金延幸子のコンピレーションアルバム『時にまかせて ―金延幸子レア・トラックス＋2』が本日12月25日に発売された。

　過去、1998年に東芝EMI（現・ユニバーサルミュージック）、2003年にエイベックス、2020年にポニーキャニオンより商品化。「愚」「秘密結社〇〇教団」時代を含む歌姫“金延幸子”の珠玉の名曲を収録した同アルバムに、今回は更にCHELSEA名義の大滝詠一編曲による作品のアウトテイク2曲がボーナストラックとして追加。アートワークも刷新したレア・トラックス集の完全盤として企画された。

　CDブックレットに掲載の金延幸子への最新インタビューをもとにした荒野政寿による楽曲解説は今まで明かされていなかった新事実も語られ、改めて金延の音楽性の変遷をわかりやすく伝える作品であると同時に、日本のフォーク・ミュージック／ロックの進化過程を知るための貴重な資料とも言える。

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