OUTLINE|ボブ・ディラン来日記念!「ドント・ルック・バック」ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランの半世紀前の姿を追ったドキュメンタリー映画を 2018年7月17日(火)、東京・大阪のZeppにて、一夜限りのライヴハウス上映!

OUTLINE


ボブ・ディラン来日記念!
ドキュメンタリー・フィルム『ドント・ルック・バック』
一夜限りのキネマ最響上映@Zepp東阪



1965年、時代もボブ・ディランも変わろうとしていた。

製作から半世紀以上経過した今も、“変わることを変えなかった”ディラン、23歳の肖像。

それは、いまだ現在進行形のディランの写し鏡。

『時代は変る』、『アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン』を発表後、アコースティック・ギターからエレクトリックに持ち替えたディランはステージでもバンドを使いサウンドのロック化を進めていった。この転身は当時の多くのファンに衝撃と混乱を与えたが、同時に“フォーク・ロック”のムーヴメントへのきっかけを作った。

2018年5月24日に喜寿(77歳)を迎えるボブ・ディラン。今から遡ること53年前、1965年初頭(撮影当時は23歳)のディランを描き出した自身初のドキュメンタリー・フィルム『ドント・ルック・バック』(1967年5月17日全米公開)。ノーベル文学賞受賞後初の来日公演としてついにフジロックフェスティバル出演決定とこの夏最大の話題となること必至のディランのこの作品を、公演直前の7月17日(火)、ライヴハウスZeppのPA音響システムを駆使し、ライヴ級の音圧と巨大画面で魅せる「キネマ最響上映」にて、特別上映いたします。

ただ前を向き、転がるように未来へと突き進む――映画『ドント・ルック・バック』は、“フォーク時代のディランの終焉”となった1965年4月30日~5月10日に行われた英国ツアー中の彼を追ったドキュメンタリーである。1965年は、時代もディランも変わろうとしていた。吟遊詩人的なフォーク・ソングからより骨太なロック・サウンドへと進化しようとしていた当時の姿が鮮やかに映像に刻まれている。オープニング・シーンの「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」から、英国へ降り立った後の記者会見、同行していたジョーン・バエズやドノヴァンとの交流、楽屋の風景、ライヴ後のパーティ、記者へのこき下ろし、熱烈なファンの様子や移動の車中など――貴重な1965年のパフォーマンス・シーンとともに、監督D・A・ペネベイカー特注の同時録音方式の16ミリ手持ちカメラが、ディランの表情やその一挙手一投足をリアルに活写していく…。

初めてフォーク・ロックを表現した1965年3月発売のアルバム『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』の1曲目に収録され、本作の冒頭を飾る「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」の印象的なシーン。これは、英国滞在時に投宿していたサヴォイ・ホテルの裏通りに立つ無表情のディランがこの曲に合わせ、カードに書かれた歌詞の断片を次々とめくっては投げ捨てていく映像で、世界初のミュージック・ビデオとも言われている。また、記者のつまらないインタビューに対して、鋭く巧みな話術を駆使し辛辣な言葉を浴びせ徹底的にやりこめる緊迫の名シーンをはじめとして96分全編にわたって見どころは尽きない。このモノクロ・フィルムに映し出されているのは、23歳にして圧倒的な存在感と非凡なニヒリズムを感じさせる一方、時に傲慢に見えるほど自信に満ちた、しかしカリスマ的で魅力にあふれる若きディランの姿。偉大なる吟遊詩人の片鱗を捉えた本作は、公開後半世紀以上も経過した今もなお音楽ドキュメンタリー史上の金字塔として映画史に刻まれている。

1978年の初来日からちょうど40周年、そして日本公演通算101回目を迎える。その栄えある舞台に選ばれたのがフジロックフェスティバル最終日の大トリ。特別で歴史的な一夜になることは間違いない。本作における23歳のディランも、苗場で魅せてくれるはずの77歳のディランも“変わることを変えなかった”ことで共通しているのは言うまでもない。そんな、いまだ現在進行形のディランの写し鏡とも言える最重要作『ドント・ルック・バック』は、来日直前に予習として必見の作品である。日本屈指のライヴハウスZeppの『ダイナミックな音圧』『ライヴ級の大音量』『迫力の大画面』で、映画『ドント・ルック・バック』(リマスター版)を究極の環境にてご堪能いただけます。ディランも使ったライヴハウスZeppのPA音響システムで、頭のてっぺんから足の爪の先まで彼のメッセージを浴びてから苗場へ向かおう! 特に本作を一度もご覧になったことがないという紳士淑女が初めてこの作品に触れるのであれば、絶対に今回の上映であってほしいと願うばかりです。映画館ではないライヴハウスという場所で特別に許諾され、今後Zeppではニ度と上映されることがない“見納め上映”。6月27日(水)15時より、e+/チケットぴあ/ローソンチケットにて、一般発売開始! 絶対にお見逃しなく!


Counting down to the Fuji Rock Festival 2018 performance in July? Check out a rare screening of the Bob Dylan documentary, "DONT LOOK BACK" on July 17 at Zepp in Tokyo and Osaka, a venue None other than the very stage Dylan himself performed on!!

An insightful glimpse Into The man at 23 years old Who, for over five decades, never "changed his ways of changing" and now is the winner of the Nobel Prize for Literature!

Filmed 53 years ago in early 1965, "DONT LOOK BACK" was Dylan's very first documentary following him at 23 and opened in theaters throughout the U.S. on May 17, 1967.

Fast forward 51 years from the times captured on film, he receives the Nobel Prize for Literature in 2016, and will soon make a long-awaited appearance at Fuji Rock Festival 2018.

Don’t miss the rare, screening for the documentary of the modern troubadour, Bob Dylan.


TICKETS

企画・主催|(株)Zeppホールネットワーク、(株)ソニー・ミュージックダイレクト
提供 :アダンソニア、オンリー・ハーツ | 字幕:寺尾次郎
© 2016 Pennebaker Hegedus films inc.