メガヒット×37曲で振り返る

平成洋楽ヒストリー

世界で流行った!日本で流行った!90・00・10年代を洋楽ヒットで振り返る、僕らの平成洋楽史

サンキュー 平成洋楽ヒットサンキュー 平成洋楽ヒット

品番:SICP-31243~4 / 価格:¥2,500+税

★Blu-spec CD2仕様(CDプレイヤーで再生可能)★曲解説・歌詞・対訳付き

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平成洋楽
全60タイトルをスペシャルプライスで期間限定発売!!

  • disc01

    01
    エヴリバディ・ダンス・ナウ!/ C+C ミュージック・ファクトリー C+C MUSIC FACTORY - Gonna Make You Sweat (Everybody Dance Now)
    平成2年 1990
    エヴリバディ・ダンス・ナウ!/ C+C ミュージック・ファクトリー

    マライア・キャリー、アレサ・フランクリン、グレイス・ジョーンズなど数々の大物シンガーのリミックスやプロデュースで、90年代前半のダンス・ミュージック・シーンを席巻したクラブDJ のロバート・クリヴィレスとキーボード奏者のデヴィッド・コール、2 人の頭文字をとったプロデュース・ユニット:C+C ミュージック・ファクトリー。新時代の幕開けを飾った「エヴリバディ・ダンス・ナウ!」はフリーダム・ウィリアムスとマーサ・ウォッシュの迫力満点のヴォーカルをフィーチャーし、全米シングル1位を獲得。日本でもTV 番組の人気コーナー「ダンス甲子園」のテーマ曲として人気を呼んだ。コールは1995年に32 歳の若さで亡くなっている。1000円盤CDを購入する▶

    エヴリバディ・ダンス・ナウ!
    02
    エモーションズ / マライア・キャリー MARIAH CAREY - Emotions
    平成3年 1991
    エモーションズ / マライア・キャリー

    1990年のデビューから現在まで、常にポップ・ミュージックの最前線を走り続ける歌姫、マライア・キャリー。これは1曲目で紹介したC+C ミュージック・ファクトリーことクリヴィレス&コールをプロデューサーに迎えた初期マライアを代表するダンス・ポップ・ナンバー。エネルギーに満ち溢れた70年代的ディスコをベースに、当時流行していたハウス・ミュージ ックやニュー・ジャック・スウィングの要素を巧みに取り入れ、90年代初頭のダンス・フロアを席巻した。同名のセカンド・アルバムからの1st シングルで、見事、通算5 曲目の全米シングル・チャート1 位を獲得した。1000円盤CDを購入する▶

    エモーションズ
    03
    オールウェイズ・ラヴ・ユー / ホイットニー・ヒューストン WHITNEY HOUSTON - I Will Always Love You
    平成4年 1992
    オールウェイズ・ラヴ・ユー / ホイットニー・ヒューストン

    1985年のデビュー以来、その類まれなソウルフルな歌声とモデルも務めるほどの美貌で世界を魅了しながら、2012年に急逝した不世出のディーヴァ、ホイットニー・ヒューストン。1992年に初めて主演を務めた映画『ボディガード』(ケヴィン・コスナーと共演)のハイライト・シーンで使用されたこのバラードは、全米チャートで14 週連続1 位を独走し、翌年のグラミー賞〈最優秀レコード〉を筆頭に多くのアワードを総なめにする歴史的な大ヒットとなった。ここ日本でも映画のサウンドトラック盤は200 万枚を超えるセールスを記録し、多くの人々の心に残る一曲となった。1000円盤CDを購入する▶

    04
    パワー・オブ・ラヴ / セリーヌ・ディオン CELINE DION - The Power of Love
    平成5年 1993
    パワー・オブ・ラヴ / セリーヌ・ディオン

    ディズニー映画『美女と野獣』の主題歌で注目を集めていたセリーヌが、スーパー・プロデューサーのデイヴィッド・フォスターを擁し、この曲で初の全米シングルNo.1 を獲得。一気にスーパースターの階段を駆け上がった。セリーヌは1968年生まれ、カナダ・ケベック州出身。これまでに、「トゥ・ラヴ・ユー・モア」、「ビコーズ・ユー・ラヴド・ミー」、そして映画『タイタニック』で使用された「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」などメガ・ヒットを連発。2018年には約10年ぶりの来日公演を東京ドームで行い、満員の観客を前に圧巻のパフォーマンスを披露した。1000円盤CDを購入する▶

    パワー・オブ・ラヴ
    05
    シャイ・ガイ / ダイアナ・キング DIANA KING - Shy Guy
    平成7年 1995
    シャイ・ガイ / ダイアナ・キング

    “マワセ、マワセ、マワセ”の空耳でお馴染み「シャイ・ガイ」は、ウィル・スミス主演の映画『バッドボーイズ』の主題歌として全米13位・全英2位を記録。それ以上に日本各地のFM ラジオ局で大受けし、軒並みチャートで1 位を獲得する大ヒットになった。ダイアナは1970年生まれ、ジャマイカ出身。ダンスホール・レゲエをベースに、幼い頃から慣れ親しんだアメリカ産のR&B やヒップホップをクロスオーバーしたサウンドで人気を獲得。この曲の後もジュリア・ロバーツ主演の映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』サウンドトラック収録の「小さな願い」(ディオンヌ・ワーウィックのカバー曲)などのヒットを放っている。1000円盤CDを購入する▶

    シャイ・ガイ
    06
    恋のマカレナ(ベイサイド・ボーイズ・リミックス)/ ロス・デル・リオ LOS DEL RIO - Macarena [Bayside Boys Mix]
    平成7年 1995
    恋のマカレナ(ベイサイド・ボーイズ・リミックス)/ ロス・デル・リオ

    スペインのセヴィリアで14 歳の頃から共に活動してきたアントニオとラファエル(共に1948年生まれ)。美しいフラメンコ・ダンサーをモデルに1992年に書かれたというコミカルなこのポップ・ソング。本国でリリースされた後、リミックス・バージョンがヨーロッパ各国で火が着き、アメリカに上陸し、とうとう全米チャートでも14週連続No.1を記録 (1996年の年間チャートでも1 位)した。1996年秋には日本の洋楽シングル・ランキングでも2 週連続1位を獲得した。セクシーに腰を揺らす“マカレナ・ダンス”も大流行し、現在もアミューズメント・パークなどで使われるテッパンのダンス・ナンバーだ。1000円盤CDを購入する▶

    07
    ヴァーチャル・インサニティ / ジャミロクワイ JAMIROQUAI - Virtual Insanity
    平成8年 1996
    ヴァーチャル・インサニティ / ジャミロクワイ

    1992年、僅か1 枚のシングルでソニー・ミュージックUK とアルバム8 枚分の大型契約を結び、90年代の音楽シーンを牽引した、UK ファンク・バンド:ジャミロクワイ。バンド名はネイティブ・アメリカンのIROQUAI 族に由来する。リーダーのジェイ・ケイが動く床で歌い踊るこの曲のミュージック・ビデオは大きな話題を呼び、翌年のMTV ビデオ・オ ブ・ザ・イヤーを受賞した。さらに、2010年にはこの曲の替え歌バージョンを使ったカップ麺のCM(本人出演!)が放映されリバイバル・ヒットした。アルバム『トラベリング・ウィズアウト・ムーヴィング』で世界的に大ブレイクし、日本でもミリオンセラーの大ヒットとなった。1000円盤CDを購入する▶

    ヴァーチャル・インサニティ
    08
    クレイジー / メイヤ JAMIROQUAI - Virtual Insanity
    平成8年 1996
    クレイジー / メイヤ

    1969年、スウェーデン・ストックホルム生まれ(本名:アンナ・プリネラ)。明るく、キュート、それでいてソウルフルな歌声で、エイス・オブ・ベイスのヒットにも携わったプロデューサー、ラッセル・カーソンとダグラス・カーに見出され、1996年にこの曲でデビュー。当時ミュージック・シーンを席巻していたスウェディッシュ・ポップ・ブームにも乗って、日本各地のFM ラジオ局のチャートで軒並みNo.1 に輝き、結果としてアルバムもミリオンセラーを記録した。ハッピーな恋愛を歌った歌詞と明るく爽やかな曲調で、現在では結婚式・披露宴の定番曲としても親しまれている他、テレビCM でもたびたび使われリバイバル・ヒットしている。1000円盤CDを購入する▶

    09
    ライフ / デズリー DES'REE - Life
    平成10年 1998
    ライフ / デズリー

    英国産R&B=通称UK ブラックを代表する女性シンガー、デズリー。23歳の時に初めて録ったデモテープがきっかけで契約を勝ち取り、1991年にデビューを果たす。1994年リリースの「ユー・ガッタ・ビー」は英国のみならず、全米チャートでも5 位まで上昇し、80週連続チャートインするロングセラーに。この曲はTV ドラマ『to Heart~恋して死にたい~』(堂本剛/深田恭子主演)の主題歌に起用され、深い余韻を残す歌声と、前向きに生きるポジティブなメッセージが多くの女性から支持され、洋楽チャート1位に輝くなど大成功を収めた。1998年リリースのアルバム『スーパーナチュラル』に収録。1000円盤CDを購入する▶

    10
    ベイビー・ワン・モア・タイム / ブリトニー・スピアーズ BRITNEY SPEARS - ...Baby One More Time
    平成10年 1998
    ベイビー・ワン・モア・タイム / ブリトニー・スピアーズ

    人気シンガーとして、お騒がせのセレブリティとして、今なおポップ・アイコンの座を譲らず、ポップ・ミュージックを牽引するブリトニー・スピアーズの鮮烈なデビュー曲。バックストリート・ボーイズらを手掛ける敏腕マックス・マーティンがプロデュースしたR&B の要素を巧みに取り込んだポップな楽曲は、全米・全英ともにNo.1に輝くなど世界各国のチャートを席巻。女子高生的なファッションを取り入れたミュージック・ビデオも話題を呼び、日本でも”ぶりちゃん”の愛称で人気が爆発した。バックストリート・ボーイズ、イン・シンク、クリスティーナ・アギレラらと共に、新たなポップスターの時代の到来に世界中のティーンが沸き立った。1000円盤CDを購入する▶

    ベイビー・ワン・モア・タイム
    11
    リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ / リッキー・マーティン RICKY MARTIN - Livin' la Vida Loca
    平成11年 1999
    リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ / リッキー・マーティン

    リッキー・マーティンは1971年、プエルトリコ生まれ。1984年に人気アイドル・グループ、メヌードの一員としてデビュー。1991年にはソロ活動に転じ、俳優などにも活躍の幅を拡げた。1999年にリリースされたこの曲「リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ」は全米・全英チャートで1 位に輝いた他、日本でも郷ひろみが「GOLDFINGER '99」と題してカバーする など一躍時の人となった。これまでに、ワールドカップ・フランス大会の公式ソング「カップ・オブ・ライフ」や「マリア」、「シー★バングス」など多くのヒット曲を生み出している他、現在もレゲトン・ミュージック界のスーパースターとして大活躍を続けている。1000円盤CDを購入する▶

    リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ
    12
    アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ / バックストリート・ボーイズ BACKSTREET BOYS - I Want It That Way
    平成11年 1999
    アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ / バックストリート・ボーイズ

    ポップの歴史を継承する正統派ボーイズ・グループ、バックストリート・ボーイズ。米・フロリダで1993年に結成されデビューすると、まずヨーロッパや日本で人気に火が着き、その後本国に逆上陸。BSB 人気が絶頂に達しようとする時期にリリースされたこの曲は、TV ドラマ『彼女たちの時代』(深津絵里主演)の挿入歌に使われ、一気にお茶の間の人気を獲得。この曲が収録されたアルバム『ミレニアム』で初の全米アルバム・チャートでNo.1 を獲得し、そのまま10週連続1 位を維持し、”1999年、アメリカで最も売れたアルバム”に認定された。2019年1月、新作『DNA』を引っ提げて5年ぶりに来日し、衰えない人気を証明した。1000円盤CDを購入する▶

    アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ
    13
    ジニー・イン・ア・ボトル / クリスティーナ・アギレラ CHRISTINA AGUILERA - Genie in a Bottle
    平成11年 1999
    ジニー・イン・ア・ボトル / クリスティーナ・アギレラ

    クリスティーナ・アギレラは1980年、ニューヨーク生まれ。父親の仕事で日本に住んでいた時期もあるという。幼い頃からスターを目指し、子ども向けテレビ番組に出演し、ディズニー映画『ムーラン』の主題歌「リフレクション」をきっかけにRCA レコードと契約。このデビュー曲「ジニー・イン・ア・ボトル」はR&B ユニット、SYSTEM のデヴィッド・フランクと、オリビア・ニュートン・ジョンの「フィジカル」などで知られる売れっ子作曲家スティーヴ・キップナーの共作。いきなり全米・全英チャート共にNo.1を獲得する華々しいデビューを飾った。この曲が収録されたアルバムも全米チャート初登場1位を獲得した他、グラミー賞〈最優秀新人〉にも輝いた。1000円盤CDを購入する▶

    14
    ノー・スクラブズ / TLC TLC - No Scrubs
    平成11年 1999
    ノー・スクラブズ / TLC

    90年代以降、R&B やヒップホップがポップ・ミュージックのメイン・ストリームに位置づけられる中、もっとも成功したガールズ・グループが、T-ボズ、チリ、そしてラッパーのレフト・アイの3人からなるこのTLC だ。1992年にデビュー以来、常に斬新でありながらもキャッチーなサウンド・プロダクションを世界中が絶賛。ダメ男をバッシングするという社会現象も生み出したこの「ノー・スクラブズ」は見事全米No.1 に輝いた。続く「アンプリティ」も全米1 位となり、アルバムは全世界で1000 万枚以上のセールスを記録。翌年のグラミー賞では4部門を受賞している。2002年、レフト・アイは不慮の事故死を遂げた。1000円盤CDを購入する▶

    15
    スムーズ / サンタナ feat. ロブ・トーマス SANTANA - Smooth ft. Rob Thomas
    平成11年 1999
    スムーズ / サンタナ feat. ロブ・トーマス

    「ブラック・マジック・ウーマン」、「哀愁のヨーロッパ」などロックの歴史に残る偉大なギタリスト、カルロス・サンタナ率いるサンタナ。1999年に音楽業界のの首領、クライヴ・デイヴィスをプロデューサーに迎え、ジャンルを超えたさまざまなアーティストとのコラボ・アルバム『スーパーナチュラル』で劇的なカムバックを遂げた。この曲には人気ロック・バンド、マッチボックス・トゥェンティのロブ・トーマスをフィーチャーし、12週連続全米シングル・チャート1 位のメガヒットを記録。翌年のグラミー賞では〈最優秀レコード〉〈最優秀楽曲〉を含む9部門を独占する歴史的快挙を果たした。日本でも野口五郎が「愛がメラメラ」のタイトルでカバー・バージョンをリリースしている。1000円盤CDを購入する▶

    スムーズ
    16
    ラヴ・ドント・コスト・ア・シング / ジェニファー・ロペス JENNIFER LOPEZ - Love Don't Cost a Thing
    平成12年 2000
    ラヴ・ドント・コスト・ア・シング / ジェニファー・ロペス

    「ブラック・マジック・ウーマン」、「哀愁のヨーロッパ」などロックの歴史に残る偉大なギタリスト、カルロス・サンタナ率いるサンタナ。1999年に音楽業界のの首領、クライヴ・デイヴィスをプロデューサーに迎え、ジャンルを超えたさまざまなアーティストとのコラボ・アルバム『スーパーナチュラル』で劇的なカムバックを遂げた。この曲には人気ロック・バンド、マッチボックス・トゥェンティのロブ・トーマスをフィーチャーし、12週連続全米シングル・チャート1位のメガヒットを記録。翌年のグラミー賞では〈最優秀レコード〉〈最優秀楽曲〉を含む9部門を独占する歴史的快挙を果たした。日本でも野口五郎が「愛がメラメラ」のタイトルでカバー・バージョンをリリースしている。1000円盤CDを購入する▶

    17
    サバイバー / デスティニーズ・チャイルド DESTINY'S CHILD - Survivor
    平成13年 2001
    サバイバー / デスティニーズ・チャイルド

    ビヨンセ・ノウルズ、ケリー・ローランド、ミシェル・ウィリアムスの3人からなる、21世紀版シュープリームスとの呼び声も高いデスティニーズ・チャイルド=通称デスチャ。ビヨンセはグループのリーダー、そしてプロデューサーをまだ10 代の若さで務め、その道のりは決して平坦ではなかった。マネージャーでもあったビヨンセの父親との確執やたび重なるメンバー交代など多くの苦難を乗り越えて作られたこの曲は全米2位を記録。デスチャの代表曲として世界的な人気を決定づけ、この曲を含め同名アルバムは全米No.1に輝いた。アルバム発表後、3人はそれぞれソロ・シンガーや女優としての活動をスタートさせた。1000円盤CDを購入する▶

    サバイバー
    18
    フォーリン / アリシア・キーズ ALICIA KEYS - Fallin'
    平成13年 2001
    フォーリン / アリシア・キーズ

    1981年、NY・マンハッタン生まれ。ティーンの頃から音楽業界では注目されていて、満を持してクライヴ・デイヴィス率いるJ レコードと契約。巧みなピアノ演奏に加え、弱冠20 歳にして作詞/作曲/プロデュースを手掛ける早熟ぶりを発揮した。このデビュー曲「フォーリン」は全米シングル1位を獲得するのと同時に、アルバム『ソングス・イン・A・マイナー』もNo.1に輝くという衝撃的なデビューを果たし、翌年のグラミー賞では〈最優秀新人〉〈最優秀楽曲〉など新人最多の5部門を制覇する桁違いの成功を収めた。その後も「ノー・ワン」、「イフ・アイ・エイント・ガット・ユー」など多くのヒットを放ち、R&B 界の超大物として活躍を続けている。1000円盤CDを購入する▶

  • disc02

    01
    ア・リトル・レス・カンヴァセーション(リミックス)/ エルヴィス・プレスリー vs. JXL ELVIS PRESLEY VS. JXL - A Little Less Conversation (JXL Radio Edit)
    平成14年 2002
    ア・リトル・レス・カンヴァセーション(リミックス)/ エルヴィス・プレスリー vs. JXL

    オリジナルは1968年に映画『バギー万才』の挿入歌として録音されたが、当時は全米69 位の小ヒットに留まった。それから34年後、この曲をオランダの人気DJ、ジャンキーXL(JXL)が最先端のクラブ・ミュージックとして再生。シングルとして発売されるや、英国、オーストラリア、オランダなど24 か国のチャートで1 位を獲得。さらに、ワー ルドカップ日韓大会用のナイキのCM にも起用され大反響を呼んだ。同時期にエルヴィス没後25周年記念して編成されたベスト盤『ELV1S~30 ナンバー・ワン・ヒッツ』が世界的に大ヒットしたことも相俟って、21 世紀においてもエルヴィスが色褪せることのない存在であることを証明した。通常盤CDを購入する▶

    ア・リトル・レス・カンヴァセーション(リミックス)
    02
    コンプリケイテッド / アヴリル・ラヴィーン AVRIL LAVIGNE - Complicated
    平成14年 2002
    コンプリケイテッド / アヴリル・ラヴィーン

    2002年、18歳の時にこの曲で彗星のごとく登場したアヴリル・ラヴィーン(1984年生まれ、カナダ・オンタリオ州出身)。このデビュー曲はパンク~オルタナ・ロック世代の世界観をみずみずしく表現し、同世代のティーンから絶大な支持を得て全米チャート2 位まで上昇。翌年のグラミー賞では〈最優秀楽曲〉にもノミネートされた。日本ではキュートなルックスやパンク・ファッションも注目され、デビュー・アルバム『レット・ゴー』は200万枚のメガ・ヒットを記録。00年代の洋楽シーンを盛り上げた最重要アーティストだ。2019年、久しぶりに新作『ヘッド・アバ―ヴ・ウォーター』をリリースするなど、その一挙一動に再び注目が集まっている。1000円盤CDを購入する▶

    コンプリケイテッド
    03
    ヘイ・ヤ!/ アウトキャスト OUTKAST - Hey Ya!
    平成15年 2003
    ヘイ・ヤ!/ アウトキャスト

    アトランタの高校で同級生だったアンドレ3000とビッグ・ボーイの2人によるヒップホップ・ユニット、アウトキャスト。90~00年代のサウス系ヒップホップ全盛の中でも、ファンクやソウル、ロック、ハウスなどさまざまな音楽要素を融合した独創的なサウンドはオリジナルそのもの。音楽だけでなく、映画やファッションの分野でも活躍するアンドレをフィチャーしたポップなこの曲は全米チャートで9 週にわたりNo.1 を獲得している。アルバムはグラミー賞〈最優秀アルバム〉に輝くなど、史上最も成功したヒップホップグループに数えられる。2014年、久しぶりにデュオとしての活動を再開し、フジ・ロック・フェスティバルにも登場した。通常盤CDを購入する▶

    ヘイ・ヤ!
    04
    YEAH!feat. リル・ジョン&リュダクリス / アッシャー USHER - Yeah! ft. Lil' Jon & Ludacris
    平成16年 2004
    YEAH!feat. リル・ジョン&リュダクリス / アッシャー

    90~00年代のR&B シーンの最前線を走り続けたアッシャーが2004年に放ったモンスター・ヒット・アルバム『コンフェッションズ』からの先行シングルがこの曲だ。一大ブームとなったクランク・ブームを巻き起こしたリル・ジョンと、サウス系ヒップホップの最重要ラッパーのリュダクリスをフィーチャーした独創的なエレクトロ・サウンドで、12週にわたって全米シングル・チャート1位を独占。その後もシングル「バーン」(8週1位)、「コンフェッションズ Part 2」(2週1位)、「マイ・ブー feat.アリシア・キーズ」(6週1 位)と次々にメガヒットを連発した。最新アルバムはデジタル配信だけでリリースされた『A』(2018年)。通常盤CDを購入する▶

    05
    ライラ / オアシス OUTKAST - Hey Ya!
    平成17年 2005
    ライラ / オアシス

    ノエルとリアムのギャラガー兄弟を中心とした英国・マンチェスター出身のロック・バンド。1991年結成から、「ホワットエヴァー」、「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」、「ワンダーウォール」など平成のロック史を代表するアンセムを数多く発表している。2005年にリリースされこの曲も全英No.1 を獲得し、日本では映画『シュガー&スパイス 風味絶佳』の主題歌に起用された他、ウォークマン・シリーズのテレビCMでも使用された。ギャラガー兄弟の強烈な個性と才能のぶつかり合いは兄弟喧嘩に発展し、2009年から実質的な解散状態となってしまったが、世界中で活動の再開を望む声は後を絶たない。通常盤CDを購入する▶

    ライラ
    06
    セクシー・バック / ジャスティン・ティバーレイク JUSTIN TIMBERLAKE - SexyBack
    平成18年 2006
    セクシー・バック / ジャスティン・ティバーレイク

    世界的な人気を博したボーイズ・グループのイン・シンクでデビューして、2002年『ジャスティファイド』でソロ・デビューを飾ったジャスティン・ティンバーレイク。前作から4年の時間をかけて制作した2nd アルバム『フューチャー・セックス/ラヴ・サウンズ』(全米・全英アルバム1 位)は革新的でありながらポップ・ミュージックのネクスト・レベルを切り拓いた傑作と高く評価され、アイドルからエッジの効いたR&B シンガーへと変貌を遂げた。先鋭的なビートでミュージック・シーンを牽引するティンバランドがプロデュースしたこの曲も、フューチャーリスティックなサウンドが炸裂。全米・全英チャートNo.1 を獲得した。1000円盤CDを購入する▶

    07
    ビューティフル・ガールズ / ショーン・キングストン SEAN KINGSTON - Beautiful Girls
    平成19年 2007
    ビューティフル・ガールズ / ショーン・キングストン

    1990年、米・フロリダ州生まれ、ジャマイカ育ちのショーン・キングストン。2007年夏、ベン・E・キングのクラシック・ナンバー「スタンド・バイ・ミー」をサンプリングしたこの曲でデビューし、いきなり全米・全英チャートで共に1位を獲得。日本でも”レゲエ界のぽっちゃり王子”というキャッチ・フレーズで人気を集めた。現在はEDM などクラブ・サウンドを取り入れ、世界中のダンスフロアをロックしている。この曲をプロデュースしたジョナサン・JR・ロテムは、2006年にリアーナの「SOS」で一躍脚光を浴び、その後自身のレーベル「ベルーガ・ハイツ」を立ち上げ、その第1弾アーティストがショーン・キングストンだ。通常盤CDを購入する▶

    08
    ブリーディング・ラヴ / レオナ・ルイス LEONA LEWIS - Bleeding Love [Radio Edit]
    平成19年 2007
    ブリーディング・ラヴ / レオナ・ルイス

    英国のオーディション番組『X ファクター』(後にワン・ダイレクションやリトル・ミックスが登場)を類まれな歌声とスター性で勝ち抜き、クライヴ・デイヴィス&サイモン・コーウェルという最強プロデューサーのもとでアルバムを制作。2007年、この曲「ブリーディング・ラヴ」とアルバム『スピリット』をリリースし、シングル/アルバム共に全英チャートで1位を独占するという華々しいデビューを飾る。翌2008年には米国をはじめ世界進出を果たし、「ブリーディング・ラヴ」は英国女性アーティストとしては異例の全米シングルNo.1を獲得。英国アーティストのデビュー作として〈史上初〉となる全米アルバム・チャート初登場1 位にも輝いた。1000円盤CDを購入する▶

    09
    ソー・ホワット / P!NK P!NK - So What
    平成20年 2008
    ソー・ホワット / P!NK

    ペンシルべニア州フィラデルフィア生まれのP!NK(ピンク)。音楽の世界での成功を夢みて、高校中退を機に家出。クラブに出入りしながら活動を続ける中で、大物プロデューサーのLA・リードに見出されデビューのチャンスを得る。頼りない男に対して”だから何なの!”とタンカをきって別離を告げるこの曲で、初の全米シングル・チャートNo.1に輝いた。「ゲット・ザ・パーティ・スターテッド」(2001年)、「ステューピッド・ガール」(2006年)、「レイズ・ユア・グラス」(2010年)、「ジャスト・ギヴ・ミー・ア・リーズン」(2013年)などヒットを放ち、常にリアルな目線の歌詞は世界中の女性から支持を集めている。通常盤CDを購入する▶

    ソー・ホワット
    10
    ティック・トック / ケシャ KE$HA - Tik Tok
    平成21年 2009
    ティック・トック / ケシャ

    1987年生まれ、L.A.出身の女性シンガー。ウェイトレスをしながらバック・コーラスなどの下積みを続ける中で、2009年「ライト・ラウンド/フロー・ライダー」(全米シングル6週連続1位)にフィーチャーされ一躍脚光を浴びる。その勢いの乗ってリリースされたデビュー曲「ティック・トック」も9 週連続全米1位を記録。エレクトロ・ポップとヒップホップをミックスした独自のサウンドは、盛り上がりつつあったEDM ムーヴメントも追い風になり、クラブ・アンセムとして絶大な支持を受けた。プロデューサーのDr.ルークとのトラブルの為ブランクが空いたが、3rdアルバム『レインボー』(2017年)で成長させた姿を描き出した。1000円盤CDを購入する▶

    ソー・ホワット
    11
    ギヴ・ミー・エヴリシング feat. ニーヨ、 アフロジャック & ネイヤー / ピットブル PITBULL - Give Me Everything ft. Neyo, Afrojack & Nayer
    平成23年 2011
    ギヴ・ミー・エヴリシング feat. ニーヨ、 アフロジャック & ネイヤー / ピットブル

    00 年代初め、ラッパー/プロデューサーのリル・ジョンにフックアップされ”マイアミの狂犬”と恐れられていた強面ラッパーのピットブルが、2010年頃から”全米一のお祭り番長”というイメージ・チェンジに成功。陽気なラテン・ミュージックや旬のEDM などダンス・ミュージックの要素を巧みに取り入れ、幅広い層に支持を拡げていった。この曲は6thアルバム『プラネット・ピット』からのシングル。「ビコーズ・オブ・ユー」で知られるR&Bシンガーのニーヨ、EDMシーンきっての人気DJ のアフロジャック、ピットブルと同じキューバ系アメリカ人の新人女性シンガー、ネイヤーをフィーチャーして初の全米1位を含め世界各国のチャートを制覇した。通常盤CDを購入する▶

    12
    リヴ・ホワイル・ウィアー・ヤング / ワン・ダイレクション ONE DIRECTIONN - Live While We're Young
    平成24年 2012
    リヴ・ホワイル・ウィアー・ヤング / ワン・ダイレクション

    2010年代、世界中の女の子たちからもっとも支持された英国出身の5人組、「1D(ワン・ディー)」ことワン・ダイレクション。人気オーディション番組『X ファクター』でめぐり会い、2011年にデビュー。アメリカでは英国出身のグループとしては初めてアルバム・チャート〈初登場1 位〉という快挙を達成するなど、世界的な”1D現象”を巻き起こしていった。この曲は2012年リリースの2nd アルバム『テイク・ミー・ホーム』からの先行シングル(全米・全英3位)で、クラブのダンスフロアでも大人気となった代表曲。2015年にメンバーのゼインが脱退。2016年にはいったんグループ活動を休止し、メンバーはソロで活躍している。1000円盤CDを購入する▶

    リヴ・ホワイル・ウィアー・ヤング
    13
    ハッピー / ファレル・ウィリアムス PHARRELL WILLIAMS - Happy (From "Despicable Me 2")
    平成25年 2013
    ハッピー / ファレル・ウィリアムス

    音楽の世界だけでなくファッションやアートの分野でもアイコンとしてその名を知られ、常に世界のカルチャー・シーンの最前線を走り続ける男、ファレル・ウィリアムス。90年代からザ・ネプチューンズの名前でプロデューサーとして、JAY-Zからブリトニー・スピアーズまで幅広いアーティストの作品に携わる。2013年、「ブラード・ラインズ/ロビン・シック」、「ゲット・ラッキー/ダフト・パンク」のメガ・ヒットを経て、満を持してこの曲「ハッピー」を発表し全米シングル・チャートで10週連続1位を記録!オフィシャル・ビデオの再生は3億回を超える他、世界150か国以上で2000 本超えるファン・ビデオが作成されている。1000円盤CDを購入する▶

    ハッピー
    14
    オール・アバウト・ザット・ベース / メーガン・トレイナー MEGHAN TRAINOR - All About That Bass
    平成26年 2014
    オール・アバウト・ザット・ベース / メーガン・トレイナー

    2014年、彗星のように現れた20歳の”ポチャかわ姫”メーガン・トレイナーのポジティブ・アンセム。この曲で全米シングル・チャート8週連続1位を記録するなど世界的に大ブレイクを果たし、グラミー賞〈最優秀新人〉にも輝いた。「女の子ってどんな体型でも何かコンプレックスを持っているでしょ?でも、この曲は”そのままのあなたを愛すればいいのよ”っていうメッセージを伝えているのよ。今は毎日たくさんの女の子から”ありがとう”っていうメッセージが届くの」。メーガンは1993年生まれ、マサチューセッツ州出身。7歳で曲を書き始め、高校生の頃には音楽出版社と契約を結んでいたという実力派シンガー・ソングライターだ。通常盤CDを購入する▶

    15
    シャンデリア / シーア SIA - Chandelier
    平成26年 2014
    シャンデリア / シーア

    オーストラリア出身の女性シンガー・ソングライター、シーアはリアーナやビヨンセ、ブリトニー・スピアーズなどに楽曲を提供するなどしてキャリアを積み、フランス出身のスーパースターDJ、デヴィッド・ゲッタとのコラボ曲「タイタニウム」で一躍脚光を浴びる。この曲は6枚目のアルバム『1000フォームズ・オブ・フィア』からの先行シングルで、そのエモーショナルなヴォーカルは多くの人々の耳を惹きつけたが、メディア嫌いの彼女は2015年のグラミー賞授賞式でずっとカメラに背を向けて歌い大きな話題を呼んだ。本人は一切登場せず、12歳の天才少女ダンサー、マディー・ジーグラーを全編にフィーチャーしたミュージック・ビデオも話題に。通常盤CDを購入する▶

    シャンデリア
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    サマー / カルヴィン・ハリス CALVIN HARRIS - Summer
    平成26年 2014
    サマー / カルヴィン・ハリス

    「サマー・ソニック2017」をはじめ世界中のビッグ・フェスにヘッドライナーとして登場し、経済誌の「世界でもっとも稼ぐDJ」ランキングの常連としても知られるスーパースターDJ のカルヴィン・ハリス(1984年生まれ)。全米シングル・チャートで通算10週にわたり1位を獲得した「ウィー・ファウンド・ラヴ feat. リアーナ」(2011年)や「ワン・キスfeat. デュア・リパ」、「プロミセズ feat. サム・スミス」(2018年)など次々にヒットを放つ、2010年代を代表するヒット・メーカーでもある。この曲「サマー」も世界57か国のiTunes チャートでNo.1を記録し、ダンスフロア・アンセムとして定着している。通常盤CDを購入する▶

    17
    アップタウン・ファンク feat. ブルーノ・マーズ / マーク・ロンソン MARK RONSON - Uptown Funk ft. Bruno Mars
    平成26年 2014
    アップタウン・ファンク feat. ブルーノ・マーズ / マーク・ロンソン

    1975年生まれ、英国出身のDJ/プロデューサー。2006年に故エイミー・ワインハウスの名曲「リハブ」をプロデュースして一躍注目を集め、ブルーノ・マーズやレディー・ガガ、ポール・マッカートニーなど有名アーティストのプロデュースを多く手掛ける。80年代ファンクをベースにした心躍らせるこの曲は、全米シングル・チャート14週連続1位の大ヒットを記録し、第58回グラミー賞で〈年間最優秀レコード〉と〈最優秀ポップ・パフォーマンス(グループ)〉の2部門に輝いた。ちなみにマークの義理の父親がロック・バンド、フォリナーのミック・ジョーンズ、妹はファッション・デザイナーのシャーロット・ロンソンというセレブ一家に育った。1000円盤CDを購入する▶

    アップタウン・ファンク
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    ドント・レット・ミー・ダウン feat.デイヤ / ザ・チェインスモーカーズ THE CHAINSMOKERS - Don't Let Me Down ft. Daya
    平成28年 2016
    ドント・レット・ミー・ダウン feat.デイヤ / ザ・チェインスモーカーズ

    ドリュー・タガートとアレックス・ポールからなるDJ/プロデューサー・ユニット、ザ・チェインスモーカーズ。2014年、デビュー・シングル「#セルフィ―」が全米ダンス・チャートで首位を獲得。その後ソニー・ミュージックに移籍してリリースした「クローサー feat. ホールジー」が全米シングル・チャートで12週連続1位を獲得するなど、2016年最大のヒットとなった。この曲「ドント・レット・ミー・ダウン」も全米3位を記録。アップリフティングなEDMとはひと味違うトラップ調のビートに、女性シンガー、デイヤの歌声が深みを与えている。2019年8月「サマーソニック」にヘッドライナーとして登場することが決定している。通常盤CDを購入する▶

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    フェイデッド / アラン・ウォーカー ALAN WALKER - Faded
    平成30年 2018
    フェイデッド / アラン・ウォーカー

    ノルウェイを拠点に活動するDJ/プロデューサー、アラン・ウォーカー(1997年生まれ)。2015年にソニー・ミュージックと契約し、ノルウェイの女性シンガー、イセリン・ソルヘイムによるヴォ―カルを加え作り直したこの曲「フェイデッド」は、北欧をはじめ、ドイツ、フランス、イギリスなど各国のチャートで1位を獲得。その後ダッシュ・ベルリンやティエスト、ハードウェルらトップDJ たちがこぞってリミックスを発表するアンセムとなった。日本では2018年5月に公開された映画『ラプラスの魔女』の主題歌として使用され、一気に認知度が高まった。2018年12月、初のフル・アルバム『ディファレント・ワールド』をリリース。通常盤CDを購入する▶

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