Emotional Xmas!

心が揺れる。

80年代のクリスマスソングが、やっぱり「エモい」。

あの頃を思い出す名曲、「サンタと天使が笑う夜」、「サイレント・イブ」、「クリスマスキャロルの頃には」他、80年代〜90年代の、聴けばあの頃がよみがえるクリスマスコンピレーションアルバムです。あの時代の思い出がない人も、エモーショナルなストーリーを追体験できる、80年代のクリスマスソングを中心に16曲集めました。切ないだけでは語れない、心が揺れ動き様々な感情を呼び起こす、じわっと来るエモいクリスマスソングをゆっくり味わってください。

【収録内容】

  1. サンタと天使が笑う夜
    / DREAMS COME TRUE (1989)
  2. クリスマスキャロルの頃には
    / 稲垣潤一 (1992)
  3. サイレント・イヴ
    / 辛島美登里 (1990)
  4. 恋人がサンタクロース
    / 松田聖子 (1982)
  5. Christmas Time In Blue
    / 佐野元春 (1985)
  6. 最後のHoly Night
    / 杉山清貴 (1986)
  7. 君にMerry Xmas
    / 小田和正 (1989)
  8. クリスマスの夜
    / 岡村孝子 (1988)
  9. 雪にかいたLOVE LETTER
    / 菊池桃子 (1984)
  10. Snowbound Party -Tonight Visitors OK!-
    / 浜田省吾 (1985)
  11. Funky Christmas
    / 中原めいこ (1984)
  12. ロックンロールサンタクロース
    / GO-BANG'S (1990)
  13. 3度目のクリスマス
    / SHOW-YA (1987)
  14. 白いクリスマス
    / JUN SKY WALKER(S) (1989)
  15. LAST CHRISTMAS SONG
    / 浜田麻里 (1989)
  16. Merry Christmas Mr.Lawrence
    / 坂本龍一 (1983)

トータル16曲収録

Emotional Xmas! エモーショナル・クリスマス!

20221116 発売

全16曲収録 ブックレット:全収録曲・歌詞カード入り

品番: MHCL-2970 価格: ¥2,200(tax in)

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【全曲解説】

1. サンタと天使が笑う夜

DREAMS COME TRUE (1989)

DREAMS COME TRUEは“ドリカム”の愛称で親しまれ、多くのメガヒットを世に送り出して来たグループ。この曲は累計で200万枚を売り上げたセカンドアルバム『LOVE GOES ON…』に収録された曲で、同時に発売されたシングル「LAT.43°N 〜forty-three degrees north latitude〜」のカップリングにも収録されたクリスマスソング。後に英語詞による「VERY MERRY CHRISTMAS」はシングル「雪のクリスマス」のカップリングに収録されている。

2. クリスマスキャロルの頃には

稲垣潤一 (1992)

稲垣潤一はドラムを叩きながら歌うスタイルで注目され、シングル「雨のリグレット」でデビュー。シティポップというジャンルを牽引していく存在となり、多くの楽曲をヒットさせている。この曲は1992年に発売されたシングルで、ドラマ「ホームワーク」の主題歌として起用され大ヒットに。稲垣初の1位を獲得したこの曲はミリオンセラーを記録。現在でもクリスマス時期の定番ソングとして愛されている。

3. サイレント・イヴ

辛島美登里 (1990)

辛島美登里は1983年、ポピュラーソングコンテストでグランプリを受賞し、シングル「雨の日」でレコードデビュー。その後、1989年より本格的にアーティスト活動を開始している。この曲は1990年に発売されたシングルだが、当時トレンディドラマと呼ばれた「クリスマス・イブ」の主題歌に起用され1位を獲得する大ヒットに。同曲を収録したアルバム「GREEN」も1位をマークしている。

4. 恋人がサンタクロース

松田聖子 (1982)

松田聖子は1980年、シングル「裸足の季節」でデビュー。3枚目のシングル「風は秋色」から24曲連続で1位を獲得する大記録を打ち立てている。この曲は、1982年に発売されたクリスマス企画アルバム『金色のリボン』収録されたクリスマスソング。1980年に発売された松任谷由実のアルバム『SURF&SNOW』に収録されたものがオリジナルで、聖子のバージョンはカヴァーになる。

5. Christmas Time In Blue

佐野元春 (1985)

佐野元春は1980年、シングル「アンジェリーナ」でデビュー。4枚目のシングルとして発売された『SOMEDAY』が話題となり、同タイトルのアルバムが最高位4位を記録。その後も多くのアルバムをヒットさせている。この曲は1985年に発売された自身4枚目の12インチシングル。ソフトレゲエのリズムで歌われたクリスマスソングは、アルバム『Café Bohemia』からの先行シングル。12インチシングルながら最高位7位を記録している。

6. 最後のHoly Night

杉山清貴 (1986)


杉山清貴は、1983年杉山清貴&オメガトライブのボーカリストとしてメジャーデビュー。約2年半の活動で3枚のオリジナルアルバムが1位を獲得している。ソロ第一弾シングル「さよならのオーシャン」が大ヒットし、第2弾シングルであるこの曲もヒットに。夏のイメージの強い杉山の、クリスマスをテーマにしたミディアムテンポのバラード。

7. 君にMerry Xmas

小田和正 (1989)

小田和正はオフコースのボーカルとして「さよなら」「Yes-No」「君が、嘘を、ついた」などをヒットさせ、オフコース解散後の1989年より本格的にソロ活動を開始。自身のレーベル“Little Tokyo”よりシングル「Little Tokyo」をリリース。続けて発売されたこの曲は、第一生命『パスポート21』のCMソングで、クリスマスの2日間限定でオンエアされた曲として話題となった。現在でもクリスマスソングの定番ソングとして愛されている。

8. クリスマスの夜

岡村孝子 (1988)

岡村孝子は1982年、ポピュラーソングコンテストでグランプリを受賞した「待つわ」でデビュー(あみん名義)。1985年、シングル『風は海から』、アルバム『夢の樹』でソロデビュー。この曲は1位を獲得した4枚目のアルバム『SOLEIL』からのシングルカット曲で、リカットながらスマッシュヒットとなり、現在でもクリスマスの定番曲として愛されている冬の定番曲。失恋ソングでありながら、どこか勇気が湧いてくるサウンドが特徴。

9. 雪にかいたLOVE LETTER

菊池桃子 (1984)


菊池桃子は1984年シングル「青春のいじわる」でデビュー。デビュー時のキャッチコピーは「イッツ・リアル・フレッシュ 1000%」。3枚目のシングルとして発売されたこの曲は初のウィンターソングとして発売され大ヒットに。次作のシングル「卒業-GRADUATION-」は1位を獲得しキャリア最大のシングルになったが、この曲は続く2番目のヒットになっている。作・編曲は、近年のシティポップブームで高い評価を受けている林哲司が手がけている。

10. Snowbound Party -Tonight Visitors OK!-

浜田省吾 (1985)

浜田省吾は愛奴の活動を経て、1976年にシングル「路地裏の少年」とアルバム『生まれたところを遠く離れて』でデビュー。7枚目のアルバム『愛の世代の前に』からアルバムセールスが上昇し、10枚目のアルバム『J.BOY』では2枚組にもかかわらず1位を獲得している。この曲は1985年に発売されたクリスマス向けのミニアルバム『CLUB SNOWBOUND』に収録された1曲で、毎年クリスマス時期の定番として愛されている。

11. Funky Christmas

中原めいこ (1984)


中原めいこは1982年、シングル「 今夜だけDANCE・DANCE・DANCE」でデビュー。80年代のシティポップ・シーンを大いに盛り上げ、1984年に発売された化粧品の夏のキャンペーンソング「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。」が初のTO10入りを果たしている。この曲は1984年の年末に発売された12インチシングル『Meiko's SPECIAL PARTY VERSIONS』のA面に収録された軽快なクリスマスソングで、キャッチーなメロディーとゴージャスなサウンドが印象的な冬の名曲。

12. ロックンロールサンタクロース

GO-BANG'S (1990)


GO-BANG'Sはボーカルとギターの森若香織率いるガールズバンド。1988年にシングル「ざまぁカンカン娘」でデビュー。1989年に発売されたシングル「あいにきて I・NEED・YOU!」がCMソングに起用され、最高位2位の大ヒットになり、収録アルバム『グレイテスト ビーナス』は1位を獲得している。この曲は6枚目のシングルとして発売されたクリスマスソングで、シングルには同曲の別MIXも収録された。

13. 3度目のクリスマス

SHOW-YA (1987)


SHOW-YAはボーカルの寺田恵子率いる女性ロックバンド。1985年にシングル「素敵にダンシング (Coke Is It)」でデビューしたが、デビュー当時はアイドル的な売り出し方をされていた。1987年のシングル「その後で殺したい」「水の中の逃亡者」は筒美京平が作曲を手がけスマッシュヒットに。この曲は5枚目のオリジナルアルバム『IMMIGRATION』に収録されたクリスマスソングで、2曲のヒットシングル同様筒美京平が曲を手がけている。

14. 白いクリスマス

JUN SKY WALKER(S) (1989)


JUN SKY WALKER(S)は1986年、アルバム『全部このままで』でメジャーデビューを果たした4人組ロックバンド。「ホコ天」などのバンドブームの波に乗り大ブレイク。2枚目のアルバム『ひとつ抱きしめて』は最高位3位を記録している。この曲は3枚目のシングルとして発売されたクリスマスソングで、1位を獲得する大ヒットになっている。バンド名義でここまで大ヒットしたクリスマスソングは意外に少なく、長きに渡り愛されている1曲。

15. LAST CHRISTMAS SONG

浜田麻里 (1989)


浜田麻里は1983年に「麻里ちゃんは、ヘビーメタル。」というキャッチコピーとともに、LOUDNESSの樋口宗孝プロデュースによるアルバム『Lunatic Doll〜暗殺警告』でメジャーデビュー。1988年に発売されたシングル「Heart and Soul」がヒットし、翌年「Return to Myself 〜しない、しない、ナツ。」が初の1位を獲得している。この曲は、1989年に発売されたバラードベストアルバム『Sincerely』に新曲として収録されたクリスマスソング。

16. Merry Christmas Mr.Lawrence

坂本龍一 (1983)


坂本龍一は、「世界の坂本」と呼ばれる日本を代表する音楽家。1978年に、細野晴臣と高橋幸宏と結成した「イエロー・マジック・オーケストラ」(通称:YMO)の活動はあまりにも有名。坂本龍一ソロとしても多くの名盤を世に送り出しており、この曲は1983年に公開された映画「戦場のメリークリスマス」のテーマソング。坂本龍一が俳優としても出演したこの作品で、日本人唯一の「英国アカデミー賞 作曲賞」を受賞している。


< Profile >

ピ子
美大卒のクリエイター。
アニメーションやイラストの制作を中心として活動している。
ポップでエッジの効いた作風が特徴であり、ファンの層も幅広い。
様々なカルチャーとアートを融合させ、他にはないエモーショナルな作品を提供できるよう、日々制作に努めている。
人と語り合うのが好き。
アトリエプロジェクト立ち上げ当初より在籍、期待のメンバー!

< イラスト制作にあたって >

一年の中でいちばん盛り上がるイベント、クリスマス。
そんなクリスマスを彩る曲がたくさん詰まったこのアルバムに、私のイラストを添えさせていただいたことをとても嬉しく思っています。
思い出にはいつも「テーマソング」があると思います。このアルバムを手に取った人に、素敵なクリスマスの「テーマソング」ができること、そして今までにない「エモい」クリスマスが訪れることを願っています。