ドリーム・シアター 『パラソムニア』
新たな次元への挑戦がここから始まる。 結成40周年の節目を飾る、待望のマイク・ポートノイ電撃復帰作!
ドリーム・シアター 『パラソムニア』2025.2.7世界同時発売

ドリーム・シアター 『パラソムニア』2025.2.7世界同時発売


あの強靭かつ深淵なアートフォームを可能にする
比類なき駆動力(アンサンブル) 再び取り戻した
16thオリジナル・アルバム。


2025年は結成40周年という大きな節目の年となる。バークリー音楽大学に通っていたジョン・ペトルーシ(G)、ジョン・マイアング(B)、マイク・ポートノイ(Dr)、そして少し遅れて加入したケヴィン・ムーア(Key)の4人で前身となるバンドを結成したのが1985年のことである。1992年の2ndアルバム『イメージズ・アンド・ワーズ』で世界的成功を収めた彼らは、次々とプログレッシヴ・メタルの地平を切り拓く、大胆不敵な作品を世に送り出してきた。中でも1999年の5thアルバム『メトロポリス・Pt.2: シーンズ・フロム・ア・メモリー』はプログレッシヴ・メタルの金字塔作品との評価を獲得した。その後も順調にキャリアを築いていった彼らだったが、リーダー的存在のマイク・ポートノイと他のメンバーの活動に関する意見の相違が勃発、その衝突が収まることなく2010年、ちょうど<サマーソニック10>出演から1か月後に、マイクはドリーム・シアターから脱退することを発表した。そんなマイクとドリーム・シアターは長い間疎遠になっていたが、ジョン・ペトル―シとマイクとの間は、互いの家族同士の長い付き合いもあり、個人ベースでは決して冷え切っていたわけではなかった。

2020年のコロナ・パンデミックによるロックダウンでバンド活動が止まった際には、ジョン・ペトルーシが久々のソロ作品『ターミナル・ヴェロシティ』のドラムにマイクを起用して制作。さらに、ジョン、マイクに加えてジョーダン・ルーデス(Key)もメンバーとなっている、ドリーム・シアターのサイド・プロジェクト的なバンドであるリキッド・テンション・エクスペリメントも22年ぶりとなる『LTE3』を2021年に発表するなど、ジョンとマイクのセッションが約10年ぶりに実現したことは、今回のマイク再加入に至るプロセスの大きな第一歩となったであろうことは想像に難くない。2022年には、ドリーム・シアターのニューヨーク公演にマイクが電撃訪問。これがマイクにとって初めてのドリーム・シアターのライヴ観覧で、終演後はバックステージでマイクが全メンバーと親しげに懇親する様子がSNSに投稿されるなど、晴れて雪解けの瞬間を迎えたのだった。そして2023年秋、実に13年の時を経て、マイクのドリーム・シアター復帰が発表された。

この新作『パラソムニア』は、全8曲・71分。アルバムのプロデュースはジョン・ペトルーシ、エンジニアリングはジェイムズ・“ジミーT”・メズリン、ミキシングはアンディ・スニープと、2021年の前作『ア・ヴュー・フロム・ザ・トップ・オブ・ザ・ワールド』を踏襲している。タイトルの『パラソムニア』(睡眠時随伴症)とは、夢遊病、金縛り、夜驚症など、睡眠障害を意味する医学用語で、収録曲の「ア・ブロークン・マン」(A Broken Man)、「デッド・アスリープ」(Dead Asleep)、「ミッドナイト・メサイア」(Midnight Messiah)、「ベンド・ザ・クロック」(Bend The Clock)といった曲は、いずれもアルバム・タイトルから生まれたテーマの上に成り立っている。

アートワークは2005年の『オクタヴァリウム』以降、ドリーム・シアターの全作品を手掛けているヒュー・サイム(ラッシュ、アイアン・メイデン、ホワイトスネイク、エアロスミスetc.)によるもの。

日本盤は高品質Blu-spec CD2仕様。<ジャパン・リミテッド・エディション>に付くBlu-rayは全曲の映像に、ドルビーアトモス、ハイレゾ5.1ch、ハイレゾ・ステレオの3種類の高音質音源を収録している。

ドリーム・シアター 『パラソムニア』2025.2.7世界同時発売

ドリーム・シアター 『パラソムニア』2025.2.7世界同時発売

【国内盤】

[ジャパン・リミテッド・エディション](CD+Blu-ray)

SICP 31748 / ¥5,800(税込)

●[完全生産限定盤/日本独自仕様] ● 高品質Blu-spec CD2仕様 ● 全曲映像(ヴィジュアライザー)、ドルビーアトモス/ハイレゾ5.1ch/ハイレゾ・ステレオ音源収録のBlu-ray付 ● 解説:伊藤政則 特別寄稿:岸 博幸 ● 歌詞・対訳付 ● デジパック仕様/24pブックレット

【国内盤】

[通常盤](1CD)

SICP 31750 / ¥2,970(税込)

● 高品質Blu-spec CD2仕様 ● 解説:伊藤政則 特別寄稿:岸 博幸 ● 歌詞・対訳付 ● 初回のみデジパック仕様/24pブックレット

ー 収録曲 ー

[CD/Blu-ray]

  1. In The Arms Of Morpheus / イン・ジ・アームズ・オブ・モーフィアス (5:22)
  2. Night Terror / ナイト・テラー (9:55)
  3. A Broken Man / ア・ブロークン・マン (8:30)
  4. Dead Asleep / デッド・アスリープ (11:06)
  5. Midnight Messiah / ミッドナイト・メサイア (7:57)
  6. Are We Dreaming? / アー・ウィー・ドリーミング? (1:28)
  7. Bend The Clock / ベンド・ザ・クロック (7:24)
  8. The Shadow Man Incident / ザ・シャドウ・マン・インシデント (19:31)

[Blu-ray収録内容]

●アルバム全曲の映像(ヴィジュアライザー)
●オーディオ・セレクト(3フォーマット)
[48/24 Dolby Atmos][48/24 DTS-HD Master Audio 5.1] [96/24 LPCM Stereo]

Produced by John Petrucci Engineered by James “Jimmy T“ Meslin
Mixed & Mastered by Andy Sneap (Track-6 mixed by James “Jimmy T“ Meslin)


ドリーム・シアター 『パラソムニア』

【EU輸入盤】

『PARASOMNIA』

[Limited Deluxe Box-Set](2LP+2CD+Blu-ray+封入特典付ボックス・セット)

【完全生産限定盤】/1980283246-1/ ¥24,517(税込)

● 2LP:180gダーク・グリーン・ヴァイナル(別絵柄ジャケット) <Bright Gold Vinyl>● CD1:アルバム CD2:インストゥルメンタル ● Blu-ray:日本盤Blu-rayと同内容 ● 68pブックレット/60x60cmポスター/ドリーム・キャッチャー・キーリング/スリープ・ジャーナル/スリープ・マスク ● 手書きのシリアル・ナンバー入り証明書 ● 全世界3,500セット限定生産


ドリーム・シアター 『パラソムニア』

『PARASOMNIA』

[Limited Deluxe Artbook](2CD+Blu-rayアートブック)

【完全生産限定盤】/1980284372-2/ ¥8,649(税込)

● CD1:アルバム CD2:インストゥルメンタル ● Blu-ray:日本盤Blu-rayと同内容 ● 68pブックレット


ドリーム・シアター 『パラソムニア』

『PARASOMNIA』

[Ultra Clear Vinyl]

【完全生産限定盤】/1980284376-1/ ¥6,826(税込)

● 2LP:180gウルトラ・クリア盤 ● 12p LPブックレット ● 初回入荷分のみ日本制作「帯」付※ 並行輸入盤には帯は付きません。

『PARASOMNIA』

[Black Vinyl]

【完全生産限定盤】/1980284375-1/ ¥6,208(税込)

● 2LP:180gブラック盤 ● 12p LPブックレット ● 初回入荷分のみ日本制作「帯」付 ※ 並行輸入盤には帯は付きません。


『PARASOMNIA』

[CD]

1980284373-2/¥2,290(税込)

● デジパック仕様/24pブックレット

DREAM THEATER

個性的なメンバーが得意とするものを出し切って、それを激突と融合の手法で練り上げた作風は、どこを切っても我々のよく知るDREAM THEATERの世界だ。

“Night Terror”はこのバンドが得意とする各パートの卓越した多様性を盛り込んだ展開が、高次元で見事に融合した形で昇華しており、ライヴの荒々しさのダイレクトな表現や、シンプルにヘヴィに振り切った手法とは、明確に一線を引いていることが判る。前作の“The Alien”と聴き較べてみると、むしろ、その延長線上で語るべき曲ではないかと思えてくる。バンドの鉄壁なアンサンブルをスタジオ・ライヴで構築していくやり方を、彼らは最強のレベルで成し遂げている。

~中略~

このニュー・アルバム「PARASOMNIA」は、かつてポートノイと築いてきたバンドのカラーを、円熟の領域に達したメンバーたちが進化したスタイルで描き切るという、言わば集大成としての意識を結集させた作品という色合いに満ちている。確かに、アルバムにはダークなテーマが躍っているが、個性的なメンバーが得意とするものを出し切って、それを激突と融合の手法で練り上げた作風は、どこを切っても我々のよく知るDREAM THEATERの世界だ。

▲『パラソムニア』ライナーノーツ(文・伊藤政則)よりテキスト抜粋。フル・ヴァージョンは実際の商品でお楽しみください。

Dream Theaterの凄さは、常に自らの進化を追求するその飽くなき姿勢である。

アルバムの最後を飾る”The Shadow Man Incident”では、”Overture 1928”を想起させるパートなど、過去の名曲の要素が幾つも含まれているが、それらが新しい要素と見事に組み合わされているので、斬新かつ素晴らしい新曲となっている。

~中略~

Dream Theaterの凄さは、常に自らの進化を追求するその飽くなき姿勢である。メンバーの3人は57歳、2人は60歳オーバーという中高齢だし、過去40年でもう数々のレガシーを築いた。普通の成功者なら過去の成功に安住してゆったりし出してもおかしくない。でも彼らはそのような妥協は一切せず、『Parasomnia』を通じて更に進化した姿を見せてくれた。もう凄いの一言である。

▲『パラソムニア』特別寄稿(文・岸 博幸)よりテキスト抜粋。フル・ヴァージョンは実際の商品でお楽しみください。

DREAM THEATER

ドリーム・シアター

DREAM THEATERPhoto by Wolfe Eliot

1985年、ボストンのバークリー音楽大学に通っていたジョン・ペトルーシ(G)、ジョン・マイアング(B)、マイク・ポートノイ(Dr)の3人にケヴィン・ムーア(key)が加わって活動開始(Majesty名義、後に改名)、89年にアルバム『When Dream And Day Unite』(Vo:チャーリー・ドミニシ)でデビュー。91年にATCO/ワーナーと契約、2代目Vo.ジェイムズ・ラブリエが加入。92年に2ndアルバム『Images And Words』発表、「Pull Me Under」のヒットにより一躍その名を世界に轟かせる。94年に3rdアルバム『Awake』発表、ケヴィン・ムーア(Key)が脱退しデレク・シェリニアンが加入。97年に4thアルバム『Falling Into Infinity』を発表。99年にデレク(Key)が脱退しジョーダン・ルーデスが加入。同年、初のコンセプト作となった5thアルバム『Metropolis Pt.2: Scenes From A Memory』発表。

2002年に6thアルバム『Six Degrees Of Inner Turbulence』、03年に7thアルバム『Train Of Thought』発表。04年に初の武道館公演を行ない、同年CD/DVD『Live At Budokan』発売。05年の8thアルバム『Octavarium』をもってアトランティック/ワーナーとの契約が終了、ロードランナー(現ワーナー傘下)に移籍。07年に9thアルバム『Systematic Chaos』、09年に10thアルバム『Black Clouds & Silver Linings』発表。翌年日本での初フェス参戦となるに出演。同年9月、創設メンバーの1人でリーダー的存在でもあった最高峰ドラマー(ローリング・ストーン誌<史上最も偉大なドラマー100>の2010年版で8位)マイク・ポートノイが脱退。後任に“世界最速ドラマー”の異名を持つマイク・マンジーニ(Extreme, Steve Vai etc.)を迎え、11年に11thアルバム『A Dramatic Turn Of Events』、13年に12thアルバム『Dream Theater』発表。翌年で来日。16年に壮大な2枚組コンセプト作の13thアルバム『The Astonishing』発表。翌年に名盤2nd『Images And Words』完全再現ツアーで来日。

2019年、インサイドアウト・ミュージック/ ソニーミュージックに移籍し14thアルバム『Distance Over Time』発表。20年にそのツアーのロンドン公演を収めたライヴ作品『Distant Memories - Live in London』発表。21年6月より公式ブートレグ・シリーズ『Lost Not Forgotten Archives』のリリース開始(25年1月現在21タイトル発売)。21年10月に15thアルバム『A View From The Top Of The World』発表、1stシングル「The Alien」が22年の第64回グラミー賞「Best Metal Performance」受賞(バンド初のグラミー受賞)。同年8月に(ヘッドライナー)、23年4月に単独ツアーと2年連続で来日。同年10月、マイク・ポートノイ(Dr)の復帰を発表。25年2月に16thアルバム『Parasomnia』発表。

●ドリーム・シアター日本オフィシャル・サイト www.sonymusic.co.jp/artist/dreamtheater