OUTLINE

エルヴィス・プレスリー ライヴ・ドキュメンタリー・フィルム
『エルヴィス・オン・ステージ』
一夜限りのキネマ最響上映@Zepp東阪

1970年、夏。ラスベガスは興奮と熱狂に満ちあふれていた。映画『エルヴィス・オン・ステージ』は、ラスベガスにあるインターナショナル・ホテルで行われたエルヴィス・プレスリーのライヴ・ステージの全容を収録。まさしく絶頂期のエルヴィスを捉えたライヴ・ドキュメンタリー作品となっている。本作は、おおよそ2つのパートに分かれている。ライヴ・リハーサル風景から始まり、バンド・メンバーとの普段の会話や、バックステージの様子、チケット売り場での喧騒等々、当時のキングの人気がいかにすごかったかを垣間見ることができる映像をふんだんに盛り込んだドキュメンタリー・パート。そして連日連夜、超満員の聴衆を沸かせ伝説となった1970年8月10日から9月7日まで4週間にわたって開催された“ビッグ・エルヴィス・サマー・フェスティヴァル”での最高に熱いステージを存分に体感できるライヴ・パート(全19曲/約60分)である。8月29日(木)、Zepp Divercity(東京)とZepp Namba(大阪)にて、49年前の興奮を真空パックしたこの歴史的ライヴ・フィルムのライヴハウス上映(キネマ最響上映)を行う。当時35歳にして絶頂期にあったキングとともに、Zeppをダンスフロアにしよう!

新たに未公開映像を加え、レストア&リミックス*! 力強く鮮やかにエルヴィスが蘇る!(* 2001年全米公開ver.)

10年近くにわたるコンサート休止期間を経て、エルヴィスは1970年にステージに復活。ロック・ミュージックが大きく変容を遂げた60年代、エルヴィスは映画界に活動の場を移していた。歌手としての完全復帰に先駆けること2年前、エルヴィスは初のテレビ出演を受諾。今や伝説として語り継がれているこのTVショー『68年カムバック・スペシャル』出演を機にエルヴィスは音楽界にカムバック、再びトップ・スターへの階段を一気に駆け上っていく。この『エルヴィス・オン・ステージ』(2001年全米公開版)では、リハーサル風景から本番まで、ショーの様子が余すところなく捉えられており、6日間におよぶパフォーマンスの熱狂をリアルに感じることができる。リヒャルト・シュトラウス作曲の壮大なテーマが鳴り響く中、ショーは懐かしい「ザッツ・オール・ライト」でスタート。ゴスペル・コーラス隊にカントリーやソウルのグルーヴを吸収したアーシーなバック・バンドの演奏、そしてエルヴィス自身の歌唱は、彼を育んだ南部音楽特有の奥深さが伝わってくる。そんなエルヴィス絶頂期のパフォーマンスを捉えた貴重な映像である。

公開から30年後、ターナー・エンターテインメントは1970年に全米公開された本作の修復をフィルム修繕の第一人者、リック・シュミドリンに依頼。シュミドリンはオリジナル版にあったインタビューや取材シーンを取り除き、リハーサルやステージ映像を増やしている。また、最新技術を駆使してフィルム傷を除去、画質の向上が図られている。さらにサウンドトラックもDTS5.1chを採用し、4ch磁気サラウンドだった70年公開版よりもブラッシュアップし、画質、音質ともにこれ以上ないクオリティとなっている。デジタル・リマスター映像と、ドルビー・サウンドにリミックスされた音を存分に楽しむことができる(※今回の上映では音声は2chとなります)。

その死去から42年。今もなおロックンロールのルーツのひとりとして、そして“キング”として君臨し続けているエルヴィス・プレスリー。彼がなぜ“キング・オブ・ロックンロール”なのか、そのひとつの答えがこの映像には収められている。世界のミュージシャンが認めた日本屈指のライヴハウスZepp。ご家庭では決して味わうことができないライヴハウスの『ダイナミックな音圧』『ライヴ級の大音量』『迫力の大画面』で、エルヴィス・プレスリーの神がかったパフォーマンスにたっぷりと酔いしれていただきたい。くしくもこの日が61回目の生誕日にあたるキング・オブ・ポップ、マイケル・ジャクソンの映画『ムーンウォーカー』も同日続けて上映され、ロック界とポップ界の『世界のキング』を同じ日に体感することができる(2本立て上映ではございません)。2019年8月8日(木)15:00より、各プレイガイド、全国のコンビニエンスストアにてチケット一般発売開始! お買い求めはお早めに!!

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