アーカイヴ配信スペシャル 伊藤銀次のPOP FILE RETURNS

第116回「BUZZ」特集その1~BUZZ来てます!編~
ゲスト:BUZZ(小出博志、東郷昌和)
2015/07/24 配信

放送後記 from 能地祐子  今週と来週はBUZZの小出博志さんと東郷昌和さんをゲストにお迎えしてのトーク&ライブをお届けします。東郷さんには昨年、銀次さんのプロデュースでソロ・アルバム『A wonderful life』をリリースされた時にゲストにお越しいただきましたし。今年になってからも《銀次のオススメ》コーナーで、“オーダーメイドファクトリー”で復刻された小出さんの“佐伯博志”名義でのソロ・アルバム『茉莉花(ジャスミン)+1』(オリジナル1986年)や、BUZZが80年代の活動休止前に発表した『BUZZ AGAIN+1』(オリジナル1981年)をご紹介しましたし。番組内のトークでも銀次さんからBUZZのおふたりの話題が出てきたり、リスナーの方からもゲストに呼んでくださいというリクエストをいただいていたり……と、『POP FILE RETURNS』的には今年、いちばん熱いデュオといえばBUZZのおふたり!という感じでしたので、まさに、まさに、満を持して、おふたり揃ってのご登場でございます。

 そして、今回は銀次さんと3人でのライブ・セッションが実現。やはりBUZZといえばこの曲、代表作ですよね。1972年、デビュー曲にして大ヒットを記録した「ケンとメリー~愛と風のように~」。日産スカイラインのCMソング、ご記憶の方も多いことでしょう。この曲が映画のような美しい映像と溶け合った、今で言うプロモーション・ビデオのような雰囲気のコマーシャル。MTV時代より遙か以前のお話ですが、BUZZのハーモニーを聴くと今でもCMの映像がいっしょに浮かんでくるという方も多いです。もしかしたらBUZZはMTV時代を先取りしていたのかもしれません。

 番組内でもお知らせしていますが、今年8月22日に長野県・飯田“Space Tama”でBUZZのライヴがあります。実は、このステージを最後にデュオとしてはしばし活動休止とのこと。残念ではありますが、もし、ナマでおふたりの歌声が聴きたい!という方は、この10年間の活動の集大成ともいえるファイナル・ライヴをお見逃しなく。また、9月11日には銀次さんもご出演される東郷さんのソロ・ライヴが原宿“ラ・ドンナ”で予定されています。詳しくは《BUZZ公認HP~refrain~》をチェックしてみてください!

 番組では、皆さまからのメッセージをお待ちしております。ご意見、お聞きになってのご感想、こんなゲストを呼んでほしいというリクエストなどなど、何でもけっこうです。よろしくお願いします。みなさまの声が銀次さん、スタッフ一同の励みになります! このページのメッセージフォームからお送りいただけると幸いです。


●次回予告
2015年7月31日更新予定
第117回「BUZZ」特集その2
~復活を期待してます編~
ゲスト:BUZZ(小出博志、東郷昌和)

出演者プロフィール

伊藤銀次
伊藤銀次(いとう ぎんじ)
1972年、バンド"ごまのはえ"でプロ・デビュー。プロデュース依頼が切っ掛けで大瀧詠一と出会い、はっぴいえんどの解散コンサートに"ココナツ・バンク"として出演するが、ほどなく解散。その後一時期、"シュガー・ベイブ"に在籍し、名曲「DownTown」を山下達郎と共作、また大滝詠一、山下達郎と共に『Niagara Triangle Vol.1』に参加。1977年に初のソロ・アルバム『Deadly Drive』をリリース。その後はアレンジャー/プロデューサーとして沢田研二、アンルイスなど数々のアーティストを手掛ける傍ら、佐野元春のバンド"The Heartland"のギタリストとしても活動。
ソロ・アーティストとして『Baby Blue』『Sugar Boy Blues』『GET HAPPY』『LOVE PARADE』等を発表。1990年代以降はプロデューサーとして手掛けたウルフルズが大ヒットを記録。2007年からは、「I STAND ALONE」という弾き語りライヴを各地で開催し好評を得る。また杉真理らとの"マイルドヘヴン"や、L⇔Rの黒沢秀樹との"uncle-jam"など新たなバンド/ユニット活動も開始。
そしてデビュー40周年を迎えた2012年、ベスト・アルバム 『伊藤銀次 GOLDEN☆BEST~40th Anniversary Edition~』をリリース!
オフィシャルブログ:「SUNDAY GINJI」
RIO
RIO(リオ)
1974年 三重県生まれ4人姉妹の末っ子
1983年 小学校3年生の時、お絵描き教室の先生にANDY WARHOLの作品集を見せてもらい衝撃を受ける。
1989年 中学校を卒業し、ようやく念願のアメリカへ単身渡る。
1992年 The Cambridge school of Westonを卒業。
東海岸の芸術大学への奨学金制度をもらうが、寒さのあまりカリフォルニアへ。
西海岸カリフォルニア、サンフランシスコのThe Academy of Art college入学
1994年 大学を修了 / オーストラリアへ
1995年 帰国し大阪で輸入の仕事や営業ウーマンを経験
1998年 アルバイトをしながらバンドを組み、ライブをやっていた時にラジオ関係者に声をかけられラジオの世界へ。
大阪を中心に名古屋のZIP-FM、JFN全国ネットなど、FMラジオのDJやMCとして順調に活動していたが
2014年 大阪を離れ、上京。
現在は画家の活動を中心にラジオの番組も続けている。
ラジオDJやMCなどメディアの仕事ではRIOとして活動。
画家としてはRIO UMEZAWAとして活動。
Rio Umezawa Official Web Site
--アーカイブ配信 パーソナリティ紹介--
土橋一夫(どばし かずお)
テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。
能地祐子(のうじ ゆうこ)
東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。

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