ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)

『明日なき暴走の果てに辿り着いた頂。』70s-80sアメリカン・ロック史に刻まれた栄光の12年。

BRUCE SPRINGSTEENTHE ALBUM COLLECTION VOL. 1 1973-1984

ブルース・スプリングスティーン アルバム・コレクションVol.1 1973-1984

ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen) アルバム・コレクションVol.1 1973-1984(THE ALBUM COLLECTION VOL. 1 1973-1984)
2018/Summer アンコールプレス SICP-4351~8 ¥15,000+税
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遂に霧が晴れた! ボスの名盤中の名盤初期7タイトル初リマスター!!!!!!!
2018年夏・復活!『アルバム・コレクションVol.1 1973-1984』アンコールプレス。

ブルース・スプリングスティーンの1973年のデビュー作『アズベリー・パークからの挨拶』から1984年の金字塔『BORN IN THE U.S.A.』までの初期名盤全7作品(8CD)のスタジオ・アルバムがリマスター化されて話題になった豪華ボックスセット『アルバム・コレクションVol.1 1973-1984』。2014年12月の発売から4年。今夏の『アルバム・コレクションVol.2 1987-1996』のリリースを記念してアンコールプレスが決定した。

『アルバム・コレクションVol.1 1973-1984』は、収録全7作品すべてに新たなリマスタリングが施され(うち5作はCDとしては初)、アルバムはオリジナル・パッケージを復刻、付随する60ページの冊子には、レア写真、グッズ、記事などが掲載され、ブルース・スプリングスティーンのレコーディング・アーティストとしての最初の10年間の活動の記録を網羅した内容になっている。

●1973年から1984年までの初期名盤7作品すべてに新たなリマスタリングが施され、豪華ボックス・セットで発売!

●名匠ボブ・ラドウィックと長年に渡りブルースのサウンド面を支えてきたエンジニアのトビー・スコットにより、すべてオリジナルのアナログ・マスターから2014年最新リマスタリング。

●『明日なき暴走』と『闇に吠える街』は以前に30周年記念ボックス発売の際リマスターされているが、今回のボックス用に再び新たにリマスターされ、それ以外の5タイトルは発売以来「初」のリマスター音源となる。

●帯は30年前1984年『BORN IN THE U.S.A.』発売時に再発された共通デザイン帯を新たに復刻(2005年の紙ジャケの時と異なります)。

アルバム・コレクションVol. 1 1973-1984(THE ALBUM COLLECTION VOL. 1 1973-1984)豪華ブックレット

■豪華60Pブックレット付き(レア写真満載,貴重なメモラビア、プレス・クリップなど)

■日本制作紙ジャケット

■解説・歌詞・対訳付

■ボックス用新規解説

■収録作品:『アズベリー・パークからの挨拶』(1973年)*/『青春の叫び』(1973年)*/『明日なき暴走』(1975年)**/『闇に吠える街』(1978年)**/『ザ・リバー』(1980年)*/『ネブラスカ』(1982年)*/『BORN IN THE U.S.A.』(1984年)*[*初のリマスタリング盤  **再新リマスタリング]

●7作品中6作品がRolling Stone誌500 Greatest Albums of All Time

●7作品中5作品が Billboard Top 10 hits

●7作品トータルアルバムセールス全米だけで3400万枚

●CDは7枚組(8CD:The Riverが2枚組)

ブルース・スプリングスティーン’73年~’84年託されたロックンロールの「未来」を「現実」に変えた時代――。

アズベリー・パークからの挨拶Greetings from Asbury Park NJ

『アズベリー・パークからの挨拶/Greetings from Asbury Park NJ』

  • 01. 光で目もくらみ Blinded By The Light
  • 02. 成長するってこと Growin' Up
  • 03. アーカンソーの女王 Mary Queen Of Arkansas
  • 04. 82番通りにこのバスは停るかい? Does This Bus Stop At 82nd Street?
  • 05. 洪水に流されて Lost In The Flood
  • 06. 天使 The Angel
  • 07. おまえのために For You
  • 08. 夜の精 Spirit In The Night
  • 09. 都会で聖者になるのはたいへんだ It's Hard To Be A Saint In The City
ニュージャージー州アズペリー・パークからのデビュー挨拶状

1973年発表。全米60位を記録(’75年)。全米累積セールス200万枚。そのタイトルが示すようにブルースの音楽故郷ニュージャージー州アズベリー・パークからの手紙のような性格をもったデビュー・アルバム。車、給油所、バイク、夜、仲間たち……実在の固有名詞をマシンガンのように吐き出す。Eストリート・バンドの荒い演奏がその言葉にリアリティを宿したことは言うまでもない。

「Growing Up」

青春の叫びThe Wild, the Innocent and the E Street Shuffle

『青春の叫び/The Wild, the Innocent and the E Street Shuffle』

  • 01. Eストリート・シャッフル The E Street Shuffle
  • 02. 7月4日のアズベリー・パーク 4th Of July, Asbury Park (Sandy)
  • 03. キティズ・バック Kitty's Back
  • 04. ワイルド・ビリーズ・サーカス・ストーリー Wild Billy's Circus Story
  • 05. 57番通りの出来事 Incident On 57th Street
  • 06. ロザリータ Rosalita (Come Out Tonight)
  • 07. ニューヨーク・シティ・セレナーデ New York City Serenade
渾然一体のサウンドと拍車がかかるマシンガン・リリック

1973年発表。全米59位記録(’75年)。全米累積セールス200万枚。1stアルバムからわずか8か月後にリリース、とどまることを知らない24歳のブルース・スプリングスティーンの姿がある。マシンガン・リリックにさらに拍車がかかりロックンロール、フォーク、R&Bなどの多種サウンドが整理されることなく渾然一体となて聴き手に迫る。名曲「7月4日のアズベリー・パーク」、名演「ロザリータ」はここから生まれた。

「4th Of July, Asbury Park (Sandy)」

「Rosalita (Come Out Tonight)」

明日なき暴走Born to Run

『明日なき暴走/Born to Run』

  • 01. 涙のサンダー・ロード Thunder Road(全米シングル23位)
  • 02. 凍てついた十番街 Tenth Avenue Freeze-Out
  • 03. 夜に叫ぶ Night
  • 04. 裏通り Backstreets
  • 05. 明日なき暴走 Born To Run
  • 06. 彼女でなけりゃ She's The One
  • 07. ミーティング・アクロス・ザ・リバー Meeting Across The River(全米シングル83位)
  • 08. ジャングルランド Jungleland
アメリカン・ロック史に刻まれる歴史的名盤

1975年発表。全米3位記録。全米累積セールス600万枚。アメリカン・ロック史上に永久に名を残す名作として誰もが認めざるを得ない傑作! 希望と挫折、前身と逃避の両極のニュアンスを散りばめたあまりにドラマティックであまりに躍動感あふれる全8曲。当時の評論家にも若者にも圧倒的に支持された歴史的名盤。タイトル曲は彼の代名詞としていまも多くのファンに愛されている。本作の大ヒットによってブルースの音楽スタイルは、Eストリート・バンド構成も含めて多くのフォロワーを生み、以降80年代に至るまでの王道アメリカン・ロック・バンドの雛形となった。表題曲「明日なき暴走」はブルースの初期代名詞。

「Born to Run」

「Thunder Road」

闇に吠える街Darkness on the Edge of Town

『闇に吠える街/Darkness on the Edge of Town』

  • 01. バッドランド Badlands
  • 02. アダムとケイン Adam Raised A Cain
  • 03. サムシング・イン・ザ・ナイト Something In The Night
  • 04. キャンディーズ・ルーム Candy's Room
  • 05. レーシング・イン・ザ・ストリート Racing In The Street
  • 06. プロミスト・ランド The Promised Land
  • 07. ファクトリー Factory
  • 08. ストリーツ・オブ・ファイヤー Streets Of Fire
  • 09. 暗闇へ突走れ Prove It All Night(全米シングル42位)
  • 10. 闇に吠える街 Darkness On The Edge Of Town
タイトなロックンロールが聴くものを圧倒する“陰“の傑作

1978年発表。全米5位を記録。全米累積セールス300万枚。マネージャーとの契約訴訟に巻き込まれたブルースは前作から2年間の音楽作品の発表停止を余儀なくされる。本作は裁判で自由を得た4日後から開始したレコーディング。『明日なき暴走』を“陽”とするならば本作『闇に吠える街』は“陰”。暗闇のなかにこそ真実はあると言わんばかりに日常を裏側を鋭く描き、タイトなアレンジが聴くものを圧倒する。近年のツアーでも演奏されている重要曲を多数収録。名曲「レーシング・イン・ザ・ストリート」はあまりにも美しい。

「Badlands」

「Racing in the Street」

ザ・リバーThe River

『ザ・リバー/The River』

  • Disc1:
  • 01. タイズ・ザット・バインド The Ties That Bind
  • 02. 愛しのシェリー Sherry Darling
  • 03. ジャクソン刑務所 Jackson Cage
  • 04. 二つの鼓動 Two Hearts
  • 05. 独立の日 Independence Day
  • 06. ハングリー・ハート Hungry Heart (全米シングル5位)
  • 07. 表通りにとびだして Out In The Stree
  • 08. クラッシュ・オン・ユー Crush On You
  • 09. ユー・キャン・ルック You Can Look (But You Better Not Touch)
  • 10. アイ・ワナ・マリー・ユー I Wanna Marry You
  • 11. リバー The River
  • Disc2:
  • 01. ポイント・ブランク Point Blank
  • 02. キャディラック・ランチ Cadillac Ranch
  • 03. アイム・ア・ロッカー I'm A Rocker
  • 04. 消え行く男 Fade Away (全米シングル20位)
  • 05. 盗んだ車 Stolen Car
  • 06. 恋のラムロッド・ロック Ramrod
  • 07. プライス・ユー・ペイ The Price You Pay
  • 08. ドライブ・オール・ナイト Drive All Night
  • 09. 雨のハイウェイ Wreck On The Highway
自身のルーツを全開にするジュークボックス的な2枚組

1980年発表。全米1位記録(4週間)。1981年度年間全米10位。全米累積セールス500万枚。『明日なき暴走』『闇に吠える街』の二面性“陽”と“陰”のバランスをひとつのタイトルに折り込むことに成功した70年代の集大成。古き良きロックンロール/ポップスへのオマージュが感じられるジュークボックス的な2枚組。情感たっぷりのタイトル曲の名唱は“一番知名度の高いnotシングル”。先行シングル「ハングリー・ハート」が初のトップ10入りを果たした。

「The River」

「Hungry Heart (Berlin '95 Version)」

「Ramrod」

ネブラスカNebraska

『ネブラスカ/Nebraska』

  • 01. ネブラスカ Nebraska
  • 02. アトランティック・シティ Atlantic City
  • 03. マンション・オン・ザ・ヒル Mansion On The Hill
  • 04. ジョニー99   Johnny 99
  • 05. ハイウェイ・パトロールマン Highway Patrolman
  • 06. ステイト・トルーパー State Trooper
  • 07. ユーズド・カー Used Cars
  • 08. オープン・オール・ナイト Open All Night
  • 09. 僕の父の家 My Father's House
  • 10. 生きる理由 Reason To Believe
たったひとりで音楽と言葉に向かいあった33歳のブルース

1982年発表。全米3位記録。全米累積セールス100万枚。自国アメリカが抱える普遍的な問題や身の周りで起こる出来事を淡々と語るアコースティック作品集。盟友Eストリート・バンドと距離を置き、スタジオ最新鋭コンソールから離れ自宅の4トラック・カセット・レコードで録音された。本作をリスペクトするアーティストは多い。70~80年代作品のなかで唯一のブルース・スプリングスティーン単体プロデュース作品でもある。

「Atlantic City」

BORN IN THE U.S.A.Born in the U.S.A.

『BORN IN THE U.S.A./Born in the U.S.A.』

  • 01. ボーン・イン・ザ・U.S.A. Born In The U.S.A. (全米シングル9位)
  • 02. カヴァー・ミー Cover Me(全米シングル7位)
  • 03. ダーリントン・カウンティ Darlington County
  • 04. ワーキング・オン・ザ・ハイウェイ Working On The Highway
  • 05. ダウンバウンド・トレイン Downbound Train
  • 06. アイム・オン・ファイア I'm On Fire(全米シングル6位)
  • 07. ノー・サレンダー No Surrender
  • 08. ボビー・ジーン Bobby Jean
  • 09. アイム・ゴーイン・ダウン I'm Goin' Down(全米シングル9位)
  • 10. グローリィ・デイズ Glory Days(全米シングル5位)
  • 11. ダンシン・イン・ザ・ダーク Dancing In The Dark(全米シングル2位)
  • 12. マイ・ホームタウン My Hometown(全米シングル6位)
80年代、アメリカで最も売れたロック・アルバム

1984年発表。全米1位記録(7週)。1985年度年間全米1位。全米累積セールス1500万枚。80年代、アメリカで最も売れたロック・アルバムで、全世界でも2000万枚以上のビッグ・セールスを記録。4年ぶりにEストリート・バンドとフル・バンド・アプローチを展開するも、歌詞内容は『ネブラスカ』の続編に位置する母国アメリカへの警告も少なくない。ベトナム帰還兵の苦悩をパワフルに力強く歌った辛辣なタイトル曲「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」は星条旗がなびくビデオのイメージも独り歩きし国粋主義者の誤解を招く。マイケル・ジャクソン『スリラー』と並び7枚のカット・シングルすべてが全米トップ10入りする。1985年2月発表の第27回グラミー賞で最優秀ロック・ヴォーカリスト賞受賞。同年4月、本作を引っさげ初の来日公演を行った。

「Born in the U.S.A.」

「Dancing in the Dark」

「Glory Days」

「My Hometown」

アルバム・コレクションVol.2 1987-1996(THE ALBUM COLLECTION VOL. 2 1987-1996)スペシャルサイトはこちらから ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen) アルバム・コレクションVol.2 1987-1996(THE ALBUM COLLECTION VOL. 2 1987-1996)

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BRUCE SPRINGSTEENブルース・スプリングスティーン

ブルース・スプリングスティーン(BRUCE SPRINGSTEEN)

11949年9月23日、ニュージャージー州フリーホールドで生誕。ロッカーでありストーリーテラー、アメリカを背負う国民的アーティスト、ロック界の「ボス(Boss)」。盟友Eストリート・バンドとのライヴ・パフォーマンスは史上最高とも呼ばれるほど。既発アルバムの全米トータル・セールス6550万枚(2018年6月時点)は歴代15位。全世界トータル・アルバムセールスは1億2000万枚を突破。20ものグラミー受賞、ゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞受賞、1999年にはロックの殿堂入り。

1973年にアルバム『Greetings From Asbury Park,N.J.』でデビュー。『Born To Run』(1975年)、『Born In The U.S.A.』(1984年)などの名盤が時代を彩る。2002年、18年ぶりに盟友Eストリート・バンドと録音したアルバム『The Rising』でシーンの頂点に完全復活する。以降ソロ作品やEストリート・バンドとの録音作品などをリリースする中、ツアーは継続的に敢行。今もなお3時間近くに渡るそのライヴは「Heaven(天国)」とも呼ばれるほど。2007年『MAGIC』、2009年『WORKING ON A DREAM』、2012年『Wrecking Ball』、2014年『HIGH HOPES』は4作連続全米初登場No.1獲得。2016年、初の自叙伝『Born To Run』の出版に合わせ、“音楽自叙伝”『チャプター・アンド・ヴァース』をCDとアナログLPで発表。2017年秋から米ブロードウェイの小劇場Walter Kerr Theatreで開催。2018年6月発表の第72回トニー賞の<特別賞>を受賞した。 ソニー・ミュージック公式サイト▶