アーカイヴ配信スペシャル 伊藤銀次のPOP FILE RETURNS

第131回「佐橋の仕事」特集その1~そこにもサハシ!ここにもサハシ!編~ ゲスト:佐橋佳幸(おかわり)
2015/11/06 配信

◆INFORMATION◆
佐橋佳幸 / 佐橋佳幸の仕事 (1983-2015) ~Time Passes On~

品番:MHC7-30038
価格:\4,630+税
ご予約はこちら Sony Music Shop

演奏、作編曲、プロデュース、ボーカルにコーラス……佐橋佳幸のお仕事あれこれ、音楽生活32年ぶんをみっちり詰め込んだ前代未聞のコンピレーション!
 佐橋佳幸。その名前は知らなくとも、彼が奏でるギターの音や、プロデューサー/アレンジャーとして紡ぎ上げてきたポップでキャッチーなサウンドを耳にしたことがない人などいないはず。そんな佐橋佳幸が、ギタリストとして、ソングライター、編曲家として、プロデューサーとして、はたまたシンガーとして……様々な立場で関わった名曲をひとつにまとめた画期的なコンピレーションが誕生しました。
 80年代からライブでもレコーディングでも不滅の黄金コンビぶりを発揮してきた渡辺美里。J-POP黄金時代の幕開けを告げる忘れがたいギター・イントロを名曲「ラブストーリーは突然に」に提供した小田和正。90年代、ともにウッドストックへと渡り独自のカントリー・ロック・サウンドを作り上げた佐野元春。ジャンルを超越してすべてのギター好きを泣かせた山弦。そして、本コンピのために自ら新リミックスをほどこしてくれた山下達郎などなど。特大ミリオンセラーもあれば、長らく入手困難だったレア曲も、知られざる名曲もあり。大滝詠一の未CD化音源もボーナス収録!
 サハシ自身のこだわりと思い入れたっぷりの名曲たちを時系列に収録したこの最強アンソロジーは、自身の音楽的個人史であると同時に80年代、90年代、00年以降という3つのディケイドの日本ポップ・シーンを駆け足でタイムトリップするような歴史アーカイヴスでもあります。

【関連リンク】
佐橋佳幸の仕事 (1983-2015) ~Time Passes On~ スペシャルサイト


◆銀次のオススメ◆
木根尚登 / The Beginning Place ~始まりの場所~

品番:DQCL-3210
価格:\2,500+税
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木根尚登ソロ再始動!EPICレーベル期発表のソロ5thアルバムを最新リマスター音源&高品質CD規格で再リリース!
 木根尚登ソロ5thアルバムを最新リマスター音源&Blu-spec CD2(高品質CD)規格で、オリジナル発売から約17年ぶりに再リリース。小室哲哉サポートの前作から一転、これまでぼアルバムよりも自作詞の楽曲の割合が増え、自作以外でも大江千里2曲、売野雅勇1曲といずれも初起用、サウンド面なども併せてソロ作品としてのオリジナリティを追求した、いわば第一期木根尚登の集大成的なアルバム。このアルバムで、ソロ・アーティストとして完全に独自のポジションを築いた。
 今回の再リリースにあたり、アルバム時期に録音・TDされたままとなっていた、シングル「誰かが君を愛してる」のアコースティックヴァージョン(当時の仮題:『You're not alone』)と、2005年リリースのアルバム「Life」収録の『こぶし』(渡辺美里提供曲のセルフカバー)の2曲をボーナストラックとして収録。
【オリジナル発売日:1998年10月31日】

【関連リンク】
木根尚登5タイトル再発&木根ラジ! スペシャルサイト




放送後記 from 能地祐子
 今年のPOP FILE RETURNSの流行語大賞を選ぶなら、やっぱりダントツで《おかわり!》に決定……ですよね(笑)。今年3月に「僕、また来てもいいですか? おかわり希望!」の名言を残して帰っていった、元祖・おかわり男の佐橋佳幸さん。ついに2度目のゲストとして登場してくださいました。

 先週も《銀次のオススメ》でご紹介した、佐橋さんの演奏、作・編曲、プロデュース、そしてソロ作品までを集めて年代順にCD3枚にぎゅっと詰め込んだアンソロジー『佐橋佳幸の仕事(1983-2015)~Time Passes On~』がいよいよ今月13日に発売となります。話題のこのコンピレーションにまつわるお話を、今回はたっぷりお届けします。実はこのアルバム、私も佐橋さんと一緒にいろいろお手伝いをさせていただいているのです。なので、同じくギタリストでソングライターで編曲家でプロデューサーでソロ・アーティストでもある銀次さんから「これまでのいろいろな仕事をこういう形でまとめたのは画期的、素晴らしいね」と佐橋さんがお褒めの言葉をいただくのを隣で聞きながら、自分まで一緒にうれしくなっちゃいました。川本真琴さんの「1/2」について、銀次さんが「この曲、好きだったんだよ。でも佐橋くんがギターを弾いているとは知らなかった」と驚いておられましたが。80年代以降の日本のポップ・シーンをたどってゆくと、あっちこっちに佐橋さんが「ウォーリーを探せ」状態で隠れているのですよね。佐橋さんの音楽家としての自分史でありつつ、ジャンルを超えた日本のポップ・ヒストリーからより抜いたプレイリストでもある『佐橋佳幸の仕事~』。「この曲好きだったなぁ!」と懐かしんだりしながら、ぜひぜひアルバムをチェックしてみてくださいね。

 番組では、皆さまからのメッセージをお待ちしております。ご意見、お聞きになってのご感想、こんなゲストを呼んでほしいというリクエストなどなど、何でもけっこうです。よろしくお願いします。みなさまの声が銀次さん、スタッフ一同の励みになります! このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。

 先日番組内でお知らせした、いまみちともたかさんが直々にご提供くださった《ヒトサライ・ブルセラCD-R》へのたくさんのご応募をありがとうございました!厳正な抽選の上、当選者のみなさまに発送しました。すでに届いた方からの喜びのお便りもいただいております。そしていよいよヒトサライの初アルバム『ディレクターズ・カット』が11月19日に発売となります。こちらも楽しみですね! いまみちさんも、またのおかわり心よりお待ちしております!!


●次回予告
2015年11月13日更新予定
第132回「佐橋の仕事」特集その2
~ボーナストラックに大滝詠一さん編~
ゲスト:佐橋佳幸(おかわり)


●1週間限定アンコール配信はこちら
第111回「Tint/大貫妙子」特集その2
~お客さんは一番の演出家編~
ゲスト:大貫妙子

出演者プロフィール

伊藤銀次
伊藤銀次(いとう ぎんじ)
1972年、バンド"ごまのはえ"でプロ・デビュー。プロデュース依頼が切っ掛けで大瀧詠一と出会い、はっぴいえんどの解散コンサートに"ココナツ・バンク"として出演するが、ほどなく解散。その後一時期、"シュガー・ベイブ"に在籍し、名曲「DownTown」を山下達郎と共作、また大滝詠一、山下達郎と共に『Niagara Triangle Vol.1』に参加。1977年に初のソロ・アルバム『Deadly Drive』をリリース。その後はアレンジャー/プロデューサーとして沢田研二、アンルイスなど数々のアーティストを手掛ける傍ら、佐野元春のバンド"The Heartland"のギタリストとしても活動。
ソロ・アーティストとして『Baby Blue』『Sugar Boy Blues』『GET HAPPY』『LOVE PARADE』等を発表。1990年代以降はプロデューサーとして手掛けたウルフルズが大ヒットを記録。2007年からは、「I STAND ALONE」という弾き語りライヴを各地で開催し好評を得る。また杉真理らとの"マイルドヘヴン"や、L⇔Rの黒沢秀樹との"uncle-jam"など新たなバンド/ユニット活動も開始。
そしてデビュー40周年を迎えた2012年、ベスト・アルバム 『伊藤銀次 GOLDEN☆BEST~40th Anniversary Edition~』をリリース!
オフィシャルブログ:「SUNDAY GINJI」
RIO
RIO(リオ)
1974年 三重県生まれ4人姉妹の末っ子
1983年 小学校3年生の時、お絵描き教室の先生にANDY WARHOLの作品集を見せてもらい衝撃を受ける。
1989年 中学校を卒業し、ようやく念願のアメリカへ単身渡る。
1992年 The Cambridge school of Westonを卒業。
東海岸の芸術大学への奨学金制度をもらうが、寒さのあまりカリフォルニアへ。
西海岸カリフォルニア、サンフランシスコのThe Academy of Art college入学
1994年 大学を修了 / オーストラリアへ
1995年 帰国し大阪で輸入の仕事や営業ウーマンを経験
1998年 アルバイトをしながらバンドを組み、ライブをやっていた時にラジオ関係者に声をかけられラジオの世界へ。
大阪を中心に名古屋のZIP-FM、JFN全国ネットなど、FMラジオのDJやMCとして順調に活動していたが
2014年 大阪を離れ、上京。
現在は画家の活動を中心にラジオの番組も続けている。
ラジオDJやMCなどメディアの仕事ではRIOとして活動。
画家としてはRIO UMEZAWAとして活動。
Rio Umezawa Official Web Site
--アーカイブ配信 パーソナリティ紹介--
土橋一夫(どばし かずお)
テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。
能地祐子(のうじ ゆうこ)
東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。

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