バンドの核だったロジャー・ウォーターズの脱退とバンドの再始動を巡る名匠使用権の裁判を経てリリースされた新生ピンク・フロイドの第1弾。デヴィッド・ギルモアとニック・メイスンを中心にジム・ケルトナー、トニー・レヴィン、ビル・ペインといった豪華ゲストが参加。作家陣にはアンソニー・ムーアやフィル・マンザネラらが迎えられている。ヴァラエティに富んだ楽曲を収録しながらもギルモアと共同プロデューサーのボブ・エズリンによるサウンド・メイキングが作品に統一感をもたらしている。海岸に本物のベッドを並べて撮影された壮観なジャケットは元ヒプノシスのストーム・トーガソンによるもの。全英/全米チャートでともに3位を記録。