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ザ・バンド、ライヴ・フィルム『ラスト・ワルツ』
日本初!字幕なしのライヴ絶響上映@Zepp東阪

ザ・バンドのオリジナル編成としては最後のライヴとなった『ラスト・ワルツ』が行われたのが、今から42年前の1976年11月25日。豪華ゲストを集めて行われた解散コンサートは、40年以上経過した今でも伝説として語り継がれている。その模様は名匠マーティン・スコセッシ監督の手によって撮影され、1978年4月26日に映画『ラスト・ワルツ』として公開された(日本公開は同年7月1日)。2018年、その劇場公開から40周年という節目を迎たこのライヴ・フィルム『ラスト・ワルツ』が、ついに“ライヴ絶響上映”にラインナップ。Zepp DiverCity(東京)とZepp Namba(大阪)にて世界初となるライヴハウス上映が決定した。世界でも類を見ないライヴハウスのPAシステムをフル活用した大音量上映で、この作品を存分にご堪能いただきたい。冒頭で監督スコセッシによる「この映画は、大音量で上映すること(THIS FILM SHOULD BE PLAYED LOUD)」という指示が出るが、その巨匠ですら体感したことがないであろうZeppのダイナミックな大音量で、伝説の一夜を疑似体験しよう。

リック・ダンコ、リヴォン・ヘルム、ガース・ハドソン、リチャード・マニュエル、そしてロビー・ロバートソン。このオリジナル・メンバーによるザ・バンドは、1976年11月25日、約16年にわたる演奏活動に終止符を打った。その終焉の地として選んだのは、サンフランシスコにあるウィンターランド・アリーナ。『ラスト・ワルツ』と銘打たれたこの解散コンサートは、伝説のプロモーター、ビル・グレアムがプロデュースし、ザ・バンド自身の演奏はもちろんのこと、前身バンドであるザ・ホークス時代にバック・バンドを務めたロニー・ホーキンスとの演奏をはじめ、バック・バンドを務めたこともあるボブ・ディラン、あるいはエリック・クラプトン、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、ヴァン・モリソン、ドクター・ジョン、マディ・ウォーターズら、親交のあった錚々たる面々がゲストとして登場し、共演している。客席には豪華なディナーも用意され、単なるライヴ・コンサートとは一線を画したこの饗宴は、音楽史に残る伝説的な出来事として今も語り継がれている。

このコンサートの発案者であるロバートソン自らが製作を手がけ、スコセッシ作品の音楽センスに惚れ込んで監督を依頼。スコセッシは、メガホンを取るばかりか、ステージ演出やメンバーへのインタビューも行っている。『タクシー・ドライバー』の名手マイケル・チャップマンを中心に、『イージー・ライダー』のラズロ・コヴァックス、『天国の門』のヴィルスモス・ジグモントら7人もの撮影監督を起用し、臨場感あふれるステージの映像化に成功。舞台美術と照明は『ウエストサイド物語』でオスカーを受賞したボリス・レヴェンが担当した。超一流のスタッフが惜しみなく腕をふるい、時代を超えて語り継がれる“永遠の傑作”が誕生、今もなお多くの音楽ファンに愛される作品となった。今回はスコセッシ監修のもと、オリジナル・マスターテープからレストアされた映像と、ロバートソン監修による音源を使用したデジタル・リマスター仕様の素材を使用しての上映となる。音楽シーンのみならず、70年代なかばという時代の大きな転換点となったザ・バンドの終焉を、よりリアルになった音と映像で体感できるのは言うまでもない。

このライヴ・フィルム『ラスト・ワルツ』を、世界のミュージシャンが認めた日本屈指のライヴハウスZepp DiverCity(東京)とZepp Namba(大阪)にて一夜限りの特別上映 [ライヴ絶響上映] を行う。“絶叫OKのライヴ音響による上映”ということで、スタンディング・エリアでは、ライヴさながらに楽しむことができる。ライヴハウスZeppならではの『ダイナミックな音圧』『ライヴ級の大音量』『迫力の大画面』という究極の環境にて、ついに来日公演が叶わなかったオリジナル・ラインナップのザ・バンドと、偉大なミュージシャンが一堂に会した奇跡の祭典をぜひ体感してほしい。座席数が非常に限られたスペシャルな上映のため、ぜひともチケットご購入はお早めに。2019年1月21日(月)15:00より、各プレイガイド、全国のコンビニエンスストアにて一般発売開始! 次回いつZeppで上映できるかわからないということで、まさしく“世界初”でありながら“最後”のライヴハウス上映となる。一生に一度あるかないかの貴重な機会。ライヴハウスZeppにザ・バンドのサウンドが蘇る!

"The Last Waltz" as it opened 42 years ago on November 25, 1976, it was Thanksgiving Day in the United States and the last performance of The Band with its original members. This farewell concert was joined by a myriad of iconic artists including Bob Dylan, Eric Clapton, Neil Young, Joni Mitchell, Van Morrison, Dr. John, and Muddy Waters, remaining a legend today, even decades since.
The concert was captured on film by none other than movie director Martin Scorsese who was already the man of the times and released as "The Last Waltz" two years later in theaters on April 26, 1978 (July 1, 1978 for theaters in Japan). Robbie Robertson came up with the idea of "The Last Waltz," produced the film himself, and recruited Scorsese to direct because he loved how Scorsese used music in his past films. Scorsese not only directed the film but even involved himself in the stage direction and interviewed band members.

“THIS FILM SHOULD BE PLAYED LOUD”_Martin Scorsese

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