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【大貫妙子】RCAアナログ復刻シリーズ完結。『クリシェ』『シニフィエ』『カイエ』が11月28日(水)発売決定!!! 3作を語るインタビューも本日公開。
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【大貫妙子】RCAアナログ復刻シリーズ完結。『クリシェ』『シニフィエ』『カイエ』が11月28日(水)発売決定しました。 3作を語るインタビューも本日公開です。

 ヨーロッパ三部作の最後、東京とパリで録音された6thアルバム『クリシェ』(1982年)。テレビドラマ主題歌にもなった名曲「夏に恋する女たち」を含む7thアルバム『シニフィエ』(1983年)。フランス映画のサウンドトラックを聴いているかのような美しくも切ない8thアルバム『カイエ』(1984年)。大貫妙子の誕生日=11月28日に発売されるRCA時代のアナログ盤の制作秘話を彼女自身が語ってくれた。

(中略)── 『シニフィエ』 は、冒頭でもおっしゃていますが、一番セールスがよかったということもありますが、忘れられない一枚という感じですか?

大貫どれも忘れられない一枚です(笑)。『クリシェ』と『シニフィエ』以前は、プロデューサーのお力を借り、ただ自分がやりたいことだけではなく、私自身が気づいていない側面に光を当てていただいたことが大きかった。それによって学んだことはたくさんあります。作品を重ねていくうちに、音響技術も進歩し、坂本さんの腕もどんどん上がり、みんな若くて元気で今の何倍も仕事ができました(笑)。そういうエネルギーの詰まったアルバムですね。

── 大貫さんの作品は、毎回ミュージシャンのクレジットを見るのが楽しみでした。そして「お気に入り」という、インストが中心のアルバム『カイエ』ですが、これは映画のサントラ盤のようなアルバムを作ろうというコンセプトで制作したそうですね。

大貫そうですね、映画音楽をずっと書きたかったので、同名のビデオ作品のサウンドトラックという位置づけです。当時はまだMUSIC VIDEOは一般的ではなかったのですが、CM業界で活躍していた関谷宗介さんに映像監督を依頼して、「モノクロ・フィルムを使用し、パリの切り取られた風景の連続性」をテーマに撮影しました。今見てもすごくきれいで……

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