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第293回 萩原健太のotonanoラジオ#175

2023/02/07 公開

高田漣さんをゲストに迎えて(その1)

今週のオンエア曲

高田漣さんをゲストに迎えて(その1)

1.

高田漣

In A Mist

『CONCERT FOR MODERN TIMES』

高田漣さんをゲストに迎えて(その1)

2.

高田漣

ブルース

『CONCERT FOR MODERN TIMES』

高田漣さんをゲストに迎えて(その1)

3.

高田漣

明日の館

『CONCERT FOR MODERN TIMES』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#175

『ちょっと変わったシチュエーションで録音された傑作12』

▶ CLICK TO PLAY Apple Music, Spotify, LINE MUSIC

各社ストリーミング事情によってリスト内容や表記が異なる可能性があります。予めご了承ください。

1. Walk / Foo Fighters

高田漣くんをゲストにお招きした『otonanoラジオ』。漣くんが東京・池袋にある重要文化財、自由学園明日館の講堂で一発録りされた新作アルバム『CONCERT FOR MODERN TIMES』を特集してお届けしました。興味深い話がたくさん聞けましたねー。というわけで今週のプレイリストは、『CONCERT FOR MODERN TIMES』同様、普通のレコーディング・スタジオではなく、ちょっと変わったシチュエーションで録音されたアルバム12作にスポットを当てて、そこからそれぞれ1曲ずつピックアップして並べてみました。まずはフー・ファイターズが2011年にリリースした傑作アルバム『ウェイスティング・ライト』から。これはデイヴ・グロールが“真のロック・サウンド”を求め、ニルヴァーナ在籍時代の代表作『ネヴァーマインド』のプロデューサーだったブッチ・ヴィックの協力の下、ロサンゼルスの自宅ガレージでアナログ録音した1枚。そこからのセカンド・シングル曲です。
2. A.M. Automatic / The Black Keys

続いてはブラック・キーズ。初期の彼らはもともとドラムのパトリック・カーニーの自宅地下室でレコーディングするなど、普通のスタジオを使っていなかったのだけれど、2004年の3作目『ラバー・ファクトリー』はアルバム・タイトル通り、地元オハイオ州アクロンの廃タイヤ製造工場でレコーディングされた1枚でした。
3. Girlfriend / Paul McCartney & Wings

ポール・マッカートニー&ウイングスが1978年にリリースしたアルバム『ロンドン・タウン』のレコーディング・セッションは、最初のうちロンドンのアビー・ロード・スタジオで行なわれていたのだけれど、途中から気分を変えたいということで、いきなりバージン諸島のセントジョンズにあるウォーターメロン湾へ。なんとチャーター船に急遽、即席スタジオを作ってレコーディングを継続したのでありました。そのアルバムからの1曲です。これぞ正真正銘のヨット・ロック?
4. Hooray Hooray / Taj Mahal & Ry Cooder

1960年代からの旧友、タジ・マハールとライ・クーダーが久々にタッグを組んで、ライさんの息子であるホアキム・クーダーの自宅リヴィングルームで3日間、リラックスした環境の下、サニー・テリー&ブラウニー・マギーのレパートリーをカヴァーしまくった2022年のアルバム『ゲット・オン・ボード:ザ・ソングズ・オヴ・サニー・テリー&ブラウニー・マギー』からのナンバーです。渋い!
5. Exit Music (For a Film) / Radiohead

1997年の傑作アルバム『OKコンピューター』より。このアルバムの大半は、女優のジェイン・シーモアが所有していたエリザベス朝の大邸宅“セント・キャサリンズ・コート”のボールルームでレコーディングされました。元修道院だった場所で、かつてヘンリー8世が隠し子を住まわせていたとかなんとか。噂によるとたくさんの幽霊が取り憑いているとかいないとか…。
6. Shaky Town / Jackson Browne

人気アーティストはツアーに明け暮れているので、公演先のホテルで録音された音源というのがけっこうあったりします。ディレイニー&ボニーが1971年にリリースしたアルバム『モーテル・ショット』とか、その代表作だけれど。今回は間もなく来日するジャクソン・ブラウンでいきます。1977年のアルバム『孤独なランナー』にはツアー先のホテルで録音された音源がいくつか含まれていましたが、その中から、イリノイ州エドワーズヴィルのホリデイ・イン124号室で録音されたこの曲を。
7. Folsom Prison Blues (Live) / Johnny Cash

米カントリー界の親玉、ジョニー・キャッシュの歌声です。曲はカリフォルニア州立フォルサム刑務所に囚われていた犯罪者の心情を綴った1956年のヒット。それを1968年、実際にフォルサム刑務所へと出向いて囚人たちに向かって歌ったときのライヴ録音です。この曲を含むライヴ・アルバム『アット・フォルサム・プリズン』は、キャッシュが囚人に対して、犯罪の歌、ドラッグの歌、冤罪の歌、刑執行の歌、狂おしい愛の歌、そして敬虔な聖歌などをワイルドに投げつけた刑務所コンサートの記録。まあ、普通のライヴ録音ではあるのだけれど、シチュエーションがとびきりやばいってことで。ここにセレクトしました。
8. Detroit / Gorillaz

2010年、デーモン・アルバーンは発売されたばかりのiPadに思いきりハマってしまったようで。ゴリラズの北米ツアーのさなか、ツアー・バスで移動中、iPadをいじり続け、ひと月かけてアルバム1枚分のレコーディングをしてしまったのだとか。2011年にアルバム『ザ・フォール』としてリリースされたそのときの音源から、この曲を。
9. Sweet Virginia / The Rolling Stones

1971年、ローリング・ストーンズは本国イギリスの税金が高いということを理由に、フランス移住を計画。最新アルバム『メイン・ストリートのならず者』の大半のレコーディングを南フランス、ニースとモンテカルロの中間部に位置するヴィルフランシュ・シュル・メールにキース・リチャーズが借りた邸宅“ヴィッラ・ネルコート”の地下室で行ないました。そのときの音源から1曲。
10. Skinny Love / Bon Iver

ジャスティン・ヴァーノンが“ボン・イヴェール”として2008年にリリースしたファースト・アルバム『フォー・エマ・フォーエヴァー・アゴー』より。このアルバムはジャスティンが故郷ウィスコンシン州にある父親の狩猟小屋を改造して作った即席スタジオでレコーディングされています。
11. Ice Cream Man / The Modern Lovers

ジョナサン・リッチマン率いる、ねじれまくりのフォーク・ロック・バンド、ザ・モダン・ラヴァーズが1977年にリリースしたアルバム『ロックンロール・ウィズ・ザ・モダン・ラヴァーズ』からも1曲。このアルバム、最初はサンフランシスコのCBSスタジオで普通にレコーディングされていたのだけれど、音響的になんだかうまくいかなかったらしく、リッチマンはバンドを引き連れ、録音機材とともにスタジオのトイレへ移動。男性トイレ、女性トイレ、いろいろ試したあげく、小便器の反響が気に入ったということで、最終的には男性トイレでレコーディングが行なわれたそうです。いやはや…。
12. Under the Bridge / Red Hot Chilli Peppers

レッチリ、1991年のアルバム『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』より。このアルバムはプロデュースを手がけたリック・ルービンのアイディアもあって、彼がローレル・キャニオンに所有していた洋館で録音されました。メンバー全員がその館に泊まり込んで作業が行なわれたのですが、ここにも幽霊が出るという噂が…。1930年代にそこで殺された女性の幽霊が出るという風説を信じたドラムのチャド・スミスだけは、宿泊を断固拒否したそうです。強そうなのになぁ…。

解説:萩原健太

高田漣さんをゲストに迎えて(その1)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

Kenta's...Nothing But Pop!

第292回 萩原健太のotonanoラジオ#174

2023/01/31 公開

オカモトコウキ(OKAMOTO'S)さんをゲストに迎えて(その2)

今週のオンエア曲

オカモトコウキ(OKAMOTO'S)さんをゲストに迎えて(その2)

1.

OKAMOTO'S

Sugar

『Flowers』

オカモトコウキ(OKAMOTO'S)さんをゲストに迎えて(その2)

2.

OKAMOTO'S

オドロボ

『Flowers』

オカモトコウキ(OKAMOTO'S)さんをゲストに迎えて(その2)

3.

OKAMOTO'S

Last Number

『Flowers』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#174

『同姓、兄弟姉妹…人物名をグループ名に取り入れているアーティスト集』

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1. I Wanna Be Your Boyfriend / Ramones

先週に引き続き、オカモトコウキくんをゲストにお招きしました『otonanoラジオ』。お楽しみいただけましたか? OKAMOTO’Sといえば、岡本太郎好きであることからメンバー全員がオカモト姓を名乗っていることでおなじみ。ってことで、今週のプレイリストはその辺からの連想で、OKAMOTO’Sみたいに特に兄弟とかではないのに同じ姓を名乗っている義兄弟バンドとか、姓をバンド名にしている実際の兄弟姉妹バンドとか、実在の人物の名前をグループ名に取り入れているバンドとか、そういう連中の曲を集めてお送りします。まずは、他人どうしなのに同じ姓を名乗っているバンドの代表格、ラモーンズからいきましょう。この人たちは、ポール・マッカートニーがビートルズの前身バンドだったシルヴァー・ビートルズ時代に“ポール・ラモーン”という芸名を使っていたことに触発されて全員ラモーン姓を名乗ったのでした。では、彼らの1976年のデビュー・アルバム『ラモーンズの激情』からこの曲を!
2. Heading for the Light / The Traveling Wilburys

ジョージ・ハリスン、ボブ・ディラン、トム・ペティ、ジェフ・リン、ロイ・オービソン…という超大物5人が集まり、全員がウィルベリー姓を名乗った覆面義兄弟バンド、トラヴェリング・ウィルベリーズ。レコーディングの際にジョージがジェフ・リンに言ったひとこと“その音を埋め込んじゃおうぜ(We’ll bury ’em in the mix)”の冒頭、“ウィール・ベリー”から思いついた架空の姓だとか。1988年のファースト・アルバム『トラヴェリング・ウィルベリーズ Vol.1』より、ジョージ作のこの曲をどうぞ。
3. Sorry Suzanne / The Hollies

1960年代アタマ、アラン・クラークとグレアム・ナッシュの2人を中心にマンチェスターで結成されたホリーズは、ロックンロールの偉大なオリジネイターのひとり、バディ・ホリーへの憧れから、自らを“ホリーズ”と名乗りました。本曲はそんな彼らが、グレアム・ナッシュがクロスビー・スティルス&ナッシュを結成するために脱退した直後、1969年に放ったヒットです。
4. Show You the Way to Go / The Jacksons

ここからは実際の兄弟姉妹ものを。まあ、このパターンだと、たとえばオールマン・ブラザーズ・バンドとかエヴァリー・ブラザーズとかポインター・シスターズとか、なんとか兄弟、かんとか姉妹と名乗ることが多いのだけれど。今回はそういうふうにブラザーズとかシスターズとかいう語句を付けていないパターンを。まずはもともとジャクソン・ファイヴと名乗っていたこの人たち。マイケル・ジャクソンをフィーチャーしたジャクソン兄弟がザ・ジャクソンズ名義で1976年に放ったヒットです。「愛ある世界へ」という邦題でおなじみかも。
5. All You Get from Love Is a Love Song / Carpenters

ご存じ、リチャードとカレンのカーペンター兄妹です。今日は「ふたりのラヴソング」という邦題の付いた1977年のヒットを。
6. Everything I Need / The Wilsons

カーニーとウェンディのウィルソン姉妹。ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンの娘さんたちですが。ママス&パパスのジョン・フィリップスの娘さん、チャイナ・フィリップスと組んで3人で“ウィルソン・フィリップス”と名乗り、シングル「ホールド・オン」を全米1位に送り込んだりもしていましたが、今日はチャイナが抜けたあと、ウィルソン姉妹だけで1997年にリリースしたアルバムから。お父さんのブライアンが書いて自らもデュエット・パートナーとして客演したこの曲をどうぞ。
7. (Can't Live Without Your) Love and Affection / Nelson

マシューとガナー、双子のネルソン兄弟が1990年に放ったデビュー・ヒット。彼らは往年のティーンエイジ・アイドル、リック・ネルソンの息子たち。日本でも焼酎のテレビCMに出たりして人気を博してました。ネルソンズと“ズ”を付けなくてよかったすね。お笑いトリオになっちゃうもんね。
8. All for a Reaason / Alessi

“ズ”が付いていない双子の兄弟デュオのパターンをもうひとつ。ビリーとボビーのアレッシー兄弟。まあ、彼らは“アレッシー・ブラザーズ”とも名乗ることもあって、今なお活動を続けていますが、今日は単に“アレッシー”とだけ名乗って1977年にリリースしたナンバーを。「ただ愛のために」という邦題が付いていました。
9. Living in the Past / Jethlo Tull

ここからはバンド名に実在の人物の名前を冠したパターンを。まずは18世紀イギリスの農学者の実名を名乗ったこのプログレッシヴ・ロック〜ジャズ・ロック・バンドから。1969年の大ヒットです。
10. Don't Look Back / Lucious Jackson

1990年代半ばにデビューしたニューヨークの女の子オルタナ・バンド。バンド名は1960年代から70年代にかけて活躍したバスケット・ボール選手にちなんだものでした。彼女たちが1996年にリリースしたアルバム『フィーヴァー・イン・フィーヴァー・アウト』から。
11. Long As I Can See the Light / Creedence Clearwater Revival

もともとはブルー・ヴェルヴェッツとかゴリウォグスとか名乗って活動していたCCRですが、1967年にクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルへと改名。この“クリーデンス”という個所が実在の人物の名前です。メンバーのひとり、トム・フォガティの友人、クレデンス・ヌーボールがクリアウォーター・ビールを飲んでいたことからこのバンド名が生まれたのだとか。そんなテキトーなやつらが1970年に放ったヒットです。
12. San Tropez / Pink Floyd

この人たちもピンク・フロイドというバンド名に落ち着くまで、シグマ・シックスとか、メガデスとか、アブダブズとか、レナーズ・ロジャーズとか、スペクトラム・ファイヴとか、いろいろな名前を名乗っていましたが、初期のフロントマン、シド・バレットが古いブルース・アーティストであるピンク・アンダーソンとフロイド・カウンシルの名前を合体させて、こう名乗るようになったのだとか。1971年のアルバム『おせっかい』より。

解説:萩原健太

オカモトコウキ(OKAMOTO'S)さんをゲストに迎えて(その2)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第291回 萩原健太のotonanoラジオ#173

2023/01/24 公開

オカモトコウキ(OKAMOTO'S)さんをゲストに迎えて(その1)

今週のオンエア曲

オカモトコウキ(OKAMOTO'S)さんをゲストに迎えて(その1)

1.

OKAMOTO'S

今さら I want you

『Flowers』

オカモトコウキ(OKAMOTO'S)さんをゲストに迎えて(その1)

2.

OKAMOTO'S

Flowers

『Flowers』

オカモトコウキ(OKAMOTO'S)さんをゲストに迎えて(その1)

3.

OKAMOTO'S

Gimme Some Truth

『Flowers』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#173

『Insane Man~OKAMOTO'Sの軌跡 2009-2021~』

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1. Insane Man / OKAMOTO'S

オカモトコウキくんを迎えてお届けした『otonanoラジオ』、OKAMOTO'Sの新作『Flowers』に関するいろいろ興味深い話が聞けて楽しかったですね。というわけで、今回のプレイリストは『Flowers』に至るまでのOKAMOTO'Sの歩みをざっくりたどり直すセレクション。彼らがこれまでリリースしてきたアルバムやEPから、それぞれ1曲ずつ選んで年代順に並べてみました。OKAMOTO'Sの成長ぶりを駆け足で感じられるかも。まずは2009年、インディーズからリリースされたファースト・アルバム『Here are OKAMOTO’S』から若々しいガレージ・ロックンロール感覚を満喫できるこの曲を。その後、2011年にアルバム『欲望』でも再演された初期代表曲です。
2. おやすみ君のこと / OKAMOTO'S

2010年5月、メジャーからの初リリースとなったアルバムとなった『10’S』より。
3. Telephone Telephone / OKAMOTO'S

前作から半年しか経っていない2010年10月、たたみかけるようにリリースされたメジャー第2弾アルバム『オカモトズに夢中』より。
4. オ・マ・エ / OKAMOTO'S

2011年のアルバム『欲望』より。
5. Give & Take / OKAMOTO'S

メジャーからの4作目にして初めてバンド名だけをタイトルに冠したアルバム、2013年の『OKAMOTO’S』より。スカパラ・ホーンズをフィーチャーしたグルーヴィーなナンバーです。
6. 虹 / OKAMOTO'S

2014年のアルバム『Let It V』のエンディングを飾っていたナンバー。OKAMOTO'S流のフィル・スペクター・サウンドというか、ロイ・ウッドというか、大滝詠一というか、もろそういう音作りが楽しめます。
7. Never Mind / OKAMOTO'S

最新作『Flowers』はメンバー間のコラボレーション・アルバムという触れ込みですが。2014年に出たミニ・アルバムというかEPというか、5曲入りの『VXV』は正真正銘、RIP SLYME、東京スカパラダイスオーケストラ、奥田民生、黒猫チェルシーら外部のアーティストたちとコラボレートした音源で構成された1枚。その中からTHE BAWDIESのROYと共演したファンキーでやかましいこの曲を。
8. ハーフムーン / OKAMOTO'S

2015年のアルバム『OPERA』より。オカモトコウキくんが初めてフルでリード・ヴォーカルを担当した1曲です。
9. Burning Love / OKAMOTO'S

2016年のミニ・アルバム『BL-EP』より。
10. NO MORE MUSIC / OKAMOTO'S

間にライヴ・アルバムを挟んで2017年にリリースされたアルバム『NO MORE MUSIC』より、そのタイトル・チューンを。
11. Dancing Boy / OKAMOTO'S

2019年のアルバム『BOY』より。LOVE PSYCHEDELICOのNAOKIががっつり参加しています。
12. Star Game / OKAMOTO'S

ベスト盤『10'S BEST』とEP『Welcome My Friend』を挟んで2021年にリリースされた久々のオリジナル・アルバム『KNO WHERE』より。

解説:萩原健太

オカモトコウキ(OKAMOTO'S)さんをゲストに迎えて(その1)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第290回 萩原健太のotonanoラジオ#172

2023/01/17 公開

新春鼎談2023! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その3)

今週のオンエア曲

新春鼎談2023! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その3)

1.

藤井フミヤ

今さら I want you

『水色と空色』

新春鼎談2023! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その3)

2.

ボブ・ディラン

ラブ・シック(ヴァージョン 2)

『断章~タイム・アウト・オブ・マインド・セッションズ:ブートレッグ・シリーズ第17集』

新春鼎談2023! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その3)

3.

Rachel & Vilray

Is A Good Man Real?

『I Love A Love Song!』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#172

『生誕50周年!1973年生まれの名盤集』

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1. Dixie Chicken / Little Feat

佐橋佳幸+能地祐子を迎えて2022年を振り返り、さらには2023年を展望する『otonanoラジオ』新春企画。3週目もお楽しみいただけましたか? 番組内でも触れましたが、今年もまたたくさんの再発アルバムがシーンを賑わしそう。去年同様、オリジナル発売から50周年を迎える、つまり1973年に生まれた洋楽の名盤がたくさんあるので、きっと50周年記念ボックスとかたくさん出るんだろうな、と戦々恐々のマニアも少なくないことでしょう。てことで、今週のプレイリストは1973年生まれの名盤集。今年はこの中からきっと50周年記念再発が編纂されること間違いなし。ピンク・フロイドの『狂気』とかレッド・ツェッペリンの『聖なる館』とか、でっかいブツはあえて外しつつ、ぼくが好きな1973年リリースの名盤群12作からそれぞれ1曲ずつピックアップしてプレイリスト化してみました。まずはリトル・フィート! 極上スライド・ギタリスト、ロウエル・ジョージ率いるフィートの名前を決定づけた3作目『ディクシー・チキン』からいきましょう。このアルバム、当時はリアルタイムで国内盤が出ていませんでしたが、海外ロック・シーンの動向に敏感な日本のリスナーはみんな輸入盤で入手して聞いていました。当時の日本のロック・シーンに大きな影響を与えた1枚。そのタイトル・チューンをどうぞ。
2. The Jean Genie / David Bowie

1973年はデヴィッド・ボウイが初来日した年。てことで、ボウイ初来日50周年でもあるわけですが。その年に出た新作アルバムが『アラジン・セイン』ってやつでした。本曲「ジーン・ジニー」はそこからのシングル・カット・ナンバーです。
3. Queen Of Heart / Gregg Allman

オールマン・ブラザーズ・バンドの大ヒット作『ブラザーズ・アンド・シスターズ』も1973年を代表するヒット・アルバムのひとつですが。そのオールマンズの中心メンバーだったグレッグ・オールマンのソロ・アルバム『レイド・バック』も1973年リリースの重要作。米南部に根付く、なんともレイジーでダルなムードを表わす“レイド・バック”という表現を世に定着させた1枚でした。その中から間奏のジャジーな変拍子がむちゃくちゃかっこよかった1曲を。
4. China Grove / The Doobie Brothers

間もなく来日公演が予定されているドゥービー・ブラザーズ。その人気を決定づけたサード・アルバム『キャプテン・アンド・ミー』も1973年の作品でした。「ロング・トレイン・ラニング」ともども、そのアルバムから生まれた大ヒット・シングル。もちろん来日公演でもやらないはずがない豪快なアメリカン・ロックです。
5. These Days / Jackson Browne

来日といえばこの人も間もなくやってきます。米国を代表するシンガー・ソングライター、ジャクソン・ブラウン。彼が1973年にリリースしたセカンド・アルバムから、前出グレッグ・オールマンなどもカヴァーしていたこの名曲を。
6. Just One Victory / Todd Rundgren

ポップ・シーンにおける奇才中の奇才、トッド・ラングレンの4作目『魔法使いは真実のスター』も1973年リリースの傑作です。ジョン・レノンがこのアルバムを聞いて“こいつは神だ!”と絶賛したことでも知られる名盤のラストを飾っていたナンバーをどうぞ。
7. We're An American Band / Grand Funk

球場につめかけた日本の観客を初めて全員総立ちにさせたことでおなじみ、日本にロックの夜明けをもたらしたバンド、グランド・ファンク・レイルロードが、前曲のトッド・ラングレンをプロデューサーに迎え、名義を“グランド・ファンク”と短縮する形でリリースした特大ヒット・アルバム『アメリカン・バンド』も1973年作品。てことで、そのタイトル・チューンを。
8. Daniel / Elton John

エルトン・ジョンは1973年に2作の傑作アルバムを出しています。ひとつはその年の10月に出た2枚組『黄昏のレンガ路』。これも彼の活動初期を代表する超名盤でしたが、実はその前、1973年1月にもエルトンは『ピアニストを撃つな!』という名盤を出していて。かの「クロコダイル・ロック」を含む1枚。50年前のエルトンは才能爆発、ノリノリ状態だったわけです。というわけで、その『ピアニストを撃つな!』のほうから生まれたもう1曲のシングル・ヒット「ダニエル」を聞いてください。大好き。
9. Tequila Sunrise / Eagles

イーグルスのセカンド・アルバム『ならず者』も1973年作品。この人たちはこのあと、1970年代後半に向けてよりスケールの大きい成功を手にすることになるわけですが、個人的には最初の2作、まだロサンゼルスを本拠とするローカルなカントリー・ロック・バンドだった時期のイーグルスが大好き。『ならず者』はそんな時期の持ち味をいい形で発揮したコンパクトな名盤でした。ということで、そこから生まれたシングル・ヒットを。
10. Rosalita (Come Out Tonight) / Bruce Springsteen

われらがボス、ブルース・スプリングスティーンがレコード・デビューを飾ったのが1973年でした。この年、ブルースも2枚のアルバムをリリース。1月にデビュー作『アズベリー・パークからの挨拶』、そして11月にセカンド『青春の叫び』。まだ本格的ブレイクは次作『明日なき暴走』が出てからということになるものの、半世紀前、右肩上がりの激走を開始した時期の若きブルースの歌声も今年きっと再評価されることでしょう。というわけで、セカンド・アルバム『青春の叫び』からこの初期傑作曲をとうぞ。
11. American Tune / Paul Simon

ポール・サイモン、3作目のソロ・アルバム『ひとりごと』も1973年リリースの傑作。「僕のコダクローム」「夢のマルディ・グラ」「何かがうまく」「母からの愛のように」など名曲ぞろいの1枚ですが、その中から今回はヨハン・ゼバスティアン・バッハの「マタイ受難曲」のメロディーを引用した本曲「アメリカの歌」を選んでみました。
12. Lullaby In Ragtime / Harry Nilsson

今でこそ壮麗なストリングス・オーケストラをバックに歌うロック/ポップ・アーティストも珍しくはないけれど。1970年代初期にそんなことをしていた人は皆無。その先駆をつけたのがこの人、ハリー・ニルソンでした。ニルソンは1973年、フランク・シナトラ、ルイ・アームストロング、ジュディ・ガーランド、ナット・キング・コール、ビリー・ホリデイら錚々たる顔ぶれのアレンジャー/指揮者としておなじみ、名匠ゴードン・ジェンキンスを迎えて、スタンダード・ナンバーばかり集めたカヴァー・アルバム『夜のシュミルソン』をリリース。ロックンロール以前のアメリカ音楽の豊かさ、ふくよかさをぼくたちに教えてくれたのでした。この50周年記念エディションもぜひ出てほしいものです。ということで、その素敵なアルバムからのシングル・カットを曲「ラグタイムの子守歌」で今回のプレイリストを締めくくりましょう。

解説:萩原健太

新春鼎談2023! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その3)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第289回 萩原健太のotonanoラジオ#171

2023/01/10 公開

新春鼎談2023! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その2)

今週のオンエア曲

新春鼎談2023! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その2)

1.

大沢誉志幸

そして僕は途方に暮れる

『大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸&亀田誠治~』

新春鼎談2023! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その2)

2.

松田聖子

真冬の恋人たち

『Candy』

新春鼎談2023! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その2)

3.

佐野元春

情けない週末

『大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸&亀田誠治~』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#171

『マイ・フェイヴァリット2022年邦楽アルバム12』

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1. HEY MY GIRL FRIEND!! / GLIM SPANKY

新春ということで、佐橋佳幸+能地祐子を迎え、3週連続であれこれ放談しております『otonanoラジオ』。今年もよろしくお願いします。第2回目の今週は、去年、佐橋くんと亀田誠治さんの選曲で作品集が編纂された大村雅朗さんにスポットを当ててお届けしました。ただ、大村さん関連のプレイリストは去年一度選曲しちゃっているもんで。今週のプレイリストは、番組のほうでは先週お送りした2022年振り返り企画と連動。去年リリースされた邦楽アルバムの中から、ぼくのお気に入り盤12作をセレクトし、それぞれ1曲ずつピックアップして並べてみました。曲順は別に順位というわけではなく、なんとなく雰囲気で並べてあります。みんな1位! みたいな(笑)。いやー、2022年もいいアルバムがたくさん出ましたねー。というわけで、まずは1曲目。番組にもゲスト出演してくれたグリム・スパンキーが去年の夏にリリースした最新アルバム『Into The Time Hole』からこの曲をどうぞ。
2. クロエ / 佐野元春 & THE COYOTE BAND

続いては、こちらも番組に何度も来てくださっている佐野元春さんの新作アルバム『今、何処』より。
3. 君には時間がある / 坂本慎太郎

坂本慎太郎さんが約6年ぶりに新作『物語のように(Like A Fable)』をリリースしてくれたのも2022年のビッグ・ニュースのひとつでした。
4. 煙たがられて(feat. 細野晴臣) / 冨田ラボ

YONA YONA WEEKENDERSの磯野くん、TempalayのAAAMYYY、TENDRE、モノンクルの吉田沙良、ぷにぷに電機、ペトロールズの長岡亮介、藤巻亮太、WONKの長塚健斗、kojikojiなど、今回もたくさんの興味深いアーティストをフィーチャーしながらさすがの新作アルバム『7+』を制作してくれた冨田ラボ。その収録曲から、なんと、超ベテランの細野晴臣さんの歌声をフィーチャーしたこの曲を。
5. 欠伸指南 / KERA

近年は劇作家としての素晴らしい活動でおなじみのKERAさん。音楽方面ではこのところジャズ作とかカヴァー作とかのリリースが続いていたけれど、去年は久々にロック/ポップ・バンド的なフォーマット立ち返ったソロ・アルバム『逃亡者K』をリリースしてくれました。その中から音頭のグルーヴでベイベーにキメた1曲をどうぞ。
6. 赤い風車 / 高田漣

去年、ソロ・デビュー20周年を迎えた漣くんが、東京・池袋にある重要文化財「自由学園明日館」の講堂で8人編成のバンドによるライヴ形式で一発録音した新作アルバム『CONCERT FOR MODERN TIMES』も深い1枚でした。深いノスタルジアが胸にしみます。
7. ミライのテーマ / 山下達郎

先週、佐橋くんの参加作品として話題にあがった達郎さんの新作『SOFTLY』も2022年を代表する名アルバムでしたが。これ、ご存じの通り、達郎さんのご意向もあってストリーミングされてないもんで。アルバム収録曲のうち、先行でシングル・リリースされていたこの曲をプレイリストに加えておきました。
8. ウェイホユ? / クレイジーケンバンド

FMヨコハマには欠かせない存在のひとり、横山剣さん率いるクレイジーケンバンドの新作『樹影』からは、この、なんとも切ない空耳ソングを。
9. And I Love You / 斎藤誠

まだまだ続くコロナ禍の中、去年もゲストのリモート出演が何度かありましたが。中でもいちばん印象深かったのは、今どきのZoomとかでなく、古き良き電話でスタジオとつないでくれたマコトでしたー(笑)。彼の新作ソロ『BIG LOVE』もごきげん!
10. 確かなことはなにも / 寺尾紗穂

寺尾紗穂さんの歌声にはなんとも抗いようがないわけですが。彼女の記念すべき10作目のアルバム『余白のメロディ』も素敵でした。
11. 再会 / KIRINJI

KIRINJIの『crepuscular』は去年ではなく、2021年の暮れにリリースされたアルバムですが。2022年の前半、とてもよく聞いた1枚だったということで、セレクションに加えさせてもらいました。
12. monorail / ムーンライダーズ

そして最後は、超ベテランながら若い世代のサポートも積極的に取り入れつつ今なお現役感たっぷりに活動を続ける我らがムーンライダーズの新作『It's the moooonriders』の冒頭を飾っていたこの曲をどうぞ。2023年もたくさんの新旧アーティストがそれぞれのやり方でかっこいい新作アルバムを届けてくれることでしょう。楽しみ!

解説:萩原健太

新春鼎談2023! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その2)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第288回 萩原健太のotonanoラジオ#170

2023/01/03 公開

新春鼎談2023! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その1)

今週のオンエア曲

新春鼎談2023! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その1)

1.

山弦

Where Have All The Flowers Gone

『TOKYO MUNCH』

新春鼎談2023! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その1)

2.

山下達郎

人力飛行機

『SOFTLY』

新春鼎談2023! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その1)

3.

片岡知子

空き地と野良猫(セルフカバーバージョン)

『ネコとミーシャのアルバム』

新春鼎談2023! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その1)

3.

Laufey

Valentine

『Everything I Know About Love』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#170

『お休み』

新春鼎談2023! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その1)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第287回 萩原健太のotonanoラジオ#169

2022/12/27 公開

かの香織さんをゲストに迎えて(その2)

今週のオンエア曲

かの香織さんをゲストに迎えて(その2)

1.

かの香織

青い地球はてのひら

『CAOLI CANO COLLECTION 〜BEAUTIFUL DAYS〜』

かの香織さんをゲストに迎えて(その2)

2.

かの香織

BEAUTIFUL DAYS

『CAOLI CANO COLLECTION 〜BEAUTIFUL DAYS〜』

かの香織さんをゲストに迎えて(その2)

3.

かの香織

ばら色の人生

『CAOLI CANO COLLECTION 〜BEAUTIFUL DAYS〜』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#169

『ピアノが酔っちまった~「お酒」をテーマにした古今楽曲集』

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1. Cheers (Drink to That) / Rihanna

先週に引き続き、かの香織さんをゲストにお迎えした「otonanoラジオ」。番組でも話題になりましたが、かのさんは生家である1757年創業「はさまや酒造店」の第12代目当主として日本酒造りに関わっていらっしゃいます。てことで、今年最後の「otonanoラジオ・プレイリスト」のテーマは「お酒」。お酒を主題にした古今のナンバーをずらり並べてみました。年末年始に絶好かも。1曲目、まずは乾杯ってことで、リアーナ、2010年のアルバム『ラウド』に収められていたこの曲から。いかれたウィークエンドに乾杯! とか言ってパーティでアイリッシュ・ウィスキー飲みまくってる歌です(笑)。2011年に全米7位にランクしました。
2. Spill the Wine / Eric Burdon & War

次は1970年に全米3位まで上昇したこの曲。元アニマルズのエリック・バードンが新グループ、WARを率いて放った初ヒットです。“Spill the wine and take that pearl”、つまり、ワインをこぼして真珠を取って…という、まあ、これはですね、エッチなダブル・ミーニングが託されたフレーズで。それが大いにウケたわけですな。はい。
3. Beer Can / Beck

ベックのメジャーからのファースト・アルバム、1994年の『メロー・ゴールド』の収録曲。シングル・カットされて全米モダン・ロック・チャート27位にランクしました。空きっ腹でビール缶片手に酔っ払ってアタマぐるぐるになっている感じの、なんともやばい歌詞が印象的なナンバーです。
4. Tequila Sunrise / Eagles

1973年のアルバム『ならず者』に収められて世に出た後、1975年にはシングル・カットもされ全米64位にちらっとランクしたイーグルスの初期名曲。今日もまたテキーラをあおりながら夜明けを迎えた男が噛みしめる孤独と諦観、みたいな?
5. Whiskey In the Jar / Metallica

続いてはアイルランド民謡。アイルランドの南部の山の中で、憎き英国軍人からお金をぶんどったアイルランド男が、ウィスキーで酔っ払ったあげく女に騙され、金を奪った英国軍人にも捕まっちゃって…みたいな波乱のストーリー。シン・リジーやU2もカヴァーしてますが、今日はメタリカが1998年のアルバム『ガレージ・インク』に収めていたヴァージョンで。
6. One Mint Julep / Ray Charles

偉大なレイ・チャールズ。シンガーとしてだけでなく、キーボード・プレイヤーとしても極上の腕前を誇っておりました。で、この曲はレイ・チャールズのオルガン演奏を堪能できるインスト・チューン。1961年に全米R&Bチャート1位に輝きました。もともとはR&Bヴォーカル・グループ、クローヴァーズが1952年にヒットさせた歌もの。ミント・ジュレップというのはバーボンをベースにしたカクテルのことです。
7. Escape (The Piña Colada Song) / Rupert Holmes

1979年の全米ナンバーワン・ヒット。倦怠期の夫婦をめぐるなんとも間抜けな物語を陽気に綴った1曲です。副題に付いているピニャ・コラーダもラムとココナッツ・ミルクとパイナップル・ジュースをシェイクするカクテルの名前。
8. Cold Gin / Kiss

KISS、1974年のデビュー・アルバムからのナンバーです。彼らは去年、この名前のオリジナル・ジンを発売。ポール・スタンレーは「曲と同じようにこの酒も最上級だぜ!」と息巻いておりました。
9. Drinkin' Wine, Spo-Dee O'dee / Jerry Lee Lewis

もともとは1940年代末にR&Bアーティスト、スティック・マギーが放った自作のジャンプ・ブルース。今回は、今年の10月に亡くなった偉大なロックンロール・オリジネイターのひとり、ジェリー・リー・ルイスが1973年にレコーディングした勢いたっぷりのヴァージョンでどうぞ。全米41位にランクしました。
10. Gin House Blues / Nina Simone

ゴスペル、ブルース、ソウル、ジャズの伝統を自分なりに昇華し、独自の音楽性を打ち立てたニーナ・シモンが1961年にリリースした代表的アルバム『禁断の果実』の収録曲です。もともとはベッシー・スミスの持ち歌。日本では浅川マキも歌っていました。「私に近づかないで。だって私は罪に溺れているから。もしこの場所が手入れを受けたら、残るのは私とジンだけよ…」と。しびれます。
11. Scotch and Soda / The Kingston Trio

1930年代に書かれたと思われる作者不明の楽曲です。それをフォーク・グループのキングストン・トリオが1958年に発掘してレコード化。以降、マンハッタン・トランスファーやレイ・プライスらがカヴァーしながら歌い継いできた、ある種、隠れた名曲です。
12. The Piano Has Been Drinking (Not Me) (An Evening with Pete King) / Tom Waits

で、最後は酔いどれ詩人、トム・ウェイツの必殺ナンバーで。酔っ払ってるのは俺じゃねぇよ、ピアノの方だよ、と(笑)。バンドに置いてけぼりにされたピアニストが酒場でやさぐれてます。1976年のアルバム『スモール・チェンジズ』より。

解説:萩原健太

かの香織さんをゲストに迎えて(その2)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第286回 萩原健太のotonanoラジオ#168

2022/12/20 公開

かの香織さんをゲストに迎えて(その1)

今週のオンエア曲

かの香織さんをゲストに迎えて(その1)

1.

かの香織

午前2時のエンジェル

『CAOLI CANO COLLECTION 〜BEAUTIFUL DAYS〜』

かの香織さんをゲストに迎えて(その1)

2.

かの香織

AMRITA

『CAOLI CANO COLLECTION 〜BEAUTIFUL DAYS〜』

かの香織さんをゲストに迎えて(その1)

3.

かの香織

太陽の理由

『CAOLI CANO COLLECTION 〜BEAUTIFUL DAYS〜』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#168

『AKI‘S HOLY NIGHT~かの香織のアーティスト提供曲集』

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1. 雨の日も嵐の日もハリケーンの日も / 安達祐実

かの香織さんをお迎えした『otonanoラジオ』。かのさんのキャリアを振り返るオールタイム・ベスト『CAOLI CANO COLLECTION ~BEAUTIFUL DAYS~』のお話で大いに盛り上がりました。これはもちろん、自らパフォーマーとしてレコーディングされた楽曲群から集大成されたベストなわけですが。かのさんにはシンガーとしてだけでなく、ソングライターとしての顔もあります。ということで、今回のプレイリストはソングライターとしてのかのさんに注目。かのさんが他アーティストに提供なさった楽曲の中からいくつかピックアップしてお届けします。かのさんは女優さん、声優さんなどにたくさんの楽曲を提供なさっていますが、まずは女優さん系から。安達祐実が1996年にリリースしたアルバム『Viva! America』への提供曲。作詞作曲・かの香織、編曲・高浪敬太郎という布陣によるナンバーです。
2. LETTERS / 広末涼子

続いて、広末涼子。2000年にリリースされた7作目のシングル「果実」のカップリング曲として世に出たものです。作詞作曲・かの香織、編曲・鈴木智文。
3. ピカピカウサギのマーチ / 芦田愛菜

アシダマナだよっ! 福くんとのデュエット・シングル「マル・マル・モリ・モリ!」のヒットを受けて、2011年にリリースされたソロ・デビュー・シングル「ステキな日曜日〜Gyu Gyu グッデイ!〜」のカップリング曲です。作詞作曲編曲、すべてかの香織。
4. CESTREE / 牧野由依

ここからは声優さん系。今回のかのさんのベストにも新録セルフ・カヴァーが収録された『劇場版ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君』エンディング主題歌「アムリタ」を歌っていたことでもおなじみ、牧野由依への提供曲です。作詞作曲編曲、すべてかの香織。やはり牧野さんが声優を務めたテレビアニメ『ゼーガペイン』挿入歌でした。
5. ミナミカゼ それはきっと / 安野希世乃

お次は、きよのん。2019年にリリースされた3作目のミニ・アルバム『おかえり』より、作詞作曲・かの香織、編曲・鈴木智文による1曲です。
6. SWEETEST / 飯塚雅弓

まーちゃんこと飯塚雅弓が2001年にリリースした5作目のアルバム『ひまわり』からのナンバーです。これも作詞作曲・かの香織、編曲・鈴木智文。
7. みずうみ / 坂本真綾

2011年にリリースされた坂本真綾、7枚目のオリジナル・アルバム『You can't catch me』より。作詞は坂本真綾自身。作曲編曲がかのさんです。これ、ドラムが屋敷豪太、ベースが有賀啓雄、キーボードが難波弘之という、なんとも豪華な1曲でした。
8. トラベル / 米光美保

ここからは多彩な歌手の方々への提供曲。まずは東京パフォーマンスドールのメンバーだったよねみっちゃんが1997年にリリースしたシングルです。作詞作曲編曲・かの香織。
9. ルビー色した月の訳 / 我那覇美奈

奄美大島出身のシンガー・ソングライター、我那覇美奈が1999年にリリースしたファースト・アルバム『きみにとどくまで…』への提供曲。作詞・山野英明、作曲・かの香織、編曲・菊地成孔という顔ぶれによる作品です。
10. once more / 小柳ゆき

小柳ゆき12枚目のシングル「Endless」のカップリング曲です。作詞は小柳ゆき、作曲がかのさん、編曲は清水信之。
11. ぼくは雨となり星となる / 米良美一

ここまでは基本的にかのさんが曲を書いた作品をセレクトしてきましたが、作詞だけという作品もけっこうあります。ということで、ラスト2曲はかのさんの作詞提供楽曲を。ひとつめは、ホラー映画『死国』の主題歌というおっかないやつ。作詞がかのさん、作曲編曲は門倉聡。
12. AKI'S HOLY NIGHT / 八代亜紀

ラストは八代亜紀が2001年にリリースしたポップ・アルバム『MOOD』から、作詞・かの香織、作曲・大沢誉志幸によるクリスマス・ソングをどうぞ。

解説:萩原健太

かの香織さんをゲストに迎えて(その1)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第285回 萩原健太のotonanoラジオ#167

2022/12/13 公開

杉真理さんをゲストに迎えて(その2)

今週のオンエア曲

杉真理さんをゲストに迎えて(その2)

1.

竹内まりや

ホールド・オン

『Mr. Melody~杉 真理提供曲集~』

杉真理さんをゲストに迎えて(その2)

2.

Pops All Stars

Yellow Christmas

『Mr. Melody~杉 真理提供曲集~』

杉真理さんをゲストに迎えて(その2)

3.

SAYAKA

パラソルと約束

『Mr. Melody~杉 真理提供曲集~』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#167

『内気なジュリエット~ディミニッシュ・コードを使った名曲厳選12』

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1. 内気なジュリエット / 杉 真理

先週に引き続き、杉真理さんをお迎えした『otonanoラジオ』。杉さんのソングライターとしての側面に思いきりスポットを当てた2週間でした。番組でも話題になりましたが、杉さんは曲を作る際、よくディミニッシュ・コードを使います。これ、正確には“ディミニッシュド・セヴンス・コード”、日本語で言うと“減七和音”。たとえば“Cdim7(Cディミニッシュド・セヴンス)”というコードの場合、構成音はド、ミ♭、ソ♭、ラで。それぞれの音が短三度ずつ離れた4つの音による和音になります。楽器をやらない方にはよくわからないかもしれませんが、単独で聞くとなんとなく不安定な、でも曲の中に入ると、何かのコードから何かのコードへと移る際に流れをとてもなめらかにしてくれる洗練されたコードで。杉さんはその見事な使い手なのでした。というわけで、今週のプレイリストは、そのディミニッシュ・コードを使った曲の中から、ぼくが好きなものを12曲並べてみました。幕開けはやはり杉さんの曲で。1983年のシングル・ナンバーを聞いてください。イントロの4小節目、0:06の部分がディミニッシュ・コードです。歌詞のあるところで言うと、0:23あたり。“とてもShyにうつむいたシルエット”の“うつむいた”の部分にディミニッシュが効果的に使われています。
2. My Sweet Lord / George Harrison

ジョージ・ハリスン、1970年のヒット。ジョージもディミニッシュが大好きでした。スライド・ギターによるイントロ、0:26あたりのコードがディミニッシュです。あるいは歌詞出言うと0:53あたりの“But it takes so long, my lord”の“take so long”のところとか。杉さんのディミニッシュの使い方はこの辺からの影響がいちばん強そう。
3. Michelle / The Beatles

ビートルズ関連をもう1曲。ビートルズの場合、前曲のジョージ・ハリスンをはじめ、曲をよく書いていた3人のメンバー全員がそれぞれのやり方でディミニッシュを使っていました。ジョン・レノン作の「ビコーズ」とかにも使われていますし、あと、ポール・マッカートニー作のこの曲もそう。0:14あたりの“These are words that go together well, my Michelle”という歌詞の“go together”の部分と、その後の“my Mi-”の部分がディミニッシュです。1965年のヒット。
4. We Are The Champions / Queen

続いては1977年にヒットしたこの超おなじみの曲。サビの後半に突入する直前、“We are the champion”という歌詞に入る前の♪ガ・ガ・ガーッという部分、0:46の部分と、そのあと、もう一回“We are the champion”と繰り返す個所、0:53の部分が、それぞれ別々のディミニッシュ・コードです。
5. Bennie And The Jets / Elton John

エルトン・ジョン、1973年のナンバー。これにもディミニッシュがどかーんとストレートに使われています。0:32のあたり、歌詞で言うと“That's been known to change the weather”の“known”以降の部分です。
6. Life On Mars? / David Bowie

次はデヴィッド・ボウイ。1971年に発表した初期の代表曲です。歌い出してすぐ、0:04のところの1小節。歌詞で言うと“It's a god-awful small affair”の最後の“affair”のところにディミニッシュ・コードが使われています。
7. Every Time You Go Away / Paul Young

ビートルズ、クイーン、エルトン、ボウイ…と、みんなイギリスのアーティストばかりになっちゃいましたが、次はアメリカのダリル・ホール&ジョン・オーツが作って、イギリスのポール・ヤングがカヴァーした英米混在曲。1985年のヒットです。0:59くらいのところで出てくる“We've got everything goin' on and on and on”って歌詞の“everything goin’”のところがディミニッシュ。
8. We're All Alone / Boz Scaggs

続いてはアメリカのアーティスト。ボズ・スキャッグス、1976年のナンバーです。0:20あたり、“on the shore a dream”の“on the shore a”の部分にディミニッシュ・コードが使われています。
9. God Only Knows / The Beach Boys

もうひとつ、アメリカのアーティストのものを。ビーチ・ボーイズ、1966年の名曲です。0:26あたり、歌詞で言うと“You never need to doubt it”の“need”以降の部分に効果的にディミニッシュが使われています。
10. Don't Look Back In Anger / Oasis

再びイギリスに戻って。オアシス。1995年のこのおなじみのヒットも派手にディミニッシュ・コードを使っています。0:56あたり、“And take that look from off your face”の1小節がまるまるディミニッシュ。
11. Over The Rainbow / Eric Clapton

今回のセレクションはイギリスのアーティスト中心になっちゃいましたが、もともとこういうテンション・コードはアメリカ生まれのポピュラー・スタンダード・ナンバーで多用されてシーンに定着したものでした。というわけで、今回のプレイリストの締めはそういう曲を2曲ほど。まずはアメリカの名作曲家ハロルド・アーレンが1939年のミュージカル映画『オズの魔法使い』のために書き下ろした作品。今日はそれをイギリスのエリック・クラプトンが2002年のアルバム『ワン・モア・カー、ワン・モア・ライダー』に収録していたライヴ・ヴァージョンで。1:54のあたり、“Away across the chimney tops”の“Away across”の部分がディミニッシュです。
12. When You Wish Upon A Star / Cliff Edwards

最後は1940年のディズニー・アニメ映画『ピノキオ』の主題歌を。作者はレイ・ハーラインとネッド・ワシントン。映画でジミニー・クリケットの声を担当したクリフ・エドワーズのヴァージョンでどうぞ。0:36あたりの“Any thing your heart desires”って歌詞の“thing your”の部分のコードがディミニッシュです。

解説:萩原健太

杉真理さんをゲストに迎えて(その2)

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