80年を祝って、長らく品切れしていた4タイトルの再プレスを行いブートレッグ・シリーズの全13タイトルが揃う事になる。どうぞこの機会をお見逃しなく!

ボブ・ディラン/ブートレッグ・シリーズ第1〜3集 (Bob Dylan/The Bootleg Series Volumes 1–3 (Rare & Unreleased) 1961–1991)
ボブ・ディラン/ロイヤル・アルバート・ホール(ブートレッグ・シリーズ第4集) (Bob Dylan/The Bootleg Series Vol. 4: Bob Dylan Live 1966, The Royal Albert Hall Concert)
ボブ・ディラン/ローリング・サンダー・レヴュー(ブートレッグ・シリーズ第5集) (Bob Dylan/The Bootleg Series Vol. 5: Bob Dylan Live 1975, The Rolling Thunder Revue)
ボブ・ディラン/アット・フィルハーモニック・ホール(ブートレッグ・シリーズ第6集) (Bob Dylan/The Bootleg Series Vol. 6: Bob Dylan Live 1964, Concert at Philharmonic Hall)
ボブ・ディラン/ノー・ディレクション・ホーム:ザ・サウンドトラック(ブートレッグ・ シリーズ第7集) (Bob Dylan/The Bootleg Series Vol. 7: No Direction Home: The Soundtrack)
ボブ・ディラン/テル・テイル・サインズ(ブートレッグ・シリーズ第8集) (Bob Dylan/The Bootleg Series Vol. 8: Tell Tale Signs)
ボブ・ディラン/ザ・ウィットマーク・デモ(ブートレッグ・シリーズ第9集) (Bob Dylan/The Bootleg Series Vol. 9: The Witmark Demos: 1962-1964)
ボブ・ディラン/アナザー・セルフ・ポートレイト(ブートレッグ・シリーズ第10集) (Bob Dylan/The Bootleg Series Vol. 10: Another Self Portrait (1969–1971))
ボブ・ディラン/ベースメント・テープス・ロウ(ブートレッグ・シリーズ第11集) (Bob Dylan/The Bootleg Series Vol. 11: The Basement Tapes Raw)
ボブ・ディラン/ザ・ベスト・オブ・カッティング・エッジ1965-1966(ブートレッグ・シリーズ第12集) (Bob Dylan/The Bootleg Series Vol. 12: The Cutting Edge 1965–1966)
ボブ・ディラン/トラブル・ノー・モア(ブートレッグ・シリーズ第13集) (Bob Dylan/The Bootleg Series Vol. 13: Trouble No More)
ボブ・ディラン/モア・ブラッド、モア・トラックス(ブートレッグ・シリーズ第14集) (Bob Dylan/The Bootleg Series Vol. 14: More Blood, More Tracks)
ボブ・ディラン/トラヴェリン・スルー(ブートレッグ・シリーズ第15集) (Bob Dylan/The Bootleg Series Vol. 15: Travelin' Thru)
ボブ・ディラン/THE BEST OF THE BOOTLEG SERIES/ストリーミング

ブートレッグ・シリーズ第1〜3集The Bootleg Series Volumes 1–3 (Rare & Unreleased) 1961–1991(1991年発表)

1991年発表作品。多作なボブ・ディランには膨大な曲がレコーディングされ未発表なまま残っており、それらはこれまで非公式な海賊盤を通じてしか聴く事が出来なかった。自ら海賊盤と謳ったこのCD3枚組となる企画には全部で58曲が、初めて日の目を見る歌の数々も含め、年代順に最高の音質で並べられている。「風に吹かれて」の元になった感動的なトラディショナル、代表的な名曲である「時代は変る」「ライク・ア・ローリング・ストーン」のデモもしくはリハーサル・ヴァージョン、「愚かな風」のニュアンスが異なる短めな別ヴァージョン、そして何故お蔵入りになったのか不可解な傑作「ブラインド・ウィリー・マクテル」等を収録し、シリーズ第一弾に相応しい大作となった。

  1. [Disc 1]
  2. 1.辛いニューヨーク
  3. 2.友だちだった彼
  4. 3.路上の男
  5. 4.競買はたくさんだ
  6. 5.ハウス・カーペンター
  7. 6.ベア・マウンテン・ピクニック大虐殺ブルース
  8. 7.レット・ミー・ダイ・イン・マイ・フットステップス
  9. 8.ランブリング、ギャンブリング・ウィリー
  10. 9.ハヴァ・ナギラ・ブルース
  11. 10.なさけないことはやめてくれ
  12. 11.ウォリッド・ブルーズ
  13. 12.キングスポート・タウン
  14. 13.その道をくだって
  15. 14.ウォールズ・オブ・レッド・ウイング
  16. 15.パス・オブ・ヴィクトリー
  17. 16.ジョン・バーチ・パラノイド・ブルース
  18. 17.デイビー・ムーアを殺したのは誰?
  19. 18.オンリー・ア・ホーボー
  20. 19.ムーンシャイナー
  21. 20.船が入ってくるとき
  22. 21.時代は変る
  23. 22.ウディ・ガスリーへの最後の思い
  1. [Disc 2]
  2. 1.七つののろい
  3. 2.エターナル・サークル
  4. 3.スージーの歌
  5. 4.ママ、ユー・ビーン・オン・マイ・マインド
  6. 5.さらば、アンジェリーナ
  7. 6.サブタレニアン・ホームシック・ブルース
  8. 7.出ていくのなら
  9. 8.有刺鉄線の上で
  10. 9.ライク・ア・ローリング・ストーン
  11. 10.悲しみは果てしなく
  12. 11.アイル・キープ・イット・ウィズ・マイン
  13. 12.シーズ・ユア・ラヴァー・ナウ
  14. 13.アイ・シャル・ビー・リリースト
  15. 14.サンタフェ
  16. 15.イフ・ナット・フォー・ユー
  17. 16.ウォールフラワー
  18. 17.あなたのほかは
  19. 18.ブルーにこんがらがって
  20. 19.コール・レター・ブルーズ
  21. 20.愚かな風
  1. [Disc 3]
  2. 1.彼女にあったら、よろしくと
  3. 2.金の櫂
  4. 3.キャットフィッシュ
  5. 4.セヴン・デイズ
  6. 5.イェ・シャル・ビー・チェンジド
  7. 6.エヴリィ・グレイン・オブ・サンド
  8. 7.ユー・チェンジド・マイ・ライフ
  9. 8.女がいるのさ
  10. 9.アンジェリーナ
  11. 10.私をとりこにした人
  12. 11.テル・ミー
  13. 12.ロード・プロテクト・マイチャイルド
  14. 13.フット・オブ・プライド
  15. 14.ブラインド・ウィリー・マクテル
  16. 15.フォーリング・フロム・ザ・スカイ
  17. 16.夢のつづき

ロイヤル・アルバート・ホール(ブートレッグ・シリーズ第4集)The Bootleg Series Vol. 4: Bob Dylan Live 1966, The "Royal Albert Hall" Concert(1998年発表)

1998年発表作品。よく知られた海賊盤と同様、1966年5月17日、マンチェスターのフリー・トレード・センターでのライヴを『ロイヤル・アルバート・ホール』と称して公式発売。傑作『ブロンド・オン・ブロンド』の発売を挟んで行われたヨーロッパ・ツアー時の録音で、フォークからロックへの移行期にあたりエレクトリック・サウンドが気に入らない観客によるブーイングが渦巻く公演となった。特にこの日の客席から「ユダ!(裏切者)」と罵声を浴びせられながらもロックするディランの姿は、ロックンロールの歴史の中で語り継がれ伝説となっている。公演はアコースティックそしてザ・ホークス(後のザ・バンド)を率いてのエレクトリック・セットという2部形式で行われた。

  1. [Disc 1]
  2. 1.シー・ビロングス・トゥ・ミー
  3. 2.フォース・タイム・アラウンド
  4. 3.ジョアンナのヴィジョン
  5. 4.イッツ・オール・オーバー・ナウ、ベイビー・ブルー
  6. 5.廃墟の街
  7. 6.女の如く
  8. 7.ミスター・タンブリン・マン
  9. 8.ライク・ア・ローリング・ストーン
  1. [Disc 2]
  2. 1.テル・ミー・ママ
  3. 2.アイ・ドント・ビリーヴ・ユー
  4. 3.連れてってよ
  5. 4.親指トムのブルースのように
  6. 5.ひょう皮のふちなし帽
  7. 6.いつもの朝に
  8. 7.やせっぽちのバラッド
  9. 8.ライク・ア・ローリング・ストーン

ローリング・サンダー・レヴュー(ブートレッグ・シリーズ第5集)The Bootleg Series Vol. 5: Bob Dylan Live 1975, The Rolling Thunder Revue(2002年発表)

2002年発表作品。ボブ・ディランのライヴ活動のなかで、もっとも異色なツアーだったローリング・サンダー・レヴューをまとめた企画。1975年11月19日ウースターと11月20日ハーバード・スクエア公演は元々ライヴ・アルバムのために録音されており、その2公演と11月21日ボストン、12月4日モントリオールの公演よりベストな楽曲をセレクトしたCD2枚組となった。ボブ・ディランは顔を白く塗ったり、マスクをつけたりしながら、鬼気せまるヴォーカルで、アメリカ建国200年に湧く1975年に、ショ─ビジネス化し肥大化したロック・ミュージックへ一石を投じる。それはアメリカの再発見と60年代の理想を追い求めたツアーでもあり、今後のディランのライヴ活動を示唆する事となった。

  1. [Disc 1]
  2. 1.今宵はきみと
  3. 2.悲しきベイブ
  4. 3.はげしい雨が降る
  5. 4.ハッティ・キャロルの寂しい死
  6. 5.ドゥランゴのロマンス
  7. 6.イシス
  8. 7.ミスター・タンブリン・マン
  9. 8.運命のひとひねり
  10. 9.風に吹かれて
  11. 10.ママ、ユー・ビーン・オン・マイ・マインド
  12. 11.アイ・シャル・ビー・リリースト
  1. [Disc 2]
  2. 1.イッツ・オール・オーバー・ナウ、ベイビー・ブルー
  3. 2.ラヴ・マイナス・ゼロ/ノー・リミット
  4. 3.ブルーにこんがらがって
  5. 4.ザ・ウォーター・イズ・ワイド
  6. 5.悲しみは果てしなく
  7. 6.オー、シスター
  8. 7.ハリケーン
  9. 8.コーヒーもう一杯
  10. 9.サラ
  11. 10.女の如く
  12. 11.天国への扉

アット・フィルハーモニック・ホール(ブートレッグ・シリーズ第6集)The Bootleg Series Vol. 6: Bob Dylan Live 1964, Concert at Philharmonic Hall(2004年発表)

2004年発表作品。1964年10月31日ニューヨークのフィルハーモニック・ホールで行われたパフォーマンスをまとめた内容で、以前より一部のファンやコレクターから“ハロウィーン・コンサート”と呼ばれていたもの。当時まだ発表前だった『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』、そして『フリーホイーリン』『時代は変る』『アナザー・サイド』の3作から選ばれた歌が19曲収録されており、ボブ・ディランの充実したフォーク時代をライヴならではの臨場感で伝える作品となった。アコースティック・ギターとハーモニカによるシンプルな演奏ながら表現豊かで説得力に満ちた歌の数々は、彼が時代の寵児ともてはやされたのを納得するに足るものだ。

  1. [Disc 1]
  2. 1.時代は変る
  3. 2.スパニッシュ・ハーレム・インシデント
  4. 3.ジョン・バーチ・パラノイド・ブルース
  5. 4.ラモーナに
  6. 5.デイビー・ムーアを殺したのは誰?
  7. 6.エデンの門
  8. 7.出ていくのなら
  9. 8.イッツ・オールライト・マ
  10. 9.アイ・ドント・ビリーヴ・ユウ
  11. 10.ミスター・タンブリン・マン
  12. 11.はげしい雨が降る
  1. [Disc 2]
  2. 1.第3次世界大戦を語るブルース
  3. 2.くよくよするなよ
  4. 3.ハッティ・キャロルの寂しい死
  5. 4.ママ、ユー・ビーン・オン・マイ・マインド
  6. 5.銀の剣
  7. 6.神が味方
  8. 7.悲しきベイブ
  9. 8.オール・アイ・リアリー・ウォント

ノー・ディレクション・ホーム:ザ・サウンドトラック(ブートレッグ・ シリーズ第7集)The Bootleg Series Vol. 7: No Direction Home: The Soundtrack(2005年発表)

2005年発表作品。マーティン・スコセッシ監督による映画『ノー・ディレクション・ホーム』のサウンドトラック盤。映画はディラン自身のインタビューを交え未発表映像や写真等をふんだんに取り入れた約3時間半にも及ぶ素晴らしい音楽ドキュメンタリーであったが、今作もそれに劣らぬ貴重な音源集となった。デビュー前となる1959年のディラン最古の録音から1966年の歴史的名盤『ブロンド・オン・ブロンド』のアウトテイクに至るまでの貴重な未発表音源、珍しいプライベート録音、未発表ライヴ音源、TV出演時音源、歴史的フェスティバルでのパフォーマンス音源、名曲の啓示に満ちたアウトテイクなど、収録の全28曲中26曲が未発表となる驚きの内容だ。

  1. [Disc 1]
  2. 1.ホエン・アイ・ガット・トラブルズ
  3. 2.ランブラー、ギャンブラー
  4. 3.我が祖国
  5. 4.ウディに捧げる歌
  6. 5.ディンクス・ソング
  7. 6.アイ・ワズ・ヤング・ホエン・アイ・レフト・ホーム
  8. 7.サリー・ギャル
  9. 8.くよくよするなよ
  10. 9.いつも悲しむ男
  11. 10.風に吹かれて
  12. 11.戦争の親玉
  13. 12.はげしい雨が降る
  14. 13.船が入ってくるとき
  15. 14.ミスター・タンブリン・マン
  16. 15.自由の鐘
  17. 16.イッツ・オール・オーバー・ナウ、ベイビー・ブルー
  1. [Disc 2]
  2. 1.シー・ビロングス・トゥ・ミー
  3. 2.マギーズ・ファーム
  4. 3.悲しみは果てしなく
  5. 4.トゥームストーン・ブルース
  6. 5.親指トムのブルースのように
  7. 6.廃墟の街
  8. 7.追憶のハイウェイ61
  9. 8.ヒョウ皮のふちなし帽
  10. 9.メンフィス・ブルース・アゲイン
  11. 10.ジョアンナのヴィジョン
  12. 11.やせっぽちのバラッド
  13. 12.ライク・ア・ローリング・ストーン

テル・テイル・サインズ(ブートレッグ・シリーズ第8集)The Bootleg Series Vol. 8: Tell Tale Signs (2008年)

2008年発表作品。これまでのブートレッグ・シリーズとはやや趣きが異なる印象的なタイトルは「秘密の暴露」を意味する。アウトテイクとか未発表曲集という言葉では形容しきれない、ニューアルバムとでも呼べそうな内容でブートレッグ・シリーズ中の最高傑作との評価もある。収録されたのは89年から06年に至る時期のセッションやライヴ音源からで、現在に続く充実した作品のきっかけともなった『オー・マーシー』と『タイム・アウト・オブ・マインド』録音時の曲が中心になっている。それらからはレコーディングにおける試行錯誤が伝わり、歌の制作過程をみているようだ。多くのファンから待望されていた未発表曲「レッド・リヴァー・ショア」も遂に収録された。

  1. [Disc 1]
  2. 1.ミシシッピ(未発表)
  3. 2.モスト・オブ・ザ・タイム(別テイク)
  4. 3.ディグニティ(ピアノ・デモ)
  5. 4.サムデイ・ベイビー(別テイク)
  6. 5.レッド・リヴァー・ショア(未発表)
  7. 6.テル・オール・ビル(別テイク)
  8. 7.ボーン・イン・タイム(未発表)
  9. 8.キャント・ウェイト(別テイク)
  10. 9.エヴリシング・イズ・ブロークン(別テイク)
  11. 10.ドリーミン・オブ・ユー(未発表)
  12. 11.ハックス・チューン
  13. 12.マーチン・トゥ・ザ・シティ(未発表)
  14. 13.ハイ・ウォーター(フォー・チャーリー・パットン)(ライヴ)
  1. [Disc 2]
  2. 1.ミシシッピ(未発表ヴァージョン#2)
  3. 2.32-20ブルース(未発表)
  4. 3.シリーズ・オブ・ドリームズ(未発表)
  5. 4.ゴッド・ノウズ(未発表)
  6. 5.キャント・エスケイプ・フロム・ユー(未発表)
  7. 6.ディグニティ(未発表)
  8. 7.鐘を鳴らせ(ライヴ)
  9. 8.コカイン・ブルース(ライヴ)
  10. 9.エイント・トーキン(別テイク)
  11. 10.ザ・ガール・オン・ザ・グリーンブライアー・ショア(ライヴ)
  12. 11.ロンサム・デイ・ブルース(ライヴ)
  13. 12.ミス・ザ・ミシシッピ(未発表)
  14. 13.ザ・ロンサム・リヴァー
  15. 14.クロス・ザ・グリーン・マウンテン

ザ・ウィットマーク・デモ(ブートレッグ・シリーズ第9集)The Bootleg Series Vol. 9: The Witmark Demos: 1962-1964(2010年)

2010年発表作品。今作に収録された最初期の歌は、音楽出版社であるリーズ・ミュージック社並びにウィットマーク&サンズ社のために録音されたデモ用の47曲になる。自ら演奏するアコースティック・ギター、ハーモニカ、ピアノ等をバックに独りで歌ったもので、若きボブ・ディランの姿が鮮やかに浮かび上がる。「風に吹かれて」「はげしい雨が降る」「時代は変る」「ミスター・タンブリン・マン」といった初期の傑作は、デモとは言え溢れ出る創作力と創造力によって表情豊かで瑞々しいテイクとなった。後にディラン自身のアルバムで発表されるが、一方でこれらを元に数多くのカバーが生まれソングライターとしての出発点を記す音源集ともなった。

  1. [Disc 1]
  2. 1.路上の男
  3. 2.辛いニューヨーク
  4. 3.プアー・ボーイ・ブルース
  5. 4.バラッド・フォー・ア・フレンド
  6. 5.ランブリング・ギャンブリング・ウィリー
  7. 6.ベア・マウンテン・ピクニック大虐殺ブルース
  8. 7.スタンディング・オン・ザ・ハイウェイ
  9. 8.路上の男
  10. 9.風に吹かれて
  11. 10.ロング・アゴー、ファー・アウェイ
  12. 11.はげしい雨が降る
  13. 12.明日は遠く
  14. 13.ザ・デス・オブ・エメット・ティル
  15. 14.レット・ミー・ダイ・イン・マイ・フットステップス
  16. 15.ホリス・ブラウンのバラッド
  17. 16.なさけないことはやめてくれ
  18. 17.ベイビー、アイム・イン・ザ・ムード・フォー・ユー
  19. 18.バウンド・トゥ・ルーズ・バウンド・トゥ・ウィン
  20. 19.オール・オーヴァー・ユー
  21. 20.アイド・ヘイト・トゥ・ビー・ユー・オン・ザット・デッドフル・デイ
  22. 21.ロング・タイム・ゴーン
  23. 22.ジョン・バーチ・パラノイド・ブルース
  24. 23.戦争の親玉
  25. 24.オックスフォード・タウン
  26. 25.フェアウェル
  1. [Disc 2]
  2. 1.くよくよするなよ
  3. 2.その道をくだって
  4. 3.アイ・シャル・ビー・フリー
  5. 4.ボブ・ディランのブルース
  6. 5.ボブ・ディランの夢
  7. 6.スペイン革のブーツ
  8. 7.北国の少女
  9. 8.七つののろい
  10. 9.ヒーロー・ブルース
  11. 10.ワッチャ・ゴナ・ドゥ?
  12. 11.ジプシー・ルー
  13. 12.エイント・ゴナ・グリーヴ
  14. 13.ジョン・ブラウン
  15. 14.オンリー・ア・ホーボー
  16. 15.船が入ってくるとき
  17. 16.時代は変る
  18. 17.パス・オブ・ヴィクトリー
  19. 18.ゲス・アイム・ドゥーイング・ファイン
  20. 19.連れてってよ
  21. 20.ママ、ユー・ビーン・オン・マイ・マインド
  22. 21.ミスター・タンブリン・マン
  23. 22.アイル・キープ・イット・ウィズ・マイン

アナザー・セルフ・ポートレイト(ブートレッグ・シリーズ第10集)The Bootleg Series Vol. 10: Another Self Portrait (1969–1971)(2013年)

2013年発表作品。ボブ・ディランが新たに書き下ろした自画像をジャケットに使用した今作は、1969年から1971年にかけて行われたセッションの音源をまとめたもの。この時期に行われたセッションから『ナッシュヴィル・スカイライン』『セルフ・ポートレイト』『新しい夜明け』の三作が発表されている。これまでの歌唱スタイルを改め、滑らかな麗しい声で録音した『ナッシュヴィル・スカイライン』は大きな話題を呼んだが、自作曲がほとんど無くカバーが中心だった『セルフ・ポートレイト』はその内容から賛否を呼ぶ問題作となった。今作はディランが歌手として歌に専念したがっていたのを明かす貴重な未発表音源集で、近年のシナトラ・カバー企画が必然だったのを裏付ける。

  1. [Disc 1]
  2. 1.ジプシーに会いに行った(デモ)
  3. 2.リトル・セイディ(ウィズアウト・オーバーダブ)
  4. 3.プリティ・サロー(未発表)
  5. 4.アルバータ#3(オルターネイト)
  6. 5.スペイン語は愛の言葉(未発表)
  7. 6.アニーズ・ゴーイング・トゥ・シング・ハー・ソング(未発表)
  8. 7.時はのどかに流れゆく#1(オルターネイト)
  9. 8.オンリー・ア・ホーボー(未発表)
  10. 9.ミンストレル・ボーイ(未発表)
  11. 10.アイ・スリュー・イット・オール・アウェイ(オルターネイト)
  12. 11.レイルロード・ビル(未発表)
  13. 12.サースティー・ブーツ(未発表)
  14. 13.ディス・イヴニング・ソー・スーン(未発表)
  15. 14.ディーズ・ハンズ(未発表)
  16. 15.イン・サーチ・オブ・リトル・セイディ(ウィズアウト・オーバーダブ)
  17. 16.ハウス・カーペンター(未発表)
  18. 17.オール・ザ・タイアード・ホーシズ(ウィズアウト・オーバーダブ)
  1. [Disc 2]
  2. 1.イフ・ナット・フォー・ユー(オルターネイト)
  3. 2.ウォールフラワー(オルターネイト)
  4. 3.ウィグワム(ウィズアウト・オーバーダブ)
  5. 4.デイズ・オブ・フォーティ・ナイン(ウィズアウト・オーバーダブ)
  6. 5.ワーキング・オン・ア・グルー(未発表)
  7. 6.カントリー・パイ(オルターネイト)
  8. 7.アイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト(ライヴ)
  9. 8.追憶のハイウェイ61(ライヴ)
  10. 9.コパー・ケトル(ウィズアウト・オーバーダブ)
  11. 10.ブリング・ミー・ア・リトル・ウォーター(未発表)
  12. 11.サイン・オン・ザ・ウィンドウ(ウィズ・オーケストラル・オーバーダブ)
  13. 12.タトル・オデイ(未発表)
  14. 13.イフ・ドッグズ・ラン・フリー(オルターネイト)
  15. 14.新しい夜明け(ウィズ・ホーン・セレクション・オーバーダブ)
  16. 15.ジプシーに会いに行った(オルターネイト)
  17. 16.ベル・アイル(美しい島)(ウィズアウト・オーバーダブ)
  18. 17.時はのどかに流れゆく#2(オルターネイト)
  19. 18.マスターピース(デモ)

ベースメント・テープス・ロウ(ブートレッグ・シリーズ第11集)The Bootleg Series Vol. 11: The Basement Tapes Raw (2014年)

2014年発表作品。60年代末に出回った、初の海賊盤とされる『グレイト・ホワイト・ワンダー』は違法ながらディランの未発表集として最も有名なブートレッグだった。正規盤として1975年に『地下室』が発売された、今作はより詳細にこの時期の録音を修復し復元したもの。後に隠遁期と呼ばれた1967年夏、バイク事故にあったディランはウッドストックで静養しながらも、旺盛な制作欲を発揮していた。ディランとバックを務めるデビュー前のザ・バンドは、リラックスした雰囲気の中で息の合ったセッションを繰り広げ、主にビック・ピンクと呼ばれた家の地下室で録音。今作は未発表曲、未完成曲など貴重な音源を収録し、ザ・バンドのデビュー作に登場する歌も収めている。

  1. [Disc 1]
  2. 1.ドアをあけて(テイク1)
  3. 2.オッズ・アンド・エンズ(テイク1)
  4. 3.100万ドルさわぎ(テイク1)
  5. 4.いつもの朝に
  6. 5.アイ・ドント・ハート・エニィモア
  7. 6.エイント・ノウ・モア・ケイン(テイク2)
  8. 7.堤防決壊(ダウン・イン・ザ・フラッド)(テイク2)
  9. 8.怒りの涙(テイク 3)
  10. 9.ドレス・イット・アップ、ベター・ハヴ・イット・オール
  11. 10.アイム・ノット・ゼア
  12. 11.ジョニー・トッド
  13. 12.なにもないことが多すぎる(テイク2)
  14. 13.マイティ・クイン(Quinn The Eskimo) (テイク2)
  15. 14.ゲット・ユア・ロックス・オフ
  16. 15.サンタフェ
  17. 16.サイレント・ウィークエンド
  18. 17.物干しづな
  19. 18.おねがいヘンリー夫人
  20. 19.アイ・シャル・ビー・リリースト(テイク2)
  1. [Disc 2]
  2. 1.どこにも行けない(テイク 1)
  3. 2.ロー・アンド・ビホールド(テイク 1)
  4. 3.ミンストレル・ボーイ
  5. 4.タイニー・モンゴメリー
  6. 5.オール・ユー・ハヴ・トゥ・ドゥ・イズ・ドリーム(テイク2)
  7. 6.アカプルコへ行こう
  8. 7.900マイルズ・フロム・マイ・ホーム
  9. 8.ワン・フォー・ザ・ロード
  10. 9.アイム・オールライト
  11. 10.風に吹かれて
  12. 11.リンゴの木(テイク2)
  13. 12.なにもはなされなかった(テイク 1)
  14. 13.フォルサム・プリズン・ブルース
  15. 14.火の車
  16. 15.おもいぞパンのビン(テイク2)
  17. 16.ヘンリーには言うな
  18. 17.ベイビー、ウォント・ユー・ビー・マイ・ベイビー
  19. 18.サイン・オン・ザ・クロス
  20. 19.どこにも行けない(テイク2)

ザ・ベスト・オブ・カッティング・エッジ1965-1966(ブートレッグ・シリーズ第12集)The Bootleg Series Vol. 12: The Cutting Edge 1965–1966(2015年)

2015年発表作品。ボブ・ディランの重要期であり絶頂期でもある、フォークからロックへと移行した1965年から1966年までのレコーディング・セッションをまとめた企画。ディランの傑作として知られているだけでなく、ロック史に多大な影響を与えた『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』『追憶のハイウェイ61』『ブロンド・オン・ブロンド』に結実する、歴史的セッションが遂に明らかにされた。これらの3枚のアルバムに収録された最終テイクに至るまでにどのような過程を経たのか、「ミスター・タンブリン・マン」「ライク・ア・ローリング・ストーン」「女の如く」を始めとする名曲の数々の未発表ヴァージョン、別テイクやデモ等がそれを示している。

  1. [Disc 1]
  2. 1.ラヴ・マイナス・ゼロ/ノー・リミット(テイク2)
  3. 2.アイル・キープ・イット・ウィズ・マイン(テイク1)
  4. 3.ボブ・ディランの115番目の夢(テイク1& 2)
  5. 4.シー・ビロングス・トゥ・ミー(テイク1)
  6. 5.サブタレニアン・ホームシック・ブルース(テイク1)
  7. 6.アウトロー・ブルース(テイク2)
  8. 7.オン・ザ・ロード・アゲイン(テイク4)
  9. 8.さらば、アンジェリーナ(テイク1)
  10. 9.出ていくのなら(テイク2)
  11. 10.ユー・ドント・ハフ・トゥ・ドゥ・ザット(テイク1)
  12. 11.カリフォルニア(テイク1)
  13. 12.ミスター・タンブリン・マン(テイク3)
  14. 13.悲しみは果てしなく(テイク8)
  15. 14.ライク・ア・ローリング・ストーン(テイク 5)
  16. 15.ライク・ア・ローリング・ストーン(テイク11)
  17. 17.メディシン・サンデー(テイク1)
  18. 18.廃墟の街(テイク2)
  19. 19.廃墟の街(テイク1)
  1. [Disc 2]
  2. 1.トゥームストーン・ブルース(テイク1)
  3. 2.寂しき4番街(テイク5)
  4. 3.窓からはい出せ(テイク1)
  5. 4.親指トムのブルースのように(テイク3)
  6. 5.追憶のハイウェイ61(テイク3)
  7. 6.クイーン・ジェーン(テイク5)
  8. 7.ジョアンナのヴィジョン(テイク5)
  9. 8.シーズ・ユア・ラヴァー・ナウ(テイク6)
  10. 9.ルナティック・プリンセス(テイク1)
  11. 10.ヒョウ皮のふちなし帽(テイク8)
  12. 11.スーナー・オア・レイター(テイク19)
  13. 12.メンフィス・ブルース・アゲイン(テイク13)
  14. 13.アブソリュートリー・スイート・マリー(テイク1)
  15. 14.女の如く(テイク4)
  16. 15.プレッジング・マイ・タイム(テイク1)
  17. 16.アイ・ウォント・ユー(テイク4)
  18. 17.追憶のハイウェイ61(テイク7)

トラブル・ノー・モア(ブートレッグ・シリーズ第13集)The Bootleg Series Vol. 13: Trouble No More(2017年)

2017年発表作品。今作は、ユダヤ教からボーン・アゲイン・クリスチャンに改宗し、1979年から1981年に至る通称”ゴスペル・イヤーズ”時代のツアーの中から最良なライヴ音源をまとめたもの。この時期は宗教色を濃くした『スロー・トレイン・カミング』『セイヴド』『ショット・オブ・ラヴ』の3枚のアルバムを立て続けに発表した事で大きな物議を醸し、ディランの豹変振りは再び多くのファンを戸惑わせた。しかしながら彼のキャリアの中でもずば抜けた演奏を披露したこのツアーは数多くの発見に満ちており、何故、あの時、ディランは「誰かに仕えるべきだ」と歌ったのか・・・永らく眠っていた貴重な録音や写真、資料などから、その真実を探る。

  1. [Disc 1]
  2. 1.スロー・トレイン(Live Nov. 16, 1979)
  3. 2.ガッタ・サーヴ・サムバディ(Live Nov. 15, 1979)
  4. 3.アイ・ビリーヴ・イン・ユー(Live May 16, 1980)
  5. 4.ホェン・ユー・ゴナ・ウェイク・アップ(Live July 9, 1981)
  6. 5.ホェン・ヒー・リターンズ(Live Dec. 5, 1979)
  7. 6.マン・ゲイヴ・ネームズ・トゥ・オール・ジ・アニマルズ(Live Jan. 16, 1980)
  8. 7.プレシャス・エンジェル(Live Nov. 16, 1979)
  9. 8.コヴィナント・ウーマン(Live Nov. 20, 1979)
  10. 9.ゴナ・チェンジ・マイ・ウェイ・オブ・シンキング(Live Jan. 31, 1980)
  11. 10.ドゥ・ライト・トゥ・ミー・ベイビー(Live Jan. 28, 1980)
  12. 11.ソリッド・ロック(Live Nov. 27, 1979)
  13. 12.ホワット・キャン・アイ・ドゥ・フォー・ユー(Live Nov. 27, 1979)
  14. 13.セイヴド(Live Jan. 12, 1980)
  15. 14.イン・ザ・ガーデン(Live Jan. 27, 1980)
  1. [Disc 2]
  2. 1.スロー・トレイン(Live June 29, 1981)
  3. 2.エイント・ゴナ・ゴー・トゥ・ヘル・フォー・エニバディ(Live Apr. 24, 1980)
  4. 3.ガッタ・サーヴ・サムバディ(Live June 27, 1981)
  5. 4.エイント・ノー・マン・ライチャス、ノー・ナット・ワン(Live Nov. 16, 1979)
  6. 5.セイヴィング・グレイス(Live Nov. 6, 1979)
  7. 6.ブレスト・イズ・ザ・ネイム(Live Nov. 20, 1979)
  8. 7.ソリッド・ロック(Live Oct. 23, 1981)
  9. 8.アー・ユー・レディ(Live Apr. 30, 1980)
  10. 9.プレッシング・オン(Live Nov. 6, 1979)
  11. 10.ショット・オブ・ラヴ(Live July 25, 1981)
  12. 11.デッドマン・デッドマン (Live June 21, 1981)
  13. 12.ウォータード・ダウン・ラヴ(Live June 12, 1981)
  14. 13.イン・ザ・サマータイム(Live Oct. 21, 1981)
  15. 14.ザ・グルームズ・スティル・ウエイティング・アット・ジ・オルター(Live Nov. 13, 1980)
  16. 15.カリビアン・ウィンド(Live Nov. 12, 1980)
  17. 16.エヴリィ・グレイン・オブ・サンド(Live Nov. 21, 1981)

モア・ブラッド、モア・トラックス(ブートレッグ・シリーズ第14集)The Bootleg Series Vol. 14: More Blood, More Tracks(2018年)

2018年発表作品。1975年発表の全米1位獲得作『血の轍』は、ボブ・ディランの最高傑作に挙げられる一枚だが、発売日直前にディランの意向により収録曲が差し替えられるという出来事があった。壊れかけた人間関係をテーマに気楽でナチュラルに録音するという制作意向のもと、演奏はソロ、曲によってベースをバックにニューヨークで行われた。ところがテスト盤まであがっていたのにディランは再録音を要望し、急遽ミネソタでミュージシャンを集めバンドをバックにレコーディングする事に。そうして収録曲の5曲を入れ替えて発売しながらも、70年代を代表する傑作となった。今作は当初発売予定していた内容に近いニューヨークでの録音をまとめたもので、11曲中10曲が未発表。

  1. 1.ブルーにこんがらがって(テイク 3 リメイク 3)
  2. 2.運命のひとひねり(テイク 1)
  3. 3.嵐からの隠れ場所
  4. 4.きみは大きな存在(テイク 2)
  5. 5.雨のバケツ(テイク 2 リメイク)
  6. 6.彼女にあったら、よろしくと
  7. 7.リリー、ローズマリーとハートのジャック(テイク 2)
  8. 8.朝に会おう
  9. 9.愚かな風
  10. 10.おれはさびしくなるよ(テイク 1 リメイク 2)
  11. 11.アップ・トゥ・ミー(テイク 2 リメイク)

トラヴェリン・スルー(ブートレッグ・シリーズ第15集)The Bootleg Series Vol. 15: Travelin' Thru(2019年)

2019年発表作品。今作は、ボブ・ディランが1967年から1970年までの間にナッシュヴィルに行って『ジョン・ウェズリー・ハーディング』と『ナッシュヴィル・スカイライン』を効率よく、経済的に制作した時の録音。ディランはあらかじめ明確な意思を持っていたのか、アウトテイクも正式発表されたテイクと大きな違いはないため、創作過程がわかるテイクや、歌に対して異なったアプローチを伺わせるテイクだけに絞ってまとめられた。1日かけたジョニー・キャッシュとのセッションは、一緒にやればどんな音楽が生まれるかを確かめようとしており、尊敬し合い、同じ音楽基盤を持つボブとジョニーのユニークで特別な人間関係が鮮やかに浮かび上がるものとなった。

  1. [Disc 1]
  2. 1.漂流者の逃亡(テイク 1)
  3. 2.聖オーガスティンを夢でみた(テイク 2)
  4. 3.見張塔からずっと(テイク 3)
  5. 4.ジョン・ウェズリー・ハーディング(テイク 1)
  6. 5.ある朝でかけると(テイク1)
  7. 6.あわれな移民(テイク 4)
  8. 7.おれはさびしいホーボー(テイク 4)
  9. 8.アイ・スリュー・イット・オール・アウェイ(テイク 1)
  10. 9.トゥ・ビー・アローン・ウィズ・ユー(テイク 1)
  11. 10.レイ・レディ・レイ(テイク 2)
  12. 11.ワン・モア・ナイト(テイク 2)
  13. 12.ウエスタン・ロード(テイク 1)
  14. 13.ペギー・デイ(テイク 1)
  15. 14.嘘だと言っておくれ(テイク 2)
  16. 15.カントリー・パイ(テイク 2)
  1. [Disc 2]
  2. 1.アイ・スティル・ミス・サムワン(テイク 5)
  3. 2.くよくよするなよ/アンダースタンド・ユア・マン(リハーサル)
  4. 3.いつもの朝に(テイク 3)
  5. 4.マウンテン・デュー(テイク 1)
  6. 5.マウンテン・デュー(テイク 2)
  7. 6.アイ・スティル・ミス・サムワン(テイク 2)
  8. 7.ケアレス・ラヴ(テイク 1)
  9. 8.マッチボックス(テイク 1)
  10. 9.ザッツ・オールライト・ママ (テイク 1)
  11. 10.ミステリー・トレイン/ディス・トレイン・イズ・バウンド・フォー・グローリー(テイク 1)
  12. 11.ビッグ・リヴァー(テイク 1)
  13. 12.北国の少女(リハーサル)
  14. 13.北国の少女(テイク 1)
  15. 14.アイ・ウォーク・ザ・ライン(テイク 2)
  16. 15.ゲス・シングス・ハプン・ザット・ウェイ(リハーサル)
  17. 16.ゲス・シングス・ハプン・ザット・ウェイ(テイク 3)
  18. 17.ファイブ・フィート・ハイ・アンド・ライジング(テイク 1)
  19. 18.ユー・アー・マイ・サンシャイン(テイク 1)
  20. 19.リング・オブ・ファイア(テイク 1)
  1. [Disc 3]
  2. 1.スタジオでのお喋り
  3. 2.おたずね者(テイク 1)
  4. 3.エーメン(リハーサル)
  5. 4.ジャスト・ア・クローサー・ウォーク・ウィズ・ジー(テイク 1)
  6. 5.ジミー・ロジャース・メドレー No.1(テイク 1)
  7. 6.ジミー・ロジャース・メドレー No.2(テイク 2)
  8. 7.アイ・スリュー・イット・オール・アウェイ(ジョニー・キャッシュ・ショー)
  9. 8.リヴィング・ザ・ブルース(ジョニー・キャッシュ・ショー)
  10. 9.北国の少女(ジョニー・キャッシュとデュエット)
  11. 10.リング・オブ・ファイア(アウトテイク)
  12. 11.フォルサム・プリズン・ブルース(アウトテイク)
  13. 12.アール・スクラッグス・インタビュー
  14. 13.イースト・ヴァージニア・ブルース
  15. 14.トゥ・ビー・アローン・ウィズ・ユー
  16. 15.ワン・モア・チャンス
  17. 16.ナッシュヴィル・スカイライン・ラグ

『ベスト・オブ・ブートレッグ』The Best of The Bootleg Series

2020年配信開始。1991年『ブートレッグ・シリーズ第1〜3集』の発売以来、30周年を迎えた長期シリーズは、発表の度に高い評価を獲得。待望の初ベスト『ベスト・オブ・ブートレッグ』は配信のみの独自企画となった。まとめられたのはブートレッグ・シリーズとして発表された第1〜3集から第15集までの中から厳選された28曲になる。この『ベスト・オブ・ブートレッグ』には、オリジナル・アルバムには収められなかったものの、非常に質の高い歌が並ぶ。ボブ・ディランの極めて豊潤な創造性を再発見する、ブートレッグ・シリーズへの入門ベストでもある。

  1. 1. アップ・トゥ・ミー [Vol. 14]
  2. 2. ブラインド・ウィリー・マクテル [Volumes 1-3]
  3. 3. 連れてってよ [Vol. 4]
  4. 4. マギーズ・ファーム [Vol. 7]
  5. 5. ザ・グルームズ・スティル・ウェイティング・アット・ジ・オルター [Vol. 13]
  6. 6. ディンクス・ソング [Vol. 7]
  7. 7. プリティ・サロー [Vol. 10]
  8. 8. ママ、ユー・ビーン・オン・マイ・マインド [Volumes 1-3]
  9. 9. ミシシッピ [Vol. 8]
  10. 10. ジョアンナのヴィジョン [Vol. 12]
  11. 11. 親指トムのブルースのように [Vol. 12]
  12. 12. 今宵はきみと [Vol. 5]
  13. 13. ボーン・イン・タイム [Vol. 8]
  14. 14. どこにも行けない [Vol. 11]
  15. 15. オール・ユー・ハヴ・トゥ・ドゥ・イズ・ドリーム [Vol.11]
  16. 16. おたずね者 [Vol. 15]
  17. 17. 嘘だと言っておくれ [Vol. 15]
  18. 18. ウォールフラワー [Vol. 10]
  19. 19. モスト・オブ・ザ・タイム [Vol. 8]
  20. 20. はげしい雨が降る [Vol. 5]
  21. 21. 夢のつづき [Vol. 8]
  22. 22. スロー・トレイン [Vol. 13]
  23. 23. あわれな移民 [Vol. 15]
  24. 24. ムーンシャイナー [Volumes 1-3]
  25. 25. セヴン・デイズ [Volumes 1-3]
  26. 26. ブルーにこんがらがって [Vol. 14]
  27. 27. ゲス・アイム・ドゥーイング・ファイン [Vol. 9]
  28. 28. エヴリィ・グレイン・オブ・サンド [Volume 1-3]

ボブ・ディラン生誕80≪傘寿≫記念。5/21よりブートレッグ・シリーズ・キャンペーンがスタート!

2021年5月24日、80歳を迎えるボブ・ディラン。そんなボブ・ディランの≪傘寿≫を記念して、すでに生産中止となっていたタイトルも含めてブートレッグ・シリーズを全て再プレス。実施期間に対象店にて対象品番をお買い上げの方に「ボブ・ディラン生誕80年≪傘寿≫記念ステッカー」を先着でプレゼント致します。 尚、特典がなくなり次第キャンペーン終了となりますので、下記ご案内をご一読の上、お早めにお買い求めください!

【実施期間】2021年5月21日(金)特典付与スタート ~特典が無くなり次第終了
*それ以前にご購入いただいた場合は特典対象外ですのでご了承ください

【特典内容】ボブ・ディラン生誕80年記念ステッカー

ボブ・ディラン生誕80年記念ステッカーsize : 80×113mm

【対象商品】
発売日タイトル品番税込価格
2006/10/18ブートレッグ・シリーズ第1〜3集MHCP-1154¥5,940
1998/11/6ロイヤル・アルバート・ホール(ブートレッグ・シリーズ第4集)SRCS-8758¥3,960
2002/12/11ローリング・サンダー・レヴュー(ブートレッグ・シリーズ第5集)SICP-296¥3,960
2004/4/7アット・フィルハーモニック・ホール(ブートレッグ・シリーズ第6集)MHCP-248¥3,960
2005/9/14ノー・ディレクション・ホーム:ザ・サウンドトラック(ブートレッグ・ シリーズ第7集)MHCP-794¥3,960
2008/10/22テル・テイル・サインズ(ブートレッグ・シリーズ第8集)SICP-1993¥3,960
2010/10/27ザ・ウィットマーク・デモ(ブートレッグ・シリーズ第9集)SICP-2960¥3,960
2013/9/18アナザー・セルフ・ポートレイト(ブートレッグ・シリーズ第10集)SICP-30335¥4,180
2014/11/19ベースメント・テープス・ロウ(ブートレッグ・シリーズ第11集)SICP-30727¥3,960
2015/11/18ザ・ベスト・オブ・カッティング・エッジ1965-1966(ブートレッグ・シリーズ第12集)SICP-30597¥3,960
2017/11/8トラブル・ノー・モア(ブートレッグ・シリーズ第13集)SICP-31099¥3,960
2018/11/2モア・ブラッド、モア・トラックス(ブートレッグ・シリーズ第14集)SICP-31210¥2,640
2019/11/1トラヴェリン・スルー(ブートレッグ・シリーズ第15集)SICP-31341¥4,950
【対象店舗】
SonyMusicShopオンラインショップ
TOWER RECORDS ONLINEオンラインショップ
HMV&BOOKS onlineオンラインショップ
セブンネットショッピングオンラインショップ
サイバーベイオンラインショップ
タワーレコード 札幌ピヴォ店北海道
タワーレコード渋谷店東京都
タワーレコード横浜ビブレ店神奈川県
タワーレコード京都店京都府
Joshin日本橋店大阪府
タワーレコード梅田大阪マルビル店大阪府
タワーレコード梅田NU茶屋町店大阪府
タワーレコード難波店大阪府
タワーレコード神戸店兵庫県
タワーレコード広島店広島県
ミュージックプラザインドウ福岡県

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<BOB DYLAN プロフィール>

生誕80年記念 ボブ・ディラン|ブートレッグ・シリーズ

風に吹かれて、転がる石のように約半世紀・・・ロックの時代を作り、そして変革し、様々な人々の人生に影響を与え続け、自ら進化し続ける“ロック界最重要アーティスト”ボブ・ディラン。1941年5月24日、ミネソタ州デュルースで生誕。現在79歳。本名ロバート・アレン・ジマーマン。1962年にアルバム『ボブ・ディラン』でデビュー。翌年、歴史的プロテスト・ソング「風に吹かれて」を含む『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』を発表。その後フォークからロックへの転換は物議を醸し、『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』『追憶のハイウェイ61』『ブロンド・オン・ブロンド』といった60年代を代表する歴史的名盤を発表。ロックの殿堂入り、グラミー賞、ゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞(主題歌賞)他、数多くの賞も受賞。

全世界アルバム・トータル・セールスは1億2500万枚を超え、39作のオリジナル作品、ライヴやコンピレーションを合わせると60タイトルを超え、600曲以上の自作曲、そして世界中で2千回以上のライヴを行い、半世紀以上に渡って常に第一線で活躍している唯一のアーティスト。過去11度のグラミー賞受賞(1991年にはグラミー特別功労賞受賞)、1982年には「ソングライターの殿堂」入り、1988年には「ロックの殿堂」入りを果たした。また「ライク・ア・ローリング・ストーン」は米ROLLING STONE誌にてロック史上最高のシングルに選定。2008年4月、音楽界では初めてとなるピューリッツァー賞(特別賞)を受賞。1990年にはフランスの芸術文化勲章、2000年にはスウェーデンのポーラー音楽賞を受賞したほか、セント・アンドルーズ大学(スコットランド)やプリンストン大学(米ニュージャージー州)をはじめとするいくつもの大学で博士号などを多数受賞している。2012年にはオバマ米大統領から文民最高位の「大統領自由勲章」授与。2016年にノーベル文学賞の授賞が発表される。

生誕80年記念 ボブ・ディラン|ブートレッグ・シリーズ

『タイム・アウト・オブ・マインド』は1998年グラミー賞最優秀アルバム賞受賞。2001年、映画「ワンダー・ボーイズ」のための書き下ろし曲「シングス・ハヴ・チェンジド」ではゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞の両主題歌賞を受賞。また、2004年10月に出版された回想録「ボブ・ディラン自伝」(日本では2005年発売)は世界的なベストセラーとなり、ニューヨーク・タイムズ紙のベスト・セラー・リストにも19週間挙げられていた。2005年の映画『ノー・ディレクション・ホーム』、2008年、6人の豪華俳優がディランを演じる映画『アイム・ノット・ゼア』(ケイト・ブランシェッドはゴールデン・グローブ賞を受賞)と錚々たる面々がディランをカバーしたそのサントラ盤など新しいイメージで大きな話題を呼んだ。

近年では、2012年にディランの自作曲を収録した現段階での最新のアルバムとなる『テンペスト』発表。2015年にはフランク・シナトラが主に歌ったグレイト・アメリカン・ソングブックのカバー集『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』発表。その後、第二弾『フォールン・エンジェルズ』(2016年)、第三弾『トリプリケート』(2017年)と3作連続発表した。

2010年代に入ると来日公演が頻繁に行なわれるようになる。2010年3月には通算6度目となる来日公演、初のライヴハウス公演となるZeppツアー、2014年にも通算7度目の来日公演、2度目のZeppツアーが行なわれる。その2年後の2016年にも通算8度目となる来日公演を行ない(ライヴハウスではなくホール公演となる)、その最終公演であった2016年4月28日の横浜公演が、来日通算100回目の日本でのライヴとなった。

生誕80年記念 ボブ・ディラン|ブートレッグ・シリーズ生誕80年記念 ボブ・ディラン|ブートレッグ・シリーズ

2016年10月、「米国の歌の伝統に、新たな詩的表現を創造した」という理由でノーベル文学賞を受賞し、大きな話題を呼ぶ。

2018年2月、武道館での日本初公演から40周年を迎える。
2018年、2年振りの来日公演は、日本のロック・フェス初参戦のFUJI ROCK FESTIVALとなり、最終日となる7月29日のヘッドライナーを務めた。来日記念盤となる『ライヴ:1962-1966~追憶のレア・パフォーマンス』を日本先行発売。

11月には傑作『血の轍』制作時の未発表をまとめた“ブートレッグ・シリーズ”の第14集『モア・ブラッド、モア・トラックス』を発売。

2019年2月「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」を主題歌にした、池井戸潤原作映画『七つの会議』が公開され、大ヒットを記録。

6月にはNetflixオリジナル映画『ローリング・サンダー・レヴュー:マーティン・スコセッシが描くボブ・ディラン伝説』の配信に合わせ、CDボックス『ローリング・サンダー・レヴュー:1975年の記録』を世界同時発売。

11月、ジョニー・キャッシュとのセッションをフィーチャーした『トラヴェリン・スルー(ブートレッグ・シリーズ第15集)』、世界同時発売。

11月、『タイム・アウト・オブ・マインド』を物語の重要な鍵とした映画『ライフ・イットセルフ 未来に続く物語』の公開。

2020年1月、ティモシー・シャラメ主演、ジェームズ・マンゴールド監督映画『Going Electric(tbc)』制作のニュースが流れる。2021年公開か?

3月25日、日本独自企画の来日記念盤でCD2枚組『日本のシングル集』発売。

3月27日、8年振りの新曲「最も卑劣な殺人」を突然デジタル配信する。

4月1日、日本で一番最初に発売されたシングル盤「サブタレニアン・ホームシック・ブルース / シー・ビロングズ・トゥ・ミー」を限定にて復刻発売。

4月、ノーベル文学賞受賞後初の、9度目の日本ツアー15公演を予定していたが新型コロナウイルス感染症拡大の状況を受け中止となる。4月17日、再び新曲「アイ・コンテイン・マルチチュード」を突如デジタル配信

5月8日、3週後に再び予告なく新曲「偽預言者」の配信と新作『ラフ&ロウディ・ウェイズ』の発売を発表。7月8日、ノーベル文学賞受賞後、初の新曲による最新作『ラフ&ロウディ・ウェイズ』発売。

2021年2月26日、ジョージ・ハリスンとの貴重な未発表セッションを収録した『1970』を世界同時発売。

5月24日、生誕80年を迎える―― 。

生誕80年記念 ボブ・ディラン|ブートレッグ・シリーズ