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第125回 萩原健太のotonanoラジオ#7

2019/11/19 公開

ダニエル・ビダルさん&金子隆博(フラッシュ金子)さんをゲストに迎えて

今週のオンエア曲

ダニエル・ビダルさん&金子隆博(フラッシュ金子)さんをゲストに迎えて

1.

ダニエル・ビダル

オー・シャンゼリゼ feat. BIG HORNS BEE

『ランデブー』2019年

ダニエル・ビダルさん&金子隆博(フラッシュ金子)さんをゲストに迎えて

2.

ダニエル・ビダル

天使のらくがき

『ランデブー』2019年

ダニエル・ビダルさん&金子隆博(フラッシュ金子)さんをゲストに迎えて

3.

ダニエル・ビダル

ラ・ビアン・ローズ

『ランデブー』2019年

 萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#7

『日本限定!オー・“洋楽“60s-70s』

▶ CLICK TO PLAY Apple Music, Spotify, LINE MUSIC

各社ストリーミング事情によってリスト内容が異なる可能性があります。予めご了承ください。

1. アイドルを探せ (La plus belle pour aller danser) / シルヴィ・ヴァルタン

今週は、ダニエル・ビダルさん同様、1960〜70年代の日本の洋楽ヒットチャートを賑わしたヨーロッパの人気シンガーたちの歌声を集めたプレイリスト。まずはダニエルさんの先輩フレンチ・ポップス歌姫、シルヴィ・ヴァルタン、1963年の主演映画主題歌から。
2. サンライト・ツイスト (Go-Kart Twist) / ジャンニ・モランディ

カトリーヌ・スパーク主演のイタリア映画『太陽の下の18歳』(1962年)の挿入歌。日本でも伊藤アイコや青山ミチ、木の実ナナ、さらにはムーンライダーズなどがそれぞれ別邦題のもとでカヴァーしている。作曲はかのエンニオ・モリコーネ。
3. アニーとボンボン (Les Sucettes) / フランス・ギャル

ロリポップ・キャンディが大好きな少女を描く1966年の仏ヒットだが、作者はセルジュ・ゲンズブール。歌詞の裏側には当然、エロい暗喩が満載だ。まだ幼かったため真相を知らず無邪気に歌ってしまったフランス・ギャルは後から大いにショックを受けたという。
4. 夢みる想い (Non ho l'età) / ジリオラ・チンクェッティ

1964年、当時16歳だったイタリア人シンガー、ジリオラ・チンクェッティが歌い、サンレモ音楽祭とユーロビジョン・ソング・コンテストでともに優勝した名曲。イタリア語盤だけでなく、英、仏、西、独、日などチンクェッティによる各国盤が世界中でヒットした。
5. 明日は月の上で (À Demain Sur La Lune) / サルヴァトール・アダモ

「雪が降る」「サン・トワ・マミー」「インシャラー」などのヒットで日本でも大人気を博したシンガー・ソングライター、アダモ。イタリア生まれのベルギー人だがフランス本拠地に活躍した。本曲はアダモが自ら作詞作曲した1969年のヒット曲だ。
6. ほほにかかる涙 (Una Lacrima Sul Viso) / ボビー・ソロ

イタリアのローマ生まれのポップス・シンガー、ボビー・ソロが、自分の姉妹に捧げて作曲したというナンバーだ。1964年のサンレモ音楽祭で入賞したのをきっかけに大ヒット。イタリアで初のミリオン・セラー・シングルという記録を達成した。
7. 砂に消えた涙 (Un buco nella sabbia) / ミーナ

もともとは1964年、イタリアの女性シンガー、ミーナがシングルB面に収めて発表した楽曲。その曲に漣健児が日本語詞を付け弘田三枝子が歌った盤が日本でヒットしたため、1965年、ミーナ本人の日本語盤も出た。本ヴァージョンはオリジナルのイタリア語盤。
8. 花のささやき (In Un Fiore) / ウィルマ・ゴイク

イタリアの女性シンガー、ウィルマ・ゴイク(正しい発音はゴイチ)が歌い、1966年、サンレモ音楽祭で入賞した曲。哀感あふれる旋律が日本でも大いに愛され、本人ヴァージョンのほかザ・ピーナッツ、伊東ゆかりらによる日本語訳詞ヴァージョンもヒットした。
9. 甘い暴力 (Douce violence) / ジョニー・アリディ

ジョニー・アリデイはシルヴィ・ヴァルタンの元旦那さまとしても知られるフランスのロックンロール・シンガー。フランスのエルヴィス・プレスリーとも呼ばれていた。本曲は1962年、エルケ・ソマー主演の同名フランス映画の主題歌だ。
10. チャオ・チャオ・バンビーナ (Piove) / ドメニコ・モドゥーニョ

ご存じ「ヴォラーレ」のオリジナル・パフォーマーとして知られるイタリア人シンガー、ドメニコ・モドゥーニョが自ら作曲した1959年の大ヒット。前年にヒットした「ヴォラーレ」同様、サンレモ音楽祭で見事2年連続の優勝を果たした。
11. 男の子女の子 (Tous Les Garçons Et Les Filles) / フランソワーズ・アルディ

「さよならを教えて」や「もう森へなんか行かない」など多くのヒットで日本の若い世代にもおなじみのフランス人シンガー、フランソワーズ・アルディ。フランス語圏のみならず、特に英国でも人気を博した。本曲は彼女が1962年に自作自演したデビュー曲だ。
12. ワイト・イズ・ワイト (Wight Is Wight) / ミッシェル・デルペッシュ

1969年にイギリスのワイト島で催された第2回ワイト島音楽祭を見た印象を英語、仏語のチャンポンによる歌詞で綴ったフランス流フォーク・ロック・ナンバー。ボブ・ディランやドノヴァンの名前が歌い込まれている。翌1970年に日本でも大ヒットした。

解説:萩原健太

ダニエル・ビダルさん&金子隆博(フラッシュ金子)さんをゲストに迎えて

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第124回 萩原健太のotonanoラジオ#6

2019/11/12 公開

鈴木慶一さんをゲストに迎えて(その2)

今週のオンエア曲

鈴木慶一さんをゲストに迎えて(その2)

1.

Catherine Warwick

POLLYANNA(I BELIEVE IN YOU)

『MOTHER』1989年

鈴木慶一さんをゲストに迎えて(その2)

2.

No Lie-Sense

未来人街

『Japan’s Period』 2016年

鈴木慶一さんをゲストに迎えて(その2)

3.

Controversial Spark

赤と緑のGood-bye

『After Intermission』 2019年

 萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#6

『鈴木慶一works ② Other Performance』

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各社ストリーミング事情によってリスト内容が異なる可能性があります。予めご了承ください。

1. ちょっと Fallin' Love / 渡辺美奈代

今週のプレイリストはソングライターとして他のシンガーに楽曲提供した鈴木慶一作品集。まずは1988年のこのシングル曲から。作詞・文園千津子、作曲・鈴木慶一&渚十吾。プロデュースも慶一さん。カップリングの「ほめてよHold Me Tight(ほめて)」も慶一さんが作詞作曲。
2. 太陽の真下 / 野宮真貴

作詞・野宮真紀、作曲・鈴木慶一。2000年、ピチカート・ファイヴ在籍時に唯一発表された野宮真貴のソロ・アルバム『miss maki nomiya sings』より。野宮さんと慶一さんは、1981年、彼女のデビュー・アルバム『ピンクの心』を慶一さんがプロデュースして以来の仲。
3. FAMILIES (家庭の構造) / 桐島かれん

作詞・鈴木慶一、作曲/編曲・高橋幸宏&鈴木慶一。ビートニクス(高橋+鈴木)が4曲のプロデュースを手がけた1990年のアルバム『Karen』より。アニメのイメージソングとしてシングル・カットもされた。打ち込みのオケになまめかしく絡むビートニクスによるコーラスも素晴らしい。
4. ママが歌うアイドルの歌 / うどん兄弟

番組中、慶一さんが“美奈代ちゃんみたいなのを、うどん兄弟に書いた”と発言していた、まさにその曲。2014年の『ラストアルバム Vol.1』より。作詞・うどん兄弟、作曲・鈴木慶一。確かに、「ちょっと Fallin' Love」のオブリ・フレーズが随所に顔を出したりする仕上がり。
5. 花柄のライフタイム / 森山良子

2011年、森山良子のデビュー45周年を記念し、鈴木慶一をプロデューサーに迎えて制作されたアルバム『すべてが歌になっていった』より。新曲あり、洋楽・邦楽のカヴァーありの意欲作だった。その中から今回は鈴木慶一の作詞作曲によるこの書き下ろし曲を。
6. 野営 (1912からずっと) / 原田知世

慶一さんがプロデュースした1995年のアルバム『Egg Shell』より。作詞作曲・鈴木慶一。時を超えて1912年から漂い続ける野営のノイズ混じりの無線を傍受するという、なんともやばい世界観がたまらない。原田知世がリード・ヴォーカルをつとめるムーンライダーズ作品という感じ。
7. 例えば犬の気持ちで / 吉田拓郎

吉田拓郎といえば日本のシンガー・ソングライターの草分け的存在だが、そんな彼があえて過去作品のリメイクと他ソングライターからの提供曲だけで構成した1998年のアルバム『Hawaiian Rhapsody』より。作詞作曲・鈴木慶一。7拍子を採り入れるなど軽い違和感がいかにも慶一さんらしい。
8. 結婚願望が止まらない / 寺嶋由芙

“ゆっふぃー”こと寺嶋由芙が2018年にリリースしたセカンド・アルバム『きみが散る』より。作詞・いしわたり淳治、作曲・鈴木慶一。ポップな曲調だが、実際にはけっこう複雑に多彩なパートが交錯している。このあたりも慶一さんならではの持ち味だろう。
9. 煌めく浜辺 / 大原ゆい子

2019年作品。話題のTVアニメ『宝石の国』のエンディング・テーマだ。大原ゆい子はアニソン界のシンガー・ソングライターとしてもおなじみだが、この曲は作詞作曲および編曲を鈴木慶一が担当。彼女の音世界に新たな魅力をプレゼントしている。
10. 異国の出来事 / 杏里

慶一さんがプロデュースを手がけた1981年のサード・アルバム『哀しみの孔雀』より。作詞・佐藤奈々子、作曲編曲・鈴木慶一。ムーンライダーズ人脈が全面的にバックアップしていることも含め、なんとも言えないヨーロピアン・テイストが新鮮だ。
11. 港の純情 / あがた森魚&はちみつぱい

はちみつぱいはムーンライダーズを結成する前、慶一さんが在籍していた伝説のバンド。1972年にデビューした当時のあがた森魚をサポートしていた。そんな両者が2017年、45年ぶりにタッグを組んで録音したアルバム『べいびぃろん(BABY-LON)』より。作詞・あがた森魚、作曲・鈴木慶一。
12. 渚のクリスマス / 野田 幹子

1989年、ムーンライダーズが全面的に参加して制作された野田幹子のサード・アルバム『蒼空の一滴(ひとしずく)』より。1曲目にセレクトした渡辺美奈代作品と対をなす存在だ。作詞作曲・鈴木慶一。ヴァーチャルな異国情緒がいかにもライダーズ/慶一ワールド!

解説:萩原健太

鈴木慶一さんをゲストに迎えて(その2)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第123回 萩原健太のotonanoラジオ#5

2019/11/05 公開

鈴木慶一さんをゲストに迎えて(その1)

今週のオンエア曲

鈴木慶一さんをゲストに迎えて(その1)

1.

Controversial Spark

夜は許してくれない

『After Intermission』2019年

鈴木慶一さんをゲストに迎えて(その1)

2.

ムーンライダーズ

女友達(悲しきセクレタリー)

『イスタンブール・マンボ』1977年

鈴木慶一さんをゲストに迎えて(その1)

3.

カイ

ペーパー・ダイヤモンド

『ペーパー・ダイヤモンド』2019年

 萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#5

『鈴木慶一works ① Self Performance』

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各社ストリーミング事情によってリスト内容が異なる可能性があります。予めご了承ください。

1. Sukanpin Again / 鈴木慶一

今週と来週は、鈴木慶一さんの多彩な魅力のうちソングライターとしての側面にスポットを当てます。今週は慶一さんが自らパフォーマーとして発表した自作曲の中からぼくの好きなものを集めました。まずは2008年のソロ『ヘイト船長とラヴ航海士』から。
2. ヴァージニティ / ムーンライダーズ

ムーンライダーズが1979年にリリースしたオリジナル・アルバム『モダーン・ミュージック』より。米国音楽志向から英国音楽志向へと転換したバンド活動初期を経て、さらにテクノ/ニュー・ウェイヴ系の音作りへと大きく舵を切った時期の1曲だ。
3. BLDG / ムーンライダーズ

ムーンライダーズの1984年作品『アマチュア・アカデミー』より。収録曲のタイトルをすべてアルファベットの略語にするというひねくれ具合がこの人たちらしいところか。本曲には“ジャックはビルを見つめて”という副題が添えられていた。
4. マニアの受難 / ムーンライダーズ

1986年、ムーンライダーズ結成10周年の年にリリースされたアルバム『ドント・トラスト・オーヴァー・サーティ』より。のちのオタク文化の台頭を予見するかのような内容が印象的だ。フランク・ザッパにも比肩する鈴木慶一の鋭いアンテナと観察眼に脱帽。
5. 水の中のRADIO / Captain HATE and The Seasick Sailors

もうひとりのケイイチ、曽我部恵一をプロデューサーに迎えたソロ・アルバム『ヘイト船長とラヴ航海士』の翌年、2009年にリリースされた『シーシック・セイラーズ登場!』より。これも鈴木+曽我部のダブル・ケイイチによる意欲作だった。
6. 大人は判ってくれない / ムーンライダーズ

1980年のムーンライダーズ作品『カメラ=万年筆』より。収録曲すべて、メンバーそれぞれが鑑賞した映画に触発された“架空のサウンドトラック”というコンセプトの1枚だった。その中から1959年のフランス映画に触発された鈴木慶一作品を。
7. 独逸兵のように(シャルロットへ) / ムーンライダーズ

初期、米国音楽志向だった鈴木慶一/ライダーズが一気に英国音楽寄りのアプローチを聞かせるようになった1977年の本格的デビュー・アルバム『ムーンライダーズ』より。 時節的にもちょっとひねりの効いたクリスマス・ソングとして味わいたい。
8. Livingとは Lovingとは / 鈴木慶一

鈴木慶一ソロ名義でのリリースとしては最新作となる2015年のアルバム『Records and Memories」より。繊細で切ないメロディとアンサンブルを不気味に包み込む低音コーラスやコブシの効いた奇妙なうめき声が、もう、どうしようもなく慶一ワールド。
9. 僕はスーパーフライ / ムーンライダーズ

1982年リリースのムーンライダーズのアルバム『青空百景』より。僕はハエになって君の周りぐるぐる回る…という、なんとも屈折した、でもとてつもなく切ない世界観がいかにも鈴木慶一だ。それをポップかつキャッチーに聞かせるライダーズのすごさを再確認。
10. 歩いて、車で、スプートニクで / ムーンライダーズ

“動物”をコンセプトに構築されたムーンライダーズ、1985年のアルバム『アニマル・インデックス』の中で、唯一、動物のことが直接歌詞に描かれたわけではない鈴木慶一作品。人間もまた原始人から進化した動物である、という事実の示唆だろうか。
11. 夜の伯爵/The Night Count / ムーンライダーズ

ムーンライダーズ、1978年のアルバム『ヌーベルバーグ』より。アルバム・タイトルからして欧風テイストおよび映画への執着全開。2作後の『カメラ=万年筆』同様、ライダーズにとって映画というものがいかに重要な存在だったかを教えてくれる。
12. 回顧録 / 鈴木慶一

曽我部恵一プロデュースによる“ヘイト船長”シリーズの3作目、2011年のアルバム『ヘイト船長回顧録』より。次週は慶一さんが他のシンガーに提供した楽曲などを中心にプレイリストをセレクトしてみる予定です。番組ともども、そちらもお楽しみに!

解説:萩原健太

鈴木慶一さんをゲストに迎えて(その1)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第122回 萩原健太のotonanoラジオ#4

2019/10/29 公開

鮎川誠さんをゲストに迎えて(その2)

今週のオンエア曲

鮎川誠さんをゲストに迎えて(その2)

1.

フリートウッド・マック

アルバトラス

『英吉利の薔薇』1968年

鮎川誠さんをゲストに迎えて(その2)

2.

ザ・ビートルズ

サン・キング

『アビイ・ロード』1969年

鮎川誠さんをゲストに迎えて(その2)

3.

ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス

レッド・ハウス

『アー・ユー・エクスペリエンスト?』1967年

鮎川誠さんをゲストに迎えて(その2)

4.

シーナ&ロケッツ

LEMON TEA

『LEMON TEA -Japan Edition-』【完全生産限定/アナログ盤】
2019年

 萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#4

『ギターに注ぐBLUES ROCKへの憧憬』

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1. シェイク・ユア・マネーメイカー / フリートウッド・マック

今週は若き日の鮎川誠さんを思いきり触発したであろう1960年代ブルース・ロック特集。まずは英国のフリートウッド・マックが1968年のデビュー・アルバムでカバーしたエルモア・ジェイムス作のアップテンポ・ブルースから。スライド・ギターが強烈!
2. オール・ユア・ラヴ / ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ&エリック・クラプトン

1966年、英国ブルースの父、ジョン・メイオールのバンドにゲスト参加したエリック・クラプトンの濃厚なギブソン・レスポール・サウンドを堪能できる1曲だ。オリジナルはオーティス・ラッシュ。マンボ・ビートを取り入れた活きのいいナンバー。
3. ボーン・イン・シカゴ / ポール・バターフィールド・ブルース・バンド

白人ながら黒人クラブの常連だったポール・バタフィールドが米シカゴで結成したブルース・バンドのデビュー・アルバム(1965年)より。白人ブルースマンの心意気をぶちあげた傑作だ。ギターはマイク・ブルームフィールドとエルヴィン・ビショップ!
4. アイ・ジャスト・ウォント・トゥ・メイク・ラヴ・トゥ・ユー / ローリング・ストーンズ

1962年に出たストーンズのデビュー・アルバムから。ウィリー・ディクソン作、マディ・ウォーターズのレパートリーとして知られるスロー・ブルースをぐっとテンポ・アップ。若々しさが印象的だ。ブルージーなハーモニカはブライアン・ジョーンズ。
5. キリング・フロア / エレクトリック・フラッグ

バタフィールド・ブルース・バンドのメンバーでもあったマイク・ブルームフィールドがバディ・マイルスらと結成したバンドの1968年作品『ア・ロング・タイム・カミン』より。ハウリン・ウルフ作のブルースをぐっとファンキーにカバーしてみせる。
6. ブーン・ブーン / アニマルズ

英国白人ながら強烈に黒っぽいエリック・バードンの歌声をフィーチャーしたアニマルズ、1964年の名演。オリジナルはジョン・リー・フッカーの同名曲。そこに同じくフッカーの「シェイク・イット・ベイビー」を合体させ、より躍動的に仕上げてみせた。
7. ユー・シュック・ミー / ジェフ・ベック・グループ

ロッド・スチュワートをリード・ヴォーカルに据えた第一期ジェフ・ベック・グループが1968年、シカゴ・ブルースの偉人、マディ・ウォーターズの作品をカバー。エフェクターをこれでもかと駆使したジェフ・ベックのヘヴィなギターがかっこいい。
8. ローリン・アンド・タンブリン / ジョニー・ウィンター

1920年代から歌い継がれるブルース・スタンダード。クリーム、キャンド・ヒート、フリートウッド・マックなど白人アーティストも多数カバーしているが、今回は“100万ドルのギタリスト”の異名を持つジョニー・ウィンターの1968年ヴァージョンで。
9. アイ・キャント・クイット・ユー・ベイビー / レッド・ツェッペリン

ウィリー・ディクソン作、オーティス・ラッシュの代表的レパートリー。それをレッド・ツェッペリンが1969年のデビュー・アルバムでカバーした。彼らにとって本曲は初期ライヴの定番だった。ジミー・ペイジの鋭角的なギター・ソロが絶品だ。
10. オン・ザ・ロード・アゲイン / キャンド・ヒート

“ブラインド・アウル”の異名をとるアル・ウィルソンの脱力系ヴォーカルをフィーチャーした白人ブルース・バンド、キャンド・ヒートが1968年に放った代表的ヒット。頼りなさげに聞こえる彼の歌声の背後に潜む深いブルース感覚をぜひ感知してほしい。
11. ボール・アンド・チェイン / ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニー&ジャニス・ジョプリン

黒人女性ブルース歌手、ビッグ・ママ・ソーントン作。1967年にジャニス・ジョプリンを擁するビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーがモンタレー・ポップ・フェスティヴァルでカバーしたことによって一気に超有名曲となった。
12. ラフ・ネック・ブルース / シーナ&ロケッツ

ラストは鮎川さんがドロップDチューニングでぶちかますブルージーなスライド・ギターを堪能できるこの曲で。シナロケが1988年に発表したアルバム『ハッピー・ハウス』より。アップ・タウン・ホーンズによるホーン・アンサンブルが最強にファンキー!

解説:萩原健太

鮎川誠さんをゲストに迎えて(その2)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

Kenta's...Nothing But Pop!

第121回 萩原健太のotonanoラジオ#3

2019/10/22 公開

鮎川誠さんをゲストに迎えて(その1)

今週のオンエア曲

鮎川誠さんをゲストに迎えて(その1)

1.

シーナ&ロケッツ

キス・ミー・クイック

『GOLDEN☆BEST シーナ&ロケッツ EARLY ROKKETS 40+1』
2018年

鮎川誠さんをゲストに迎えて(その1)

2.

YELLOW MAGIC ORCHESTRA

DAY TRIPPER

『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』1979年

鮎川誠さんをゲストに迎えて(その1)

3.

オーティス・レディング

デイ・トリッパー

『ソウル辞典』1966年

 萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#3

『’79 Day Tripper!パワー・ポップの解けない魔法』

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1. YOU MAY DREAM / シーナ&ロケッツ

シナロケのメジャーデビュー40周年を祝って、彼らのアルバム『真空パック』が出た1979年を振り返るプレイリスト。当時のシーンを賑わしたキュートでポップなロックンロールを集めてみました。まずは『真空パック』から泣く子も黙るこの名曲を!
2. ロックンロール・ハイスクール / ラモーンズ

60年代西海岸ロックンロールの快感を70年代の東海岸でパンキッシュに再構築してみせたラモーンズ。彼らが1979年の同名ロックンロール・コメディ映画に提供したごきげんな主題歌がこれ。メンバー本人たちも映画に出演して大暴れしてました。
3. 恋するふたり / ニック・ロウ

パンク/ニュー・ウェイヴが席巻していた1979年に、むしろオールド・ウェイヴなロックンロールの魅力を満載したこだわりのポップ音楽を作り上げ大当たりをとったのがこの人、ニック・ロウ。盟友デイヴ・エドモンズのリード・ギターも大活躍!
4. アップ・ザ・ジャンクション / スクイーズ

独特のひねくれポップ感覚で人気を博した英国ポップ・バンドの初期代表曲だ。中心メンバー、クリス・ディフォード&グレン・ティルブルックのソングライティング・センスが炸裂。不運な恋愛物語をユニークな言語感覚で見事に描き上げる。
5. ダウンタウン / B-52's

ジョージア州アセンズで結成された男女5人編成バンドのデビュー作『警告! THE B-52'S 来襲』より、トニー・ハッチ作のオールディーズ・ヒットのカヴァー。クレイジーさとクールさが絶妙に共存する、まさにニュー・ウェイヴ・ポップの傑作だ。
6. アイル・ビー・ウィズ・ユー・トゥナイト / チープ・トリック

伝説の日本武道館公演で人気が爆発したのを受けてリリースされたアルバム『ドリーム・ポリス』から。豪快かつ痛快なパワー・ポップ的快感と、胸キュンっぽいオールディーズ調のメロディとが見事なバランスで交錯するチープ・トリック・サウンドの極み。
7. オリヴァーズ・アーミー / エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ

大英帝国の栄光を皮肉りながら、行き場のない日々を送るしかな労働者階級の若者たちの心情を、超キャッチーなメロディに乗せて描くコステロらしい屈折ロックンロール。シナロケの記念すべきデビュー・ライヴはこの人のオープニング・アクトだった。
8. フック・オア・クルック / アレックス・チルトン

ボックス・トップスやビッグ・スターの中心メンバーでもあったアレックス・チルトンのソロ作品。真面目なんだか不真面目なんだか、豪快なんだか繊細なんだか、まったくわからないアプローチがこの人ならではの1979年ポップ・フィーリングなのだろう。
9. スローモーション / ブロンディ

パンク/ニュー・ウェイヴ世代のファッション・アイコン、デボラ・ハリーの歌声をフィーチャーしたブロンディの4作目『恋のハートビート』より。ゴージャスなような、チープなような、とらえどころのないデビーの魅力が存分に発揮されたポップ・チューン。
10. ガール・オブ・マイ・ドリームズ / ブラム・チャイコフスキー

『パワー・ポップの仕掛け人』という勇ましい邦題が付けられたデビュー・アルバムからのシングル・カット曲。雑誌のグラビアの女の子に恋した男の、切ないような、悲しいような心の叫び。時代は変われど男の情けなさは変わりなし、みたいな…。
11. ライフ・ビギンズ・アット・ザ・ホップ / XTC

ヴォーカルのシャープな歌い回し、落ち着きのないベース・ライン、奇妙なギター・リフ…。ニュー・ウェイヴ感がこれでもかと炸裂する最高に斬新な5枚目のシングルだ。当時のXTCの音作りが日本の意識的なロック・グループに与えた影響は実に大きい。
12. ザ・カード・チート / ザ・クラッシュ

クラッシュがその多彩な音楽性を一気にぶちまけた強力な2枚組『ロンドン・コーリング』より。演奏を多重録音したり、ホーン・セクションを大胆に導入したり、あの手この手で彼らなりのフィル・スペクター・サウンドに挑んだ1曲だった。

解説:萩原健太

鮎川誠さんをゲストに迎えて(その1)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

Kenta's...Nothing But Pop!

第120回 萩原健太のotonanoラジオ#2

2019/10/15 公開

佐野元春さんをゲストに迎えて(その2)

今週のオンエア曲

佐野元春さんをゲストに迎えて(その2)

1.

佐野元春

永遠の迷宮

2019年10月9日発売『或る秋の日』

佐野元春さんをゲストに迎えて(その2)

2.

佐野元春

いつもの空

2019年10月9日発売『或る秋の日』

佐野元春さんをゲストに迎えて(その2)

3.

佐野元春

或る秋の日(Alternate Mix)

2019年10月9日発売『或る秋の日』

 萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#2

『或る秋の日に聴きたい、語り部=ストーリーテラーたちの歌声』

▶ CLICK TO PLAY Apple Music, Spotify, LINE MUSIC

各社ストリーミング事情によってリスト内容が異なる可能性があります。予めご了承ください。

1. ザ・ウェイフェアラー / ブルース・スプリングスティーン

2019年リリースの最新作から。かつては幸せだったのに今では閉塞感にのみ支配された我が家を逃れ、誰もが寝静まる真夜中にハイウェイを疾走しながら町から町へさまよう男の物語を、ストリングスやホーンを配した広がりある音像で綴る。
2. バーミングハム / ランディ・ニューマン

バーミングハムという町で生まれ、その町で働き、幸せな家庭を築き、貧相な犬を飼い、この町こそ全米のどこより素晴らしいと自慢する主人公。彼は果たしてここ以外の町に行ったことがあるのか…。郷愁に満ちた旋律が印象的な1974年作品。
3. 天国の扉 / ボブ・ディラン

1973年の映画『ビリー・ザ・キッド』のサントラより。かつての悪友ビリー・ザ・キッドを射殺した保安官パット・ギャレットの心情を綴る。“ママ、このバッジを外してくれ/もう何の役にもたたない…”という歌い出しから必殺!
4. マイ・トラヴェリン・スター / ジェイムス・テイラー

2002年作品。家に落ち着きたいのにそうできない者の思いを淡々と歌う。“遺失物取扱所でぼくの名前を見つけてくれ/そこがぼくの居場所だ/みっともない話さ/またひとつ新しいハイウェイ・ソングを作ってしまった”という歌詞が泣ける。
5. ジムに手を出すな / ジム・クロウチ

この“ジム”は歌っている本人のことではなく、腕は一流だが、かなりの悪党としても名を馳せるハスラーの“ジム”。この主人公をめぐるギャングの物語が躍動的なアコースティック・グルーヴに乗って描かれていく。1972年のヒット。
6. ミスター・ボージャングルス / ジェリー・ジェフ・ウォーカー

ジェリー・ジェフが若き日、ちょっとした諍いから入ることになった留置場で出会った老ボードビリアンの身の上話をヒントに書いた曲。年老いた酔いどれダンサーの姿がシンプルで素朴なメロディに乗って描かれる。1968年の作品だ。
7. ディッド・アイ・エヴァー・ラヴ・ユー / レナード・コーエン

今は亡きカナダの重鎮による2014年作品。“俺は君を愛したか? 必要としたか? 君から去ったか? 俺たちは今も寄り添っているか?”と、諦観すら超えた地点から“老い”と真っ向対峙する者にしか表現できない切実な物語を綴る。
8. 恋は空に消えて / キャロル・キング

空へと消えてしまった「彼女」と、彼女を愛しながらもその愛に報いることのなかった「彼」。ふたりの物語を、シンガー・ソングライター界の女神が、まさしくストーリーテラーの視線から淡々と歌いあげた小品。1972年作品。
9. 汽車を待つ無法者のように / ガイ・クラーク

放浪しながら各地で石油採掘を繰り返してきた流れ者の老人と、彼の話に興味深そうに耳を傾ける少年。少年の目には老人の姿が汽車を待つ無法者のイメージと二重写しにされる。アウトロー・カントリーの名曲だ。1975年作品。
10. 時の流れに / ポール・サイモン

完璧なコード進行とメロディに乗って、いつまでたっても世間の常識にとけ込めず、屈折した生き方を繰り返してしまうひとりの男の姿が綴られる1975年作品。シニカルな自虐の物語を描かせたらポール・サイモンの右に出る者はない。
11. ウイチタ・ラインマン / ジミー・ウェッブ

ウイチタの幹線道路を走りながら灼熱で電線に負荷がかかってないか点検する電線保安員の姿を通して、荒涼たる米国に暮らす者の孤独と寂寥を描いた1968年のヒット曲。多くのシンガーが取り上げているが、ここでは作者自身のライヴで。
12. ドランク・オン・ザ・ムーン / トム・ウェイツ

妖しい女が歩き回り、浮浪者が新聞紙の寝床に潜り込み、ネオンがわびしく煌めき、クリーブランド行きのグレイハウンド・バスが闇を切り裂く。そんな夜の街の空気感をまるで短編映画のように描き上げた1974年の名曲。

解説:萩原健太

佐野元春さんをゲストに迎えて(その2)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第119回 萩原健太のotonanoラジオ#1

2019/10/08 公開

佐野元春さんをゲストに迎えて(その1)

今週のオンエア曲

佐野元春さんをゲストに迎えて(その1)

1.

佐野元春

サムデイ

1982年『SOMEDAY』

佐野元春さんをゲストに迎えて(その1)

2.

佐野元春

月夜を往け

2004年『THE SUN』

佐野元春さんをゲストに迎えて(その1)

3.

佐野元春

私の人生

2019年10月9日発売『或る秋の日』

 萩原健太 選曲|otonanoラジオ プレイリスト#1

『或る秋の日に聴きたいウォール・オブ・サウンド』

▶ CLICK TO PLAY Apple Music, Spotify, LINE MUSIC

各社ストリーミング事情によってリスト内容が異なる可能性があります。予めご了承ください。

1. ビー・マイ・ベイビー / ロネッツ

1963年に大ヒットした元祖ウォール・オブ・サウンド。音壁サウンドの生みの親、フィル・スペクターがプロデュースを手がけたティーンエイジ・ポップスの最高傑作だ。今年他界したハル・ブレインのドラムも超名演。
2. 悲しきラグ・ドール / ザ・フォー・シーズンズ

フィル・スペクターのライバル・プロデューサー、ボブ・クルーが彼なりのやり方で音壁に挑んだ1964年作品。途中の“I love you just the way you are”という歌詞がビリー・ジョエルの「素顔のままで」を生んだ。
3. 恋のウー・アイ・ドゥ / リンジー・ディ・ポール

1974年のヒット。セクシーなウィスパリング・ヴォーカルでおなじみの歌姫が、当時恋人だった英国ポップの奇才、ロイ・ウッドからの影響を色濃くたたえながら作り上げたキュートなウォール・オブ・サウンド。
4. ラスト・ダンスは私に / ハリー・ニルソン

1974年のアルバム『プッシー・キャッツ』収録曲。R&Bヴォーカル・グループ、ドリフターズが60年代に放った代表的ヒットを壮大なウォール・オブ・サウンドでカヴァーしている。プロデュースは親友ジョン・レノン。
5. ファニー・ハウ・ラヴ・イズ / クイーン

1974年の『クイーンⅡ』収録のフレディ・マーキュリー作品。歌声を何度も多重録音しながら独自の音壁を構築している。フレディはクイーンとしてデビューする前、ロネッツのカヴァー・シングルを出したこともあった。
6. コンフュージョン / エレクトリック・ライト・オーケストラ

中心メンバー、ジェフ・リンが持ち前のポップス・マニアぶりを存分に発揮した1979年のヒット。フィル・スペクターがロイ・オービソンをプロデュースしたらどうなるか、というコンセプトの下で作られたのであろう名曲だ。
7. 一千一秒物語 / 松田 聖子

アナログLPのA面全曲を大瀧詠一がプロデュースした1981年のアルバム『風立ちぬ』より。大瀧詠一が同年リリースした傑作アルバム『ロング・ヴァケーション』でお披露目したナイアガラ流音壁サウンドの敷衍版という感じ。
8. 夢見るトレイシー / トレイシー・ウルマン

シンガー・ソングライター、カースティ・マッコールによる名曲のカヴァー。ピート・ウォーターマン、ピーター・コリンズら英国の名プロデューサーがポップな音壁サウンドを提供し、1983年に大ヒットを記録した。
9. ドント・アンサー・ミー / アラン・パーソンズ・プロジェクト

ビートルズの『アビイ・ロード』やピンク・フロイドの『狂気』などロックの名盤でエンジニアをつとめたアラン・パーソンズが結成したポップ・ユニットによる1984年のヒット。音作りのプロならではの視点で構築された音壁だ。
10. オールウェイズ・イン・ザ・レイン / ディオン

米東海岸のイタリア系アーティストとして、フランク・シナトラとブルース・スプリングスティーンの間を埋める最重要ロックンローラー、ディオンが1989年にデイヴ・エドモンズをアレンジャーに迎えて作り上げた超名曲。
11. ダンスが終る前に / 渡辺満里奈

佐野元春流のウォール・オブ・サウンドは他シンガーへの提供曲でも楽しめる。1996年の渡辺満里奈のアルバム『Ring-a-Bell』に提供した本曲もそのひとつ。大瀧詠一のプロデュースの下、素敵な師弟共演が楽しめる。
12. ガールズ・イン・ゼア・サマー・クローズ / ブルース・スプリングスティーン

ボブ・ディランのような歌詞をフィル・スペクターのサウンドでロイ・オービソンのように歌いたい…という、なんとも欲張りな名言を残したスプリングスティーンが2007年のアルバム『マジック』で披露した音壁ナンバー。

解説:萩原健太

佐野元春さんをゲストに迎えて(その1)

●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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第119回・ご案内

2019/10/01 公開

2ndシーズン「萩原健太のotonanoラジオ」スタート!

 10月7日(月)深夜24:00の第119回放送回から2ndシーズン「萩原健太のotonanoラジオ」がスタートします。音楽評論家の萩原健太を新しいDJに迎え、ミュージシャンとの濃密な音楽談義や、テーマごとに音楽を徹底的に聴き語りつくす企画など「otonanoラジオ」でしか聴けない、 詳しすぎて楽しすぎる「日本でいちばん大人の音楽放談」を展開していきます。

 記念すべき第1回ゲストは来年デビュー40周年を迎える佐野元春。 10月7日放送=第119回の音楽談義テーマは「ウォール・オブ・サウンド」。 80年代に大瀧詠一の魔法をスタジオで目の当たりにした若き佐野元春と、 同じくナイアガラサウンドの誕生に立ち会った萩原健太が「音の壁」の秘密を掘り下げていきます。 10月14日放送=第120回のテーマは「シンガーソングライター」。 人生の秋を生きる男女の心情を詩情豊かに描いた佐野元春のニューアルバム『或る秋の日』(10月9日発売)を中心に、 音楽とストーリーテリングの魅力に触れていきます。

 今秋スタートの「萩原健太のotonanoラジオ」に乞うご期待ください!


●萩原健太からのコメント
時代の最先端を切り拓く新しい音楽に目を向けることはもちろん楽しいけれど。 それだけじゃもったいない。 長い歳月をくぐり抜けてきたベテランの底力に圧倒されたり、 ふと忘れかけていた往年の名曲の豊かさを再発見することもまた、 とてつもなく楽しいのだから。 そんな大人の音楽の楽しみをいろいろな視点で共有していきましょう!


●萩原健太プロフィール
萩原健太(はぎわら・けんた)。1956年生まれ。 早稲田大学法学部卒。 早川書房に入社後、 フリーに。 TBS系『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年)の審査員として出演。 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』の「空耳アワード」(’93年~)審査員も担当。 また、 音楽評論の傍ら、 音楽プロデュース、 コンサート演出、 作曲等も手がける。 主なプロデュース作品に米米CLUB『Go Funk』『米米CLUB』、 山崎まさよし『HOME』、 憂歌団『知ってるかい!?』、 鈴木雅之『ファンキー・フラッグ』など。 また、 自らもギタリストとして多くのユニット楽曲にも参加している。

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