SHIG

sings Jazzy Things

-produced by JIRO YOSHIDA

世界的ジャズ・ギタリスト、吉田次郎がプロデュースする

若きジャズ・ヴォーカリストSHIG、華麗にデビュー!

SHIG

sings Jazzy Things

-produced by JIRO YOSHIDA

2020年12月2日発売

CD:SICX-159/¥2,400+税

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    ニューヨークを拠点に世界で活躍するジャズギタリスト吉田次郎。吉田はこれまで自身のソロのほか多くの女性シンガーのプロデュースを手がけてきたが、その吉田が今いちばん注目しているのが福岡在住のシンガーSHIGである。

    福岡で歌を学び、福岡を中心にジャズやポップスを取り上げたライヴを精力的におこなって話題になり、ヤフオクドームで国家斉唱を担当するなど注目を集めた。それが同じ福岡出身の吉田次郎の目に留まり、吉田が福岡での自身のライヴでのヴォーカリストとして起用したことで今回のコラボレーションが決まった。

    吉田が全面的にプロデュースを担当し、ゲスト・ミュージシャンには世界的なドラムサイト「ドラマーワールド」に於いて世界のトップドラマー500人の1人に選ばれた20代の若きドラマー川口千里をはじめ、吉田の盟友ピアニストであるクリヤ・マコト、ベーシストの納浩一、ブラジリアンパーカッションの名手である安井源之新やトランペットの中村恵介、サックスのつづらのあつし、アレンジに安部潤、ニューヨーク在住でスティーヴィー・ワンダーの音楽監督を務めるマーロン・サンダースなどそうそうたるミュージシャンが全面バックアップ!

収録曲

  1. 朝日のごとくさわやかに(作詞:オスカー・ハマースタイン2世/作曲:シグマンド・ロンバーグ/訳詞:ほりおみわ/編曲:吉田次郎)
  2. 虹色の湖 (作詞:横井弘/作曲:小川寛興/編曲:吉田次郎)
  3. 逢いたくて逢いたくて (作詞:岩谷時子/作曲:宮川泰/編曲:吉田次郎)
  4. 悲しくてやりきれない (作詞:サトウハチロー/作曲:加藤和彦/編曲:吉田次郎)
  5. 愛のさざなみ (作詞:なかにし礼/作曲:浜口庫之助/編曲:吉田次郎)
  6. あなたのそばに (作詞:ネッド・ワシントン/作曲:ホーギー・カーマイケル/訳詞:ほりおみわ/編曲:吉田次郎)
  7. 人形の家 (作詞:なかにし礼/作曲:川口真/編曲:吉田次郎)
  8. 涙の連絡船 (作詞:関沢新一/作曲:市川昭介/編曲:吉田次郎)
  9. ダニー・ボーイ (アイルランド民謡/訳詞:ほりおみわ/編曲:吉田次郎)
  10. グッド・ナイト・ベイビー (作詞:ひろ まなみ/作曲:むつ・ひろし/編曲:安部潤)
  11. 夜が明けて (作詞:なかにし礼/作曲:筒美京平/編曲:吉田次郎)
  12. アカシアの雨がやむとき (作詞:水木かおる/作曲:藤原秀行/編曲:安部潤)

収録曲のオリジナル

  1. 朝日のごとくさわやかに……ジャズ・スタンダード
  2. 虹色の湖……中村晃子 1967年
  3. 逢いたくて逢いたくて……園まり 1968年
  4. 悲しくてやりきれない……フォーク・クルセダーズ 1968年
  5. 愛のさざなみ……島倉千代子 1968年
  6. あなたのそばに……ジャズ・スタンダード
  7. 人形の家……弘田三枝子 1969年
  8. 涙の連絡船……都はるみ 1965年
  9. ダニー・ボーイ ……アイルランド民謡
  10. グッド・ナイト・ベイビー……キングトーンズ 1968年
  11. 夜が明けて……坂本スミ子 1971年
  12. アカシアの雨がやむとき……西田佐知子 1960年

収録メンバー

SHIG(ヴォーカル)

吉田次郎(ギター、プログラミング、コーラス/1-12)

クリヤ・マコト(ピアノ/2、12)

納浩一(ベース/2-12)

川口千里(ドラムス/2-11)

中村恵介(トランペット/2)

つづらのあつし(サクソフォーン/2、3、10)

安井源之新(パーカッション/2、3、5)

宮田康佑(ギター/5)

Vana Gierig (ピアノ/4、5、8、9、10)

Marlon Saunders (コーラス/1、4、8、9)

Ole Mathisen (サクソフォーン/1)

Damon Banks (ベース/1)

Produced by Jiro Yoshida

Executive Producer: Rimi Ueki

Directed by Motoichi Sugita (Sony Music Labels)

A&R : Yuto Ikeda

Promotion : Miyuki Otsuka, Hiroki Oka

Management : Yuji Fukagawa (Summer Titles)

Project Coordinator : RITA smiling

Photo: Kazuhito Goda (D-GO)

Recording and Mastering Engineer: Koji Suzuki (Sony Music Studios Tokyo)

Assistant Engineer: Yuta Yoneyama (Sony Music Studios Tokyo)

Recording : December 2018, Power station Berkeley, JC studio 57 street, New York / March-July 2019, Platonic Studio Ashiya, Hyogo / September 24-27 2019, Sony Music Studios Tokyo

アルバムを楽しむための7つのポイント

●ニューヨークを拠点に世界で活躍するジャズギタリスト吉田次郎が手掛ける若手新人ヴォーカリストのデビュー作

●クールなルックスとハスキーなヴォーカル。ジャズから歌謡曲まで、幅広いジャンルを心地よく唄いこなす実力の持ち主がSHIGである。

●吉田次郎はこれまで自身のソロのほか八代亜紀、今陽子(ピンキーとキラーズ)、森口博子、相田翔子(Wink)、浜崎あゆみ、ミー(ピンクレディ)、ケイコ・リーといった女性シンガーのプロデュースを多く手掛けてきた。その吉田が注目したのが福岡在住のシンガーSHIGである。

●福岡で歌を学び、福岡を中心にジャズやポップスを取り上げたライヴを精力的におこなって話題に。ヤフオクドームで国家斉唱を担当するなど注目を集める。それが同じ福岡出身の吉田次郎の目に留まり、吉田が福岡での自身のライヴでのヴォーカリストとして起用したことで今回のコラボレーションが決まった。

●吉田が全面的にプロデュースとアレンジを担当し、東京は乃木坂のソニー・ミュージックスタジオを中心に、芦屋、ニューヨークでの録音を敢行。

●参加ミュージシャンも超豪華! 世界的なドラムサイト「ドラマーワールド」に於いて世界のトップドラマー500人の1人に選ばれた20代の若きドラマー川口千里をはじめ、吉田の盟友であるピアニストのクリヤ・マコト、ブラジリアンパーカッションの名手である安井源之新やトランペットの中村恵介、サックスのつづらのあつし、一部アレンジに安部潤、ニューヨーク在住でスティーヴィー・ワンダーの音楽監督を務めるマーロン・サンダースなどそうそうたるミュージシャンが全面バックアップ。

●古くから謳われてきた日本の名曲からジャズのスタンダードまでを、全曲美しい日本語で歌う。

参加ミュージシャンからのコメント

●吉田次郎(プロデューサー/ギター/アレンジ)

SHIGと初めて出会ったのは今から3年半くらい前、福岡のあるライヴスポットでだった。そのとき彼女はコンサートのスタッフの一員として拘っていて、控えめな態度で自分がときどきヴォーカリストとして活動しているということを話してくれたものである。それからほぼ1年が過ぎたころ、本人から一度歌を聴いてほしいとの依頼があった。そこでポップなものとジャジーな曲を数曲、私のピアノ伴奏で歌ってもらったのだが、そのときの衝撃は今も鮮烈に思い出される。ご存知のかたもいらっしゃるかもしれないが、私はこれまでに国内外含め、多くの個性的なシンガー、ブレイクした女性シンガーに携わってきた。そんな私がSHIGの歌声には他とは比べられないような、ひときわ光る個性と歌唱センスを感じたのだ。その場で本人に今後どうしたいのかと尋ねると、自分が納得する作品を自分らしく歌っていきたい、と告げられ、それではということで今回のアルバム制作に至った次第である。選曲については、彼女が好んで歌っていた昭和歌謡とジャズ・スタンダードを中心に試行錯誤しながら選び、そしておよそ1年をかけて録音した。アルバムの統一感を出すのにこれほど考えて編曲作業をしたのはまれなことで、この点については長年私と仕事をともにしているソニー・ミュージックの杉田元一氏の力添えがなければここまでの作品にはならなかった気がする。アメリカと日本のトップで活躍するプレイヤーたちを起用することができたのも、彼女が持つヴォーカリストとしてのポテンシャルの高さゆえだと確信している。艶のあるSHIGのスモーキーヴォイスにはノスタルジーと色気が混在する世界観があり、ついつい引き込まれてしまうだろう。ともあれまずはこの素晴らしいシンガーの素晴らしいアルバムを世に出せたという幸運に感謝している次第である。

●安部潤(アレンジ)

数々の名曲を、うまさだけでなく素晴らしい表現力で、自分のものとする歌唱に感心、感動でした。これからの活動、展開の楽しみなアーティストです。

●クリヤ・マコト(ピアノ)

世の中が求めるタイプの素晴らしいシンガーですね! 音楽業界が今よりも屈強で隆盛を極めていた「昭和」の時代にデビューを見たかったです(笑)。

●納 浩一(ベース)

とても素敵な企画のアルバムに参加できて光栄です。ジャズから歌謡曲まで、幅広いジャンルを心地よく唄いこなす実力、参加ミュージシャンとしてだけでなく、リスナーとしてもとても楽しませていただきました。今後の活躍を大いに予感させる本格派シンガー、楽しみです!

●川口千里(ドラムス)

今回演奏させていただいた楽曲が、昭和歌謡のカヴァーが中心という事で、私と年齢もそれほど変わらないSHIGさんがどんなアプローチで歌うのだろうと、レコーディング前からとても楽しみにしていました。スタジオで初めてお会いしまして、何曲か同時レコーディングをさせていただきましたが、とにかくギャップに驚かされました。見た目はもうとにかく、本当に可愛らしいのですが、その歌声はハスキーで、かつ大人な色気を感じさせるもので、ついつい聴き入ってしまいました。私たちが生まれる前の楽曲をしっかりとものにしていて、全く違和感を感じさせないどころか、新たな魅力を引き出す、そんなパワーをSHIGさんの歌声から強く感じました。

●安井源之新(パーカッション)

2・3・5曲目に参加させて頂いたパーカッションの安井源之新です。この度はもの凄く内容の充実したアルバムをリリースされ、誠におめでとうございます!蒼々たるメンバーを従えて、超実力派のヴォーカルが冴えわたっていますね。3曲目の「逢いたくて逢いたくて」では、タンバリンに似た「パンデイロ」というブラジルの打楽器を叩かせて頂きました。ギター、サックスとパーカッションで始まるシンプルなバックながらヴォーカルのうまさが際立つサウンドに仕上がっており、とても嬉しく思います。SHIGさんのような歌も表現力も本当にうまい人はどんどん飛翔して行かれることでしょう。大成功を祈念いたします。

●つづらのあつし(サックス)

「虹色の湖」……私はテナーサックスで、ホーンセクションとソロで参加させて頂きました。次郎さんのギター抜群 クリヤ氏のピアノも痺れます 「逢いたくて逢いたくて」……ソプラノでフィーチャーっぽく参加させて頂きました。スタジオセッション1発録り!でした。めっちゃジャズ! 最高。 「グッドナイトベイビー」……テナーサックスでホーンセクションとフィル少し。前半ブルースギター〜ガラッと変わり大人フュージョン。また、ドキっとブルースギター。ええ感じです〜。 全て懐かしのJ-POPの名曲ですが、次郎さんの素晴らしいアレンジにより、全く別次元のお洒落な大人のジャズっぽい名作に仕上がりました! さらにそのアレンジを超越するSHIGさんの圧倒的な歌唱力と大人っぽさ、セクシーさ……レコーディングで共演しながら酔いしれていました。発売とレコ発が楽しみでなりません。

●中村恵介(トランペット)

魅惑のハスキーヴォイス!

●宮田康佑(ギター)

久しぶりに「アルバム」を聴きたくなった作品です。曲目を見ると懐かしい日本の曲を中心に、ジャズのスタンダードや「ダニー・ボーイ」など一度は耳にしたこのある曲ばかりが並んでいます。まずは一度先入観無しで一度聴いてみてください。オリジナルの良さを残したまま、全く新しい曲たちに生まれ変わっています。吉田次郎氏のアレンジセンスが惜しみなく発揮されているばかりでなく、曲ごとに歌い方だけなく声色までも見事に使い分けたSHIGさんの技術、センスを感じずにはいられません。「アルバム」1枚を聴き終えるのに全く時間はかかりません。もちろん1曲1曲を味わうにも充分過ぎるほどの深みが詰まっています。ぜひこの作品を楽しんでください!オススメは僕も参加させてもらった「愛のさざなみ」です(笑)

●Marlon Saunders (コーラス)

I had the pleasure of working with the incredible artist SHIG for her upcoming project. I am so grateful for producer extraordinaire, Jiro Yoshida for allowing me to participate. Shig’s voice is so beautiful and warm. Her tone is hypnotic and her vocal delivery exceptional! I am honored to be able to provide background vocals for Shig’s recording. Congratulations SHIG! peace…love...

(素晴らしいアーティスト、SHIGのプロジェクトで一緒に仕事をすることができました。このプロジェクトに参加させてくれたプロデューサーの吉田次郎さんには本当に感謝しています。SHIGの声はとても美しく、温かみがあります。彼女のトーンは催眠術的であり、、彼女の歌い方は卓越したものであると言えます。SHIGのレコーディングでバックヴォーカルを担当できたことを光栄に思っています。おめでとう、SHIG! ピース&ラヴ)

■SHIG(ヴォーカル)

福岡出身のシンガー。中学生の時にKate BushのCDを聴きヴォーカリストを目指す。 聴いた人の心を揺さぶるハスキーな声が特徴。ヤフオクドームで国家斉唱を担当するなど、現在福岡を中心に活動する注目のジャズシンガー。

■吉田次郎(プロデューサー)

1958年福岡生まれ。5歳でピアノ、6歳でクラシックギターを始め15歳の時にジョン・コルトレーンを聴きジャズに興味を持つ。18歳で上京し、スタジオ・ミュージシャンとしてプロ活動を始める。1983年渡米し、バークリー音楽院卒業後90年からニューヨークに居を構えて本格的な音楽活動を始める。ポール・マッカートニーや部レッカー・ブラザース、シンディ・ローパーやアデル、ケミストリー、相田翔子、ケイコ・リー、石丸乾二といった内外の著名なアーティストとの共演からプロデュースまで、幅広く活動している。また、「ダンス・ウィズ・ウルヴス」などの映画音楽のスコアも手掛けている。2015年にはSony Musicからアルバム『a pastel shade』、2019年には『RED LINE』を発表した。国際連合ニューヨーク本部から日本人としては2人目の国連WAFUNIF親善大使に任命されている。