アーカイヴ配信スペシャル 伊藤銀次のPOP FILE RETURNS

第132回「佐橋の仕事」特集その2 ~ボーナストラックに大滝詠一さん編~ ゲスト:佐橋佳幸(おかわり)
2015/11/13 配信

◆INFORMATION◆
佐橋佳幸 / 佐橋佳幸の仕事 (1983-2015) ~Time Passes On~

品番:MHC7-30038
価格:\4,630+税
ご予約はこちら Sony Music Shop

演奏、作編曲、プロデュース、ボーカルにコーラス……佐橋佳幸のお仕事あれこれ、音楽生活32年ぶんをみっちり詰め込んだ前代未聞のコンピレーション!
 佐橋佳幸。その名前は知らなくとも、彼が奏でるギターの音や、プロデューサー/アレンジャーとして紡ぎ上げてきたポップでキャッチーなサウンドを耳にしたことがない人などいないはず。そんな佐橋佳幸が、ギタリストとして、ソングライター、編曲家として、プロデューサーとして、はたまたシンガーとして……様々な立場で関わった名曲をひとつにまとめた画期的なコンピレーションが誕生しました。
 80年代からライブでもレコーディングでも不滅の黄金コンビぶりを発揮してきた渡辺美里。J-POP黄金時代の幕開けを告げる忘れがたいギター・イントロを名曲「ラブストーリーは突然に」に提供した小田和正。90年代、ともにウッドストックへと渡り独自のカントリー・ロック・サウンドを作り上げた佐野元春。ジャンルを超越してすべてのギター好きを泣かせた山弦。そして、本コンピのために自ら新リミックスをほどこしてくれた山下達郎などなど。特大ミリオンセラーもあれば、長らく入手困難だったレア曲も、知られざる名曲もあり。大滝詠一の未CD化音源もボーナス収録!
 サハシ自身のこだわりと思い入れたっぷりの名曲たちを時系列に収録したこの最強アンソロジーは、自身の音楽的個人史であると同時に80年代、90年代、00年以降という3つのディケイドの日本ポップ・シーンを駆け足でタイムトリップするような歴史アーカイヴスでもあります。

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佐橋佳幸の仕事 (1983-2015) ~Time Passes On~ スペシャルサイト


◆銀次のオススメ◆
山本潤子 / みんなで選ぶ 山本潤子 CD-BOX(仮)

※こちらは商品画像ではありません

品番:DQCL-3194
価格:\10,000+税
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山本潤子初のCDボックスが来春発売予定!
 1968年に赤い鳥に参加し、1974年にハイ・ファイ・セットを結成、1994年にソロ・デビューを飾り、音楽活動47年目を迎えた山本潤子。そのキャリアを網羅した初めてのCDボックスが登場。リスナーのみなさまからのリクエストを厳選し、CD5枚に収録。

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放送後記 from 能地祐子
 いよいよ配信当日(13日)発売となりました、『佐橋佳幸の仕事(1983-2015)~Time Passes On~』。ということで、今週も佐橋佳幸さんと一緒にレコ発トークで盛り上がりました! 現在、山下達郎さんのバンドメンバーとして、そして根本要さんとの“本日のおすすめ”ライブもあって全国津々浦々ツアー中、大忙しの佐橋さん。並行して作品集のキャンペーンで、あちこちの地元ラジオ番組などにも出没中とのウワサですが。この番組では、軽音楽部の部室でOBの先輩とわいわい盛り上がっているような超リラックスムードで“素”のサハシくんをお楽しみください♪

 今回の作品集、佐橋さんがプロ・デビューしてから現在までの活動を3枚のアルバムにまとめたものですが。80年代前半から現在までの間に、日本の音楽シーンは激動の時代を迎え、機材や録音方法なども革命的な進歩を遂げました。そのあたりを渦中で体験してきた佐橋さんと銀次センパイの会話は、同じ時代をリスナーとして見てきた者にもひじょうに興味深かったです。銀次さんと佐橋さんはそれぞれ世代は違いますが、お互い、ちょうど時代が変わってゆく瞬間にプロとして活動を始めているんですよね。そのことをあらためて実感させられるようなエピソードの数々、勉強になりました!

 そして、発売前から話題になっていたボーナストラック、大滝詠一さんの未CD化音源「陽気に行こうぜ~恋にしびれて」についてのお話もじっくりと。このようなカタチで大滝さんの作品が発表されるのは初めてのことですが、いろんなご縁がつながって収録がかないました。これは真摯に丁寧に音楽と向かい合ってきた佐橋さんへの大滝さんからのごほうび……なのかなと、個人的にはそう思っています。いちばん若いメンバーとして伝説のナイアガラ・セッションを経験した佐橋さんが語るスタジオの様子は臨場感たっぷりで、若き日の佐橋さんの緊張した面持ちが目に浮かびました(笑)。そういえば、このセッションには村松邦男さん、上原ユカリさん、井上鑑さん……と、この番組にゲスト出演してくださった方々も参加されているんですよね。なんか、やっぱり、この番組は同じ音楽を愛する仲間が集まる“部室”なのかもしれませんね。

 番組では、皆さまからのメッセージをお待ちしております。ご意見、お聞きになってのご感想、こんなゲストを呼んでほしいというリクエストなどなど、何でもけっこうです。よろしくお願いします。みなさまの声が銀次さん、スタッフ一同の励みになります! このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。


●次回予告
2015年11月20日更新予定
第133回「コンパス / THE東南西北」特集その1
~こんな時間の短さなのか30周年!編~
ゲスト:久保田洋司、加納順(THE東南西北)


●1週間限定アンコール配信はこちら
第112回「SYMPHONY #10/杉真理」特集その1
~今年も再現ライブやります編~
ゲスト:杉真理

出演者プロフィール

伊藤銀次
伊藤銀次(いとう ぎんじ)
1972年、バンド"ごまのはえ"でプロ・デビュー。プロデュース依頼が切っ掛けで大瀧詠一と出会い、はっぴいえんどの解散コンサートに"ココナツ・バンク"として出演するが、ほどなく解散。その後一時期、"シュガー・ベイブ"に在籍し、名曲「DownTown」を山下達郎と共作、また大滝詠一、山下達郎と共に『Niagara Triangle Vol.1』に参加。1977年に初のソロ・アルバム『Deadly Drive』をリリース。その後はアレンジャー/プロデューサーとして沢田研二、アンルイスなど数々のアーティストを手掛ける傍ら、佐野元春のバンド"The Heartland"のギタリストとしても活動。
ソロ・アーティストとして『Baby Blue』『Sugar Boy Blues』『GET HAPPY』『LOVE PARADE』等を発表。1990年代以降はプロデューサーとして手掛けたウルフルズが大ヒットを記録。2007年からは、「I STAND ALONE」という弾き語りライヴを各地で開催し好評を得る。また杉真理らとの"マイルドヘヴン"や、L⇔Rの黒沢秀樹との"uncle-jam"など新たなバンド/ユニット活動も開始。
そしてデビュー40周年を迎えた2012年、ベスト・アルバム 『伊藤銀次 GOLDEN☆BEST~40th Anniversary Edition~』をリリース!
オフィシャルブログ:「SUNDAY GINJI」
RIO
RIO(リオ)
1974年 三重県生まれ4人姉妹の末っ子
1983年 小学校3年生の時、お絵描き教室の先生にANDY WARHOLの作品集を見せてもらい衝撃を受ける。
1989年 中学校を卒業し、ようやく念願のアメリカへ単身渡る。
1992年 The Cambridge school of Westonを卒業。
東海岸の芸術大学への奨学金制度をもらうが、寒さのあまりカリフォルニアへ。
西海岸カリフォルニア、サンフランシスコのThe Academy of Art college入学
1994年 大学を修了 / オーストラリアへ
1995年 帰国し大阪で輸入の仕事や営業ウーマンを経験
1998年 アルバイトをしながらバンドを組み、ライブをやっていた時にラジオ関係者に声をかけられラジオの世界へ。
大阪を中心に名古屋のZIP-FM、JFN全国ネットなど、FMラジオのDJやMCとして順調に活動していたが
2014年 大阪を離れ、上京。
現在は画家の活動を中心にラジオの番組も続けている。
ラジオDJやMCなどメディアの仕事ではRIOとして活動。
画家としてはRIO UMEZAWAとして活動。
Rio Umezawa Official Web Site
--アーカイブ配信 パーソナリティ紹介--
土橋一夫(どばし かずお)
テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。
能地祐子(のうじ ゆうこ)
東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。

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