アーカイヴ配信スペシャル 伊藤銀次のPOP FILE RETURNS

第128回「音楽家 井上鑑」特集その2~アレンジは合気道編~ ゲスト:井上鑑
2015/10/16 配信

◆INFORMATION◆
DSD trio / LISTEN

品番:SHCZ-0055
価格:\2,600+税
ご購入はこちら shiosai ZiZO label

井上鑑&山木秀夫&三沢またろうという、“精緻で野蛮なリズムキング”ふたりと”ハーモニーの錬金術師”によるトリオ、DSD trioが始動!ドラム&パーカッションにキーボードという希有な編成がリズムとハーモニーの限りない自由を生み出しました。バルトークからウィーン新古典派ボサノバ、ビートルズを経てはたまたバリ島旅行団まで。さあ、一緒に果てのない音楽旅行に出かけましょう!


ハイ・ファイ・セット / INDIGO

品番:MHC7-30011
価格:\2,400+税
ご購入はこちら Sony Music Shop

原音に忠実に! レコーディングされた音源の特性をそのまま生かした吉田 保リマスタリングシリーズ
実力もさることながら、そのポップなセンスで定評のあるハイ・ファイ・セット。「恋愛狂時代」など全11曲を収録したヒット・アルバム。(オリジナル発売日:1985年2月25日)

【関連リンク】
吉田 保リマスタリングシリーズ スペシャルサイト

井上鑑 / CRITERIA

品番:SRCL-10010
価格:\2,913+税
※現在品切れ中 Sony Music Shop
再発リクエストはこちらまで。 OMF 復刻希望タイトルリクエスト!

ナイアガラの陰のサウンドクリエーター、2006年発表のソロ・アルバム!!
当代きってのマルチサウンドクリエーター井上鑑の5年ぶりソロ・アルバム。井上鑑のキャリアからするとインスト・アルバムをイメージしがちだが、全11曲本人によるボーカル・アルバムです。タイトルの『CRITERIA』とは、物事の価値判断の基準値という意味合い。現代の世相を反映したメッセージ色の濃いエッジのたった意欲作。
3年の長きにわたってレコーディングを重ね、いよいよその全貌が。かつての朋友、スーパーバンド“パラシュート”の面々や吉田兄弟らがゲスト参加。その仕上がり具合は、究極を極め日本最高のサウンドを奏でております。ミックスは、あのチャド・ブレイクを起用。SA-CD(ハイブリットCD)でその質感の素晴らしさをご堪能ください。


◆ライヴ・インフォメーション◆
■井上 鑑 ARRANGE ISLAND SHOW@Yamaha Ginza Studio Vol.7

2015年10月24日(土)
開場15:30 開演16:00 ※予定
会場:ヤマハ銀座スタジオ
料金:3,500円(自由席)
定員:96名
出演:井上鑑、選出2グループ
ゲスト:未定


■DSD trio Live in TOKYO
「録っても良いコンサート」@代々木上原MUSICASA
OFFICIAL RECORDING 音源配信付き公開録音ライブ

2015年11月19日(木)
開場:S席18:30 / R席(録音機材持込み参加者)17:00
開演:19:00
会場:代々木上原ムジカーザ (東京都渋谷区西原3-33-1) ウェブサイト


「飲んでも良いコンサート」@目黒Blues Alley Japan

2015年12月3日(木)
開場:18:00 開演19:30 ※2部構成(入れ替えなし)
会場:目黒 BLUES ALLEY JAPAN (東京都目黒区目黒1-3-14?B1) ウェブサイト

詳細は井上鑑オフィシャルサイトまで


◆銀次のオススメ◆
鈴木賢司 / ELECTRIC GUITAR

品番:DYCL-598
価格:\2,000+税
ご予約はこちら Sony Music Shop

稀代の天才ギタリスト鈴木賢司、弱冠19歳での衝撃のデビュー・アルバム遂に初CD化!
天才GUITAR HERO登場!弱冠19歳での記念すべきデビュー・アルバム(5曲入りミニ・アルバム)を最新リマスター&Blu-spec CD2(高品質CD)規格で遂に初CD化。現在の彼の音楽的ルーツを探ることの出来る一枚だ。(オリジナル発売日:1983年11月21日)


放送後記 from 能地祐子
 先週に引き続き、井上鑑さんをゲストにお迎えしてお届けします。ナイアガラ門下(?)という共通点がありつつ、ゆっくりとお話をしたのは意外にも今回が初めてとのこと。そりゃもう、話は尽きません。先週は松本隆さんの“風街レジェンド”で共演された時のお話に始まって、おおいに盛り上がりましたが。今週は、実は作曲家と編曲家として共演していたというハイ・ファイ・セットのCDを銀次さんが持ってきてくださったり、意外な井上さんのルーツにまつわるお話を伺ったり、ソロ・アルバム制作時の楽しい秘話を聞かせていただいたり、もちろん師匠である大滝詠一さんのお話も……。楽しくて深い、番組だというのに時間が経つのも忘れる濃密トークでした! 大滝さんをよく知るおふたりならではの、ここだけのエピソードの数々は聞き逃せませんよ。大滝さんは本当に負けず嫌いでねぇ……なぁんて話を笑いながら、けれどしみじみと。“大滝さんの影響を受けた人たちはみんな、大滝さんと同じことをしようとはしない。受け継ぐとはマネをすることではない、ということを学んだ人たちばかりなんだ”というお話には深く感じ入りました。生前の大滝さんが、井上さんはお父様が日本クラシック界のレジェンドで、ご自身も音大の作曲科卒業というサラブレッドでありながら、自分はナイアガラ学校の卒業生だといまだに言ってくれるのが嬉しいじゃないか~、とすごく嬉しそうに話してくださったことをよく覚えているのですが。個人的に、そんなお話もできてよかったなと思いました(ご本人には直接は言わないんですよね、照れ屋さんだから)。

 番組では、皆さまからのメッセージをお待ちしております。ご意見、お聞きになってのご感想、こんなゲストを呼んでほしいというリクエストなどなど、何でもけっこうです。よろしくお願いします。みなさまの声が銀次さん、スタッフ一同の励みになります! このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。そうだ、番組へのメッセージだけではなく、今回話題になった、長らく入手困難になっている井上さんのソロ・アルバムや映画『微熱少年』サウンドトラックのオーダーメイド・ファクトリーへのエントリー・リクエストもぜひ!お待ちしておりますよ。

 収録が終わって、帰り際に井上さんが「この番組は、楽器持ってきたりしてもいいんですか?」。も、も、もちろんです! おかわり希望です!


★先般当欄にて告知いたしました「ヒトサライ・ブルセラCDプレゼント」の募集は10/15をもちまして締め切らせていただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。


●次回予告
2015年10月23日更新予定
第129回「美勇士」特集その1
~アン・ルイスのカバーをやりたかった編~
ゲスト:美勇士


●1週間限定アンコール配信はこちら
第108回「大澤誉志幸」特集その1
~荷物の多い渡り鳥編~
ゲスト:大澤誉志幸

出演者プロフィール

伊藤銀次
伊藤銀次(いとう ぎんじ)
1972年、バンド"ごまのはえ"でプロ・デビュー。プロデュース依頼が切っ掛けで大瀧詠一と出会い、はっぴいえんどの解散コンサートに"ココナツ・バンク"として出演するが、ほどなく解散。その後一時期、"シュガー・ベイブ"に在籍し、名曲「DownTown」を山下達郎と共作、また大滝詠一、山下達郎と共に『Niagara Triangle Vol.1』に参加。1977年に初のソロ・アルバム『Deadly Drive』をリリース。その後はアレンジャー/プロデューサーとして沢田研二、アンルイスなど数々のアーティストを手掛ける傍ら、佐野元春のバンド"The Heartland"のギタリストとしても活動。
ソロ・アーティストとして『Baby Blue』『Sugar Boy Blues』『GET HAPPY』『LOVE PARADE』等を発表。1990年代以降はプロデューサーとして手掛けたウルフルズが大ヒットを記録。2007年からは、「I STAND ALONE」という弾き語りライヴを各地で開催し好評を得る。また杉真理らとの"マイルドヘヴン"や、L⇔Rの黒沢秀樹との"uncle-jam"など新たなバンド/ユニット活動も開始。
そしてデビュー40周年を迎えた2012年、ベスト・アルバム 『伊藤銀次 GOLDEN☆BEST~40th Anniversary Edition~』をリリース!
オフィシャルブログ:「SUNDAY GINJI」
RIO
RIO(リオ)
1974年 三重県生まれ4人姉妹の末っ子
1983年 小学校3年生の時、お絵描き教室の先生にANDY WARHOLの作品集を見せてもらい衝撃を受ける。
1989年 中学校を卒業し、ようやく念願のアメリカへ単身渡る。
1992年 The Cambridge school of Westonを卒業。
東海岸の芸術大学への奨学金制度をもらうが、寒さのあまりカリフォルニアへ。
西海岸カリフォルニア、サンフランシスコのThe Academy of Art college入学
1994年 大学を修了 / オーストラリアへ
1995年 帰国し大阪で輸入の仕事や営業ウーマンを経験
1998年 アルバイトをしながらバンドを組み、ライブをやっていた時にラジオ関係者に声をかけられラジオの世界へ。
大阪を中心に名古屋のZIP-FM、JFN全国ネットなど、FMラジオのDJやMCとして順調に活動していたが
2014年 大阪を離れ、上京。
現在は画家の活動を中心にラジオの番組も続けている。
ラジオDJやMCなどメディアの仕事ではRIOとして活動。
画家としてはRIO UMEZAWAとして活動。
Rio Umezawa Official Web Site
--アーカイブ配信 パーソナリティ紹介--
土橋一夫(どばし かずお)
テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。
能地祐子(のうじ ゆうこ)
東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。

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