ライヴ・フィルム『ロジャー・ウォーターズ US + THEM』一夜限定プレミア上映

roger waters『ロジャー・ウォーターズ US + THEM』

ライヴ・フィルム『ロジャー・ウォーターズ US + THEM』 一夜限定プレミア上映ライヴ・フィルム『US+THEM』試写レポートはこちら▶ 上映前!ネタバレ注意!本編最後のロジャー・ウォーターズのMC 全対訳はこちら▶

ライヴ・フィルム『ロジャー・ウォーターズ US + THEM』
試写レポート

roger waters『ロジャー・ウォーターズ US + THEM』

   アルバム『死滅遊戯』から実に25年を経た2017年、満を持してロジャー・ウォーターズがリリースした、現在までのところ最新アルバムとなる『イズ・ディス・ザ・ライフ・ウィ・リアリー・ウォント?』。およそ四半世紀という長いブランクとなったわけだが、1990年代こそ表舞台から身を引いていたものの、1999年以降は数年単位におよぶ大規模なツアーを連続して行うなど一転して精力的な活動を続けており、中でも“ザ・ウォール・ライヴ”(2010~2013年)ではソロ・アーティストとして史上1位の興行収入を上げるまでに至っている。その間にもクラシック/オペラ作品『サ・イラ~希望あれ』や、サントラ提供曲を含むいくつかのロック・フォーマットによる新曲を発表しているが、ツアー活動の旺盛さの一方で新作の制作は遅々として進まず、ウォーターズらしいコンセプチュアルなロック・アルバムは長らく待たれていた。

   かくして2017年6月2日にリリースとなった『イズ・ディス・ザ・ライフ・ウィ・リアリー・ウォント?』は、“ザ・ウォール・ライヴ”を収めた映画/ライヴ・アルバム『ロジャー・ウォーターズ ザ・ウォール』(2015年)と同様ナイジェル・ゴドリッチがプロデューサーに起用されている。レディオヘッド、ベック、トラヴィス、ペイヴメントなど、90年代以降のいわゆるオルタナティヴ/ポスト・ロック系の作品で手腕を発揮、サウンドメイキングのクオリティの高さも相まって今や世界的な音楽プロデューサーとして評価されている。さらに本作にはガス・シーファート、ジョナサン・ウィルソン、ジョーイ・ワロンカー、ロジャー・ジョセフ・マニング・ジュニアといったゴドリッチゆかりのミュージシャンを多数起用、ピンク・フロイドのサウンドを髣髴させる一方でこれまでの作品にはなかった非常に新鮮なアンサンブルを聴かせているのも印象的だった。

roger waters『ロジャー・ウォーターズ US + THEM』

   そして、このアルバムの発表にともなうツアーとして行われたのが、今回上映される“US + THEM”である。このツアーはアルバム発売直前の2017年5月26日からスタート、2017年中は北米を、2018年に入ってオセアニア、ヨーロッパ、中南米を巡演し、12月9日まで計157公演が行われている。このツアーにはデイヴ・キルミンスターやジョン・キャリンといったこれまでのツアーにも参加してきたおなじみの面々に加え、アルバムのレコーディングにも関与しているシーファート、ウィルソン、ワロンカー、さらにはコーラスにブルックリン出身のインディー・ポップ・バンド、ルシウスのジェス・ウルフとホリー・レーシグが参加、これまでになく若いミュージシャンを積極的に起用し、アルバム同様バンド・アンサンブルのリニューアルが図られている。

   セットリストは本サイトの別項に挙げた18曲を本編に、アンコールに日替わりで「ヴィーラ~ブリング・ザ・ボーイズ・バック・ホーム」、「マザー」などのアコースティック・パフォーマンスを行った後、「コンフォタブリー・ナム」を披露して幕となる構成となっている。上映作品に関してはその本編のみとなるが、『狂気』(1973年)収録の「スピーク・トゥ・ミー」「生命の息吹き」から始まり、途中でブレイクを挟みながら同作エンディングを飾る「狂人は心に」「狂気日食」で本編終了、その間に新作の楽曲とこれまでのピンク・フロイド・クラシックスをふんだんに盛り込みながら、ウォーターズの50年におよぶキャリアを俯瞰するような、ある種ストーリー性を感じさせるセットリストとなっている。

roger waters『ロジャー・ウォーターズ US + THEM』

   前述のとおり『イズ・ディス・ザ・ライフ・ウィ・リアリー・ウォント?』は、オルタナティヴ/ポスト・ロック的なゴドリッチの手腕によって非常に繊細な手触りのサウンドに仕上げられていたが、それはステージにおいても同様で、巨大なアリーナでの大音量のロック・コンサートでありながら、類稀なほどに高精細なサウンドが堪能できる。特に若手ミュージシャンたちのピンク・フロイド/ロジャー・ウォーターズの音楽へのリスペクトと、それに対して惜しみなく自身のスキルと個性を注ぎ込んでいるからこそ、という気もするのだがいかがだろうか。

  『狂気』のナンバーを前後に挟みながらそのキャリアを新作とともに俯瞰するセットリスト、と書いたが、この映像を観るとピンク・フロイド・クラシックスも『イズ・ディス・ザ・ライフ・ウィ・リアリー・ウォント?』のサウンドの質感で演奏されているのがリアルに感じ取ることができ、むしろすべてのキャリアを現在のウォーターズならではの表現でアップデートしようという気概が感じられる。ピンク・フロイド時代から細部にこだわったサウンドスケープに定評があったのは言わずもがなだし、これまでのソロ・ツアーでももはやロック界でも最高峰というべきライヴ・サウンドを聴かせてきた。しかしこのツアーにおけるサウンド・クオリティはそれをも凌駕するものになっており、ぜひとも映画館の音響システムでその素晴らしさを味わってほしい。

roger waters『ロジャー・ウォーターズ US + THEM』

   もちろんサウンドだけでなく、ステージ・セットのクオリティも最新鋭にして最高峰のクオリティを誇っているのは言うまでもない。ステージに再び巨大な壁を築いた“ザ・ウォール・ライヴ”を筆頭に、これまでのツアーでも大掛かりなセットと光の洪水でそのサウンドをさらに盛り上げていたが、“US + THEM”ツアーでもさらにスケールアップしたステージを堪能することができる。『狂気』のジャケットに登場するピラミッドや『アニマルズ』(1977年)のジャケットを飾っていたバタシー発電所や空飛ぶ豚といったアイテムがライティングや映像を駆使してステージ上に再現され、さらには『イズ・ディス・ザ・ライフ・ウィ・リアリー・ウォント?』を貫くテーマにもなっていた宗教、戦争、政治が引き起こす現在進行形のさまざまな問題への異議を唱えるメッセージが次々に巨大なスクリーンに映し出されていく。これらもまた、映画館の大画面でよりリアルに体感すべきなのは言うまでもないだろう。

roger waters『ロジャー・ウォーターズ US + THEM』

   半世紀にもおよぶキャリアを誇る、まぎれもないロック・ジャイアントのひとりであるロジャー・ウォーターズ。76歳となった現在も、決して“ロック・ジャイアント”であることに安住することなく、常に現在の社会を、人間を見据え続け、その音楽で主張をし続けている。本作『ロジャー・ウォーターズ US + THEM』でも、彼が発するいちばん新しいメッセージを、こだわり抜いたサウンドと映像とともに味わえるはずだ。

文:鮎沢裕之(otonano編集部)

(上映前!ネタバレ注意!)
ロジャー・ウォーターズ ライヴ・フィルム『US+THEM』
本編最後のロジャー・ウォーターズのMC 全対訳

Thank you so much. 本当にありがとう。

We can't thank you people enough みなさんには感謝してもしきれない。

for the reception that you've given to this band and to this music. このバンドを、そしてこの音楽を受け容れてくれたことにね。

We need the love that is in this room 私たちに必要なのは、まさにここにある愛が

to spread gently all over the world 世界中に穏やかに広がっていくことだ。

if we are to have any chance of figuring out もし私たちに方法が見つかれば

how to empathize with our fellow
human beings enough to act collectively 同じ人間同士共感しあって、一体となって

and to stop the pigs destroying this fragile and beautiful planet upon which we live. 私たちの住む、このはかなくも美しい惑星を豚たちが破壊することを阻止するんだ。

We do believe in human rights, 私たちは人権を信じている。

and we believe they should be equal
for all our brothers and sisters そして、その権利は平等であるべきだ。 世界中にいる

all over the world, あらゆるブラザーやシスターにとっても

notwithstanding their ethnicity,
or religion, or nationality. 民族、宗教、国籍に関係なくね。

So that would include
our brothers and sisters in Palestine. つまり、それは、パレスチナにいる私たちのブラザーやシスターも含めてのことなんだ。

ピンク・フロイドの“イデオロギーの源”と言われたロジャー・ウォーターズの最新ライヴ映像を 11月30日(土)、全国16都市17ヶ所の映画館にて、一夜限りのプレミア上映決定! 全世界で230万人を動員した2017~2018年ワールド・ツアーより、 ピンク・フロイドの名曲の数々もフィーチャーした驚異のパフォーマンス! 世界60か国以上、2500館以上の映画館にて公開された話題の映像がついに日本上陸!
2019年11月1日(金)12:00[正午]より、チケットぴあにて先行受付(プレリザーブ/3次)開始!

音楽評論家・伊藤政則氏の登壇決定!

*本編上映前の17時30分に登壇予定です。
*登壇は、予告なく変更になる場合がございます。また都合により、ご本人の登壇が中止になる場合もございます。
*劇場によっては、5.1chではない場合もございます。

入場者特典”B5サイズ・ステッカー”!
裏面は、本編収録の短編映画の対訳付(上映前!ネタバレ注意!)

“B5サイズ・ステッカー”roger waters『ロジャー・ウォーターズ US + THEM』入場者プレゼント

ショート・ドキュメンタリー・フィルム『A Fleeting Glimpse』 全対訳 
▼画像クリックで拡大(上映前!ネタバレ注意!)roger waters『ロジャー・ウォーターズ US + THEM』入場者プレゼント(上映前!ネタバレ注意!)

ロジャー・ウォーターズ US + THEM

原題|ROGER WATERS US+THEM

日時|2019年11月30日(土)17:30開映 ※開場時間は、映画館によって異なります。

料金|前売券|3,500円(全席指定/税込)
      |※11月29日(金)以降の劇場販売分|4,000円(全席指定/税込)

 

会場|下記劇場一覧をご参照ください。

内容|ライヴ・フィルム『US+THEM』
      |上映後、ショート・ドキュメンタリー・フィルム『A Fleeting Glimpse』(約15分)含、計135分

登壇|伊藤政則(音楽評論家)
*新宿ピカデリーのみ、本編上映前に登壇。
*登壇は、予告なく変更になる場合がございます。また都合により、ご本人の登壇が中止になる場合もございます。

【2019年|英国|DCP|16:9|5.1ch|135分】

※日本語字幕はございません。
※劇場によってはドルビーアトモスや4K上映の場合もございます。

THEATER

全国16都市17か所の劇場にて上映

OUTLINE

ピンク・フロイドがデビューから50周年を迎えた2017年、かつて“ピンク・フロイドの頭脳”と呼ばれたロジャー・ウォーターズは1992年発表の『死滅遊戯』以来実に25年ぶりとなるニュー・アルバム『イズ・ディス・ザ・ライフ・ウィ・リアリー・ウォント?』をリリースしている。レディオヘッドのプロデュースでも知られるナイジェル・ゴッドリッチを起用したこの作品は、世界中で起こっている紛争、危機、差別、環境問題、政治情勢、渦巻く不安感といったものを告発する内容で、ピンク・フロイドやこれまでのソロ・アルバム同様非常に緻密に作り込まれたサウンドスケープもあいまって、ウォーターズの新たな傑作と呼ぶにふさわしい出来となっている。

本作の発表にともなって2017年5月26日・米カンザスシティよりスタートした大規模なワールド・ツアー『US + THEM』は、2018年12月にかけて約1年半にわたり北米、オーストラリア、ニュージーランド、欧州、ロシア、南米、中南米を巡演し、156回におよぶ公演で計230万人を動員している。巨大なLEDスクリーンを使用した壮大なスケールのショウでは、伝説的なピンク・フロイドの名盤『狂気』(1973年)、『炎~あなたがここにいてほしい~』(1975年)、『アニマルズ』(1977年)『ザ・ウォール』(1979年)といったアルバムからの代表的な楽曲とともに新曲もプレイされた。

このツアーより、2018年6月18・19・22・23日に、オランダの首都アムステルダムのジッゴ・ドームで行われた4公演から選りすぐりの映像をまとめたのが本上映作品『US + THEM』である。2015年のライヴ・フィルム『ロジャー・ウォーターズ ザ・ウォール』でもディレクターを務めたショーン・エヴァンスが本作でもウォーターズと共同監督を務めている。最先端のオーディオ・テクノロジーで収録されたこの映像は、人権、自由、愛で綴った音や言葉で五感を刺激し、観るものすべてに強烈な衝撃と感動を与える仕上がりとなっている。

本作は今年のヴェネツィア国際映画祭(8月28日~9月7日)で初上映の後、10月2日と6日限定で、全世界60か国以上の2500館におよぶ劇場にて公開される。世界中で話題となること必至の『US + THEM』がついに日本上陸! ここ日本では、全国16都市17か所の映画館にて1夜限定公開。贅を尽くした大規模なステージセットと息をのむような演奏を、最先端技術をふんだんに駆使した映像美で見せる、まさしく独創的で先鋭的な映像作品である。2002年以来ロジャー・ウォーターズの来日公演が実現していないだけに、そのライヴを体感できるまたとない貴重な機会となるはずだ。ピンク・フロイドの代表曲も多数演奏された2時間におよぶフルライヴ級の収録時間ということもあり、たっぷりとその世界観に浸れるのは言うまでもない。2019年11月1日(金)12:00[正午]より、イープラス(e+)にて先行受付(プレオーダー/3次)開始。その圧巻のパフォーマンスを全国の劇場にてぜひ体感いただきたい。

in 2017, 50 years after the debut of Pink Floyd, Roger Waters, once called "the ideology of Pink Floyd," brought to us "Is This The Life We Really Want?," his first album release in 25 years since his 1992 release of "死滅遊戯/Amused to Death." Working with Nigel Godrich, known for his work producing Radiohead, the album was an indictment of conflict, crises, discrimination, environmental concerns, decline of the political climate, and multitude of uncertainties that currently exist around the globe, and similar to previous work from Pink Floyd and solos of Roger Waters himself, a tapestry of intricate soundscapes creating yet another masterpiece.

An extensive world tour of 18 months titled "US + THEM" coinciding with the album release started May 26, 2017 from Kansas City through to December 2018, travelling North America, Australia, New Zealand, Europe, Russia, South America, and Central America for 156 shows to a cumulative audience of 2.3 million people. The magnificent performance utilized a huge LED screen and featured well-known tracks from "狂気/Dark Side of the Moon(1973)", "炎~あなたがここにいてほしい~/Wish you were here(1975)", "アニマルズ/Animals(1977)", and "ザ・ウォール/The Wall(1979)" as well as new tracks from the latest album.

The film "US + THEM" features choice footage from four shows on June 18, 19, 22, and 23, 2018 at Ziggo Dome in Amsterdam, Holland and is co-directed by Waters and Sean Evans as was the 2015 concert film "ロジャー・ウォーターズ ザ・ウォール/Roger Waters The Wall." Created with the latest audio technology, the film is infused with sounds and words for human rights, freedom, and love that impact the senses for an unforgettable experience.

The film premiered at the Venice Film Festival held August 28 through September 7 and then for a limited showing on October 2 and 6 at 2,500 theaters in over 60 countries around the world. In Japan, "US + THEM" will be shown in 17 theaters across 16 cities for one night only! It's certainly a one-of-a-kind, radical piece of art that showcases gorgeous video work featuring state-of-the-art technology capturing the elaborate stage design and breathtaking performance. If nothing else, it's a rare opportunity to experience, at least virtually, a Roger Waters performance which hasn't happened in Japan since 2002. Including many Pink Floyd selections, The 2hours duration of the film is as long as some full concert performances, and possibly enough time to immerse yourself in their world.

TICKET

▼【完売】

新宿ピカデリー、PRINCE品川、109シネマズ川崎・MOVIXさいたま

▼プレイガイド先行受付(抽選)

2019年10月2日(水)12:00[正午]~11月6日(水)23:59まで

終了しました。

▼一般販売(先着)

2019年11月14日(木)15:00~2019年11月27日(水)15:00まで

終了しました。

▼劇場での販売(先着)

2019年11月29日(金)~時間未定

当日券|4,000円(全席指定/税込)

   

※一般発売終了後、残席のある場合のみ11月29日(金)より各上映劇場にて販売となります。

≪チケットに関するお問い合わせ≫

※購入方法の詳細、会員登録の方法、当選メール紛失、発券方法などチケットに関するお問い合わせは、お手数をおかけいたしますが、ご利用になられたプレイガイドの下記お問い合わせ先へご連絡ください。

【イープラス】

http://eplus.jp/qa/

システムメンテナンスのため、毎月第1・第3木曜日午前1:25~午前8:00はお申し込み・お支払い・お受け取り手続きができません。これ以外に臨時メンテナンスが行われる場合もございます。詳細はイープラスのサイトでご覧ください。

【チケットぴあ】

TEL:0570-02-9111 または http://t.pia.jp/ まで

音声認識による受付は24時間対応。オペレーター対応は午前10:00~午後6:00。※毎週(火)・(水)2:30~5:30はシステムメンテナンスのため受付休止。

【ローソンチケット】

TEL:0570-000-777 または yoyaku-no-info@ent.lawson.co.jp まで

自動音声による受付は、24時間対応。オペレーター対応は午前10:00~午後8:00になります。

メールでのお問い合わせは「l-tike.com」、「lawsonticket.jp」、「ent.lawson.co.jp」を受信できるよう設定してください。

【プレイガイドチケットお申し込み時ご注意】

※上記チケット代以外に手数料がかかります。

※インターネットでのチケットお申し込みには、事前にイープラス、チケットぴあ、ローソンチケットの会員登録(無料)が必要となります。

■注意事項■

※チケットご購入後お客様のご都合による変更および払い戻しは、いかなる場合におきましても行っておりません。予めご了承のうえお申し込みください。

※チケットはいかなる場合(紛失・盗難・破損等)でも再発行いたしません。予めご了承ください。

※営利を目的としたチケットの購入、譲渡・転売行為(ネットオークション・チケット売買サイト・金券ショップ等)は、いかなる場合も固くお断りしております。

※前売券は、ムビチケではございません。

※各種割引券・招待券使用不可。また、映画館により特別シート等追加料金がかかる場合がございます。

※入場者プレゼントは、ご来場の映画館にてご入場時にお一人様につき1点プレゼントいたします。

※通常の公演と同様にお客様に楽しんでいただく上映です。場合によっては拍手や歓声などが起こる場合もございますので、ご理解のうえご購入ください(ただし危険行為は禁止しております)。

※劇場内は、カメラや携帯などのいかなる機材においても録音/録画/撮影を禁止しております。このような行為が行われた場合は、記録された内容を削除のうえご退場いただきますので、予めご了承ください。

※3歳以上有料/3歳未満で座席が必要な場合は有料となります。

※18歳以下の未成年の方は、必ず保護者の同意を得たうえでチケットをご購入・ご来場ください。また13歳未満(12歳以下)の方は保護者の方と同伴のうえご入場ください。

※お一人様4枚までチケット購入可能。

※お身体の不自由な方、車椅子をご使用の方はご入場の際、係員へバリアフリー・エリアでの鑑賞希望の旨をお伝えください。

※上映会場に取材目的の撮影が入る場合がございます。予めご了承のうえご購入ください。

STORY

Roger Waters『US + THEM』トレイラー|

『映画が公開されることを心待ちにしている。それは、 『US + THEM』がありきたりなロックンロール映画ではないから。
観客がみな口を揃えて「yee haaaa!!!」って雄叫びを上げることもそれはそれでいい。けど、涙してほしい。私はそう願っている。
『US + THEM』は、行動への呼びかけである。
人類(ホモサピエンス)は、今まさに岐路に立たされている。
みんなで愛を共有し、他人に共感し、地球の利益のために集団行動する能力を開発するか、快楽(Comfortably Numb)に溺れたまま、盲目のタビネズミのように、絶滅に向かってみな殺しの行進を続けるか。
まさしく、この『US + THEM』は“愛”と“人生”への投票なんだ』ロジャー・ウォーターズ(ミュージシャン、共同監督)

『本当に素晴らしい映画なんだ。不安、感情、異議を唱えた驚愕のパフォーマンス。(再現は)不可能と思っていたが、私たちはその壁(The Wall)を凌いだ…』ショーン・エヴァンス(共同監督)

上映楽曲

  • 01. Speak To Me ②
  • 02. Breathe ②
  • 03. One Of These Days ①
  • 04. Time / Breathe (Reprise) ②
  • 05. The Great Gig In The Sky ②
  • 06. Welcome To The Machine ③
  • 07. Deja Vu
  • 08. The Last Refuge
  • 09. Picture That
  • 10. Wish You Were Here ③
  • 11. The Happiest Days Of Our Lives ⑤
  • 12. Another Brick In The Wall Part 2-3 ⑤
  • 13. Dogs ④
  • 14. Pigs (Three Different Ones) ④
  • 15. Money ②
  • 16. Us And Them ②
  • 17. Brain Damage ②
  • 18. Eclipse ②
  • END. The Last Refugee Reprise
  • ライヴ・フィルム『US+THEM』 上映後、ショート・ドキュメンタリー・フィルム『A Fleeting Glimpse』(約15分)含、計135分収録
    *ショート・ドキュメンタリー・フィルム『A Fleeting Glimpse』にも、日本語字幕はございません。
  • オランダ・アムステルダム
    ジッゴ・ドーム
    2018年6月18・19・22・23日
    Roger Waters at Ziggo Dome, Amsterdam, Netherlands
  • from the albums:
  • ①Meddle (Pink Floyd / 1971)
  • ②The Dark Side Of The Moon (Pink Floyd / 1973)
  • ③Wish You Were Here (Pink Floyd / 1975)
  • ④Animals (Pink Floyd / 1977)
  • ⑤The Wall (Pink Floyd / 1979)
  • other songs:
  • from "Is This The Life We Really Want?" (2017)
  • 【2019年|英国|DCP|16 : 9|5.1ch|135分】
  • Roger Waters – lead vocals, bass, acoustic and electric guitars
  • with
  • Dave Kilminster – acoustic and electric guitars, backing vocals
  • Gus Seyffert – acoustic and electric guitars, bass, backing vocals
  • Jonathan Wilson – acoustic and electric guitars,
    lead and backing vocals
  • Bo Koster – piano, keyboards, Hammond organ
  • Jon Carin – piano, keyboards, programming,
    lap steel guitar, acoustic and electric guitars, backing vocals
  • Ian Ritchie – saxophone
  • Joey Waronker – drums, percussion
  • Jess Wolfe – backing vocals, percussion
  • Holly Laessig – backing vocals, percussion

PINK FLOYD|ピンク・フロイド

全世界で2億5千万枚以上のセールスを誇り、永遠にロック史に輝く“時代を超越する音の総合芸術”ピンク・フロイド。1964年暮れ、ロジャー・ウォーターズ(B)、リチャード・ライト(Key)、ニック・メイソン(Dr)を母体にしたバンドに、天才シド・バレット(G, Vo)が65年暮れに加わりサイケデリック・ロック・バンド、ピンク・フロイドが結成される。バンド名は、シド・バレットのアイデアで、ピンク・アンダーソン、フロイド・カウンシルという2人のブルースマンから取られている。67年、2枚のシングルをヒットさせたあと、ファースト・アルバム『夜明けの口笛吹き』を発表。高い評価を得たこのアルバムは、シド・バレット色の濃い内容だった。翌年頭に、シドは精神に不調をきたし、実質的にバンドを去る。その後、デヴィッド・ギルモア(G)がバンドに参加。ピンク・フロイドはそれまでの実験的な面に、長い楽器パートを含んだ曲構成を取り入れ、のちにプログレッシヴ・ロックと呼ばれる体裁を徐々に整えていった。そして彼らの音楽が最高の形で実を結んだのが73年の『狂気』。楽曲、演奏、精神、録音、すべての面において成功したアルバムと言っていいだろう。全米No.1を獲得し、チャート内に741週とどまるという記録を打ち立てた。これまでに最も売れたロック・アルバムの1枚で、現在もなお全世界中で売れ続けている。アメリカのビルボード200位以内に15年間チャート・インしたモンスター・アルバムである。その後も75年『炎~あなたがここにいてほしい』、77年『アニマルズ』、79年『ザ・ウォール』と傑作アルバムを発表。83年『ファイナル・カット』をリリース後実質的に活動停止。86年にロジャー・ウォーターズはバンドを脱退するが、ギルモアを中心とした他のメンバーとの法廷闘争まで発展。結局ギルモア中心のフロイドとして継続。87年に『鬱』を発売、その後のツアーも大成功。94年の『対(TSUI)』を最後にオリジナル作は発売されなかったが、2005年夏に行われた「LIVE 8」にてロジャー・ウォーターズも参加し、一夜限りの奇跡の再結成を果たす。その後再結成ツアーが期待されたが、残念ながら実現していない。06年7月7日、ピンク・フロイドの創始者でもあるシド・バレットが死去。また08年9月15日にはリチャード・ライトも死去。14年11月、94以来20年ぶりとなる新作『永遠(TOWA)』をリリース、これがラスト・アルバムとなる。デビュー50周年を迎えた17年5月よりロンドンV&A博物館でピンク・フロイド大回顧展「The Pink Floyd Exhibition: Their Mortal Remains」が開催された。

ピンク・フロイド日本公式ウェブサイト

ROGER WATERS|ロジャー・ウォーターズ

1943年9月6日生まれ。英国ケンブリッジ出身。英国を代表するプログレッシヴ・ロック・バンド、ピンク・フロイドの“頭脳”とも呼ばれ、ソングライター、ベーシストとしてだけでなく、数々の名盤アルバムのコンセプトを創造。67年ピンク・フロイドでデビュー。『狂気』『炎~あなたがここにいてほしい』『ザ・ウォール』他、歴史的名盤の数々を発表した。ロジャーのソロのスタジオ・アルバムは84年『ヒッチハイクの賛否両論』、87年『Radio K.A.O.S.』、92年『死滅遊戯』があり、17年には25年振りとなるアルバム『イズ・ディス・ザ・ライフ・ウィ・リアリー・ウォント?』をリリースした。ソロ・ツアーとしては06年「The Dark Side Of The Moon Live」、12年「The Wall Live」と大規模ツアー敢行し、興行収入で史上最も成功したツアーの一つとなった。

ロジャー・ウォーターズ・オフィシャルサイト

ロジャー・ウォーターズ日本公式ウェブサイト

ピンク・フロイドの“頭脳”、25年ぶり「怒り」のニュー・アルバム

ロジャー・ウォーターズ
イズ・ディス・ザ・ライフ・ウィ・リアリー・ウォント?

CD

roger waters『イズ・ディス・ザ・ライフ・ウィ・リアリー・ウォント?』

価格:¥2,400+税

品番:SICP-5425

ご購入はこちら
Sony Music Shop

サイケデリック・ショッキング・グリーン・カラー・レコード(2LP)

roger waters『イズ・ディス・ザ・ライフ・ウィ・リアリー・ウォント?』サイケデリック・ショッキング・グリーン・カラー・レコード(2LP)

価格:¥5,800+税

品番:SIJP-70

ご購入はこちら
Sony Music Shop

  • 収録曲
  • 01. ホエン・ウィ・ワー・ヤング
  • 02. デジャ・ヴ
  • 03. ザ・ラスト・レフジー
  • 04. ピクチャー・ザット
  • 05. ブロークン・ボーンズ
  • 06. イズ・ディス・ザ・ライフ・ウィ・リアリー・ウォント
  • 07. バード・イン・ア・ゲイル
  • 08. ザ・モスト・ビューティフル・ガール
  • 09. スメル・ザ・ローゼス
  • 10. ウェイト・フォー・ハー
  • 11. オーシャンズ・アパート
  • ピンク・フロイド、’88年のライヴ・フィルム『光〜PERFECT LIVE!』(2019年HDリマスター版)一夜限りのライヴ絶響上映@Zepp東阪
  • ピンク・フロイド、’88年のライヴ・フィルム『光〜PERFECT LIVE!』(2019年HDリマスター版)一夜限りのライヴ絶響上映@Zepp東阪
  • 原題|Delicate Sound Of Thunder
  • 日程|2019年11月25日(月) Monday 25th November 2019
  • 会場|Zepp DiverCity (TOKYO)/Zepp Namba (OSAKA)
  • 開場|6:30pm 開映|7:30pm
  • 【2019年|英国|115分|16:9 スクイーズビスタサイズ|2ch|BD|日本語字幕なし】
  • 詳細はこちらから

《主催・企画》 ソニー・ミュージックダイレクト

《提供》ソニー・ミュージックレーベルズ