おらが道に悔いなどないさ。ウィリー・ネルソン 『マイ・ウェイ』

ウィリー・ネルソンの最新作は、フランク・シナトラへのオマージュ。

ウィリー・ネルソン 『マイ・ウェイ』
ウィリー・ネルソンWILLIE NELSON
マイ・ウェイMY WAY
解説・歌詞・対訳付 / SICP5850 / 定価:¥2400+税
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今年、85歳を迎えたウィリーが「我が道を信ずるままに生きてきた」と歌う時。
アメリカ音楽界の生ける伝説、ウィリー・ネルソンの新作はフランク・シナトラのレパートリーを新録音!

  • 収録曲
  • 01. フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
  • 02. サマー・ウィンド
  • 03. ワン・フォー・マイ・ベイビー
  • 04. 霧深き日
  • 05. 楽しかったあの頃
  • 06. ブルー・ムーン
  • 07. アイル・ビー・アラウンド
  • 08. 夜も昼も
  • 09. 恋とは何でしょう
  • 10. ヤング・アット・ハート
  • 11. マイ・ウェイ

米音楽界の奔放なビッグスター、ウィリー・ネルソンがアメリカを代表する歌手、フランク・シナトラのレパートリーを新録音、その新作『マイ・ウェイ』は、5月にリリースされ高い評価を得た『ラスト・マン・スタンディング』に続き、ウィリーにとって今年2作目のリリースとなる。

おらが道に悔いなどないさ。ウィリー・ネルソン 『マイ・ウェイ』

フランク・シナトラによって有名になったスタンダードや名曲の数々を納めた『マイ・ウェイ』では、自身もこれまでスタンダード・ナンバーを作曲してきたウィリーが、長年愛され続けたアメリカン・スタンダードの名曲の数々を見事に披露。贅沢なストリングスやホーンの効いたアレンジも楽しめるアルバムをプロデュースしているのはバディ・キャノンとマット・ローリングスである。

共にアメリカのポップ・カルチャーを象徴する存在であるフランク・シナトラとウィリー・ネルソンが表現する恋愛における様々な感情は、恋愛に落ちる時の夢のようなトキメキから、いつまでも引きずってしまう失恋の痛手まで、歌を聴く者の心に強く訴える。ウィリーの傑作アルバム1978年の『スターダスト』(現代アーティストとして当時初めてアメリカン・スタンダードのカヴァーを取り上げ、味わい深いヴォーカルにより歌手としての力量を発揮。500万枚を超える売上を記録している)と2016年の『Summertime: Willie Nelson Sings Gershwin』(グラミー賞最優秀トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム賞受賞作品)の精神そのままにレコーディングされた『マイ・ウェイ』は彼の英雄の一人へのオマージュである。

ネルソンとシナトラ、対極にある様な印象を受けるが、ウィリーとフランクは親しい友人であり、音楽仲間であり、お互いの音楽に対して敬意を抱いていた。1980年代には、Golden Nuggetでのウィリーの公演の前座をシナトラが務めた他、NASA(アメリカ航空宇宙局)の公共広告に二人で登場したこともあった。

「フランクの音楽を聴いて多くを学んだ」とウィリーは最近AARP誌のインタビュー(2018年6・7月号)で語っている「フランクはビートに対して遅れようが、先走ろうが、気にすることなく、どちらでも歌いこなしていた。その感覚こそが鍵なんだ」。

その姿勢をそのままウィリーは『マイ・ウェイ』で貫いている。「サマー・ウィンド」「楽しかったあの頃」「アイル・ビー・アラウンド」「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」 「恋とは何でしょう」(同じくグラミー賞受賞アーティストのノラ・ジョーンズとのデュエット)といったみんなの記憶に残っている名曲の数々。そして思わず大合唱したくなるタイトル・トラックではフランクの歌を“ウィリー流”に再現。一人の歌の達人がもう一人の歌の達人を体現しているのである。

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『ラスト・マン・スタンディング』