アーカイヴ配信スペシャル 伊藤銀次のPOP FILE RETURNS

第95回「バービーボーイズ」特集その2~ギターの音でブレてやる!編~
ゲスト:いまみちともたか
2015/02/27 配信

放送後記 from 能地祐子  前回のパート1も、すでに大反響をいただいておりますが。今回のパート2では、さらにディープに盛り上がります。いまみちさんは昨年、シンガー・ソングライターの椎名純平さんらと新バンド《ヒトサライ》を結成。いまみちさんは昨年、ご自身のバースデイにバンド結成を宣言。55歳で新しくバンドを組むというのは、確かになかなか珍しいことではあります。が、みなさまご存じのように、当番組には、還暦にして新バンドを組んだセンパイがいるわけです(笑)。それはもう、話が弾まないはずがありません。「若い時の衝動でバンド組んで、痛い目に遭って、歳を取るとソロになっていくという人も多いんだけどね」と、銀次さん。それでもやっぱりバンドが好きなんだと意気投合するお二人のトーク、もう、スタジオ内のスタッフも全員が至福のひとときでした。銀次さんも、収録後、今回はいまみちさんにものすごく刺激をもらったよと嬉しそうでした。

 《ヒトサライ》(いささか物騒なバンド名の由来、番組内で伺ったらナルホド!でした)は、まだデビューの予定なども決まっていないそうなのですが。今回、番組では初オリジナル・デモ音源をお聴ききいただけます。なんと、この番組で初オンエアなのだそうです!ありがとうございます。お話は尽きることなく、次はぜひギターでセッションも……なんて提案も飛び出しました。そういえば、今回、いまみちさんとお話している時の銀次さんはやっぱり、ものすごく“ギタリストの顔”になるんだなぁと思いました。ギタリスト同士の会話って、言葉以上に何かバイブレーションみたいなものを交わしているような気がします。うらやましい。番組では、ギタリストをゲストに迎えての対談シリーズも実現したいです。

 なお《ヒトサライ》、東京では今月17日に初ワンマンを終えたばかりなのですが。3月21日には大阪・西天満のGANZ toi,toi,toiでもワンマン「春分の日にヒトサライ」が開催予定です。詳しくは、いまみちさんの公式サイトhttp://homepage3.nifty.com/chordstroke/にて。

 《銀次のオススメ》は、ますます熱い“オーダーメイドファクトリー”の話題です。以前ゲストにも来てくださった榊いずみ(橘いずみ)さんのビデオクリップ集『Izumi Clips』が、ついに規定予約数に達して商品化が決定! ということで、お祝いのご報告でございます。いまみちさんもいずみさんの歌声を大絶賛されていて、最近共演した時の「リハーサルでの歌を聴いて、ボニー・レイットか!?と思った」というエピソードを聞かせてくださいました。

 これまで以上に充実した番組をめざしてスタートした新シーズン。今年から番組を聴き始めてくださったという方からのメッセージもいただき、今後もより多くの音楽ファンのみなさまに楽しんでいただける企画を考えてゆきたいと思っています。そうだ、時には銀次さんを刺激するサプライズ企画なんかもやりたいですね。みなさまからの番組へのご感想、ご意見、アイディア、リクエスト……など、お待ちしております。ひとこと感想でも結構です、よろしくお願いいたします。ページ内のメールフォームからお送りください。

 次回は、ついに初ソロ・アルバムを発表するラッツ&スターの佐藤善雄さんをゲストにお迎えします。このソロ・アルバムには、銀次さんも深~く関係しているのです。じっくりお話を伺いたいと思います。そして、ラッツ&スターと銀次さんといえば、やはりナイアガラのお話なども飛び出すかな!? どうぞお楽しみに。

出演者プロフィール

伊藤銀次
伊藤銀次(いとう ぎんじ)
1972年、バンド"ごまのはえ"でプロ・デビュー。プロデュース依頼が切っ掛けで大瀧詠一と出会い、はっぴいえんどの解散コンサートに"ココナツ・バンク"として出演するが、ほどなく解散。その後一時期、"シュガー・ベイブ"に在籍し、名曲「DownTown」を山下達郎と共作、また大滝詠一、山下達郎と共に『Niagara Triangle Vol.1』に参加。1977年に初のソロ・アルバム『Deadly Drive』をリリース。その後はアレンジャー/プロデューサーとして沢田研二、アンルイスなど数々のアーティストを手掛ける傍ら、佐野元春のバンド"The Heartland"のギタリストとしても活動。
ソロ・アーティストとして『Baby Blue』『Sugar Boy Blues』『GET HAPPY』『LOVE PARADE』等を発表。1990年代以降はプロデューサーとして手掛けたウルフルズが大ヒットを記録。2007年からは、「I STAND ALONE」という弾き語りライヴを各地で開催し好評を得る。また杉真理らとの"マイルドヘヴン"や、L⇔Rの黒沢秀樹との"uncle-jam"など新たなバンド/ユニット活動も開始。
そしてデビュー40周年を迎えた2012年、ベスト・アルバム 『伊藤銀次 GOLDEN☆BEST~40th Anniversary Edition~』をリリース!
オフィシャルブログ:「SUNDAY GINJI」
RIO
RIO(リオ)
1974年 三重県生まれ4人姉妹の末っ子
1983年 小学校3年生の時、お絵描き教室の先生にANDY WARHOLの作品集を見せてもらい衝撃を受ける。
1989年 中学校を卒業し、ようやく念願のアメリカへ単身渡る。
1992年 The Cambridge school of Westonを卒業。
東海岸の芸術大学への奨学金制度をもらうが、寒さのあまりカリフォルニアへ。
西海岸カリフォルニア、サンフランシスコのThe Academy of Art college入学
1994年 大学を修了 / オーストラリアへ
1995年 帰国し大阪で輸入の仕事や営業ウーマンを経験
1998年 アルバイトをしながらバンドを組み、ライブをやっていた時にラジオ関係者に声をかけられラジオの世界へ。
大阪を中心に名古屋のZIP-FM、JFN全国ネットなど、FMラジオのDJやMCとして順調に活動していたが
2014年 大阪を離れ、上京。
現在は画家の活動を中心にラジオの番組も続けている。
ラジオDJやMCなどメディアの仕事ではRIOとして活動。
画家としてはRIO UMEZAWAとして活動。
Rio Umezawa Official Web Site
--アーカイブ配信 パーソナリティ紹介--
土橋一夫(どばし かずお)
テイチク等を経て(有)シャイグランス代表となり『Groovin'』を創刊、また"Surf's Up Design"を設立しアート・ディレクターとしてジャケットや書籍等を多数手掛ける。ディレクターとしては杉真理、村田和人、玉城ちはる等の新作、細野晴臣、伊藤銀次、杉真理、須藤薫、村田和人、フィル・スペクター関連やA&M等の再発を担当。著書に『ジャケガイノススメ』、編・監修書に『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』等がある。K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のパーソナリティ/構成を担当中。FLY HIGH RECORDS主宰。
能地祐子(のうじ ゆうこ)
東京生まれ。大学時代から音楽ライターの仕事を始め、現在に至る。音楽誌を中心に、ロックからJ-POP、アイドル歌謡までジャンル問わず評論、紹介記事を執筆中。音楽以外の趣味は、野球観戦。

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