アーカイヴ配信スペシャル 伊藤銀次のPOP FILE RETURNS

第133回「コンパス / The東南西北」 特集その1~こんな時間の短さなのか30周年!編~ ゲスト:久保田洋司、加納順 (The東南西北)
2015/11/20 配信

◆INFORMATION◆
The東南西北 / コンパス

品番:GTCG-0657
価格:\3,000+税
販売は、
タワーレコード全国約90店舗、「タワーレコードオンライン」
ライブ会場、The東南西北通販ショップ「コンパス ダイレクト」
にて。

デビュー30周年記念アルバム 東へ南へどこまでも行こう 西へ北へ心のコンパスと一緒に
2012年のアルバム『re-flight』は、新曲2曲と9曲のセルフカバーでした。2015年春、25年ぶりのシングル『春夏秋冬(はるなつあきふゆ)』を経て、今いよいよ本格的なアルバムの完成です。尾道の大池、清水、関東の加納、久保田による遠距離録音。入船は映像クリエーターとしての活動に全力を注いでいるため、録音には参加していませんが、The東南西北が5人であることは今も変わりません。

The東南西北プロフィール
1983年 広島県尾道市の高校同級生らによって結成
1985年 11月21日 レコードデビュー
    5枚のオリジナルアルバムと8枚のシングル、1枚のベスト盤を発表
1991年 2月10日 解散
2009年 尾道市内で復活ライブ(メンバーは、久保田、大池、清水)
2012年 5月9日 22年振りのアルバム『re-flight』発表
    『re-flight』のレコーディングから、加納が参加
    目黒ブルースアレイ、神戸チキンジョージなどでライブ
2015年 3月 自主レーベル「コンパス」を設立
    4月 デビュー30周年記念シングル「春夏秋冬(はるなつあきふゆ)」発表
    11月21日 デビュー30周年記念アルバム『コンパス』発表

Facebook The東南西北
Twitter The東南西北 公式アカウント
YouTubeチャンネル The東南西北
久保田洋司ブログ『今日の出来心』
The東南西北 OFFICIAL WEB SITE

<ライブ・インフォメーション>
The東南西北ギター部「The東南西北ギター部 尾道でシャーン!」
【日時】
2015年12月12日(土) 開場18:00 開演19:00
【会場】
尾道オエコモヴァ
広島県尾道市久保1-5-18 Tel 0848-37-3001
【料金】
4,000円(チャージ制)+ドリンク
【出演】
久保田洋司、加納順 飛び入り:清水伸吾、観覧:大池茂文

「The東南西北ギター部 年忘れ サルよ来いでジャーン!」
【日時】
2015年12月28日(月) 開場18:00 開演19:00
【会場】
小岩ジョーニーエンジェル
東京都江戸川区南小岩7-26-21ペガサスステーションプラザB1F Tel 03-3659-8775
【料金】
4,000円(チャージ制)+ドリンク
【出演】
久保田洋司、加納順


◆銀次のオススメ◆
KAORU / ジャスト・マイ・フィーリング +2


品番:MHC7-30037
価格:\2,500+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

金子マリ&バックスバニーのコーラスKAORUのデビューアルバム、遂に初CD化!
金子マリ&バックスバニーのコーラスの経歴をもつ KAORU(うえむらかをる)のデビューアルバム『JUST MY FEELING』が、36年の時を経て遂に初CD化! バック演奏陣に豪華ミュージシャン達が集結したファンキー、ソウルフルそしてブルージーなシティ・ポップスの隠れた名盤!ボーナストラックとして、アルバム未収録シングル「横浜バンドホテル」(1980年)、「JOKER (Single Version)」を収録。最新デジタル・リマスター&高品質Blu-spec CD2仕様。(オリジナル発売日:1979年11月21日)




放送後記 from 能地祐子
 おかわりゲストに久保田洋司さんをお願いします……というメッセージもたくさんいただいておりましたが。なんと、今回は久保田さんがThe東南西北のギタリスト・加納順さんを誘っておふたりで番組に来てくださいました! この回の配信日(11月20日)翌日、11月21日にめでたくデビュー30周年を迎えるThe東南西北。同じく21日には待望のニュー・アルバム『コンパス』をリリース、神戸チキンジョージでのライブもおこなわれます。そんなわけで、今回は《ロック界の花咲かじいさん》こと銀次さん(←私が言ったんじゃないですよ、銀次さんが自分で言ったんです)と共にトンナンの30周年をお祝いしつつ、歴史を振り返りつつ、アルバムの制作秘話などもたっぷりと伺います。The東南西北ギター部リーダーでもある(部員は久保田さん)加納さんは、メンバー中ひとりだけ年下ということでデビュー当時はやんちゃな後輩イメージが印象的だったのですが。すっかり優しく穏やかな素敵なオトナになった今でも、久保田さんと冗談を言い合って笑う表情などには昔の面影がちらり。今回のアルバムのサウンド面でのまとめ役として大活躍、時にセンパイたちのワガママに翻弄されながらも(笑)素晴らしい“21世紀のトンナン・サウンド”を作り上げました。そのあたりのお話もじっくりとお話していただきました。

「30年経って、また同じメンバーで集まって、こうしてレコーディングやライブをやっているバンドがどれだけいるだろうか」と久保田さんもおっしゃっていましたが。本当に、お話を聞いているだけで“バンドっていいなぁ”と羨ましくなってくるほどThe東南西北って素敵なバンドです。解散後の彼らはそれぞれの道を歩み、もう一緒に演奏することはないのかもしれないな……なんて、ファンとしてはちょっと淋しく思ったこともありますが。こうして再び集まり、それぞれの人生で得たものを持ちよって奏でる新曲の音は、ずっと一緒に活動をしていなくてもメンバーそれぞれの“30年”という歳月が溶け合っているんですよね。それぞれの人生が、ひとつのハーモニーを奏でているようです。久保田さんと加納さんは「一緒にやってると、ずっと解散してなかった気がする」「久々に集まっても、文句言う人はおんなじだし(笑)」なぁんてこともおっしゃっていましたが、本当にそんな感じですね。バンドでやることには楽しさも難しさもあって、だけどソロになってみるとバンドじゃないとつまらないことって多いんだよね……という銀次さんの言葉に、久保田さんも加納さんも大きくうなずいておられましたが。銀次さん、バンド界のセンパイとしてもThe東南西北の30周年をとっても嬉しく思っていらっしゃるのではないでしょうか。

 番組では、皆さまからのメッセージをお待ちしております。ご意見、お聞きになってのご感想、こんなゲストを呼んでほしいというリクエストなどなど、何でもけっこうです。よろしくお願いします。みなさまの声が銀次さん、スタッフ一同の励みになります! このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。今週、ぜひゲストに古賀森男さんを!というメッセージをご紹介したところ、古賀さんと親交の深い久保田さんも「僕が銀次さんと知り合ったのも、古賀くんのおかげ」というお話を聞かせてくださいました。友が友を呼び、どんどんつながるPOP FILE RETURNS! 久保田さんと加納さんには、来週もおつきあいいただきます。どうぞお楽しみに。


●次回予告
2015年11月27日更新予定
第134回「コンパス / The東南西北」特集その2
~The東南西北ギター部編~
ゲスト:久保田洋司、加納順(The東南西北)


●1週間限定アンコール配信はこちら
第113回「SYMPHONY #10/杉真理」特集その2
~親子共々お世話になってます編~
ゲスト:杉真理

出演者プロフィール

伊藤銀次
伊藤銀次(いとう ぎんじ)
1972年、バンド"ごまのはえ"でプロ・デビュー。プロデュース依頼が切っ掛けで大瀧詠一と出会い、はっぴいえんどの解散コンサートに"ココナツ・バンク"として出演するが、ほどなく解散。その後一時期、"シュガー・ベイブ"に在籍し、名曲「DownTown」を山下達郎と共作、また大滝詠一、山下達郎と共に『Niagara Triangle Vol.1』に参加。1977年に初のソロ・アルバム『Deadly Drive』をリリース。その後はアレンジャー/プロデューサーとして沢田研二、アンルイスなど数々のアーティストを手掛ける傍ら、佐野元春のバンド"The Heartland"のギタリストとしても活動。
ソロ・アーティストとして『Baby Blue』『Sugar Boy Blues』『GET HAPPY』『LOVE PARADE』等を発表。1990年代以降はプロデューサーとして手掛けたウルフルズが大ヒットを記録。2007年からは、「I STAND ALONE」という弾き語りライヴを各地で開催し好評を得る。また杉真理らとの"マイルドヘヴン"や、L⇔Rの黒沢秀樹との"uncle-jam"など新たなバンド/ユニット活動も開始。
そしてデビュー40周年を迎えた2012年、ベスト・アルバム 『伊藤銀次 GOLDEN☆BEST~40th Anniversary Edition~』をリリース!
オフィシャルブログ:「SUNDAY GINJI」
RIO
RIO(リオ)
1974年 三重県生まれ4人姉妹の末っ子
1983年 小学校3年生の時、お絵描き教室の先生にANDY WARHOLの作品集を見せてもらい衝撃を受ける。
1989年 中学校を卒業し、ようやく念願のアメリカへ単身渡る。
1992年 The Cambridge school of Westonを卒業。
東海岸の芸術大学への奨学金制度をもらうが、寒さのあまりカリフォルニアへ。
西海岸カリフォルニア、サンフランシスコのThe Academy of Art college入学
1994年 大学を修了 / オーストラリアへ
1995年 帰国し大阪で輸入の仕事や営業ウーマンを経験
1998年 アルバイトをしながらバンドを組み、ライブをやっていた時にラジオ関係者に声をかけられラジオの世界へ。
大阪を中心に名古屋のZIP-FM、JFN全国ネットなど、FMラジオのDJやMCとして順調に活動していたが
2014年 大阪を離れ、上京。
現在は画家の活動を中心にラジオの番組も続けている。
ラジオDJやMCなどメディアの仕事ではRIOとして活動。
画家としてはRIO UMEZAWAとして活動。
Rio Umezawa Official Web Site
--アーカイブ配信 パーソナリティ紹介--
土橋一夫(どばし かずお)
テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。
能地祐子(のうじ ゆうこ)
東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。

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