Sony Music Direct Presents otonano

この歌を君に。

いつまでも生き続けて欲しいという思いで作った歌の数々・・・

「全てがあるべき形に仕上がった」とレオンは語った。

『ラスト・レコーディング~彼方の岸辺で』

Leon Russellレオン・ラッセル

『ラスト・レコーディング~彼方の岸辺で』レオン・ラッセル(Leon Russell)
発売日:2017年9月27日
品番:SICX93
価格:¥2,400+税
デラックス版/解説・歌詞・対訳付
ご購入はこちらから
Sony Music Shop
  • 01.オン・ア・ディスタント・ショア
  • 02.ザ・ナイト・ウィ・フェル・イン・ラヴ
  • 03.ラヴ・ディス・ウェイ
  • 04.ヒア・ウィズアウト・ユー
  • 05.インサイド・ザ・ナイト
  • 06.マスカレード
  • 07.ブラック・アンド・ブルー
  • 08.スイート・ヴァレンタイン
  • 09.ジャスト・リーヴズ・アンド・グラス
  • 10.ラヴ・オブ・マイ・ライフ
  • 11.オン・ザ・ウォーターフロント
  • 12.イージー・トゥ・ラヴ
  • 13.ハミングバード
  • 14.ザ・ワン・アイ・ラヴ・イズ・ロング
  • 15.ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー・フロム・ヒア
  • 16.ア・ソング・フォー・ユー
レオン・ラッセル 『ラスト・レコーディング~彼方の岸辺で』

レオン・ラッセル
最後のアルバム『ラスト・レコーディング~彼方の岸辺で』
9月27日発売!

2016年に74歳となったレオン・ラッセルは、既に半世紀以上に渡りライヴ活動を行い、ロックンロール、ソウル、カントリー、ブルースそして往年のポピュラー・ミュージックの間を縫うように伝説的な道を歩んできた。当時彼は依然としてレコーディングも行なっており、忙しいツアー日程の合間を縫って、一年の大半を新作アルバム『ラスト・レコーディング~彼方の岸辺で』の制作に取り掛かっていた。

『ラスト・レコーディング~彼方の岸辺で』はラッセルの他界から10ヶ月後となる2017年9月に発売。彼の最後のアルバムであり、素晴らしい新曲の数々に加え、名作ヒットの最新ヴァージョン3曲が収録され、全てスタンダード・ナンバーの時代を超えたサウンドに影響されている。カヴァー集ではない。むしろ、ラッセル自身の手による、ポピュラー/ジャズのスタンダード・ナンバーであり、ストリングス、グランド・ピアノ、ペダル・スチール、ホーン・セクションで溢れ、彼も歌声も最後の最後まで力強く、鋭いパンチ力は健在だ。

「これまでで一番気に入っている作品だと彼は言っていた」とレオンの妻のジャン・ブリッジズは言う。「惚れ込んでいたわ。全てがあるべき形に仕上がったって」

自身も時代を超える音楽とは無縁でないレオン・ラッセルだが、1960年代にフランク・シナトラ、ローリング・ストーンズやビーチ・ボーイズなどのアルバムにピアノで参加し、優秀なスタジオ・ミュージシャンとして注目を浴びる。70年代には、自身のレーベル、シェルター・レコーズを立ち上げ、ソロとしての活動を始める。野性味溢れる長髪と、どう猛とも言える仕事への姿勢で、ラッセルは20世紀以降独自の道を邁進してきた。ジョージ・ハリスン主催のバングラディッシュ・コンサートに出演したかと思えば、ゴールド・ディスク認定アルバムを次々と発表。これまで「ア・ソング・フォー・ユー」「スーパースター」「マスカレード」を含む、今ではスタンダードとなった楽曲を幾つも生む。

「レオンは昔からスタンダード・ナンバーを書きたいと思っていたわ」ジャンが付け加える。「ああいう音楽が大切だと思っていた。多くの歌が消えていく中で、スタンダードはいつまでも生き続けている」

その思いを胸に、ラッセルは人生最後の年を『ラスト・レコーディング~彼方の岸辺で』の曲作りとレコーディングに費やした。一曲一曲を不朽のメロディーに根ざしたものにしようと考え、共同プロデューサーのマーク・ランバートとオーケストラ・アレンジャーのラリー・ホールを起用し、自分の楽曲を、自身のキャリア史上もっとも壮大で、際立つサウンドに仕上げようとする。フランク・シナトラ、ナット・キング・コール、トニー・ベネットらの歴史に残る作品を参考に、チームは2015年末に『ラスト・レコーディング~彼方の岸辺で』のレコーディングを開始し、翌年に掛けてセッションを行なった。

「彼は非常に多産的だった」とラッセルの30年来の友人であり共同制作者であるランバートは語る。「勢いにのっていた。スタジオにきて前の晩に書いたものをその場で弾くんだけど、既に彼の頭の中では完成図が出来上がっている、ということが何度もあった。実際ピアノに向かって弾く前からね」

レコーディング中、ラッセルは前作『ライフ・ジャーニー』のレコーディングを手がけたグラミー受賞プロデューサーのトミー・リピューマの誕生日パーティーに招待され、クリーヴランドで3曲演奏する。「ハミングバード」「ア・ソング・フォー・ユー」「マスカレード」は誰もが知っている彼のヒット曲だ。ただ問題があった。毎年平均150公演を熟す“ツアーの鬼”のラッセルは幾度となく曲のアレンジを変えてきた。そのパーティーでこれらの曲を披露するにあたり、その進化を反映させたいと彼は思ったのだ。

「彼がこれらの曲を原曲のまま歌うことはもうなかった」ランバートは説明する。「だからバックを務めるバンドに覚えてもらう目的で最新のものの簡単なヴァージョンを録音した。その過程で我々は、これらの曲がアルバムの他の曲と凄く相性がいいということに気づいたんだ」

ナッシュビルに戻ったラッセルは、これらのヒットの最新ヴァージョンをレコーディングする。『ラスト・レコーディング~彼方の岸辺で』の中に散りばめられたこれらの楽曲は、ラッセルの過去の作品と最近の楽曲を結ぶ架け橋となり、身体が衰弱し始めても、一切情熱を失うことのなかったソングライターに新しい光を当てている。ブラス満載のブギウギ・ナンバーの「ラヴ・ディス・ウェイ」から、シンフォニーのような魅力のある「ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー・フロム・ヒア」まで、『ラスト・レコーディング~彼方の岸辺で』でラッセルは真骨頂を発揮し、己の心からの歌声に導かれるまま、ジャンルを自由に行き交うように自船の舵を取っている。

「レオンは不器用なロマンチストだった」とジャンは説明する。「心温まる家族ドラマやコメディー番組の専門チャンネルを観るのが好きだったし、女性向けの映画も大好きだった。ストリングスのアレンジが入った歌を凄くロマンチックだと思っていて、大好きだったわ。ようやく自分の気持ちや人生観を反映したロマンチックなアルバムを奏でることができたの。私からすると、彼はずっと、親しい人たち以外からは謎めいた存在だった。このアルバムは、自分の感情を見せるチャンスだったの。「ジャスト・リーヴズ・アンド・グラス」という曲では彼の心からの叫びを聞くことができるわ。あれはウソじゃない。彼は感情的な人で、ライヴではそれを見せていた。『ラスト・レコーディング~彼方の岸辺で』はそんな彼の肖像よ。正確な肖像」

ラッセルはアルバムを完成させて間も無くして他界した。何十年にも及び、幾つものジャンルを定義づけた作品の数々を遺して逝った。ロックンロールの偉人が晩年に往年と変わらぬ力強さを見せつける『ラスト・レコーディング~彼方の岸辺で』がラッセルの遺作となってしまったというほろ苦い現実を避けて通ることは難しい。その一方で、素晴らしいキャリアの終わりを飾るに相応しい素晴らしい作品でもある。サウンドにおいても、楽曲においても、突出している。後世に残る作品を作りたいと思っていた男が、見事なまでに人の心に残る色褪せない歌の数々を綴ったのだ。

「彼の夢は全て実現した」とジャンは言う。
「全て叶えられたの。このアルバムはそんな彼の最後の夢だった」

『ラスト・レコーディング~彼方の岸辺で』レオン・ラッセル(Leon Russell)
発売日:2017年9月27日
品番:SICX93
価格:¥2400+税
デラックス版/解説・歌詞・対訳付
ご購入はこちらから
Sony Music Shop