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第345回 萩原健太のotonanoラジオ#228

2024/02/13 公開

野宮真貴さんをゲストに迎えて(その2)

今週のオンエア曲

野宮真貴さんをゲストに迎えて(その2)

1.

平山みき&野宮真貴

アーティスト

『アーティスト/ホットな地球よ』

野宮真貴さんをゲストに迎えて(その2)

2.

平山みき&野宮真貴

ホットな地球よ

『アーティスト/ホットな地球よ』

野宮真貴さんをゲストに迎えて(その2)

3.

平山みき&野宮真貴

フレンズ

『アーティスト/ホットな地球よ』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#228

『初恋のメロディー~橋本淳(作詞)×筒美京平(作曲)作品集』

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1. 初恋のメロディー / 小林麻美

野宮真貴さんをゲストにお迎えした『otonanoラジオ』。今週もキュートな野宮さんの魅力が炸裂する30分でしたね。野宮さんが平山みきさんとタッグを組んで、橋本淳さんの作詞/プロデュースの下、筒美京平さんが生前に遺した未発表曲を歌う…という、夢のような最新シングル「アーティスト/ホットな地球よ」についてたっぷりお話をうかがいました。というわけで、今週のプレイリストは橋本淳&筒美京平という強力なソングライター・チームの作品のセレクション。まあ、橋本&筒美といえば、今回野宮さんとデュエットした平山みきさんの代表曲「真夏の出来事」とか、いしだあゆみ「ゴルーライトヨコハマ」とか、ヴィレッジ・シンガーズ「バラ色の雲」とか、野口五郎「青いリンゴ」とか、浅野ゆう子「セクシー・バスストップ」とか、ビッグ・ヒットがたくさんありますが。今回はほんのちょっとだけ芯を外した選曲で(笑)。野宮さんと平山さんの「アーティスト/ホットな地球よ」のボーナス・ディスクに入っている「フレンズ」とか「いつか何処かで」とか「ヘイ・ガール」とか「ダンシング・セブンティーン」といった橋本&筒美作品もあえて外してあります。そのあたりは各自で、ぜひ(笑)。 ということで、幕開けは1972年、小林麻美がリリースしたデビュー・シングルから。
2. 渚のうわさ / 弘田三枝子

1967年のシングル。筒美さん自ら編曲を手がけたサウンドは、のちに聖子ちゃんが歌った大滝作品「風立ちぬ」へときっちり受け継がれました。
3. 海岸線のホテル / ザ・タイツメン

2008年の映画『GSワンダーランド』のために橋本淳&筒美京平が提供した楽曲。主人公である架空のGS(グループ・サウンズ)バンド、ザ・タイツメンが1968年にリリースしたデビュー曲…という設定でした。
4. トマトの家 / ヒデとロザンナ

ヒデとロザンナもたくさんの橋本&筒美作品を歌っていて。「粋なうわさ」とか「真夜中のボサノバ」とか「ローマの奇跡」とかヒットもいろいろ生まれていますが。今日は1972年のこのシングル曲を。
5. 絵本の中で / いしだあゆみ

もともとは1971年、フランスの女優/シンガー、クロディーヌ・ロンジェに書き下ろされた名曲。クロディーヌさんの音源がストリーミングされていないので、後年、いしだあゆみがカヴァーしたヴァージョンで。
6. 半分少女 / 小泉今日子

1983年、キョンキョン6枚目のシングルです。
7. ママはライバル / 岡崎友紀

1972年に放送がスタートした岡崎友紀主演の同名TVライトコメディ・ドラマの主題歌。
8. 運がよければいいことあるさ / 堺正章

続いては、マチャアキ。1973年のシングルです。
9. 恋の十字路 / 欧陽菲菲

欧陽菲菲の日本における初期シングルは、ベンチャーズの曲をカヴァーしたデビュー盤「雨の御堂筋」を除いて、A面もB面も全部、1971年から74年にかけて、ずっと橋本&筒美作品でした。そんな中から1曲。1973年のヒット曲です。
10. どうする? / 田原俊彦

トシちゃん、1987年リリースの30作目のシングルも橋本&筒美作品でした。トシちゃん主演のTVドラマ『ラジオびんびん物語』の主題歌。
11. 愛の挽歌 / つなき&みどり

当時夫婦だった三原綱木と田代みどりのデュオ。これが1972年のデビュー・シングルです。この曲を含むアルバムには筒美さんが全面的に協力していて、A面は全曲、カヴァーも含めて橋本&筒美作品。B面は洋楽のカヴァー集ながら、すべて筒美さんが編曲を手がけていました。
12. マンダリンパレス / 平山みき

ラストは平山みきさんで。まだ“平山三紀”という表記が使われていた時代、1979年のシングル・ナンバーですが、そのシングル・ヴァージョンがストリーミングされていないみたいなので、2007年にジャジーなアレンジで再演されたヴァージョンのほうをセレクトしてみました。

解説:萩原健太

野宮真貴さんをゲストに迎えて(その2)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第344回 萩原健太のotonanoラジオ#227

2024/02/06 公開

野宮真貴さんをゲストに迎えて(その1)

今週のオンエア曲

野宮真貴さんをゲストに迎えて(その1)

1.

スクーターズ

東京は夜の七時

野宮真貴さんをゲストに迎えて(その1)

2.

野宮真貴

マジック・カーペット・ライド

『30 ~Greatest Self Covers & More!!!~』

野宮真貴さんをゲストに迎えて(その1)

3.

野宮真貴

Hey Girl

『アーティスト/ホットな地球よ』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#227

『信藤三雄ジャケット・アート・ワークス』

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1. Haircut 100〜バスルームで髪を切る100の方法 / FLIPPER'S GUITAR

野宮真貴さんをお迎えした『otonanoラジオ』。いかがでしたか?野宮さんが来てくださるといつもと違ってスタジオがパッとおしゃれに華やぐ感じで楽しいです。今回は2月14日、ヴァレンタイン・デーに開催される予定のスペシャル・コンサートのお話をたっぷりうかがいました。スクータズとコーネリアスをゲストに招いて行なわれるこのコンサート。番組の中で野宮さんも話してくださいましたが、アート・ディレクター/デザイナー/プロデューサーの信藤三雄さんがつないでくれたご縁とのこと。信藤さんはちょうど1年前、2023年の2月に亡くなってしまいましたが、きっと天国でこのヴァレンタイン・コンサート、楽しみにしていらっしゃることでしょう。というわけで、今週のプレイリストの主役は信藤三雄さん。彼が生前にジャケット・デザインを手がけた無数のアルバムから12作、ぼくのお気に入りを選んで1曲ずつ並べてみました。まずは信藤さんと言えば、ピチカート・ファイブと並んでこのバンド、フリッパーズ・ギター。小山田圭吾と小沢健二の二人体制になって1990年にリリースしたアルバム『CAMERA TALK』からのナンバーです。文字とカメラのコンビネーションが最高にポップなジャケット・デザインでした。
2. Mr.Shining Moon / Mr.Children

信藤さんはミスチルのアルバム・デザインもたくさん手がけていました。そんな中から古いやつを。1992年のデビュー・ミニ・アルバム『EVERYTHING』からこの曲を。
3. 君が気高い孤独なら / 佐野元春 & THE COYOTE BAND

信藤さんが2000年代に手がけたアルバム・デザインのうち、代表的な一作が佐野元春&ザ・コヨーテ・バンドの『COYOTE』です。その収録曲。
4. 恋の歌を唄いましょう / サザンオールスターズ

1990年代後半に入ってから信藤さんはサザンのアルバム・ジャケットもいくつか手がけています。その中から1996年のアルバム『Young Love』をピックアップ。原由子ヴォーカルのこのナンバーをどうぞ。
5. 土曜日は大キライ / 松任谷由実

1980年代以降、2000年代にかけて、ユーミンのアルバム・ジャケットのデザインも信藤さんが多数手がけてきました。今日は1986年のアルバム『ALARM à la mode』から。ある世代にとっては『オレたちひょうきん族』のエンド・テーマとしてもおなじみでしょう。
6. 眠りの森 / 冨田ラボ & ハナレグミ

続いては冨田ラボ、2003年のアルバム『Shipbuilding』。ハナレグミのヴォーカルをフィーチャーしたこの曲を。
7. これは恋ではない / ピチカート・ファイヴ

そしてピチカート。このグループも信藤さんが提供するビジュアル・イメージなしには語れないわけですが。今回は野宮さんの前任ヴォーカル、田島貴男が在籍していた時期、1988年のアルバム『ベリッシマ』からのナンバーを聞いてみましょう。
8. CLOSE TO YOU / 槇原敬之

マッキーのデビュー盤、1990年の『君が笑うとき君の胸が痛まないように』のデザインも信藤さんでした。というわけで、そのアルバムから後に英語ヴァージョンも作られたこの曲を。
9. はじまりの恋 / ホフディラン

信藤さんはミュージック・ビデオもたくさん撮っていらっしゃいました。ユーミン、ミスチル、ボニー・ピンク、マイ・リトル・ラヴァー、コーネリアスなど。そして、この人たちのこの曲も信藤さんによるミュージック・ビデオが印象的でした。グループとしての活動を休止していた彼らが2007年、5年ぶりにリリースした活動再開シングル。ジャケット・デザインももちろん信藤さんでした。
10. 青山通り / 寺岡呼人

最近は初回盤と通常盤と別デザインというアルバムも多くなりました。寺岡呼人、2014年のアルバム『Baton』もそのパターン。もちろん両方とも信藤さんがデザインなさっていました。その『Baton』から、ジュン・スカイ・ウォーカーズの2013年のアルバム『フラッグシップ』にも収められていたこの曲を。
11. Sweet Pain / MISIA

MISIAが2000年にリリースしたセカンド・アルバム『LOVE IS THE MESSAGE』のジャケットもきれいだったなぁ。そこからこの筒美京平作品。
12. 或る日突然 (Gainsbourg Version) / 野宮真貴

ラストは野宮さんで締めましょう。2016年のアルバム『男と女〜野宮真貴、フレンチ渋谷系を歌う。』から、トワエモアの懐かしいヒット曲のカヴァーを。素敵なデザインのアルバム・ジャケットを見ながら、イメージふくらませて音楽にゆったり身を任せる…。そんな贅沢な時間を演出してくれた信藤三雄さんに心から感謝です。

解説:萩原健太

野宮真貴さんをゲストに迎えて(その1)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第343回 萩原健太のotonanoラジオ#226

2024/01/30 公開

CARNATION(直枝政広さん、大田譲さん)をゲストに迎えて(その2)

今週のオンエア曲

CARNATION(直枝政広さん、大田譲さん)をゲストに迎えて(その2)

1.

CARNATION

ここから - Into the Light

『Carousel Circle』

CARNATION(直枝政広さん、大田譲さん)をゲストに迎えて(その2)

2.

CARNATION

ペインター

『Carousel Circle』

CARNATION(直枝政広さん、大田譲さん)をゲストに迎えて(その2)

3.

CARNATION

Sunlight

『Carousel Circle』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#226

『花や植物の名前をグループ名に採り入れたバンド集』

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1. One Headlight (Radio Edit) / The Wallflowers

先週に引き続きカーネーションの直枝さんと大田さんをゲストにお迎えした『otonanoラジオ』。結成40周年にしてまた改めてバンドへの思いを熱くしつつあるようなカーネーション。今後の活動が楽しみです。というわけで、今週のプレイリストは、そんなカーネーション同様、花とか植物とかの名前をグループ名に採り入れたバンドの特集。ほんとは花の名前だけで行こうとセレクトを進めてみたのですが、思いの外、数が揃わず(笑)。植物全般にまで幅を広げてみました。というわけで、最初はかなり漠然と“フラワー”という言葉が入っているバンド。日本にもフラワー・トラベリン・バンドとか、いろいろいますが、そんな中から今日はジェイコブ・ディラン率いるザ・ウォールフラワーズをセレクトしてみました。1996年の大ヒット・ナンバーです。
2. Elephant Stone / The Stone Roses

バンド名にいちばん多く使われている花は“ローズ”かも。薔薇。というわけで、ローズものをいくつか。まずは1980年代後半から90年代にかけて巻き起こったマンチェスター・ムーヴメントの代表バンド、ストーン・ローゼズ。1988年のヒット・シングルをどうぞ。
3. Next Plane To London / The Rose Garden

さらに昔のローズもの。米西海岸のフォーク・ロック・バンド、ザ・ローズ ガーデンが1967年に放った唯一の大ヒット・ナンバーです。
4. Live And Let Die / Guns n' Roses

ローズものとしてはこの人たちも忘れちゃいけません。ガンズ・ン・ローゼズ。彼らが1991年のアルバム『ユーズ・ユア・イリュージョン I』でカヴァーしたポール・マッカートニー&ウイングス作品です。
5. Evil (Single Version) / Cactus

薔薇に続いてはサボテン。元ヴァニラ・ファッジのティム・ボガート(ベース)とカーマイン・アピス(ドラム)という強力なリズム・セクションが、ジェフ・ベックと合流してベック・ボガート&アピスとなる前、1969年に結成していたハード・ロック・バンド、カクタスです。古いブルースとかロックンロールとかをごきげんなブルース・ロックへとアレンジして聞かせるのを得意としていた彼らが1972年にリリースしたシングル。ハウリン・ウルフのレパートリーのカヴァーです。
6. 魔法の黄色い靴 / TULIP

この辺で日本ものも。花の名前がついたバンドとしてもカーネーションの大先輩、チューリップが1972年にリリースしたデビュー・シングルです。新鮮な転調とかも含め、当時日本のポップ・シーンを大いに刺激してくれた1曲です。
7. Let's Do What We Want / The Tulips

実は日本だけでなく、“チューリップ”をバンド名に盛り込んだグループは海外にもたくさんあります。今回はその中から米ロサンゼルスを本拠に活動するサイケ・フォーク・ロック・バンド、ザ・チューリップスをご紹介。ドリーミーなハーモニーとメロディが印象的な彼らが2012年にリリースしたアルバム『マザー・ユニヴァース』からこの曲を。
8. It's Only Obvious / The Orchids

次は蘭。オーキッド。英グラスゴーで結成された5人組で、ジ・オーキッズと名乗っている連中がいるのでセレクトしてみました。1989年の10インチLP『ライシーアム』からのナンバーです。
9. The Love We Knew / The Poppies

続いて、ポピー。まあ、“Poppy”という言葉にはいろいろな意味があるので、もしかしたら花の名前というわけじゃないのかもしれませんが(笑)。でも、1960年代のガール・グループなので、きっとお花の名前だろうと決めつけてセレクトしてみました。ザ・ポピーズ。ブラームスの子守歌をガール・ポップ・サウンドにアレンジした「ララバイ・オヴ・ラヴ」を1966年にヒットさせたグループですが。彼女たちのレパートリーから、最近ノーザン・ソウル・クラシックとして評価が高まっているこの曲を。
10. Alright / Supergrass

次はまたまた漠然と“草”。グラス。まあ、やはり“grass”という言葉には、やばいブツも含めていろいろな意味があるものの。まあ、植物には違いないので(笑)。1990年代ブリット・ポップの代表選手、スーパーグラス、行っときましょう。1995年のヒットです。
11. What A Groovy Day / Harmony Grass

グラスものの古いやつも。英国のビーチ・ボーイズとも評されるトニー・リヴァース率いるハーモニー・グラスが1969年にリリースした傑作曲です。
12. その朝 / 武蔵野タンポポ団

ラストはちょっと変化球っぽい日本ものを。1971年、高田渡、シバ、若林純夫ら日本のフォーク・シーンの重要アーティストが勢揃いして結成された武蔵野タンポポ団の演奏です。1972年のアルバム『武蔵野タンポポ団の伝説』から、アメリカのトラディショナル・フォーク「ウィル・ザ・サークル・ビー・アンブロークン」を日本語訳詞で歌ったナンバーで今回のプレイリストはおしまい。

解説:萩原健太

CARNATION(直枝政広さん、大田譲さん)をゲストに迎えて(その2)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第342回 萩原健太のotonanoラジオ#225

2024/01/23 公開

CARNATION(直枝政広さん、大田譲さん)をゲストに迎えて(その1)

今週のオンエア曲

CARNATION(直枝政広さん、大田譲さん)をゲストに迎えて(その1)

1.

CARNATION

カルーセル

『Carousel Circle』

CARNATION(直枝政広さん、大田譲さん)をゲストに迎えて(その1)

2.

CARNATION

深ミドリ

『Carousel Circle』

CARNATION(直枝政広さん、大田譲さん)をゲストに迎えて(その1)

3.

CARNATION

愛の地図

『Carousel Circle』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#225

『Velvet Velvet~極私的カーネーションBEST!Vol.2』

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1. 愛しのリボンちゃん / カーネーション

カーネーションの直枝政広さんと大田譲さんをゲストにお迎えした『otonanoラジオ』。これまで直枝さん単体での出演は何度かありましたが、大田さんも来てくださって、新作『カルーセル・サークル』のお話をたっぷり、まじ盛り上がりました。以前、直枝さんに来ていただいたとき、ぼくが好きなカーネーションのナンバーを12曲集めてプレイリストを作ったのですが、今回はその続編、行きます。そのときの12曲とはダブらないようにしつつ、年代順にアルバム1枚から1曲ずつをセレクト。いつものように12曲、いけるところまでいくという形で並べてみました。まずはごく初期、1988年のセカンド・フル・アルバム、メジャーからの初リリースとなった『GONG SHOW』から。“直枝政太郎”名義で活動していたころの直枝さんの作詞・作曲ナンバーです。初期、5人編成だったころのカーネーション・サウンドが堪能できます。
2. 王様の庭 / カーネーション

1991年のアルバム『エレキング』より。2002年までバンドに在籍した重要なメンバーのひとり、棚谷祐一のヴォーカルをフィーチャーした作品です。作詞:直枝政太郎、作曲:棚谷祐一。
3. オートバイ / カーネーション

1992年のアルバム『天国と地獄』のオープニングを飾っていた曲です。作詞・作曲:直枝政太郎。
4. さよならプー / カーネーション

レコード会社を移籍してリリースされた1994年のアルバム『EDO RIVER』より。カーネーションの名を一気に広めた傑作でした。その中から、直枝さんが作詞、デビュー以来のドラマーだった矢部浩志さんが作曲したこの曲を。
5. 市民プール / カーネーション

1995年のアルバム『a Beautiful Day』からは、前回、直枝さんが番組に来てくださったときに話題になったこの曲をいきましょう。直枝さんの記憶に刻まれた何カ所かの“市民プール”のイメージが絡み合う名曲です。
6. My Little World / カーネーション

2月に出版が予定されているカーネーション40周年記念本『カーネーションの偉大なる40年〜40years of THE GREAT NOSTALGIA』のタイトルにもなっている人気曲「グレイト・ノスタルジア」を含む1996年のアルバム『GIRL FRIEND ARMY』より。作詞・作曲:直枝政太郎。
7. Sweet Baby / カーネーション

1997年のアルバム『booby』より。これも作詞・作曲:直枝政太郎の名曲です。
8. たのんだぜベイビー / カーネーション

元the pillowsの上田ケンジをプロデューサーに迎えた1999年のアルバム『Parakeet & Ghost』より。作詞・作曲:直枝政太郎。
9. センチメンタル / カーネーション

直枝さんが名義を本名の“直枝政広”に変更した2000年のアルバム『LOVE SCULPTURE』より。ということで作詞・作曲:直枝政広。プロデュースは前作に引き続き上田ケンジ。
10. やるせなく果てしなく / カーネーション

大幅なメンバーチェンジがあり、直枝・大田・矢部の3人編成となってリリースされた最初のアルバム、2003年の『LIVING / LOVING』より。アルバムのオープニングを飾っていた直枝政広作品です。
11. あの日どこかで / カーネーション

このほど結成40周年を迎えたカーネーションですが。これは20年前の2004年、20周年のときに出たアルバム『SUPER ZOO!』からのナンバー。もちろん直枝政広作品。
12. Velvet Velvet / カーネーション

で、時期はちょっと飛んで2009年。カーネーションが直枝&大田の2人体制になって初めてリリースされたアルバム『Velvet Velvet』から、そのタイトル・チューンです。作詞・作曲:直枝政広。ここから最新作『カルーセル・サークル』へと至る新たな旅が始まったのでした。

解説:萩原健太

CARNATION(直枝政広さん、大田譲さん)をゲストに迎えて(その1)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第341回 萩原健太のotonanoラジオ#224

2024/01/16 公開

白井貴子さんをゲストに迎えて

今週のオンエア曲

白井貴子さんをゲストに迎えて

1.

白井貴子& THE CRAZY BOYS

Chance!

『FLOWER POWER』

白井貴子さんをゲストに迎えて

2.

白井貴子& THE CRAZY BOYS

Foolish War

『FLOWER POWER』

白井貴子さんをゲストに迎えて

3.

白井貴子& THE CRAZY BOYS

Talk To Me

『FLOWER POWER』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#224

『フロント女性シンガーが男性メンバーを率いている洋楽バンド集』

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1. I Hate Myself For Loving You / Joan Jett & The Blackhearts

白井貴子さんをお迎えして、1月20日に行なわれる白井貴子&THE CRAZY BOYSのコンサート“未来へ咲かそう!「FLOWER POWER 2024」アルバム完全再現ライブ”についてたっぷりお話しいただいた『otonanoラジオ』。期待が高まるばかりです。というわけで、今週のプレイリストは、白井貴子&THE CRAZY BOYSのような感じで、女性シンガーがフロントを張って男性メンバーどもを率いている洋楽バンドの名演集をお届けしようかなと思います。まずは屈強の男どもを引き連れてロックしまくる姐御、ジョーン・ジェットから。1980年代に入ったばかりのころ、ジョーン姐は《LAウィークリー》紙に“3人のイカした男を探している”というメンバー募集広告を出して、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツを結成。ご存じ「アイ・ラヴ・ロックンロール」を皮切りにヒットを飛ばしまくることになったわけですが。今回は1988年にリリースされたこのごきげんなナンバーを。
2. Ain't It Fun / Paramore

続いてはヘイリー・ウィリアムスをフロントに立てたバンド、パラモア。何かとヘイリーにばかり注目が集まりがちなこともあり、あれこれモメごとも多いようでメンバー・チェンジが激しく繰り返されていますが(笑)。基本的にはヘイリーを中心に、男性メンバーがバックアップする形。そんなパラモアが2013年に放ったヒットを。
3. Maps / Yeah Yeah Yeahs

いっときスパイク・ジョーンズ監督と付き合っていたとか、そんな噂でもおなじみ、韓国生まれの米ニュージャージー育ち、カレン・Oが率いるオルタナ・トリオ、ヤー・ヤー・ヤーズ。エレクトロ・ダンス、ゴスペル、ファズ・ロック、ポスト・パンクなどジャンルを奔放に飛び越えつつ、自分たちの持ち味を貫く彼らが2003年にリリースした初期代表曲です。
4. Linger / The Cranberries

アイルランドのバンド、クランベリーズ。2018年にヴォーカルのドロレス・オリオーダンが他界したことで解散してしまいましたが、彼女の歌声は今なお多くの後輩アーティストたちを刺激し続けています。そんなクランベリーズが1993年に放った初期代表曲を聞いてみましょう。
5. Don't Get Me Wrong / Pretenders

英国ロック・シーンってのロックおねーさま、クリッシー・ハインドが率いるプリテンダーズも忘れちゃいけません。この曲は1986年の特大ヒットです。
6. Somebody To Love / Jefferson Airplane

1960年代、まだ女の子がフツーにロックするのは大変な時代に、米西海岸ロック・シーンの女神的な存在だったのがグレイス・スリック。サンフランシスコ・サイケデリック・ロックのバイオニア、ジェファーソン・エアプレインのリード・シンガー兼司令塔として大活躍しました。ということで、1967年の大ヒット曲を改めて。
7. Hold On / Alabama Shakes

間もなく待望の新作ソロ・アルバムをリリースするブリタニー・ハワードを中心に2009年に結成されたアラバマ・シェイクス。ブリタニーのソロ活動や他ユニットでの活動などが本格化したことで2018年あたりから活動休止になってしまっているけれど。いいバンドだったなぁ…。2度の来日も素晴らしかった。そんな彼らが2012年にリリースしたナンバーを聞きながら再始動を願いましょう。
8. Dear Prudence / Siouxsie & The Banshees

1970年代後半の英国ポスト・パンク・ムーヴメントを牽引したスージー&ザ・バンシーズ。フロントを担ったスージー・スーの提案で1983年にカヴァーすることになったビートルズの名曲を。
9. Celebrity Skin / Hole

あのマドンナをすら怯えさせたぶっちゃけおーねさま、コートニー・ラヴ率いるホール。コートニーは故カート・コベインの奥さまとしてもおなじみですが。あまりにも奔放すぎたか、2012年に解散するまでメンバーが頻繁に入れ替わったことでもおなじみ。そんなホールが1998年に放った代表曲を聞いてみましょう。
10. Underneath It All (feat. Lady Saw) / No Doubt

原宿大好きキャラでおなじみ、グウェン・ステファーニをフロントに立てたオルタナ・ポップ・ロック・バンド、ノー・ダウトも勢い溢れるやつらでした。休止期間も挟みつつ2015年まで活動を続けた彼らが2002年に放った大ヒットです。
11. I Think I'm Paranoid / Garbage

スコットランド生まれの紅一点、シャーリー・マンソンと、アメリカ出身の男性メンバー3人によって結成されたガービッジ。フジロックやサマソニでの勇姿も忘れられません。本曲は彼らが1998年に放った大ヒット。
12. Piece Of My Heart / Big Brother & The Holding Company

前出ジェファーソン・エアプレインと並んで1960年代後半のサンフランシスコ・ロック・シーンを賑わしたバンドのひとつがビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーです。ジェファーソンのフロント、グレイス・スリックに対し、こちらのフロントを担っていたのはジャニス・ジョプリン! ブルージーな女性ロック・ヴォーカルの礎を築いた悲劇のロック・ヒロイン、ジャニスの歌心が炸裂する1968年のナンバーで今回のプレイリストのラストを締めくくりましょう。

解説:萩原健太

白井貴子さんをゲストに迎えて

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第340回 萩原健太のotonanoラジオ#223

2024/01/09 公開

新春鼎談2024! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その3)

今週のオンエア曲

新春鼎談2024! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その3)

1.

山弦

Mrs Robinson

『TOKYO MUNCH』

新春鼎談2024! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その3)

2.

Yasmin Williams

Dawning

『Dawning』

新春鼎談2024! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その3)

3.

UGUISS

Sweet Revenge

『UGUISS 30th Anniversary Edition』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#223

『ヤスミン・ウィリアムスにインスパイア!女性アコースティック・ギター名演集』

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各社ストリーミング事情によってリスト内容や表記が異なる可能性があります。予めご了承ください。

1. Juvenescence / Yasmin Williams

年末年始のお楽しみ、佐橋佳幸と能地祐子を迎えてのポップス放談。いかがでしたか? 災害、事故、訃報などが相次ぐなんとも心落ち着かぬ年明けになってしまいましたが、2024年、終わるころには“素敵な年だったね”と笑っていられるといいなと願うばかりです。今年もよろしく! というわけで2024年最初の「otonanoプレイリスト」。番組内で“今年期待のホープ”として能地&佐橋が大いに盛り上がっていた女性ギタリスト、ヤスミン・ウィリアムスに触発された選曲をお届けします。いろいろな分野で女性がこれまで以上に活躍すること間違いなしの2024年、音楽の世界でも強力な女性アーティストが大躍進するはず。そんな中から、ヤスミンさんと同じ、女性のアコースティック・ギタリストという存在に今回のプレイリストでは注目します。まずは何はともあれヤスミンさんの演奏から。番組では今年リリース予定のニュー・アルバムからの曲をいち早くお届けしましたが、ここでは2021年に出たひとつ前のアルバム『アーバン・ドリフトウッド』からのナンバーを。小倉博和と佐橋佳幸の二人が“なんだ、こいつ。ひとり女・山弦じゃないか!”と驚愕した彼女のアコースティック・ギター演奏を存分にお楽しみください。
2. Groovin' / Vicki Genfan

続いては、オープン・チューニングでライトハンド奏法を使ったりギターのボディを叩いたり多彩なワザ繰り出す米ベテラン女性ギタリスト、ヴィッキ・ジェンファンの演奏。2008年のアルバム『アンカヴァード』の収録曲です。ドイツの歌姫、クリスティーナ・ラックスを迎えてラスカルズの名曲をカヴァーしています。
3. House Of Mercy / Sarah Jarosz

番組でかけたヤスミン・ウィリアムスの「ドーニング」にヴォーカルでゲスト参加していたイーファ・オドノヴァンと“アイム・ウィズ・ハー”というグループを組んで活動していたシンガー・ソングライターのサラ・ジャローズ。この人も凄腕のマルチ弦楽器プレイヤーです。間もなく待望のニュー・アルバムもリリースされる予定ですが、まだ出ていないので、ここでは2016年のアルバム『アンダーカレント』からのナンバーを聞いてみましょう。
4. Vincent (Larry's Country Diner Season 21) / Muriel Anderson

全米フィンガー・ピッキング・ギター選手権で優勝した最初の女性ギタリスト、ミュリエル・アンダーソン。チェット・アトキンス、トミー・エマニュエル、アール・クルー、レス・ポール、ドク・ワトソンなど多彩なジャンルの偉大なギタリストたちとも共演してきた彼女が、米カントリー・アーティストがたくさん登場する人気TVバラエティ『ラリーズ・カントリー・ダイナー』にゲスト出演した際の演奏です。21弦のハープ・ギターを駆使して、ドン・マクリーンの名曲をカヴァーしています。
5. Orion / Rodrigo Y Gabriela

続いてはちょっと変則ですが。メキシコの男女ギター・デュオ、ロドリーゴ・イ・ガブリエーラも聞いておきましょう。基本的には男性のロドリーゴ・サンチェスのほうがリード・ギターを担当して、女性のガブリエーラ・クインテーロはサイド・ギターという役割だけれど。どっちがどっちということもなく、ごきげんなアコースティック・ギター演奏を聞かせてくれます。2006年の大ヒット・アルバム『激情ギターラ!』からメタリカの「オライオン」のカヴァー、いってみましょう。
6. Wayfaring Stranger / Sharon Isbin

次はクラシック畑から。トロント国際ギター・コンクールとかミュンヘン国際コンクールのギター部門とか、様々なコンクールを制覇してきたベテランですが。ジャンルに縛られることなく、バロックからスペイン・ラテン音楽、現代音楽、ジャズ〜フュージョンまで多彩な活動を続けています。今回はフォークの歌姫、ジョーン・バエズとの共演曲、行ってみましょう。2009年のアルバム『ジャーニー・トゥ・ザ・ニュー・ワールド』の収録曲。19世紀から歌われてきたフォーク/ゴスペルの名曲です。
7. Police Dog Blues / Muireann Bradley

2006年生まれ…というから、今年で18歳。若いくせに、ブラインド・ブレイクとかミシシッピ・ジョン・ハートとか、そういう人たちの激渋ブルースをアコースティック・ギター抱えて弾き語りする姿がYouTubeで話題を呼んだ女の子フィンガー・ピッカー、マリン・ブラッドリーが去年リリースしたファースト・アルバム『アイ・ケプト・ジーズ・オールド・ブルース』からのナンバーです。ライ・クーダーやヨーマ・カウコネンら偉大な先達もこぞってカヴァーしたブラインド・ブレイク作品。
8. Crazy On You / Heart

これもちょっと反則気味ですが(笑)。アン&ナンシーのウィルソン姉妹が率いるロック・バンド、ハートの曲です。リード・ギター担当のナンシー・ウィルソンは主にエレクトリック・ギターを弾いているのですが、1976年のデビュー・アルバム『ドリームボート・アニー』に収録されていたこの曲「クレイジー・オン・ユー」のイントロで聞かせたアコースティック・ギターの超絶演奏にはうならささたものです。ということで、ひとつ。
9. Cargo Cult / Khaki King

フー・ファイターズとの共演でもおなじみの米超絶ギタリスト/シンガー・ソングライター、カーキ・キング。ローリング・ストーン誌が選出したウルテク・ギタリストのリストに女性で唯一ランクした彼女が2012年に発表した6作目『グロー』より。タッピングによるパーカッシヴなグルーヴと繊細なコード・ワークが融合したナンバーです。
10. Good Enough / Molly Tuttle

女性、と限る必要なし。男性女性問わずカントリー〜ブルーグラス系のギタリストとして現在最高峰のひとりがモリー・タトル。スピーディな躍動感とリリカルな繊細さとが共存する素晴らしいプレイにはもう惚れ惚れするしかないです。2017年のデビューEP『ライズ』より、この曲を。
11. Chr #137 / Janet Robin

米ギター・プレイヤー誌などでも高く評価されているギタリスト、ジャネット・ロビン。映画音楽の世界などでも活躍する彼女が2010年にリリースしたアルバム『エヴリシング・ハズ・チェンジド』から、短いながらも超絶テクを満喫できる本曲をどうぞ。
12. Crossroad Blues / Rory Block

ラストはブルース界の大姐御、ローリー・ブロックさんで締めましょう。1981年にジョン・セバスチャンのプロデュースの下、スキップ・ジェイムスやベッシー・スミスなど自身のルーツでもあるブルースの偉人たちの曲をカヴァーしまくったアルバム『ハイ・ヒールド・ブルース』から、ロバート・ジョンソン作のこの名曲を。

解説:萩原健太

新春鼎談2024! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その3)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第339回 萩原健太のotonanoラジオ#222

2024/01/02 公開

新春鼎談2024! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その2)

今週のオンエア曲

新春鼎談2024! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その2)

1.

ジェイムス・テイラー

ユー・アンド・アイ・アゲイン

『ビフォア・ディス・ワールド』

新春鼎談2024! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その2)

2.

ジョニ・ミッチェル

ジョニ・ミッチェル・アット・ニューポート

『ア・ケイス・オブ・ユー』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#222

『お休み』

新春鼎談2024! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その2)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第338回 萩原健太のotonanoラジオ#221

2023/12/26 公開

新春鼎談2024! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その1)

今週のオンエア曲

新春鼎談2024! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その1)

1.

中谷美紀

MIND CIRCUS

『食物連鎖』

新春鼎談2024! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その1)

2.

Natalie Merchant

Tower Of Babel

『Keep Your Courage』

新春鼎談2024! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その1)

3.

Andrew Gold

Love Tonight

『Andrew Gold: The Fraternal Order Of The All – Greetings From Planet Love』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#221

『LOOK BACK! otonanoラジオ 2023』

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各社ストリーミング事情によってリスト内容や表記が異なる可能性があります。予めご了承ください。

1. Flowers / OKAMOTO'S

去年から今年にかけての年末年始、そして今夏に引き続き、佐橋佳幸、能地祐子の二人を迎えての音楽よもやま話をお届けした『otonanoラジオ』。いやー、1年の締めくくりですねー。今年もお世話になりました。というわけで、今年最後のプレイリスト。『otonanoラジオ』の2023年を振り返ります。今年も本当にたくさんのゲストの方々に来ていただいて、新作の話題、再発ものの話題、いろいろ興味深いお話をうかがいましたが。そんなたくさんのゲストのうち、新作アルバムを引っさげてやってきてくださった方を登場順に振り返りつつ、その新作からの曲を1曲ずつ改めて並べてみました。 まずは2023年1月23日と30日の深夜にお迎えしたのがOKAMOTO'Sのオカモトコウキくん。“バンド内コラボ”なる新たなアプローチを展開した新作アルバム『Flowers』の話をたっぷりうかがいました。というわけで、まずはそのアルバムの表題曲を。
2. 明日の館 / 高田漣

続いては2月6日と13日の深夜にやってきてくれたマルチ・インストゥルメンタリスト、高田漣くん。最近は小説家としても成長著しい漣くんですが、番組にはもちろん音楽家として登場。東京・池袋にある重要文化財、自由学園明日館の講堂で一発録りされた新作アルバム『CONCERT FOR MODERN TIMES』をことをいろいろ話してもらいました。そのアルバムから、録音会場となった明日館の名前を託した曲を聞いてみましょう。
3. Jam No.2 In Z Minor And Major (Session10) / ムーンライダーズ

3月20日と27日の深夜に登場してくださったのはムーンライダーズの鈴木慶一さん。20日深夜のほうは、慶一さんがゲスト参加した楽曲を含む大滝詠一師匠の『大滝詠一 NOVELTY SONG BOOK / NIAGARA ONDO BOOK』を特集してお届けしましたが、翌週はムーンライダーズの新作アルバム『Happenings Nine Months Time Ago in June 2022』特集。これ、なんと全編インプロヴィゼーションによるアルバムで。間もなく結成50周年を迎えるライダーズがまだまだ新境地に挑み続けていることを思い知らせてくれる衝撃作でありました。そんな中から、まあ、インプロものなので思いきり長い曲ですが、アルバムのラストを飾っていたナンバーをどうぞ。
4. 1AM / 古内東子

4月3日と10日の深夜は古内東子さん。このときも相変わらずのぶっちゃけトークが楽しかったですねー。というわけで、古内さんの今年の新作『果てしないこと』から、アルバムのラストを締めていた名曲を。
5. DIA / 井上鑑

新作をリリースなさったゲストというと、ジャズに挑んだ『ジャズ・ン・クミコ』を持ってやってきてくれた山下久美子さんもいましたが。なんとこのアルバム、残念ながらストリーミングされていないみたいで。少し時期的には飛んで、5月29日と6月5日の深夜にお迎えした井上鑑さんの回へ。新作アルバム『RHAPSODIZE』のオープニングに収められていたかっこいい曲を聞いてみましょう。クール!
6. ラウロ・ジ・フレイタス / 大江 千里

6月26日と7月3日の深夜は、番組に何度も登場してくれている大江千里さんがゲスト。今回もニューヨーク、ブルックリンのご自宅とリモートでつないでのご出演でした。というわけで、懐かしい往年の歌ものレパートリーをジャズ風味にリメイクしたヴァージョンと新曲とで構成されたデビュー40周年記念アルバム『Class of '88』より、新曲のひとつを。
7. 明日、またね、、、。 / 鈴木蘭々

夏はいろいろ企画ものとか再発もの関連の放送が多かったので、また時期的には飛んで。次は9月4日と11日の深夜に迎えた鈴木蘭々さん。蘭々とは昔一緒に番組をやっていて、それ以来、25年ぶりくらいの再会だったもんで。まじ盛り上がりました。うれしかったなぁ。このとき蘭々が持ってきてくれたのは最新ベスト・アルバム『鈴木蘭々 All Time Best~Yesterday&Today~』。昔の曲もいっぱい入った再発ものではありますが。中には今年リリースした新曲もいくつか含まれていたので、そんな新曲の中からひとつ。
8. お湯 / クレイジーケンバンド

9月18日と25日の深夜は、毎度新作アルバムが出るたびにやってきてくれるFMヨコハマの主、クレイジーケンバンドの横山剣さんがゲストでした。またまた名曲満載の新作アルバム『世界』から1970年代ソウル風味ダダ漏れのこの曲を。
9. 何マイルも離れて / 鈴木マツヲ

10月2日と9日の深夜は松尾清憲さん。松尾さんのデビューのきっかけとなったバンド“シネマ”とか、杉真理さんとのポップ・ユニット“BOX”とか“Piccadilly Circus”とか、旧譜関連のお話もたくさんうかがいましたが、鈴木慶一さんとの最新ユニット“鈴木マツヲ”の話ももちろんしていただきました。というわけで、鈴木マツヲが今年リリースした初アルバム『ONE HIT WONDER』から1曲どうぞ。
10. 星の奇跡 (Live Version 2022) / 大貫妙子

11月13日と20日の深夜は大貫妙子さんにご登場いただきました。大貫さんって、なんだか穏やかに、ほわっとお話なさっているようでいて、語っている内容自体はけっこう厳しいことだったり。そのギャップに毎度、背筋が伸びる思いです(笑)。そんな大貫さんの最新ライヴ・アルバム『Taeko Onuki Concert 2022』より。
11. I Need You / 金延幸子

11月27日と12月4日の深夜は、日本の女性シンガー・ソングライターの草分け的存在、金延幸子さんが来てくださいました。伝説のファースト・アルバム、1972年の『み空』のこと、1998年の『フォーク・イン・ザ・ロード』のことなど、懐かしいアルバムのお話をいろいろうかがいましたが、そのうち後者『フォーク・イン・ザ・ロード』は今年になって旧友・久保田麻琴さんが大幅なリメイクをほどこした最新ヴァージョンとして生まれ変わったということで。その新生『フォーク・イン・ザ・ロード』から1曲聞いてみましょう。
12. Summer Letter / GLIM SPANKY

で、12月11日と18日の深夜、直近のゲストがグリム・スパンキー。最新アルバム『The Goldmine』のことをたっぷり話してくれました。その中から松尾レミさんの新境地とも言うべきこのナンバーを。今年も楽しかったですねー。2024年もよろしくお願いします!

解説:萩原健太

新春鼎談2024! 佐橋佳幸さん、能地祐子さんをゲストに迎えて(その1)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第337回 萩原健太のotonanoラジオ#220

2023/12/19 公開

GLIM SPANKY(松尾レミさん、亀本寛貴さん)をゲストに迎えて(その2)

今週のオンエア曲

GLIM SPANKY(松尾レミさん、亀本寛貴さん)をゲストに迎えて(その2)

1.

GLIM SPANKY

不幸アレ

『The Goldmine』

GLIM SPANKY(松尾レミさん、亀本寛貴さん)をゲストに迎えて(その2)

2.

GLIM SPANKY

ラストシーン

『The Goldmine』

GLIM SPANKY(松尾レミさん、亀本寛貴さん)をゲストに迎えて(その2)

3.

GLIM SPANKY

光の車輪

『The Goldmine』

萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#220

『マイ・フェイヴァリットGLIM SPANKY~2023年セレクト編』

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1. Odd Dancer / GLIM SPANKY

先週に引き続きグリム・スパンキーの二人を迎えてお届けした『otonanoラジオ』。今週も盛り上がりました。というわけで今週のプレイリスト。どストレートに、ぼくが好きなグリム・スパンキーの楽曲を12曲、ずらっと並べてみました。とはいえ、グリム・スパンキーはかっこいい曲が多いから。12曲じゃ収まりきらないので、ちょっと選考基準を狭めました。以前、彼らをゲストに迎えたとき、アコースティック・ギターを効果的に使ったグリム・スパンキー名曲集みたいなプレイリストを作ったことがあったのだけれど。まず、それとはダブらないように。さらに、シングル曲のような有名どころはなんとなく外して。そのうえでセレクトした12曲です。といっても、ノッケはガツンといきたいので、いきなりルール無視(笑)。今年の夏、配信シングルとしてリリースされた曲からいきます。しかも先週番組でもかかった曲ですが。最新アルバム『The Goldmine』から「Odd Dancer」。“なんて惨めなおとぎの罠だ”とか“滑稽だ”とか、吐き捨てるように歌い放つ松尾さんがむちゃくちゃかっこいい!
2. Singin' Now / GLIM SPANKY

続いては2020年のアルバム『Walking On Fire』からのナンバー。ソリッドなギター・リフがいかしてます。
3. いざメキシコへ / GLIM SPANKY

2016年の『Next One』より。初めて聞いたとき、若い女の子がアレン・ギンズバーグのことを歌っていて、びっくりしたものです(笑)。
4. Sugar/Plum/Fairy / GLIM SPANKY

去年のアルバム『Into The Time Hole』より。個人的にはグリム・スパンキーの作品中、今のところいちばん好きな曲かも。
5. The Trip / GLIM SPANKY

2017年のアルバム『BIZARRE CARNIVAL』より。パーカッションの感じは亀本くんが大好きなイマジン・ドラゴンズあたりからの影響かな。
6. ロルカ / GLIM SPANKY

2015年のアルバム『SUNRISE JOURNEY』より。高田漣くんをプロデューサーに迎えたカントリー・ロック・テイストが渋い1曲です。
7. HEY MY GIRL FRIEND!! / GLIM SPANKY

『Into The Time Hole』より。松尾さんのガーリーなポップ感覚がいい感じに炸裂する名曲。でも、ギター・ソロは亀本くんならではのワイルドなアプローチで。この取り合わせがごきげんです。
8. 風に唄えば / GLIM SPANKY

『Next One』より。これもザ・バンド的な、1970年代カントリー・ロックの味わいを想起させるナンバー。
9. BIZARRE CARNIVAL / GLIM SPANKY

『BIZARRE CARNIVAL』より、そのタイトル・チューン。1960年代半ば過ぎのビートルズに思いきり触発されたようなフレーズが随所に顔を出すのが楽しいです。
10. In The Air / GLIM SPANKY

2018年の『LOOKING FOR THE MAGIC』より。浮遊感に満ちたエキゾチックなハーモニーがグリム・スパンキー流サイケ・テイストを届けてくれます。
11. サンライズジャーニー / GLIM SPANKY

『SUNRISE JOURNEY』より。グリム・スパンキーのメジャー・デビュー時、新たな旅立ちに向けての熱い予感を満載した初期名曲です。
12. 若葉の時 / GLIM SPANKY

『Walking On Fire』より。キャロル・キングやジュディ・シルなど、1970年代女性シンガー・ソングライターからも大きな影響を受けている松尾さんの持ち味と、中期ビートルズっぽいサイケなストリングスの組み合わせが素敵な1曲です。

解説:萩原健太

GLIM SPANKY(松尾レミさん、亀本寛貴さん)をゲストに迎えて(その2)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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