デビュー30周年プロジェクト第1弾にあたる4年ぶりのオリジナル・ニュー・アルバム『体温、鼓動』。ピアニストには過去レコーディングやライブ活動を通じてゆかりのある名手(中西康晴、河野 伸、森 俊之、草間信一、松本圭司、井上 薫)を曲毎に起用。更にレコーディングでは今回初めて古内自身も1曲ピアノを弾いている。全曲ベースは小松秀行、ドラムスはTomo Kannoを迎えてのピアノ・トリオによる新曲とデビュー曲「はやくいそいで」のセルフカバーを加えた全8曲を収録。古内のセルフプロデュースによる充実したアルバムに仕上がっている。ジャケットのポートレイトはフォトグラファー・川田有二氏撮影によるもの。
古内東子
ニューアルバム 『体温、鼓動』
2022年2月21日、ALDELIGHTよりリリース!
2022年2月21日 セルフライナーノーツ公開!
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- 発売日:2022年2月21日
- 価格:各¥3,300(税込)/ 品番:MHCL-2939
- ご購入はこちらから
予約特典
古内東子 セルフライナーノーツ
- 01 虜sensitive
- 最近よくライブでサポートしてもらっている井上薫くんと、初レコーディング。新鮮であり、なかなか感慨深かった。彼の繊細なタッチが、曲全体を通して出てくる三連の印象的なメロディと見事にマッチして、文句ないアルバムの一曲目となりました。
- 02 夕暮れsophisticated
- イントロの音色から河野節が感じられ、歌詞の世界の切なさを存分に予感させてくれます。作曲家であり編曲家として知られる河野伸さんですが、ピアニストとしての素晴らしく洗練された魅力が詰まった一曲だと思います。
- 03 体温、鼓動emotional
- アルバムタイトル曲は、変拍子!旧友感のある草間信一氏が得意とするjazzyテイスト。
アタマのTomo Kannoさんのドラムフィルから始まり、小松秀行氏のベースとともに、最後まで情熱的に疾走感を演出してくれました。
- 04 時はやさしいseductive
- クールなラテン調のリズムと、松本圭司くんの愉快なまでに自由に飛び跳ねるピアノが相まって、とても魅惑的な仕上がりになりました。きっとライブで歌っても楽しいんだろうなと今から胸が躍ります。
- 05 動く歩道romantic
- アルバムのリード曲は、胸がチクッとなるようなロマンスソング。森俊之氏はいつも歌詞をしっかり読んでくれるので、ピアノの音色からも情景がはっきり浮かんできます。みんなどこの動く歩道を思い浮かべるのかな。
- 06 だから今夜も夢を見るenthusiastic
- 中西さんのピアノには昔からいつも気持ちが昂ります、久しぶりの今回もまた同じ。ブルースがお好き、ということを何となく記憶していたので、この曲を弾いていただきました。
力強いソロは、シンプルながらカッコいい。
- 07 この夜を越えたらembraced
- 私自身がピアノを弾く曲ということで、こじんまり?あたたかな曲にしたかったのですが、レコーディングの時はたいそう緊張しました!ドラムスとベースの二人が、音と空気感で安心させてくれたので何とかなりました。
- 08 はやくいそいで(2022 Piano Trio Version)celebrating
- 河野さんが、デビュー曲を今回の企画に沿って見事にリアレンジ&演奏してくれました。
あの頃の自分が聴いたら何と思うだろうか。30年後、素晴らしい人たちの力や才能を借りながら歌えていることを、少し驚きながらもきっと心から祝ってくれるんじゃないかな。
『体温、鼓動』 ティザー映像
「動く歩道」Music Video (Full Version)
「動く歩道」は、デビュー30周年プロジェクトの第1弾にあたる4年ぶりのオリジナル・ニュー・アルバム『体温、鼓動』からのリード曲で、古内自身の作詞・作曲・プロデュース。ピアニストに森 俊之を迎え、ベースは小松秀行、ドラムスはTomo Kannoのトリオによる洒落たムードの作品に仕上がっている。
また、ミュージック・ビデオの方は映像監督であり自らミュージシャンとしての経歴もあるYUTAROが手掛けている。
デビュー30周年記念アルバム 『体温、鼓動』
2022年4月27日、GREAT TRACKSよりリリース!
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『体温、鼓動』
- 発売日:2022年4月27日
- 価格:¥4,070(税込)/ 品番:MHJL-212
- 完全生産限定盤
- 収録曲
- Side-A
- 01. 虜
- 02. 夕暮れ
- 03. 体温、鼓動
- 04. 時はやさしい
- Side-B
- 01. 動く歩道
- 02. だから今夜も夢を見る
- 03. この夜を越えたら
- 04. はやくいそいで(2022 Piano Trio Version)
本作はピアニストに過去レコーディングやライブ活動を通じてゆかりのある名手(中西康晴、河野 伸、森 俊之、草間信一、松本圭司、井上 薫)を曲毎に起用。更にレコーディングでは今回初めて古内自身も1曲ピアノを弾いている。全曲ベースは小松秀行、ドラムスはTomo Kannoを迎えてのピアノトリオによる全8曲を収録。古内のセルフプロデュースによる充実したサウンドはアナログ盤でも聴いてみたくなる作品に仕上がっている。
デザインの内容がここに入ります
30th ANNIVERSARY に寄せてみなさんからのメッセージ
デビュー30周年おめでとうございます!
今回の古内東子さんのこの素晴らしいプロジェクトにお声掛けしていただけて、大変光栄に思っております。
以前「CASHMERE MUSIC」「In Love Again」の2枚のアルバムの何曲かをサウンド・プロデュースさせていただいた経緯もあり、約13年ぶりに再会できて心から感動しました。
『動く歩道』という楽曲のアレンジとピアノ演奏をやらせていただきましたが、相変わらずデモ段階ですでに素晴らしいメロディ〜歌詞〜コードワークとなってまして、これを自分ならどういうアレンジにしようか考えました。
以前もそうでしたが、メロディと歌詞に対してパッと浮かんだアレンジが結果最も良いんだということに気づき、あまり複雑に考え込まず、自分が大好きなあの「古内東子サウンド」に素直になればいいんだと思ってベーシック・アレンジを施しました。
ただ、聴いているとそうでもないかもしれないんですが、演奏するには大変難しい曲でして。Recにも結構時間を要しました。
デビュー当時から受け継がれている東子さんらしい視点が言葉の中にふんだんに散りばめられていて、そんな素敵な歌詞が最高にソウルフルなメロディに乗っけられているもんですから、
サウンドや色彩感や質感は自ずとそこから触発され、世界観をうまく持ち上げることができたのではないかと僭越ながら思っております。なんて色っぽい艶やかな音楽なんでしょう!
ドラムの菅野知明さん、ベースの小松秀行さんによる極上のグルーヴ、懐に突き刺さるしなやかな歌、グッとくるメロディに歌詞、歌に寄りそうピアノ、東子さん自身によるゴージャスなボイシングによるコーラスなど、聴きどころ満載だと言えます。
この素晴らしいアルバムが1人でも多くの方々に届きますよう、心から願っております。
森 俊之
俺だけ変拍子かいー!と思いつつ苦心して頑張りました笑
(次の番だった河野さん、お待たせしてすみません・・)
ポップスでは珍しい五拍子、しっかり唯一無二の古内東子の世界です。
長年畏敬の念を抱き続けている奏者の皆様と、イケてる新世代に名を連ねて頂いて身に余る光栄です、
四半世紀前に東子ちゃんと引き合わせてくれた小松さんと一緒な事も嬉しかった。
東子ちゃんに感謝。
次は40周年!
草間信一
「夕暮れ」
東子さんの曲をアレンジするのはいつもとても楽しい作業です。
楽曲とその歌声ですでに世界は出来上がるので、いつも自由に自分の気持ちの
赴くままにやらせてもらっています。
この曲はバラードのように始まってサビではビートが効いた東子ちゃんの世界が広がります。
一番が終わった後の間奏部分のフレージングが「夕暮れ」の情景を表現できたかなと、自分としてはとても気に入っています。
「はやくいそいで」
記念すべきデビュー曲をお任せいただき、責任を感じつつアレンジを考えました。
今回はベースの小松秀行さん、ドラムの菅野知明さんとのトリオということで、
原曲を損なわず、この編成での魅力的なサウンドが出来上がったと思います。
とても楽しいセッションでした。
河野 伸
最初に楽曲のデモが東子さんから送られてきた時に、その時点であまりにも完成度が高くて、、あぁやはりこの人は本物の(笑)古内東子さんなのだなぁ。。と震えました。
浮遊感ある和音の進行、この時点でもはや僕が改めてアレンジャーとしてやることはほぼ無く。
今回は大好きなベースドラムのお二人とリズムセクションを組めるということで、演奏の面でも成功が約束された状態で、何の心配もなく、録音に臨みました。
演奏してみて、、曲の方向性が僕、ドラムベースのお二人がやってきたこととベクトルが一致しているというか、改めてそれを確認できた感じです。予想通り、スムーズにできました。
自分の担当曲もそうですが、これらの楽曲を短期間に作られた東子さんの才能に、改めて感服。改めて、新たな名盤の誕生に立ち会えて本当に光栄です。
松本圭司
古内東子さん、30周年おめでとうございます。
東子さんといえば「ラブソングの女王」であり、大人の街・銀座を象徴する日本屈指のシンガーソングライターですが、僕が初めて東子さんの楽曲を耳にしたのは高校二年生の時でした。
ドラムスの佐野康夫さんについて掘り下げていた当時、インターネット上の動画サイトに無断で上げられた97年(Hourglassツアー)の『いつかきっと』のライブ映像に辿り着き、一瞬でその歌声と楽曲の虜になり、即座に僕のモスト・フェイバリット・アーティストになりました。
それからというもの、誰かに恋をした時も失恋した時も、東子さんの歌が常に僕のそばにありました。より深く味わうために冬の銀座を練り歩いたりもしました。
“これまでに関わってきたピアニストたちに、新たに書いた曲を一つずつ演奏してもらう。”
まだザックリとしたこのアルバムの構想を初めてマネージャーさんから聞かされたのは、松本圭司さんとの三人でのリハーサルの時でした。
僕はてっきり圭司さんに向けてのお話だとばかり思っていて、他人事のように、「(息の長いアーティストさんならではの面白い企画だな、それは絶対に買って聴きたいな。)」なんて思って聞いていたわけですが、続けてマネージャーさんの口から飛び出た「薫くんにも参加して欲しいんです。」という言葉に、思わず「えっ!?」と返してしまいました。
そりゃあ当然です。他のピアニストの方々は、その全員が僕にとっては単純に《憧れの存在》であり、演奏家として尊敬する/しない以前の問題です。スター・ウォーズが大好きでアナキンの真似をしてライトセーバーの玩具を振り回していた子供が、アナキンを超えるジェダイを目指しはしないですよね。
そういった空想めいた現実感の無さというか、「超えたい」というある種の競争心のような感情すらも湧かないような方々と同じアルバムに同じ扱いで参加させていただくわけですから、これは大変なことになったぞ、と思いつつもやはり実感は湧きませんでした。正直、完成版の音源を聴いた今になってもあまりよく分かっていません。
しかしやるとなった以上は周りの方々に気後れしている場合じゃありませんから、どういうスタンスで作品づくりに臨むのか作戦を練らなければいけません。
アルバムのコンセプトに照らし合わせながら今一度自分という鍵盤弾きと正面から向き合って、一体自分が何を求められているのか、そこに対して自分がやるべきことは何なのか、などということについて冷静にじっくりと考えた結果、アレンジに関してはあえて最初にいただいたデモそのままの形に留めて演奏に徹することにしました。
手抜きのように聞こえるかも知れませんが、むしろ僕にとっては自分が演奏で表現しやすい和音の進行やアレンジに変えて、謂わば”自分のフィールドに持ち込んでしまう”方がよっぽど楽だったと思います。
でも僕は「僕が最初にデモを聴いたときの心のときめきをリスナーの皆さんにも素直にそのまま伝えたい」と思ったのと、そうすることが古内東子というシンガーソングライターの核のひとつである”作曲のセンス”を一番に活かせるのではないかという考えに行き着いたので、歌詞における世界観や言葉ひとつひとつのチョイス、そしてストーリー展開といった表現を、ピアノという楽器だけでどこまで表現できるかということに挑戦してみました。
トラックダウンを終えたばかりの東子さんが「皆、今よりもっと自分自身の演奏が好きになると思うよ。」と言ってくださった意味が分かる気がします。
拙い演奏ではありますが、僕なりに出した答えがアルバムを楽しんでいただく一助となれば幸いです。
最後になりますが、このような機会を与えてくださった東子さんおよびマネジメントさま、ソニー・ミュージックダイレクト/ALDELIGHT御中、その他関係各位に心より御礼申し上げます。
改めまして、30周年おめでとうございます!
井上 薫
中西康晴
中西康晴
30周年を記念したスペシャル・ライブ開催
日時:2022年3月2日
会場:ブルーノート東京
LIVEの詳細はこちら→http://w1.t-jcb.com/tokofuruuchi_bn/
ライブ情報
日時:2022年3月21日(月・祝)
会場:名古屋BLcafe
LIVEの詳細はこちら→https://www.tokofuruuchi.com/
日時:2022年6月4日(土)
会場:ビルボード大阪
日時:2022年6月12日(日)
会場:ビルボード横浜
日時:2022年6月30日(木)
会場:ビルボード東京
LIVEの詳細はこちら→https://www.tokofuruuchi.com/
日時:2022年4月30日(土)
会場:広島Live Juke
日時:2022年5月1日(日)
会場:松山MONK
日時:2022年5月13日(金)
会場:熊本CIB
日時:2022年5月14日(土)
会場:福岡ROOMS
日時:2022年5月29日(日)
会場:札幌PENNY LANE24
日時:2022年7月2日(土)
会場:新潟県民会館小ホール
LIVEの詳細はこちら→https://www.tokofuruuchi.com/
日時:2022年10月6日(木)
会場:大阪TTホール
日時:2022年10月11日(火)
会場:東京国際フォーラム ホールC
LIVEの詳細はこちら→https://www.tokofuruuchi.com/
2月12日『TOKO NetMeeting Vol.1』Sold Out!!
サイン会に参加出来なかった方が多数現れたため『TOKO NetMeeting Vol.2』アンコール・サイン会の決定!!
古内東子 「体温、鼓動」のアルバム発売記念して『TOKO NetMeeting Vol.2』(公開インタビュー&インターネットサイン会)を開催いたします!ニューアルバム発売に先駆けて、古内東子が新作について語ります。また、アルバムをご予約いただいた方に生配信であなたのためにサインをします!
ご自宅のPC・スマホからでも参加できる生配信型リリースイベントです。普段なかなかイベントに参加できない方も、そうでない方も、たくさんのご参加お待ちしてます!
【開催日時/出演】
2022年3月5日(土) 18:30~ / 古内東子、MC:長井英治(音楽ライター)
【購入者特典】
対象商品をご予約のお客様に、【CDジャケット】にサイン・日付・あなたのお名前(ニックネーム)を入れて、商品と一緒にお届けします!!
当日は、サインを書いている模様を生配信!生配信中にご予約いただいたお客様のニックネームをお呼び致します!
本イベントはアーカイブ配信がございます。
※アーカイブは当日イベント終了後から3月12日(土)23:59までご視聴いただけます。
YouTubeアカウントをお持ちの方は、チャットにご参加いただけます!
古内東子への沢山のメッセージ、ご質問、お待ちしております!
※配信はリミスタ YouTube Liveとなります。
デビュー以来初のオンライン・サイン会となるYouTube生配信番組『TOKO NetMeeting Vol.1』開催!
【開催日時/出演】
2022年2月12日(土) 18:30~ / 古内東子、MC:長井英治(音楽ライター)
【アーカイブ配信】
~ 2月19日(土)まで
※配信はリミスタ YouTube Liveとなります。