SHIRO'S SONGBOOK

録音録

The Hidden Wonder of Music

これぞ鷺巣詩郎ワークスの
ベスト・オブ・ベスト!

MISIA、平井堅から高橋洋子との新曲、2016紅白オープニングテーマまで収録

1998年MISIAの「THE GLORY DAY」 から鷺巣詩郎 featuring 高橋洋子の2017年最新曲まで、この20年間の軌跡を辿り15曲を自選した正にベスト・オブ・ベストと呼ぶに相応しい1枚!
中でも注目は鷺巣詩郎 featuring 高橋洋子による新曲「TENSIONS - he who pays the piper」。この作品はエヴァンゲリオンでおなじみの「EM20」を今回新たにヴォーカル曲として鷺巣詩郎がアレンジしたもので、キングレコードより同日発売となる高橋洋子のシングルに収録される「TENSIONS - welcome to the stage」とはヴァージョン違いとなる。松井寛+木村コウの閃きの技が冴えまくるトラックが高橋洋子の新しい魅力を引き立たせた話題必至の1曲に仕上がった。
既発曲も今回新たにハリウッドのBernie Grundmanスタジオ等でマスタリングが行われ、鷺巣自身がサウンドの隅々まで拘った内容となっている。32Pに及ぶブックレットにはセルフ・ライナーノーツに加え、松尾潔との対談も収録。ジャケットは安野モヨコによる肖像画を使用し、こちらも話題必至!

鷺巣詩郎コメント

単なる「記録」以上の「録音録」を。

  作編曲家という看板を掲げて40年近く。うち最近の20年間から15曲をピックアップしたのが、この『録音録』です。日本を代表するアーティストの方々との仕事、自分のアルバム、未発表音源、新曲、いろいろ欲張って収録しました。単なるベスト盤やコンピに終わらぬよう、ここはドンと自己主張させていただき「鷺巣が書き、鷺巣が録った」という視点での再構築を試みたのです。もちろんリマスタリングも施し、当時を振り返り、より詳しい記録や、ライナーノーツも綴りました。

  いつ、どこで、だれと作り上げたものであれ、一期一会のレコーディング・パフォーマンスは、驚き、不可思議、秘めたる素晴らしさに満ちあふれてます!! まさに副題「The Hidden Wonder of Music」のとおり、あらためて沢山の新発見があり、自分でも本当に驚きました。何度も書き、何度も録り、そのたびに何度となく聴いてきたはずなのに……。

  皆様にも、ぜひ同じ体験を味わっていただけましたら、とても嬉しいですし、それはまた作り手にとって、大きな願いがかなう瞬間でもあります。

2017年 如月 鷺巣詩郎


『SHIRO'S SONGBOOK 録音録 The Hidden Wonder of Music』

SHIRO'S SONGBOOK 録音録 JK
発売日:2017年3月22日
品番:MHCL 30449
価格:¥3,000+税
高品質Blue-spec CD2仕様
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Sony Music Shop
  • 収録曲
  • 01.Some You Win / MASH III featuring Hazel Fernandes*未発表曲
  • 02.Spark of Life 2003/Nocturne / 鷺巣詩郎 featuring LOREN
  • 03.Nocturne / MISIA
  • 04.ぼくが地球を救う~Sounds Of Spirit~ / Skoop On Somebody
  • 05.All Night / 葛谷葉子
  • 06.C'EST LA VIE / CHEMISTRY
  • 07.I'm Gettin' Out / 鷺巣詩郎 featuring Ian Pitter
  • 08.Black and White / MASH III featuring Hazel Fernandes*未発表曲
  • 09.一筋の軌跡 / ゴスペラーズ
  • 10.THE GLORY DAY / MISIA
  • 11.Gaining Through Losing / 平井 堅
  • 12.TENSIONS - he who pays the piper / 鷺巣詩郎 featuring 高橋洋子*新曲
  • 13.Fly into the Sun – prelude / 鷺巣詩郎*新曲
  • 14.Fly into the Sun / 鷺巣詩郎*新曲
  • 15.Li’l Darlin' / 鷺巣詩郎 presents The ’08 Jazz Meeting*未発表音源

鷺巣詩郎(さぎすしろう)(作編曲家/プロデューサー)

鷺巣詩郎(作編曲家/プロデューサー)

1957年東京生まれ。本名同じ。 78年、編曲家、鍵盤奏者としてザ・スクエアのデビュー盤に参加。 79年にはリーダー作『EYES』を発表。80年代からは作・編曲家として多方面で活躍。アイドル歌謡曲をはじめ、『笑っていいとも!』の音楽や、中央競馬場の入場ファンファーレなども手がけた。90年代以降はロンドン、パリ、東京の3拠点で活動。オーケストラや合唱など大編成スコアがそのサウンドの代名詞。また現代を代表する劇伴作家でもあり『ふしぎの海のナディア』や『エヴァンゲリオン』シリーズなど庵野秀明監督との25年間以上ものコンビネーションは、世界中に熱狂的なファンを持つ。『ベルセルク』『進撃の巨人』、2016年の大ヒット作『シン・ゴジラ』の音楽も担当した。


『シン・ゴジラ対エヴァンゲリオン交響楽』開催決定!

作曲、編曲、総監督を鷺巣詩郎がつとめるフルオーケストラ交響楽コンサートが、下記日程で開催されます。『エヴァンゲリオン交響楽』以来20年ぶりとなる、鷺巣詩郎によるフルオーケストラ・コンサートです!

2017 年 3 月 22 日(水)昼公演:13 時~ 夜公演:18 時半~

2017 年 3 月 23 日(木)昼公演:13 時~ 夜公演:18 時~

[会場]Bunkamura オーチャードホール


DU BOOKSより鷺巣詩郎初の単著がついに刊行!

鷺巣詩郎 執筆録 其の1
および、壮絶なる移動、仕事年表

著者:鷺巣詩郎    装画:安野モヨコ    帯コメント:庵野秀明

これまでの雑誌連載・寄稿がついにシリーズで書籍化! 『bmr』に連載されていた「Studio Vibe」(全147回)の前半に加え、当時の活動年表、エヴァ、父うしおそうじのピープロにまつわる原稿などを新たに追加した、現代を代表する劇伴作家による執筆の記録!

リズムとは「ミクロの化け物」であると同時に「ニュアンスの権化」でもある。まったく同じフレーズ(譜割り)を叩いても、バーナード・パーディーとジェイムズ・ギャドソンは天と地ほど違うだろう。ジョン・ロビンソンとスティーヴ・フェローンでも同じコト。超物理的に分析すればミクロのタイミングと音色の差なのだが、たとえそれらを同一にしてもニュアンスという壁に今度は突き当たってしまう。―本文より―

鷺巣詩郎 執筆録 其の1 および、壮絶なる移動、仕事年表

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