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【イベントレポート】伍代夏子、新曲「肱川あらし」の舞台・愛媛県大洲市長浜にて発売記念ミニコンサートを開催。「肱川あらし観光大使」に就任!
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伍代夏子

 1982年にレコード・デビュー、芸能生活は今年で35年を数える伍代夏子が、通算33作目となる新曲「肱川あらし」を1月25日に発売した。その発売に先がけ、1月24日に歌の舞台となる愛媛県大洲市の「長浜ふれあい館」で、大洲市民約300名を招待し、発売を記念したミニコンサートが開催された。

「肱川あらし」とは、冬の朝、大洲盆地で発生した濃い霧が肱川を下り、強風とともに河口へと吹き抜ける世界的にも非常に珍しい現象である。
 濃い霧の中、先の見えない神秘的な情景と、切ない女心を重ねた新曲「肱川あらし」は、作詞が「神田川」などで知られる喜多條忠氏、作曲は、先日2016年度の文化勲章を受章した船村徹氏が手掛けた意欲作。幼少期から演歌を聴いて育った伍代にとって、船村先生は憧れ続けた存在であるが、今回「船村メロディー」をデビュー以来、初めて歌うこととなった。そんな長年の念願が叶った今作は、ドラマティックなメロディーが印象的な本格演歌だ。



 ご当地での初披露となり、観客の期待も高まる中はじまったコンサートは、大ヒット曲「ひとり酒」でスタート。伍代は客席をまわり、観客ひとりひとりと握手をしながら歌唱し、会場は大きな歓声と笑顔であふれていた。
 コンサート中盤ではスペシャルゲストとして作詩家の喜多條忠氏が紹介され、「肱川あらし」の制作秘話などを披露。「松山市にご縁があった関係で生まれた歌。肱川あらしの雄大な景色と男女の恋の激しさを重ねて作詞したが、伍代さんにピッタリだと思った。こだわりを持って書いた長いワンフレーズに船村徹先生が素晴らしい曲をつけてくれた。ぜひ伍代さんに頑張って歌っていって欲しい」と「肱川あらし」に込めた思いを語った。

 肱川あらし予報会会長・濱田毅氏、副会長・竹内眞氏、ナビゲーター・竹内愛深さんとのトークを挟み、ステージには愛媛県大洲市の清水裕市長が登壇。清水市長は、「「肱川あらし」を世界遺産にしたいと思っている。伍代さんにはぜひ一緒に広くPRしてもらいたい」と、伍代を「肱川あらし観光大使」に委嘱。その委嘱式がステージ上で行われた。委嘱状を授与された伍代は「歌の世界にピッタリな自然現象だと思う。歌と一緒に、この貴重な自然現象も、ぜひ全国の皆さまに知って欲しい。」と意気込みを話した。
 委嘱式終了後、伍代は新曲「肱川あらし」を情感たっぷりに熱唱。歌の舞台で初めての歌唱に伍代も感激した面持ちで、客席も大きな拍手に包まれ、コンサートは終了した。



 コンサートの後、「肱川あらし」絶好のビュースポットと言われる長浜大橋(通称:赤橋)で写真撮影会に臨んだ伍代は、「歌の舞台での歌唱はとても緊張しましたが、大洲の皆さんが温かく迎えて下さってとても感激しました。ご当地ソングを歌うと、長い縁が生まれるので、それを大切にして、心を込めて歌っていきます。」と話した。



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