DJ OSSHY TOKYOの未来に恋してる!

安心・安全・健全なディスコ・カルチャーを伝達することを使命とするDJ OSSHYのインタビュー連載

第14回 【高齢者向けディスコの時代が始まります】
第14回 【高齢者向けディスコの時代が始まります】


社会が認めてくれる、イコール、親が認める、それが自分の原点、原動力になっているのは事実です。ちょっとお恥ずかしい話ではありますが(笑)。




── 今回は、この連載のメインテーマと言ってもいいかもしれませんが、OSSHYさんがいつも考えている“DJの使命”についてお聞きしたいと思います。


OSSHY はい、心得、使命ですね。先日もこのテーマを国立音楽大学で講義してきました。テクニックからスタンス、心得までを後進に伝えていきたいという思いで、色々なところに出かけていき、お話させていただいています。



写真提供:エス・オー・プロモーション



── 一億総DJ時代と言われていますが、人を楽しませる事はもちろんですが、それ以前の使命、本分を理解して欲しいという事ですよね。


OSSHY おっしゃる通りです。格好だけじゃないよと。DJへの入り方は人それぞれなのでいいのですが、その本質をちゃんと持った上で格好をつけて欲しい、DJだと名乗って欲しいという気持ちが強いです。


── 「親子ディスコ」を実現したOSSHYさんですが、最近は「高齢者ディスコ」というものを提唱し、実際に老人施設に出向いてやられていますよね。


OSSHY そうなんです。認知症プロジェクトの一環で、総合福祉施設で、認知症患者の皆さんと一緒にディスコの楽しさをわかちあってきました。元々は福祉に取り組んでいる慶応大学の大学院生の方が、私の番組『ディスコトレイン』を観た時に、このディスコのスタイルをお年寄り、70代~90代の方々と共有したいと思って下さって。ディスコミュージックでみなさん元気で、笑顔になってほしい、そういう健康スタイルを取り入れたいとおっしゃってくださいました。老人ホームや福祉施設に行くと、みんなで民謡、童謡、演歌を歌って、リハビリをしているんです。でもみんながみんなそういう音楽が好きかといえばそうではなく、青春時代はビートルズ聴いていたよ! とか、モータウン好きだったよ! という人も当然います。今回お話を持ってきてくださった方も、『ディスコトレイン』で、70’s、80’sのディスコミュージックで大人が踊っているのを観て、これをリハビリに取り入れられないものかと思ったそうです。


── OSSHYさんは「親子ディスコ」もやって、夏休みのサマースクールでも子供たちの前でもプレイして、今度は高齢の方。これで家族、全世代をカヴァーした事になりますね。


OSSHY これから高齢化社会だし、親御さんを介護しなければいけない人もたくさんいます。その中で、ひとつのエクササイズ、レクリエーションとして、ディスコを広げる事ができれば、ある意味僕の役目でもある、キッズからお年寄りまで楽しませる事ができると思います。老人を楽しませる事ができたら、まさに使命が果たせるというか、なかなかそういう機会がありませんでしたので、今回は嬉しいオファーでした。



写真提供:エス・オー・プロモーション



── まさに絶好のタイミングだったのかもしれないですね。


OSSHY まさに自分達で老人ホームの門を叩いて、提案しに行こうという話をしていたところでしたから。僕の父でもあり、弊社会長の押阪忍が、まさにジャストターゲットという事もあって。父から「年を重ねている人達にも、あなたがやっているディスコミュージックはゆっくり優しく語りかけて、音も抑え気味にしたら、あなたのキャラと合わせてきっと受け入れられるはずだから」というとっても嬉しいアドバイスをしてもらって。


── ディスコDJとか、DJという言葉に、お年寄りになればなるほど先入観がありますよね。


OSSHY そうかもしれません。よくわからないでしょうし、悪いとか不良とかそういうイメージですね(笑)。


── 親しみやすいキャラのOSSHYさんだからきっと受け入れられたんでしょうね。


OSSHY そうかもしれません。最初の自己紹介の時「押阪忍の長男です」って言って(笑)、そこから入っていったのですが、みなさんが「あ~あの司会の押阪さんの……」という感じで、一気に受け入れ態勢になりました。ここは父に感謝です(笑)。



写真提供:エス・オー・プロモーション



── どんな方法で老人ディスコをやられたんですか?


OSSHY 立てる方もいらっしゃるんですが、安全対策で椅子に座った状態で約45分間、ディスコを体験してもらいました。座ったままできるディスコ、という事で選曲を考えに考えて、上半身だけの振り付けがある曲にしようと思って、腕の振り、手振り、拍手がおなじみの曲をピックアップして、繋ぎました。普通のディスコと同じようにノンストップで繋いで、一曲一曲はお約束のキラーチューンです。まず拍手でおなじみの「プライベート・アイズ」(ダリル・ホール&ジョン・オーツ)、それから「ロング・トレイン・ランニン (ギター・ミックス) 」(ドゥービー・ブラザーズ)では手を交互に動かすところは「ロダンの考えるポーズみたいなものを連想して下さい」と言いながら、やっていただきました。ダンスインストラクターがいて、「このお姉さんのマネして下さいね」と声を掛けながら。「恋のハッピー・パラダイス」(チェンジ)は、綱引きのポーズと名付けて、「左と右の綱引きをやってください」と言ったらみなさんがやってくれて、それはもう圧巻でした。終わった後はみなさん汗をかいていました(笑)。



「恋のハッピー・パラダイス」を含むチェンジの『ミラクルズ』(1981年)*「恋のハッピー・パラダイス」は『ディスコ・ラヴァーズ』Disc2にも収録



── 全身で刺激を受けて、いい運動になりますよね。


OSSHY 繰り返しやっていると刺激になるし、いい運動になると思います。施設の方が「ここであんなに汗をかくなんて初めてです」とビックリしていました。いい試みができて、本当に嬉しかったです。社会貢献として続けて行きたいと思いますが、賛同してくれる方がたくさんいると、もっともっと拡がっていくと思います。自治体や例えば補聴器メーカーさん等、民間企業の方にもぜひ協力していただきたいですね。


── しかし、全世代を楽しませることができるディスコって、今日こうやってお話を聞いていても、いいものだなと改めて思いました。遊びでもあり、ストレス発散ができて、体にもよくて。


OSSHY ディスコという存在、見方を変える事ができたと感じています。この活動が広がるかどうかは別としても、風穴を開けたという自負はあります。僕はディスコミュージック馬鹿というか、ディスコ馬鹿というか(笑)、35年間ディスコのフィールドが好きで、好きでどうしようもなく、ただディスコミュージックの素晴らしさを色々な人達に届けたいという事をいつも考えていました。ディスコに偏見を持っている人達にも楽しさや、また、一方でこんなに健全な楽しみ方があるという事を知ってほしいという思いが最近の活動の原点なのです。



DJ OSSHYと父・押阪忍写真提供:エス・オー・プロモーション



 それと最初はディスコDJというものを全く理解してくれなかった父親・押阪忍に認められたいという思いです。社会に認められれば父も認めてくれると思いました。CDもたくさん出させていただきました、まあまあ買っていただけています、と説明しても父からすると、まだ点な動きでしかないというか。厳しい芸能の世界で生きてきた父なので、やっぱり新聞の一面で紹介されたとか、NHKのニュースで取り上げられたとか、そういうトピックスがないとなかなか認めてくれません。それこそ総理大臣主催の春の観桜会に2年連続で呼ばれて、それでようやく認めてくれる訳ですよ。「お前がやっていた事は、間違っていないんだな」と。国立音大に講師として招かれたというのもすごく喜んでくれています。一方で、分かりやすくそういうものしか認めていないという事でもあります。だからやはり極端な言い方をすると、お役所の堅い人達でも話を聞いてくれるようなネタ、そういう実績をたくさん自分で作っていかなければいけないとは思っています。社会が認めてくれる、イコール、親が認める、それが自分の原点、原動力になっているのは事実です。ちょっとお恥ずかしい話ではありますが(笑)。


── ご両親に喜んで欲しい、ひいては多くの人に喜んで欲しいという事ですよね。


OSSHY そうです。東京だけではなく、日本全国の人に喜んでもらいたいですし、DJ OSSHYの名前を覚えて欲しいですね。


インタビュー・文/田中久勝



DJ OSSHY 出演スケジュール
11月10日(金) XEX TOKYO & 大丸東京創業 10th Anniversary
【DISCO XEX Vol.2】@ XEX TOKYO 大丸東京デパート13階
11月11日(土)「RADIO DISCO」InterFM897 15:00-18:00 生放送
11月17日(金) ナバーナマンスリーパーティー@ESPRIT TOKYO
11月18日(土)「RADIO DISCO」InterFM897 15:00-18:00 生放送
11月18日(土) NAOMI’s Birthday PARTY@Neo Masquerade 友情出演
11月22日(水・祝前日) SOUL VS R&B @横浜 luther
11月23日(木・祝) 2017 MAHARAJA 7th Anniversary ゲスト出演
11月24日(金)マハラジャ祇園店 ゲスト出演
11月25日(土)「RADIO DISCO」InterFM897 15:00-18:00 生放送
11月26日(日) サンデーディスコ@nishiazabu alife




イベントは変更になることもございます。 詳しくはDJ OSSHY公式サイト(www.osshy.com) をご参考ください。

プロフィール

DJ OSSHY
DJ OSSHY (公式サイト http://www.osshy.com/)
80′s ディスコ伝道師。 MCとミキシングを両方こなす、DISCO DJのスペシャリスト。

フリーアナウンサーの草分け、司会者の第一人者「押阪忍」の長男。
安心・安全・クリーンなディスコの魅力を全国に伝えている。
2016年、17年 安倍内閣主催「観桜会」招待DJ
民放テレビ初のディスコTV番組「DISCO TRAIN/TOKYO-MX」、業界初、お昼のディスコラジオ番組「RADIO DISCO/Inter-FM897」、「Family Disco/JFN 全国放送」等、ディスコ放送番組DJのパイオニアでもある。
東京スカイツリー、東京タワー、羽田空港、大型客船シンフォニー、小金井ゴルフ倶楽部などで、初となるディスコ・イベントのメインDJを務め、グラミー賞シンガーのジョディ・ワトリー、角松敏生との共演イベントも大きな話題を呼んだ。
世界初AOR MIX CD『TOKYO AOR』、『WE LOVE DISCO』はアマゾンベストセラーチャートで1位を記録。
2017年には9/27発売最新CD『Blue. meets ISLAND CAFE SURF DISCO mixed by DJ OSSHY』をはじめ、『HAPPY DISCO~Tabu Night』(5/24発売)、『SHONAN AOR mixed by DJ OSSHY』(4/26発売)と、DJ OSSHY本人初となる年間3作品のCDをリリース。初の著書『ディスコの力』も好評発売中。
今、日本で一番集客力のある、ディスコ世代に支持されているDJタレント。

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